2010年03月18日

のだめカンタービレ、お菓子の世界3

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おひさしぶりです、の「のだめカンタービレ」ネタ日記です。元旦は1000円デーだったため「劇場版のだめカンタービレファイナル前編」を観にいったわたくしめでありますが、マルレオケのチャイコフスキー「1812年」演奏シーンで(かなり多くの方々も同じように書いておられるようですが)感動して泣いてしまいました。ずいぶん日記が遅くなってしまいましたが、もうじき後編も公開です。かなり完成度の高い前編でした。非常にオススメです。本当に、本当にあの演奏シーンは必見ですよ。

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タイアップのミスド。
旦那と大量買い。


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のだめカンタービレに出てくるお菓子「いも恋」です。
これは、わざわざ埼玉の三芳SAまで行って撮影しました。
「いも恋」自体も、さつまいもがそのまま入っており甘すぎず、
とにかく「とおりもん」もコレもめちゃくちゃ好み。
二ノ宮さんて、食べ物に関してのセンスはとてもいいと思うのですよ、いつも。

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以前もこのカテゴリーで紹介したとは思いますが、博多とおりもん。
これも、定番ではありますが美味しい。
劇場版後編、非常に楽しみです。

posted by さくらこ at 22:39| 東京 ☀| Comment(3) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

ブフ・ブルギィニョン


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そんなわけで数年ぶりに「呪文料理」カテゴリーです。
のだめカンタービレファイナル映画開幕記念ということで、
タッパーに詰めて冷凍していた「ブフブルギィニョン」をば。
でもこれ、一般には「ブッフ・ド・ブルギニョン」とか「ブフ・ブルギニョン」なので
原作の「ブルギィニョン」って変わった発音はあまり見かけませんですよ。

牛肉、たまねぎ、にんじん、マッシュルーム、セロリ、トマトジュース
赤ワイン、塩こしょう、ブーケガルニ、オリーブオイル、小麦粉 各好みで。
野菜は、カレー具材っぽいものならOKなのでそれも好みで。


他のかたの作り方は存じ上げませんが、とりあえず肉と野菜を赤ワインに漬け込みます。
鍋にオリーブオイルをしき、一晩漬け込んだ肉に小麦粉をつけ、両面焼きます。
肉の表面全体によく火が通ったら野菜を硬いものから入れ、
形を崩さないようにゆっくり火を入れます。(野菜はさほど焼かなくてOK)

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漬け込んだ残り汁の赤ワインを入れ、アクを少しずつ取り除きます。
赤ワインとトマトジュースと水を、具材が浸かる程度に入れ(両方、入れすぎに注意)
ブーケガルニを投入、ゆっくり煮込んでいきます。

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●赤ワインやトマトジュースを入れすぎて煮込むとすっぱくなるので注意。
通常、ホールトマトを使いますが、赤ワインだけで煮込むと酸味が強いため
トマトジュースも入れています。入れすぎないように水で調整してください。
●水を大目にいれても酸味がつよく味が薄くなることもあるので
酸味が強くなりすぎた場合はよくよく炒めたたまねぎのみじん切りを投入すると
酸味が薄くなります。また、ウスターソース投入も味の薄っぺらさに対応できます。
●長時間煮込むにはいいお肉はむいていないので(硬くなる)スジ肉を使っています。
スジ肉を使う場合は長時間煮込んでください。
●ブフは牛肉、ブルギニヨンはブルゴーニュ産(の赤ワイン)の意味ですが、
赤ワインの産地にさほどこだわる必要はないと思います。
ブルギニヨンじゃなくなりますが。まあ、わかんないし。


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「ブフ・ブルギニヨン」で検索するといろいろ出てきますので
いろんなサイトも参照にしてみてください。わりと作り方に差があるので。


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恵比寿の改札を出てすぐにある花屋は同じ種類の花を、
色をたくさん揃えて置く傾向があります。
7色のコスモスだった時期もありましたが、昨日はこれ。

さて、今回もニュースから。


■警察「事情聴取に来い」→押尾「九州にいるので無理」→警察「GPSで居場所バレてるぞ」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/12/08/02.html
朝から死ぬほど笑ったニュース。子供か。

posted by さくらこ at 16:54| 東京 ☀| Comment(2) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

エスカルゴのバター焼き

ドラマ「のだめカンタービレ」最終回、よかったですね。
いや、ほんと。
ベト7をフルで演奏のシーン、すんごい感動でした。
ただのドラマとして見ても、漫画好きにとっても、
今回のドラマは相当クォリティが高かったんじゃないでしょか。
大川市のシーン、五郎丸家具、ベトベンなどの看板の再現などなど、
見ていてあまりにも芸が細かすぎて笑みが出てしまう箇所も多く、
どちらから入っても楽しめるドラマに仕上がっておりました。
2が放映されるとのウワサですが、ほんと、心から、是非!
スタッフ、キャストの皆様方、お疲れ様でございました。

余談ですが、
アニメのほうののだめ、OPは幾原監督が演出するくさいですね。
本人のブログを読むかぎり。このひとが出てくるとは思わなかったですわ。
期待大。


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昨日とは一転、すごくいい天気だったので、
職場の方とランチにでかけました。

