2012年08月09日

ジャマイカに行こうじゃまいか。

jam1.jpg

ジャマイカってどこにあるんじゃまいか?(しつこい)
というわけで今回は、岩国の駅前にある、ジャマイカ料理屋さんに行ってみました。
確か、都内で世界の料理制覇をしていたころ、麻布十番(当時ときどき職場だった)にも
結構有名なジャマイカ料理屋さんがあってそこに行こう行こうとしつつ結局行けず、
地方にはなかなかない国の料理なのでもう無理かなあ、と諦めていた矢先、
岩国にはジャマイカ料理屋さんがいくつかあるよ、といただいた朗報。
岩国って、米軍基地があるおかげか、フィリピン、台湾、中国、いろんな国のお店があります。
土日ともなれば駅前を米国人がたくさん歩いておりまして、ハロウィンなどのイベントも多く、
都内に住んでいた頃の六本木、麻布あたりの光景にちょっと似ています。
最近はいろんなニュースで取り上げられることも多いですが、とても住みやすい、いい街です。

画像は、ジャマイカビールのレッドストライプ。
ちょっとバドワイザーに似ていてコクがある。


jam2.jpg

ジャークチキンプレート 950円

ジャークチキンはジャマイカの代表的な料理でして、ジャークスパイスと呼ばれるスパイスで
グリルで炭火焼きしたもの。これは美味い。美味いよほんと。骨つき肉はあまり食べないんですが、
味がしっかりしていてスパイシー。めっちゃめちゃお酒がすすみます。
ジャマイカっていうと何がある?って言われて特別浮かばないもんですけども、
ブルーマウンテンコーヒーはジャマイカのブルーマウンテンの豆なんですね。
ブルマン。意外と知られてないですが、ジャマイカは日本の身近な存在です。

jam5.jpg

さっきのジャークチキンの裏側にあったんですが、このゴハン、
ライス&ピースという、日本でいうところの赤飯みたいな、豆ごはんです。
キドニー・ビーンズという豆を米に混ぜ、ココナッツミルクで炊いたもの。
タイムの葉やニンニクなんかも混ざっていて、日本の赤飯とは一線を画します。
これもジャマイカの代表料理で、すっごく美味しいよ〜

jam3.jpg

アキー&ソルトフィッシュ(ライス&ピース付き) 1360円

炒め物とゴハンだけでこの値段!?と思われるかもしれませんが、
たぶんこれ、アキーの輸入料なんだろうな。
アキーという、一見たまごを炒めたものにも見える木の実を塩ダラと一緒に炒めたもの。
「たまご?」と思いながら食べたアキーは、すっごい不思議な食感で(果肉そのものというか)、
ねっとりとした舌ざわりにかすかな甘み。これが塩ダラと合ってて美味い。
これは、値段はちょいとしますけども、このアキーを味わうためにぜひ一度、とオススメしたい。
日本じゃあんまり手に入らないしね。ちょっとスクランブルエッグっぽい。

jam4.jpg

ジャークチキンとピーマンのピリ辛炒め 680円

これはビールのつまみ用に頼んだもの。
レモンじゃなくてライムなんだね、と言いながら食べた。
当然ながらこれも美味い。っていうか、ジャークチキン。
なんにでもつかえるジャークチキンは、このお店ではパスタにも入ってました。


jam6.jpg

あと食べてみたかったのは、パンの実かなあ。
果実を焼くと、焼いたパンと同じ味と食感がするそうで、これはかなり気になっていたんだけど、
まあ輸入規制のあるフルーツを簡単にお店におけるわけはなく、ここにはない。
いつか食べてみたい。

ここのお店は、夕方に子連れで訪問したのですが、店内にはお子さんもおられ、
おかげでうちの子が飽きてぐずってしまっても「気にしないで」と言っていただき、
非常に居心地よく食べることができました。ある意味、子連れだとなお、ありがたいお店というか。
子供が叫ぶと、マックでも気を使ってしまうんですけど、ここでは安心できました。
VITAL YAWD( バイタルヤード)というお店で、最近駅前に移転されました。 
岩国駅前ロータリーのアンデルセンの向かい側にあります。たぶん日曜定休。
なぜか岩国のお酒、獺祭や雁木まで置いてある。。

posted by さくらこ at 22:45| 東京 ☀| Comment(1) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