今回は自作じゃないんですが、エスカルゴのバター焼き。
イタリアンのお店に行ったらありましたので注文。
フランス編の最初のほうに出てた料理だなあなんて思いながら食べました。
エスカルゴ、そんなに好きじゃなかったんですが、
ここのお店のはとてもおいしかったです。
原作のほうで、新しく、呪文じゃないけど鶏の丸焼きなんて料理が出ていたけど、
旅先なので最近は呪文料理を作ることができずにいます。
帰ったら、鶏の丸焼きにも挑戦してみたいなあと。
シャポンとはまた別なのかな。

こちらのサイトさまとか、こちらのサイトさまに、
この呪文料理カテゴリを紹介していただきまして、
このカテゴリへのアクセスもずいぶんと増えました。
作り方を見て作ってくださった方もおられ、とても嬉しい限りです。
来年もまた、よろしくお願い申し上げます。
それでは、よいお年を。
posted by さくらこ at 13:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

ガリ寿司

「ほら。ガリ寿司。」

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回転寿司屋でネタをどけてガリをのせ、撮影していたら、
店員さんにも隣のお客さんにも、
ものすごい不審そうな目で見られました。

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ターニャの手料理再現。
けっこう美味い。
しょうゆをちー、バージョンなのでのだめの食ったほうね。

シーチキンの缶詰を買ってきて皿にあける。
たまねぎを薄く薄くスライスしてふりかける。
マヨネーズをかけ、最後にしょうゆをちーする。
できあがり。


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それにしても、ファミマは力を入れとるね。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

パスタ・イン・クレーマー・ディ・グランキ・エ・ガンベーリ

呪文料理カテゴリのみの読者様、こんばんわ。
えらいアクセスが増えたなぁなんて思っていたら、
某所で呪文料理カテゴリを紹介していただいたようです。
恐縮であります。

さて、久々の新作呪文料理です。
今回は、ドラマで出てきた、
「パスタ・イン・クレーマー・ディ・グランキ・エ・ガンベーリ」
(蟹と海老のクリームスープパスタ)
Pasta in crema di granchi e gamberi
でございます。
これはファミマと提携して5日からコンビニで発売もされるそうで。

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出てたのでひっそりと購入してみました。
麺はアレですが、ソースは値段相応にはイケてます。おいしいです。
あたためるとスープ状になるのね。何度も書いてアレだけど麺は・・・
で、同時発売に、クラブハウスサンドや裏軒マーボなんかもあるけど、
まあ・・そっちは呪文料理じゃないんで省きました。
上の商品は400円しないくらいの値段。量を考えるとやや高いかな。
(12/07追加記事)



ガンベーリはエビ、グランキはカニ、
クレーマーは生クリームを使った料理の意、
で、ファミマのサイトを見ると、
「ロブスターを直火でじっくりソテーし、香味野菜とともにじっくりと
煮込んだ、こだわりのスープベース(アメリケーヌソース)、
北海道産生クリームを使用したクリームスープです。」
との説明。というわけで自己流でアメリケーヌソースを作ってみるか、と。

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アメリケーヌソースとは、フランス料理でカニや有頭エビのダシから作るソース。通常はオマール海老なんかを使うんですが、そんな金はどこにもないので、大きめの有頭エビ、カニの殻などで作ってみました。
フライパンでよくエビやカニを炒め、ブランデーを加えて鍋に入れ、クレソン、ケッパー、パセリ、セロリ、コリアンダー、バジルなどの香味野菜を加え、魚でとったダシを加えて煮込みます。じっくりと煮込んだら、きめの細かいザルかこし袋に鍋の中身を入れ、スープをこします。
こしたスープをまた鍋に入れ、エビ、カニの剥き身、生クリームを加えてさらに煮込むとアメリケーヌソースのできあがり。ゆでたパスタにソースを加えると、ドラマででてきたパスタの完成。材料の量とかは・・・いつもみたいに適当に。

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ドラマ、思った以上の出来みたいですね。
ラフマニノフのピアコン2番の回を、先日ようやく録画で見ることができたのですが、あまりに感動して曲が終わったあとしばらく放心してしまいました。ここまで忠実に原作を再現されれば、ドラマ化でいい目を見たことのない原作者も感動するんじゃないかな。あと数回で終わりらしいのが残念。このままフランス編もやってくれないかな。

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いつのまにか都内は初冬。
銀杏の黄色が鮮やか。
吉祥寺の街並みも、しばらく見ないうちにわずかに変わっていた。

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ハモニカ横丁の「スパ吉」のミートソースパスタ。
まあまあかな。
生麺は極上なんだけどな。
生麺を購入して帰りました。
上の呪文料理パスタを作るときに使用しました。
さすがにここの生麺はおいしい。