高田馬場「ノングインレイ」

CIMG2228.JPG

高田馬場は知る人ぞ知る、ミャンマー人の多く集まる街なわけだが。
新大久保が韓国人街ならば馬場はミャンマー人街である。
したがってミャンマー料理店もほかの街に比べて結構多い。
今回訪れたのは、そんなミャンマー料理店のなかでもちょっと珍しい、シャン族料理のお店。
上は、ミャンマービールである。
つまみは、フィリピンや中国でよく売られている豚皮のお菓子みたいなやつだ。
アジアあたりの共通菓子かなにかなんだろうか。


CIMG2229.JPG

手前が、私の注文したミジェ(シャン味噌を使った米麺スープ)、
奥が、旦那の注文したイムキィム(シャンのロコモコ?)
イムキィムにはスープがついているが、これは鶏のスープだった。
ミジェも結構美味いが、それを押しのけてむちゃくちゃ美味しかったのがイムキィム。
これは、旦那が一言もしゃべらずに食べきったほどの美味っぷり。
ライスはタイ米、使っているタレは魚醤?・・ニンニクの味が結構したのと、
香草のいろんな味が・・・家庭でいろいろ混ぜて作ったオリジナルの魚醤らしく、
家で再現不可能だと思われる。材料も日本のものではなかろう。
休日のランチ時ではあったが、店の外観が外観なので日本人は一見であればまず入らない。
なので自分を入れて3組しかいなかったが、他の客は全てミャンマー人であった。
店主も大変良い方で日本語も達者、味も素晴らしいので、店の外観が気にならない方は是非。


CIMG2224.JPG

ビールのお供に、と思った竹蟲は、旦那に断固拒否されてしまった。
サクサクしてとっても美味しいので、ここでビールを頼むならつまみにコレを是非。
竹蟲は貴重だが、ここのご主人が祖国から持ってかえってきているそうで、
ここでは山盛りで出てくる。見かけと違って非常に美味い。

シャン州はミャンマー(旧ビルマ)の中でも中国、タイの国境近くにあり、
そのおかげかタイ、中国、ミャンマーのそれぞれの食文化の特色が色濃く出ている。
ミャンマーの中ではビルマ人に続いて2番目に多い民族で、
シャンの名前の由来はシャムである。(シャム猫のシャムだね)
シャン人の男性は原則として一生に一度は僧としての修行を積むことになっている。
あまり詳しく知らないので、もっと知りたい方はここをどうぞ。
http://www.geocities.jp/shanstates/history/

posted by さくらこ at 12:22| 東京 ☁| Comment(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月04日

アリの卵

kuku.jpg

かーねるさんが買い込んでいた「アリのタマゴ」。
結局オフで食ったのかどうか、食したのならどうやって食ったのか、
それだけが疑問。人によっちゃグロでしかない画像ですが
当サイトは元より珍味を目的としたブログなので警告もなしに自己責任押し付けです。
ざまあです。


今回の1週間日記はそれぞれ珍味でお送りしました。
職場のUくんに、花畑牧場の生キャラメルの話をしたとき、
「手に入りづらいほうが生キャラメル、手に入りやすいのはゴムキャラメル・・くっくっく」
と一人で笑った数日後に辞めていきました。なにがあったんだ。



土曜日

土日のいつもの教会のおしごと。
おかげで賛美歌が当たり前に歌えるようになった。

to57.jpg

久々に来た吉祥寺駅前のクリスマスライトアップがなされてた。
これ見ると世も末だなあと思う。世も末じゃなくて年の瀬だった。
素で間違えた。
じっと教会で賛美歌をきいていて思った。
人間てのは結局信心深いようにみえてもやっぱり心根では
自分だけは助かりたくて自分だけは最終的にラクをしたい生き物で、
宗教ってのもそれをちゃんと理解していて、だからこそ、

「慈しみ深き友なるイエスは 罪咎憂いを取り去りたもう」
(あなたの罪や咎や悲しみを取り去ってラクにしてくれます)
であり、
「あなたの罪や苦しみを一身に背負って身代わりとなります」
であり、
「世の友われらを 捨て去るときも 祈りにこたえて 労りたまわん」
(あなたの友人があなたを見捨てたとしてもイエスは見捨てはしません)
であったりする。
最後の「世の友我らを捨て去るときも」の部分なんて、もう、
初めて聞いたとき「なんだこのあざとさは!」って衝撃を受けたもんだ。
こんなのただのよくある宗教の謳い文句じゃないか。(いや宗教なんだが)

世の罪を背負って処刑されたイエスの最後の言葉が
「神よ、どうして私を助けてくれないのですか」
だったという話を昔きいたことがある。
(それが本当ならば)彼もまた死ぬ間際に人間だったのであり、
そして神に救いを求めるものの信仰心の根源もまた、
人間そのものなのだと。

(消されたらこれ関係だと思ってくだ・・な、なんですかあなたがたは!人の家に!ムゴゴgえgs)


ii10.jpg

ということを考えながらひとりで「カッパ」で飲みました。



日曜日

ii21.jpg

昼過ぎに赤坂の「赤坂ラーメン」に入って赤坂を食らっていると
ボンジリ山さんから電話がかかってきました。
昼間なのに近くのチェーン居酒屋で飲んでいるので来いという電話でした。
脅しに屈して、嫌がりながら行きましたら、山さんがちょうど、
「ウーロンハイ、焼酎濃い目で。いや、もっと濃い目で。半分以上入れて。」
と店員に説教しているところでした。

4人で飲みました。
伊豆が実家のうーちゃんが「そのうち金目鯛しゃぶしゃぶをやろう」と言い出し、
うちでやることになりました。
カラオケに行こうという話になったのでダッシュで逃走しました。


ii33.jpg

吉祥寺『わ』で家人よっちゃんと合流。
店主がたまたまおらず、バイトのおねーさんだけだったのですが
隣で内輪で内緒にしておくべき内容のお話を普通に周りに聞こえるように話してて
それのせいで結構かなしい思いをしました。
味覚って、会話や環境で結構左右されると思った。
そんで、ここの店主はやっぱ最高だなあとも思った。
ちゃんと周りを見ながら接客をされておられる人だなあ。

・・なんかすいません。

posted by さくらこ at 23:49| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

ツタンカーメンエンドウ

tutan.jpg

ツタンカーメンエンドウ

珍味の伝道師、わしの御師匠であるカーネルさんが
mixiの日記に載せておられたものを借用しちょります。

ツタンカーメンエンドウとは、
ツタンカーメンの墓が見つかったとき、その墓の中から副葬品として出てきたエンドウマメの種。
それを世界中で栽培し、
いまは「むらさきえんどう」として日本でもわずかに流通している。
その昔、学研などでもフロクとして取り上げたため、
この時期に「ツタンカーメンえんどうできました」な記事が増えるが・・・

外見は、普通のエンドウとはまるで違う、濃いむらさき色。
中身の豆はごく普通の緑色なので、豆ごはんに使えるのだが、
ところが豆ごはんとして炊飯器に入れて炊くと、
あら不思議、出来上がったごはんは赤飯のように薄むらさき色に炊き上がるのでした。
カーネルさんいわく、味は雑草のような貧相な味とのこと。
品種改良を繰り返し、味を追及した日本のえんどう豆と比べたら、
そりゃあ古代エジプトの豆はなあ・・・
ちなみに古代エジプトの野菜は、このような豆やらモロヘイヤだったらしい。


(実際に手に入れたら、調理して炊き込みごはん実験やってみます)
posted by さくらこ at 13:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