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晴れた金曜日の正午、「武蔵野珈琲店」はほかに誰もお客さんもおらず、しんと静まり返った店内で友人と話しをする。いつも混み合っているのでわずかに嬉しい。しばらくするとお店に雑誌取材の方が来られていた。いつも注文をするブレンドではなく、今日はホットココア。「武蔵野珈琲店」は珈琲がとても旨い店だが、もともとは名曲喫茶である。今日のBGMはモーツァルトだった。モーツァルトがかかったあたりで、友人がドラマのだめの話を切り出した。見ているらしい。レベル高すぎるよね、なんてことを言い合いながらココアのおかわりをした。
女性店員さんがいるときは、マングースぬいぐるみをキーホルダーにつけていると、ひっそりと「のだめ」のクラシックCDをかけてくださったりもする、とてもやさしいお店。
posted by さくらこ at 21:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

のだめカンタービレ、お菓子の世界2

久々の呪文料理カテゴリ更新・・・
ドラマは第2回目までやっとりましたが、思った以上にクォリティが高くて喜ばしいことでありますね。おじさんが笑ったのは、タライが頭にガン、のところと、裏軒のおっさんまでのろいの手紙を書いてたところ。すごいね。あのあたり。よくわかってるね。
それと、ドラマ開始してから、以前にも増して大勢の方が「ミレリーゲ・アラ・(以下略)」検索で辿りつかれることにも驚かされました。あれ、ドラマでちゃんと聞こえましたかね。ミレリーゲ以下略は、正直、なにを言っているのかわからなかったです。第2回目の「くねくねすんな」もそうだったんですが、千秋役の方、たまに活舌が悪いのかなんなのか、原作を知っているからかろうじて記憶で補完できるだけで、実際なにも知らずに見てると、なにを言ってるのかわからない場面が多々あったので。まあ、よく聞こえたなあ、と。
ということでおいでませ。


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セブンイレブンで秋の期間限定発売されていたクイニーアマンは、非常においしかったですね。私は毎日食べておりました。いまも、探せばまだ発売しているセブンはあるみたいです。
で、これは以前紹介したセブンのクイニーアマンではなく、神戸屋という全国展開のパン屋さんのほうのクイニーアマン。ただ、味のほうは、甘さがあまりに足らないので私はセブンのほうがすきでした。甘いのがあまり好きではないけどクイニーアマンを食べてみたい、という方は、神戸屋のほうのクイニーアマンがおすすめかもしれません。セブンのほうは相当な甘さです。
また、クイニーアマンを作りたい方は、こちらのようなサイトさんもありますよ。
無断リンクですので、問題があるようでしたらお知らせくださいませ。

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追加。
浜松のパン屋さんで売られていたクイニーアマン。
硬くてゴリゴリで甘くなくておいしくなかった。
セブンイレブンのクイニーアマンはやっぱ秀逸。

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セブンイレブンはクイニーアマンの売れ行きがいいせいか、
12月現在、販売を期間限定から通常売りに切り替えたみたいで。
嬉しいです。


新刊、16巻ででてきた「いも恋」は、埼玉県は川越の銘菓です。
三芳サービスエリアで売られ、いまではお取り寄せお菓子の上位にランキングされるほどに有名になりましたが、ネット通販などで見ていると、即完売、などというところもあるようで。正規に購入するほうがいいかもしれません。
地方の方で、ほしい方はこちらでお取り寄せできるみたいです。
有名になりすぎて「いも恋キティ」なんてものも出てますが、これも三芳サービスエリアで買えるそうで。
posted by さくらこ at 05:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

地鶏のカプリ風、ふたたび。

以前、何度か作った「地鶏のカプリ風」ですが、長野旅行中も、何度か作りました。作り方は以前のページ(上のリンク先)を参照していただくとして。前回のアレンジ地鶏のカプリ風はマッシュルームとジェノベーゼを使ったものでしたが、今回はほとんどオリジナルに近いものを。何度作っても、評判いいです。これ。

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トマトはじっくりゆっくり炒めないと、汁が多くなって、なんだか不恰好になりました。初回は成功だったんですけどね・・・で、今回、場所が場所で、材料がなかったのでバジルはなし。梅酒と一緒に食しました。

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下北沢で、ミレリーゲ、タリアテッレなどがやすく売られており、買占め。タリアテッレを使った、タリアテッレ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリなんかもいいなあと思いまして。ブロッコリーをアスパラガスに代えて作ってみようかなとも思っております。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月31日

のだめカンタービレ、お菓子の世界

呪文料理カテゴリーのみご覧の方々、お久しぶりでございます。
今回は、のだめカンタービレに出てくるお菓子に触れたいと思います。


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クイニーアマン。
フランス編で出てきたお菓子で、8月下旬から、全国のセブンイレブンのパンコーナーで売られ始めました。一般のパン屋さんでも売っていたところはあったようですが、これでさらに簡単に手に入るように。クイニーアマンは、クイニアマンとも呼ばれ、一昔前、日本でブームになったフランス菓子です。漫画では非常に甘いように形容されていますが、少なくともセブンイレブンのクイニーアマンはそこまで甘くはありません。砂糖のカリカリの部分が非常に美味です。


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博多通りもん。
博多の新銘菓のひとつであります。モンド・セレクションという、世界中のお菓子の集まるコンテストで見事6年連続の金賞受賞。やわらかく、クリィミーでとろけるような白餡が特徴。かなりの甘みなので、食べる人間を選ぶと思います。どこのお店でもこの商品に力を入れており、売り上げはどこもナンバーワンの様子。この画像は、博多のみやげ物屋さんで撮影しました。
余談ですが、博多駅前には例のタクシーターミナル、路線案内図がちゃんとあります。大川は非常にちいさい市で、川をはさんで佐賀県と隣接。博多駅からタクシーだとえらい金額になる距離です。

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http://www.youtube.com/watch?v=_Q9cPRr3E_k

のだめドラマの予告編が出とりましたね。
配役にどうこう言うつもりはないですが、
私はすごい声フェチなので、千秋のほうはぜんぜんOKでした。
最初、そっくりやん、と思ったのだめ役の子の声が、
かなり気になるかな、とか。いや、ぐだぐだ言える立場ではありませんが。
いいドラマになるとよいでありますね。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

チーズときのこのリゾット

久々の更新であります。現在長野県山中を彷徨っております。酔っ払ってシャドーボクシングをして通行人に迷惑をかけた挙句に激突して右ひざを骨折した馬鹿ですが、ようやく半分くらい治癒したかなといった感じで。
しかし長野山中の気温の低さといったら。雨の日は肌寒いほどです。さて久々の更新、場所は長野、ということで馬刺しネタ!という流れにしたかったのですが、今回は白馬あたりには行っていないので、白馬に行くときには必ず訪れる居酒屋「稗」にはまだ行っておりません。なので自炊生活のなかで作った、久々の呪文料理。えーと、たぶん「のだめカンタービレ」5巻あたりに出てきた、チーズときのこのリゾットをば。

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フライパンにバターを入れ、好きなきのこ類(マッシュルームやしめじが無難)を火を通す程度に炒めます。別の小鍋にオリーブオイル(もしくはバター)を入れ、1回だけ軽くといだ生米1合弱をいれます。白ワインをカップ1杯弱入れ、中火でゆっくりへらで混ぜ、ワインが完全になくなる前に水をカップ2杯入れ、弱火でじっくりじっくりと煮詰めます。水がなくなるまえに何度か水を足しつつ、たまに食べてみて固さを調節してください。コツはあまり混ぜすぎないこと。日本のお米は混ぜすぎるとべとべとになりやすいのであります。コンソメ一粒と、炒めたきのことモッツアレラチーズを好みの量投入。チーズは入れすぎると鍋の底で焦げてしまいやすいので適量で。私は好みでクローブ(丁字)をふたつぶ入れてみました。

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途中、塩コショウで味を調整して、固さが好みの固さになったらできあがり。この日は天狗舞で晩酌しつつ食したのでありました。

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今日は長野市に映画「ハチミツとクローバー」を観にいきました。私は後半からエンディングへの流れが好きですが、人によって完全に評価が分かれると思いました。漫画を一切関係ないものとして観ると抵抗もないかと。
さて、「ひぐらしのなく頃に」の最終章があと半月で発売ですな。
さすがにヲタの身でもないので、夏コミに並ぶつもりはありませんが、どうやら友人の知り合いが行くとのことなのでさくっと終わらせて借りられないかななんて目論んでおります。
posted by さくらこ at 22:57| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

桜ちゃんのパスタ

「桜ちゃんのパスタ」と聞いて一発で理解できるやつもできるやつだが、それをわざわざ再現しようとするわしもわしである。いさきの握りと天狗舞の旨醇純米酒でしこたま酔っ払った明け方に、(酔って暴れて骨折したおかげで仕事がなくて暇だったため)「のだめカンタービレ」をまた読み返していて作りたくなったのが、3巻の65ページに出てくる、桜ちゃんのパスタ。そう、この呪文料理は名前が出ていないんである。作品中に残りものの野菜で作った、とあるので、まあ名前を出すのは不可能だろうが、せめてミートソースとかトマトソースとか程度が出ていれば作りやすかったのだが。
で、まああれだ、わしも相当のばかなのでがんばってみました。この回、レッスン15は、巻末の所載を見てkissが隔週連載なのも含めて計算する限り、5月に掲載だったということになる。ということはあまりものの野菜というのは春〜夏にかけての野菜なんだろうというのを踏まえてまして、トマト、ブロッコリーあたりを使っているのではないかと。で、イラストを見る限りはさやいんげん(さやえんどう・・・?)らしきものとマッシュルームが見える。ここまではだいたいわかった。しかし、真ん中のソースはなんだ。一見すると、パスタにからめず、上に乗せているだけなのでおそらくはトマトソースかミートソースあたりだろう。この作者さん、以前非常にイタリアンに凝っていたとかで、基本的にこの作品に出てくる料理はほとんどがイタリアンである。(たまにフランス料理もあるが)ということはトマトってことでいいや、っていうかミートソース苦手だし、トマトソースでいいじゃん。今シーズンで安いし。で野菜は春野菜の代表てことでブロッコリー、イラストから察していんげん、マッシュルームを使用。パスタは、漫画では普通にスパゲティを使用していたようですが、私の好みで、生麺のリングイネを。