ロンガン、ライチに似たフルーツ。

ただいまです。

久々の都内。
旅行から帰ってきた日、産婦人科の予約をしとりました。
別に妊娠とかへったくれというわけではなく、検査で。
全然関係ない子宮頸ガン検査のはずだったのに、
なぜか「あれ?」という先生の声とともに急展開。

「いやー、あなた若いのにねえ」
「・・・なにがですか。(若くないよ)」
「子宮のね、裏側にね、腫瘍ができてるよ」

もーこっから頭真っ白ですよ。
先生の言ってることなんかろくに思い出せない。
良性とか悪性とかそんなものどうでもいい。
一時、腫瘍=ガンかよ!とずいぶんな勘違いもしましたが、
それもどうだっていい。自身がガンであろうとなかろうと。
ただ、子供ができにくい、できても流産しやすいかも、
その言葉だけがぐるぐるして、1週間は頭がパンクしそうでした。
といっても、30代女性の5人にひとりは出来る、子宮筋腫だったんですが。


ryu1.jpg

頭が真っ白になっていたので、
冷蔵庫に入れっぱなしになっていた、フルーツオフのときにいただいた
缶詰を食べることにしました。
ライチにしか見えませんが、ライチじゃありません。
味もほぼライチと同じですが、ライチより水分が少ないです。
つまり別にライチでもいいじゃんってことで、
日本ではそう見かけることも少ないフルーツです。


ryu2.jpg

「ロンガン」という中国のフルーツ。龍眼と書くのかな。
そういわれれば目っぽい。
この缶詰はマレーシア産と書いてありました。
マレーシアでもとれるのかな、ロンガン。
どこからどう見てもやっぱりライチ。
食べてみると・・・確かに水分が少ない。
とても美味しいんですが、


中国の食品というとアレじゃないですか、今。
で、なにげなく検索。
出てきたのが・・・



硫酸ライチで食道に火傷【中国】

中国吉林省長春市で市民が、2斤のライチを購入し家族で食べたあとに胃の痛みを訴え、
検査したところこのライチには硫酸が残留しており、
その為に食道に火傷を負っていたことが判明した。

長春の「東亜経貿新聞網」が伝えたところによると、メディアによる水面下の取材によって
硫酸水を噴き付けられていたのは”黒葉”と”白蝋”の2品種。この2品は品質保証期間が
短く産地の広東、広西などから長春まで運送する間に暗褐色に変色してしまう。

だが、硫酸水を噴き付ければライチの鮮度を保ち、見かけも赤く艶々とした状態を
維持できた場合によっては、摘み取った直後よりも美しく見えるようになる。
ただし、口当たりは非常に悪くなりその為に価格も安くなると報じている。

吉林大学の化学実験室でこのライチを検査、測定したところ表皮と果肉に大量の
硫酸成分を含んでおり、硫酸の持つ性質による漂白と抗酸化作用で
本来褐色のライチを赤く艶々した新鮮そうな外見にしていたことが分かった。

しかし硫酸は強烈な腐食性も持っており、消化器系の火傷を引き起こし
下痢や風邪を誘発、強烈な咳をするようになる。

吉林大学二院は、たとえ硫酸の濃度が低くても綺麗に洗わずそのまま触れば、
手が「火傷」を起こし皮がむけてしまうという。
また、食道炎や胃病の患者が食せばそれらの症状を劇的に悪化させ、
硫酸の含有量が多ければさらに深刻な結果を招くと消火器内科の専門家は指摘している。

専門家はライチを買うときには、まず表面を観察するように助言する。
硫酸を噴きつけたライチは見た目が鮮やかに真っ赤な色をしている。
また、正常に熟しているライチは亀裂のある割れ目部分が平坦で、
押さえれば綺麗にひっつく。

さらに、濃い香りがして色は自然な赤みを帯びた黄色である。
次に匂いを嗅いで見て、鼻を刺すような異常な臭いのするかどうか確認する。
新鮮なライチには、そういった異常な臭いは無いので、
食用の前には野菜用の洗剤などでよく洗い水で洗い流すようにとの事。




ヒィ
 
 
 