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トマト、タカノツメ、にんにく、アンチョビ、松の実。アンチョビと松の実は先日作った呪文料理の余りものを冷凍していたものなので、別に必ず使う必要はありません。
そのほかの材料は、パスタ、たまねぎ、ブロッコリー、いんげん、マッシュルーム、オリーブオイル、塩、こしょう。量は適当に・・・(無責任)

トマトソースの作り方
トマトのヘタをくりぬき、熱湯にいれて皮をむきやすくします。皮がめくれてきたら冷水に入れて皮をむきます。トマトはざく切り、にんにく、たまねぎはみじん切りに。
小鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れて弱火でゆっくり香りを出します。(鍋をななめにしてオイルをためた部分でにんにくを炒めるとこげにくくゆっくりと香り出しができるよ)次にたまねぎのみじんを入れ、さらにまたゆっくりと炒めます。
トマト、塩、コショウを入れ、へらでかきまぜつつ弱火でゆっくりと煮込んだらできあがり。大量に作って余ったものを冷凍して保存することもできます。いざというときに使えるので便利であります。
※今回わたしはこのトマトソースを作る際、たまねぎ投入のときに松の実とアンチョビも入れましたが、別に入れなくても大丈夫です。
※生トマトでなく、かんづめのホールトマトでも作れます。
※トマトの酸味が気になる方はたまねぎの量を少し多めにすると、たまねぎの甘みでトマトの酸味がおさえられます。セロリを少し入れるともっといいよ。

トマトソースができたら
ブロッコリーとさやいんげんを塩を入れたお湯でかるく(ブロッコリーは芯がなくなる程度に)ゆでます。フライパンにオリーブオイルをいれ、弱火にしてトウガラシを入れてゆっくり焦がさないように炒めます。とうがらしの風味をオイルに出せたら上で作ったトマトソース、カットしたマッシュルームを投入、マッシュルームに火が通ったころにブロッコリーとさやいんげんを投入、野菜が型崩れしないようゆっくりまぜます。塩をいれたたっぷりのお湯でパスタをゆであげ、ざるでお湯を切って皿に盛り付け、その上にソースをぶっかけたらできあがり。

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たぶん再現できてるよ。
よかったね。

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手前がハイジの白パン、奥は赤ワインのパン。
スパゲティと一緒に。
(炭水化物×炭水化物の素敵な組み合わせ☆)
左はいただきもののポーランドウォッカ(アルコール96度)に、吉祥寺の「もか 珈琲だけのお店」で購入した薫り高いコーヒー豆を漬け込んだもの。火さえ噴けるウォッカなのでできあがるまでが早い早い。「もか」の素晴らしい豆とポーランドウォッカ、沖縄の黒砂糖のむちゃくちゃな取り合わせが、意外といい音を出すんじゃないかと期待大。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

アレンジ呪文料理、地鶏のカプリ風

「ピアノの森」を読むためにここ最近モーニングを購買するようになったのだが、「デスノート」を描いていたひとが連載始めたんだなと思ったら「神の雫」というワイン漫画だったというオチしか用意できないくらい、最近具合がよくありません。書き込みがつまらないのもすべてそのせい。きっと。

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以前作った地鶏のカプリ風のアレンジバージョン。
通常の作り方はうえのリンクを見ていただくとして、今回は上にかけるソースのアレンジを。以前の調理法で最後にバジルを使用したのだが、このバジル、そんなに使わないため、余ることがある。バジルの葉をそのまま冷凍すると当然真っ黒になって使い物にならないのだが、そこでジェノベーゼですよ。
「地鶏のカプリ風」はカプリ風ってくらいですからイタリアンなんですが、このジェノベーゼ(ジェノバソースともいう)もイタリアン料理に使うソースです。スパゲティにからませるもよし、ソースとして使うもよしなすぐれもの。おまけにあまったバジルを保存することもできる、と。

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バジル 10枚くらい
アンチョビ 5匹くらい
オリーブオイル 適当
にんにく 2片
松の実 大さじ2

上の材料をフードプロセッサでミックス。できあがり。
ちなみにアンチョビは器にうつし、ラップに包んで冷凍保存が可能です。パスタの具にも使えるし、イタリアンには欠かせないので是非安いときにでもご購入、おすすめであります。

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前回のバジルを、この方法でジェノベーゼを作り、それを器に入れて冷凍保存しておいたのだが(ジェノベーゼにして冷凍、だと冷凍可能)今回の「地鶏のカプリ風」ではそれを使うことに。
前回とほぼ同じように、鶏肉を観音開きに切り開き、塩コショウで味付けをして包丁の裏側で叩きなじませる。フライパンにオリーブオイルをしき、弱火でじっくりゆっくりと鶏肉を炒め、中まで火を通す。

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別の小鍋にオリーブオイルを敷き、スライスしたにんにくとタカノツメを弱火でじっくりと炒める。解凍したジェノベーゼを投入、カットしたトマトとマッシュルームを入れて弱火でさらに炒める。ジェノベーゼを作るときに少し松の実を余らせておき、今回ここで投入しても可。とてもおいしくなる。
焼きあがった鶏肉にモツァレラチーズをのせ、レンジで1分ほどあたためて少し溶かし、その上に小鍋のソースをのせて完成。