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

南国フルーツオフ 後編

PCが壊れる寸前である。
久々に立ち上がったPCでブログのアクセスを見たら、普段の10倍になっていてびっくりした。なにごとかと思ったらこちらに出ていたらしい。


fr10.jpg

「シルクメロン」
中国の内陸あたりで食されている、日本では滅多に手に入らないという珍しいメロン。いやー、今回唯一と言ってもいいほど、マトモなフルーツでした。甘さ控えめの、やわらかな甘み、上品なメロンの繊細な味。

fr11.jpg

中身もいたって普通のメロン。
甘さが濃すぎないぶん、私は普通のメロンよりも好きだなと思いました。
モンゴルとかではドカドカ売られてますが、日本じゃ高いんじゃないかな・・


fr12.jpg

「ジャックフルーツ」
これもあまり見かけないですよね。
あとで出てくるドリアンなんかは、新宿のアルタ隣のフルーツ屋なんかで売られているので多々目にされた人も多いとは思いますが、ジャックフルーツ、これは私も今回はじめて知りました。
それまでフルーツを切っておられた幹事さん、ぴたと手を止め、
「誰か切りたい人」
とおっしゃる。
例のオフ(注1)でも開缶役を嬉々として買って出た私が挙手しないわけがない。嬉しがりの記念モノ好き。略すと「馬鹿まるだし」。で、結局さっくりとジャックフルーツにナイフを入れる。切りごたえは意外とやわらか。見かけほど硬くはないのである。あふれ出る南国臭とともに手にベットリとからみつく、ボンド状の粘液。粘液。粘液。


うっぎゃあああああああああああ!!!


fr13.jpg

ジャックフルーツを切った瞬間の画像。
(真ん中あたりに染み出てる白いのが粘液)


ところがこの粘液、洗っても取れない。
石にこすりつけても落ちない。
なにをやってもぐちゃぐちゃねちゃねちゃと手に張り付いたまま。
ボンドが薄かたまりの状態で手から離れない状態を想像してほしい。
まんま、そんな感じである。

幹事さん、鬼・・・・!!!!(涙)

結局、砂にこすりつけ、洗剤で繰り返し洗いまくってようやく夜、落ちた。
死ねた。

ちなみに中国では波蘿蜜と呼ばれ、日本名「ハラミツ」なんだそう。
トゲトゲした外観ですがトゲ自体はやわらかい。
タネの周辺のやわらかな部分だけが食べられます。
それ以外は食しても美味くないので、非常に無駄の多いフルーツだと思う。
粘液にもイラっとさせられるし、まず食べたいとは思わない。
それに加えて今回判明したこと。
ジャックフルーツをひとくち食べた瞬間、のどの奥が・・
腫れ上がるわ、異常なかゆさだわ、
どうやら


ジャックフルーツアレルギー持ち


のようでした。
いやー、普通に生きてたら一生気がつかないとこだったわ。
ていうかこの先、一生関係ないアレルギーだな。
ちなみに私は生のリンゴアレルギー持ちです。さくらんぼも不可。
両フルーツアレルギーの方はジャックフルーツにご注意。



fr16.jpg

「ドリアン」
世界一臭いフルーツとしても有名。
そして、果物の王様の名を名乗っているフルーツでもあります。
こっちのとげとげはやや痛い。
私のドリアンに関する思い出も痛い。(注2)


fr17.jpg

なぜかそこらにいた外国人に手渡すフルーツオフ幹事さん・・


fr18.jpg

ぱかーん。
世界一臭いと言われるも、さんざんわけのわからない南国フルーツを切りまくってもはや匂いのにの字も感じなくなっているオフメンバーにとっては赤子の手をひねったときのような香りでしかない。(どんな香りだ)
シュールストレミング開缶のときもそうだが、臭いものばかりに触れている最中に世界最強と言われる臭いものにいくら接しようが、鼻がもう、ウンともスンともプンともなのだ。近くにいる人間はえらい迷惑であろう。彼らにとってはとんでもなく臭いんだから。


fr20.jpg

というわけで、通りすがりの前出の外国人たちに半強制的にドリアンを渡す。食わせる。臭さに顔をしかめさせる。カメラを向けるとなぜか嬉しそうにポーズを取る外国人。撮影するわたくし。意味不明な日曜日の午後。仕事もせずになにやってるんだろうとふと我に返る。


fr19.jpg

ドリアンの中身。
ジャックフルーツと違って房になっていてほとんどが食べられる。
あんまーーーーーーいです。
ねっとりと濃厚な甘さ。
でもこちらは食べてもかゆくなりませんでした。
なにが違うんだろう・・


後編は珍しめのフルーツばかり集めてみました。
ジャックフルーツは5000円、ドリアンも結構な値段、
シルクメロンは800円かな、あまりひとりでは手に入れられない(というか手に入れたくもない)フルーツばかりなので、宴会やオフ会なんかで、食べてみたいという人を募って購入、というのがいちばんいい手段かもですね。とても貴重なオフ会に参加できて大変嬉しかったです。二度も食べたいとは思えないフルーツばかりでしたが、南国の食い物なんてそんなものばかりですよね、てな冷めた意見でこの場を締めくくりたいと思います。それではまた。

(今回、撮影にご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました)


(注1)シュールストレミング開缶オフのこと。詳しくはここ
嬉しげに開けた結果、臭くて臭くて満員の中央線でも周囲が少し遠のいていた。

(注2)ドリアンに関する思い出。
シンガポールにいたとき、中国人経営のきれいな店でドリアンを食ったら、一切れで1200円も取られた。その直後、川の近くの市場で1玉まるごとでわずか30円だったことが判明。イラっとさせられつつも、南国の名物といえば変なフルーツしかないので、お土産にドリアンを一玉購入。家に帰って切ってみたら中から大量の虫。
中国人なんか二度と信用しないと心に誓った理由はこれ。
posted by さくらこ at 01:49| 東京 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

南国フルーツオフ 前編

fr3.jpg

fr1.jpg

目に鮮やかな原色のフルーツが並ぶ大久保公園の初夏。
大久保公園、ミラクルフルーツオフ、その後。

赤紫色のドラゴンフルーツは、合成着色料つけまくり菓子のような色だった。
真ん中の、りんごを半分に切ったような果実はワックスアップル。
写真下のイボつきバイブのようなキワノという果物の中身は、

fr2.jpg

こんな感じでした。
南国果実には、種を食べるだけな果実が実に多い。
そして色が実にキワモノ色。

fr9.jpg

これも。
これはなんだったっけな。
(パッションフルーツだそうです。カーネルさんどうもです。)
うまいまずいの前に、ただひたすら、種。種の味。



fr5.jpg

fr6.jpg

山芋を切ると、そこは種でした。
雪国。
モーウイ、どこから見ても山芋。
チャメはカットすると梨のような中身。
味は・・・記憶に残りにくい、どうでもいい味。

fr8.jpg

パパイヤ。
すっかりだまされた。
これまでのラインナップがひたすら種食いフルーツだったせいで、
パパイヤのこの黒い種をキャビアと間違えて食ったら
ただのクソマズイ普通の種でした。ちきしょう。
(※本当に素で種も食べられると思い込んで食った)
実は普通にパパイヤの味でした。うまくもなくまずくもなく。
南国フルーツはこの「うまくもなく、まずくもなく」が多すぎる。
おまけに記憶に残りにくい。なのに高い。

女子高生売春宿で、
記憶に残りにくいどこにでもいそうな茶髪グルグルヘアの無愛想女子が
たいしてかわいくもないのに女子高生ってだけで値段が高いししかもくさい、
その納得のいかなさを違ったかたちで味わえる、
それが南国フルーツの醍醐味。


後半は、メインフルーツの登場。
待ち合わせ場所にドムが来た!みたいな感じのフルーツたち。
posted by さくらこ at 02:38| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