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今回のは前回の呪文料理にひと手間加えただけのオリジナルですが、これも結構おいしかったです。アンチョビの塩味と松の実の歯ごたえ、バジルの香りがとてもよろしひ・・

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2006年06月27日

フランス風 田舎煮込み

今日いちばんのニュースは東大阪の3人が岡山でリンチに遭い生き埋めにされて殺された事件だろう。2人が生きたまま穴に入れられ、パワーショベルで生き埋めにされるという非常に残虐かつ計画的な犯罪が話題になっているが、この殺された側、加害者側の大学生に対し「俺の彼女に手を出しただろう。50万もってこい、もってこなければ埋める」と脅したらしい。で、加害者側の大学生は友人らに相談、友人ら9人がかりで、脅してきた被害者2人を岡山の山中に生き埋め。
・・・・・・。
「金持ってこないと埋めるぞ」と言って脅して生き埋めにされたこの事件の被害者のどこをどう同情すればいいのかわからないのだが、誰か、説得力のある同情の理由を教えてほしい。どんなことがあっても人を殺してはだめ、とかいうありきたりの意見以外で。

次回予告。
大きな池の近くの産廃処理場で生き埋め、と聞いて「ひぐらしのなく頃に」しか浮かばない己の発想の貧困について。

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たぶん2巻に出てきた呪文料理「おフランス風 田舎煮込み」(てキャラブックに書いてあったんだけどこれが正式名称なの?この料理)を作ってみました。連続の呪文料理ですが、昨日のポトフのあまりで作れるので材料費がかからないうえに、野菜を腐らせずにすむ、この時期にありがたい連続メニュー・・・

じゃがいも、にんじん、ペコロス、マッシュルーム、バター、塩こしょう
鶏もも肉、ベーコン、にんにく、ブーケガルニ、パセリ、白ワイン、オリーブオイル
上の材料を適当にかき集める。(目安は自分の食べられる量だと思えばOK)

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材料の野菜、肉をちょっと大きめに切る。切り方はカレーを作る際とほぼ同じ。ニンニクはみじん切り、ペコロスだけは皮をむいて切らずにおいておく。鶏肉、ベーコン、にんにくを鍋に入れ塩こしょうで味付けをしつつオリーブオイルで炒める。

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さらにニンジン、じゃがいもを加え、白ワイン(カップ1杯)とブーケガルニを入れてワインが煮立ったら弱火にしてフタを閉めて煮込む。

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マッシュルームとペコロスをバターで炒め、鍋に入れて一緒に弱火で煮込む。ここでバターで炒めることで風味が増す。ワインがなくなるかなくならないかぐらいまで煮込んだら塩コショウで味を調えて、できあがり。

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画像は30分煮込んだところ。とてもいいにおい。
(参考資料:のだめカンタービレキャラクターBOOK)




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近所にとてもおいしいパン屋があるのだが、今日はひまわりの種やかぼちゃの種を使ったドイツ風フォーシードブレッドが出ていたので購入。田舎風煮込みのバターの風味と非常に相性がよかった。

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どうでもいい話なんだけど、キャラクターBOOKを見ながら料理してたらカバーが偶然外れて本のカバー下にもなんか描かれてたことに今頃気がついた。吾妻ひでおの「失踪日記」を彷彿とした。(余談だが「あずま 放浪日記」検索してみると割と出てくる。タイトルを勘違いしている人のなんと多いことか。いや私も間違えて検索してそれに気がついたクチですが。)
吾妻ひでおの「うつうつひでお日記」が7月10日発売だそう。買いに走る予定。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

ポトフ

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非常にいいにんじんとじゃがいもが獲れたので、呪文料理シリーズをまたやることに・・・たしか「のだめカンタービレ」8巻の催眠術の手前あたりでポトフが出てくるはず。別にこれはメジャーすぎて呪文料理でもなんでもないのですが作ってみたかったので、今回挑戦してみました。
フランスの代表的家庭料理のひとつ。フランス版おでん。

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材料は、

牛肉、鶏肉などのかたまり あわせて200g
ベーコン 50g
にんじん、かぶ、ペコロス、じゃがいもなどの野菜を適当な量
塩、こしょう、コンソメ、ブーケガルニ 適量

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肉はバラけないようにタコ糸でしばり、水をいれた寸同鍋を沸騰させ、入れる。普通の鍋でもOKですが長時間煮込むので水は多めに。肉と一緒にベーコンとブーケガルニ、コンソメを放り込み、1時間ほどアクを取りつつ弱火で煮込む。(スープのにごりがそんなに気にならないなら肉をタコ糸でしばる必要はないと思う)

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じゃがいも、ペコロス以外の溶けにくい野菜を大きめに切り、鍋に入れる。
1時間ほど煮込む。画像は30分煮込んだところ。

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じゃがいも、ペコロスを入れてまた30分〜1時間煮込む。
画像は3時間煮込んだところ。塩こしょうで味付けをし、できあがり。



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じゃがいもがあまくておいしかった。
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2006年06月23日

地鶏のカプリ風

「地鶏のカプリ風」で検索をかけても「のだめカンタービレ」関連記事しか出てきません、てなわけで呪文料理の第3弾は1巻に出てきた「地鶏のカプリ風」。身内には非常に評判がいいこのシリーズだが、ここを見に来ている珍味好きさんたちが果たして面白いかどうかは謎なところ。このシリーズのおかげでアクセスが異常に増えているのは確かなのだが。まあ鶏肉を1キロ買いしてしまったので、しばらくはイタリアンが続くと思われます。よろしくお付き合いくださいませ。
で、この料理、「カプレーゼチキン」とか「チキンカプレーゼ」だとわずかに検索にひっかかる。カプレーゼはカプリ風という意味なのだが、日本での「カプレーゼ」とは、スライストマトにモツァレラとはさんでバジルを散らしたサラダのことを指す。うちでも一度やりました。おそらく「カプリ風」は、トマト、モッツアレラ、バジル、オリーブオイルを使用した食べ物だろう、ということで、コマとほぼ同じものを作ってみました。ほとんどレシピのない料理なので(探し方が悪いのか)自力。

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材料(2人分)

地鶏もも肉 300g
トマト 大きめ1個
タマネギ 1/4個
モツッアレラチーズ 1/3かたまり
にんにく 3片
たかのつめ 3本
バジル 5枚
オリーブオイル 適量
あらびき塩こしょう 適量


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鶏肉は包丁で観音開きに切り伸ばし、包丁の背中で軽く叩きつつ塩コショウをよくもみこんでおく。鍋にオリーブオイルを敷き、みじん切りにしたにんにくとタカノツメを中火で焦がさないように炒める。

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適当に切ったトマトとみじん切りにしたタマネギを鍋に投入、あらびき塩コショウで味付けをしつつ焦がさないように弱火でじっくりと炒める。トマトの形が崩れても大丈夫。

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フライパンにオリーブオイルを少し大目に敷き、地鶏を並べる。中火で両面の表面を焼いたら、弱火にしてふたをし、ゆっくり蒸しつつ中まで火を通す感じでおそ15分ほど焼く。
中まで火が通ったら器にうつし、少し厚めに切ったモッツアレラチーズのスライスをのせ、レンジで1分あたためてチーズをとかす。その上に炒めたトマトをのせ、最後によく洗ったバジルを散らす。

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いままでの呪文料理のなかでいちばん美味しかったです。



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お肉は大量買いして100gほどの大きさに切ってからラップにくるみ、冷凍保存してあるのですが、今回のような鶏そのものをまるのまま焼いたり、前回のような肉をまるごと鍋で煮込んだりする料理には、この方法が非常に便利です。レンジで解凍、ラップをはずしてそのまま投入。

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2006年06月22日

アレンジ呪文料理

生クリームを早々に使い切らなくてはならなかったので、ここで作りだめしておいたベシャメルソースとブロッコリと使ってミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリのアレンジ。パスタ・アラ・(中略)ブロッコリ。早い話がミレリーゲの代わりにパスタを使っただけなのだが。

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ブロッコリを塩ゆで。ゆで終わったお湯でさらにパスタをゆでる。先にブロッコリを炒めて途中で解凍したベシャメルソースを投入。生クリームでゆっくりとろかせてゆき、しっかりあたたまったらパスタを入れて炒める。あらびきの塩コショウで味付け。

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手軽で安くて美味しくて、本当に便利。
このメニューだけは形を変え、リピートしまくっております。

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昨日作った、ミレリーゲ(中略)ブロッコリに使ったベシャメルソースですが、今日は昨日の残りの材料で大量に作りだめしてみました。ベシャメルソースはホワイトソースみたいなもんなんで、冷凍してとっといて、スパゲティをゆでて野菜とあえるときにかけたりなんかすると、お手軽なホワイトソースパスタに。

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このあと冷ましてから、タッパーに入れて冷凍庫。便利。
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2006年06月21日

ポッロ・アル・ヴィーノ・ロッソ

なんだこの異常なアクセス量は!!てなくらい驚きのアクセス数をいただきました、前々回の「のだめカンタービレ」に出てきた呪文料理のカテゴリ。世の中オタクばっかりかい。てなわけで、今回はネットではなかなか作り方が見つからない、13巻にでてきたポッロ・アル・ヴィーノ・ロッソ。イタリア料理です。本編にも「ただのワイン煮込み」と書かれてあるとおり、作り方は名前に似ず非常に簡単、かつ材料もたいして使わないのに手間隙をかけたふうに見せかけられるモノ。

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材料(2人前)

鶏肉 200g
ベーコン塊 100g (なければ普通のベーコンでもOK)
マッシュルーム 6個
タマネギ1/2個 (ペコロスだとなお良し、6個程度)
にんにく 3片
赤ワイン 1本 (ブルゴーニュのものが望ましい)
ブーケガルニ 1個 (S&Bからパックのものが発売されてます)
オリーブオイル 適量
塩コショウ 適量



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にんにく、たまねぎをみじん切りにし、鍋にオリーブオイルを入れよく炒める。鶏肉はあらかじめ塩こしょうをしておき、炒めたたまねぎとにんにくを取り出し、その鍋にまたオリーブオイルを入れ、鶏肉を並べ入れ表面を炒める。