南国珍味フルーツオフ、プロローグ。

mira1.jpg

ミラクルフルーツ。

mira2.jpg

ミラクルフルーツ。

mira3.jpg

ミラクルフルーツです。


ミラクルフルーツとは、食べるとその直後に食べたすっぱいものがすべて甘く感じてしまう不思議なフルーツなのでありました。どうでもいいことですが、このレモンは豚の貯金箱のようです。さて、そんなミラクルフルーツを食し、すっぱいものを食べてみようという企画オフが新宿で行われると聞きつけ、参加をしてみることにしました。そういえば似たような面子で昨年の今頃、シュールストレミング開缶オフがありましたが、この手の企画にどうにも弱いようです。
もののついでのように書きますが、ミラクルフルーツを口に含み噛み潰し、ねぶりまわすように舌になすりつけてレモンを食べると、その昔、自販機で売られて一斉風靡したはちみつレモンというジュース(炭酸じゃないほう)の味がしました。旨いです。今回食べたさまざまなフルーツのどれよりも旨い。レモン素敵。レモン最高。レモン万歳。
まあでも、人生で一回くらいでいいかなという感じです。
ミラクルフルーツ、700円するし。
九連宝燈みたいな果実。人生に一度きり。

しかしまあ、酢だの液体レモンだのレモンまるかじりだの、
甘さにかまけて散々飲み食いしすぎて、帰ってから胃がやられました。
不覚。



mira5.jpg

mira7.jpg

さまざまな果実が集まってきました。
南国の珍しい果実を、ミラクルフルーツとともに味わおうという趣旨です。


mira6.jpg

中には明らかに果実でも南国でもなんでもないものも混じってます。
なんかの罰ゲームでしょうか。どさくさにまぎれてカボチャもありました。
海ぶどうもありましたが、まさかブドウと間違えたわけではないことを祈りたい。



mira4.jpg


コマ劇横で氷祭りをやっていましたが、


mira8.jpg


奴らが公園に氷を不法投棄しにやってきました。



mira9.jpg


再度不法投棄をしに来ました。
どうせ溶けるからってやりたい放題です。
国はいつも自分勝手です。


mira10.jpg



自分勝手にもほどがあるサイズの氷です。



mira11.jpg

mira12.jpg


日差しが強いので腐敗防止のアイステーブルです。
氷のテーブルにフルーツが陳列されるとまるでなんだかオシャレな六本木のフルーツアイスバーのようで、すぐ隣に浮浪者が山のように寝転がっているドリアンの匂いの充満した大久保公園とは思えない光景となりました。真っ昼間っから非常に不自然な光景でした。


mira13.jpg


調子に乗ってアロエやマンゴスチンを並べてみました。
旨そうに見えますが、アロエは非常にまずかったです。
しかし氷テーブルがあるだけで旨そうに見えます。こんなアイステーブルに騙されてどうでもいい味のウンコくさい南国フルーツを高い金払って六本木のフルーツバーに食べに行く頭の悪いセレブどもの味覚の弱さを馬鹿にしつつ、大久保の浮浪者だらけの公園で、安く手軽に大勢で、南国のフルーツを食すことになりました。そんな六本木フルーツバーが実在するかはともかく、とりあえず金持ちを見下したい気持ちでいっぱいになりながら、オフは開催されました。


つづく

posted by さくらこ at 21:37| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

アマゾンのフルーツ、アサイー。

asai3.jpg

我ながらどうでもよい自分話に過ぎないとは思いつつも、この時期の晴れた日に外に出ると、強烈に思い出す景色がある。もう10年近くも昔、私が東京に上京してきた春の三鷹である。大学に入ってしばらくし、半引きこもり状態になった私は、三鷹の家で毎日毎日、1日20時間をパソコンの前で過ごした。外に出た記憶はほとんどない。一念発起してアルバイトの面接の予約を入れるも、パソコンの前から動けず断念。朝起きてパソコンの前に座ると、気がつくともう夜の21時だったりした。やりたいことも見つけられず、なにをしたいのかさえわからなかったあのころの私は、生きているのか死んでいるのかわからないような存在だったと思う。
そんな自分に嫌気がさし、5月、早い夜明けのおかげで白みかけた三鷹の町を自転車でさまよった。冬だと真っ暗で道さえ見えない朝の4時は、6月の同じ時間に外に出るともうすでに明るく、実はそんな時間帯にも道のあちこちに意外と人が歩いていることを知った。春、初夏、そのころの三鷹の早朝は、この先なにをやりたくて生きていくのかを真剣に考えることもなく、現実から逃げ、堕落していたころのあの学生時代の私の浅さと景色、そして堕落していなければ知りえなかった、ささやかだけど大事なことたちを思い出させる。