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鶏肉の表面をよく炒めたら、先程炒めたたまねぎ、にんにくとベーコンを投入し、ワインとブーケガルニを入れてアクをこまめに取りながら弱火で2時間ほど煮込む。

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半分に切ったマッシュルームを入れ、さらに15分煮込む。真ん中で浮いてる袋状のものはブーケガルニという、ローレル、セロリ、パセリ、タイムを束にしたハーブ。この日はシャンバラヤ(メキシコ風ピラフ)も同時に作ったので、そちらでも使ったものの余りなため、写真ではマッシュルームがスライスになっちゃってますが、半分に切るほうが雰囲気がでます。ごろ煮。同じ理由で、たまねぎよりもペコロスをまるのまま煮込むほうが、らしい料理になるかも。

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3時間近く煮込んですっかりワインが染み込み、できあがり。
鶏肉は、まるのまま煮込むのが普通ですが、ナイフやフォークを使うのがアレなら角煮サイズにカットしてから煮込むのもアリ。うちはそうしました。

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いただきマス。
漫画では別のものが付け合せに使われておりましたが、何なのかわからなかったのでブロッコリをかるく煮たものを付け合せにし、シャンバラヤと合わせて食べました。正直な感想は、同じ酒の肉煮込みなら豚の角煮のほうが私の舌には似合ってる気が。またフランス家庭料理の「コック・オ・ヴァン」ともまるで同じ作り方だったりします。

※正直、食べてみてあんまり美味しくなかったので、
いずれレシピをもう一度考え直して作り直したいと思ってます。
この通りにやっても、おそらく不味いかも・・・スイマセン。
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2006年06月19日

ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ

電話でこれを作る、とジョンボルノに報告をする際に舌をかみました、例の呪文料理。「のだめカンタービレ」の最新刊が出たので1巻から読み返していてつい作りたくなってしまった。で、この漫画に出てくるこの呪文料理、なにかの雑誌で「マンガに出てきた食べてみたい料理グランプリ」とかいう投票で2位になったそう。私は、童話「グリとグラ」にでてきた大きなたまごでつくったホットケーキ、あれを幼心に食べてみたかったです。

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ミレリーギ(極太マカロニ)
ブロッコリー 大きめのを1株
無塩バター 炒める際に使う程度
生クリーム50cc
塩 適量
あらびき塩こしょう 適量
ベシャメルソース 160cc

ベシャメルソースを作る際の材料は、
小麦粉 30g
牛乳  2カップ
生クリーム 1/2カップ
無塩バター 炒める際に使う程度
たまねぎ 1/2個
クローブ(丁字) 2本

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1、鍋に湯をわかし、一房づつくらいに切ったブロッコリーを塩でゆでる。
2、ゆでつつ、ベシャメルソースを別鍋で作る。小鍋にバターを溶かし弱火で小麦粉を炒め、焦がさずに薄茶色になるまで炒めたら牛乳を少量いれ、よくかき混ぜる。

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よくかき混ぜたら今度は残りの牛乳を全部入れる。生クリームも投入、弱火でさらにかき混ぜる。みじん切りにしたたまねぎとクローブを入れ、ゆっくりともったりするまで混ぜる。(料理本だと、細切りにしたまねぎにクローブを刺す、というやり方のほうが一般的のようです。うちはソースをとろとろにしたかったのであえてみじん切りで)これでベシャメルソースのできあがり。

3、ゆでたブロッコリーを水にさらし、ブロッコリーをゆでた鍋のお湯にそのままミレリーギを入れ、ゆでる。ブロッコリーの香りをうつすためだそう。

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4、フライパンに無塩バターを溶かし、ブロッコリーを炒める。生クリームとベシャメルソースを投入し、ブロッコリーが型崩れしないようゆっくりとへらでかき混ぜる。

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5、ゆであがったミレリーギをいれ、あらびきの塩コショウで味付けをしてできあがり。今回、参考資料とは別に、ブロッコリー、ミレリーギをゆでる水に投入する塩の量を少し大目にしました。最後の塩コショウも、ここで勝手に試しています。参考資料のままだと少し味が薄すぎるかなと。
他注意点は、ブロッコリーはあまりゆですぎないこと、ミレリーギは太めなので芯が残らない程度に気持ち多めにゆでること。ミレリーギは吉祥寺の東急デパート地下食品売り場(大概の高級食料品が揃ってる)でさえ見なかったので、ない場合はよく似ているリガトーニや、それもなければペンネでもOKです。というかスパゲティでも普通に合います。鶏肉やマッシュルームを混ぜても美味しいです。

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mixiのほうで、呪文料理コミュニティなんてものもやってます。

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6月19日、太宰治の命日・桜桃忌。
この三鷹に、全国から太宰治のファンが集う日でもあります。「桜桃忌」は太宰治の作品「桜桃」からとられたものですが、さくらんぼというよりは玉川上水にあふれ咲く紫陽花のほうのイメージが強いです。桜桃忌。

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posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(2) | 呪文料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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