そして私は、今もあのころも、
その愚かさと浅さは、なにも変わっちゃいない。


asai.jpg

町田のおぢさんと、アサイーを食べました。
珍味、久しぶり。
そういえばこのブログ、珍味ブログでしたっけ。
すっかり忘れてました。

アサイーは、ブラジルはアマゾンのフルーツで、ヤシ科の植物。見た目はブルーベリーのようで、ジュースにすると、こうしてチョコレートを溶かしたような物体になる。
ポリフェノールは赤ワインの30倍、鉄分はレバーの3倍、食物繊維はゴボウの3倍、アントシアニンはブルーベリーの5倍、とまあ、栄養価が非常にずば抜けて高いことで名を知られるようになったらしいが、まだまだマイナーですね。どこで食べられるかっていうと、今だとロイヤルホストで300円で食すことができます。

asai2.jpg

見た目どう見てもチョコ。
味は・・・これは意外や、ものすごいあっさり味。
外観からして濃厚でどろっとしていそう、というかチョコの食感だとばかり、やはり思っちゃうわけなんですが、ものすごい抵抗のないあっさり感、南国フルーツにありがちなくどさや違和感のある味もなく、お世辞にもものすごくおいしい!とはいえないものの、記憶に残りにくいフツーな味でした。
posted by さくらこ at 02:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

松茸が届きました。上級編。

国産天然松茸をいかに無駄に使い果たすか企画第3弾。
第一弾は正統派松茸料理
第二弾は奇食松茸料理
そしてファイナルは松茸を使った、ちょっとだけ上級料理。


ちなみに前回の奇食編、

一部の方に、かなり本気で叱責されました。




matutake21.jpg

茶碗蒸し
ちっとも茶碗じゃないが茶碗蒸し。
こんぶ、かつおぶし、まつたけ、鶏肉でダシをとったスープと、ときたまごを混ぜて器に入れる。(まつたけ、鶏肉、ゆでた銀杏は一緒に入れる)水を入れた器に、それを入れて(湯煎みたいにして)電子レンジで約7分。
スープを大目にいれてしまうと固まらないため、画像のようになってしまうが、これはこれで、スープをごはんの上にのせて食べるとめちゃウマだったのでよかった。



matutake24.jpg

松茸の刺身
某所で教えていただいたのでやってみた。まつたけの刺身。
わさびと刺身醤油で。とれたて新鮮でないとだめだそうで、山のなかにある旅館などでよくやっている。長野旅行をはさんでの調理だったため、さほどもう新鮮ではないせいか、感想は「・・・。」であった。しかし、送ってくれたうちの母親曰く「マツタケなんか味がおいしいわけじゃないんだから、生のまま食べたってうまくもなんともない。新鮮とかそういう問題じゃない。」とのことだった。
画像は、結局刺身では食べることができなくて、軽くふちだけをあぶったもの。やはり松茸は火を通すと最大限に効果を発揮できると思う。



matutake25.jpg

松茸の土瓶蒸し
ちっとも土瓶じゃないが土瓶蒸し。
作り方はまったく同じにしてあるので味は同じであろう。文句を言うんじゃない。材料が茶碗蒸しとかぶっているので茶碗蒸しの次の日に作ってみた。正式にはハモだとかミツバやすだちが必須なのだが、金がないのにそんなことを言ってる場合じゃない。鶏肉、ぎんなん、松茸だけで作ってみることに。湯のみで味わう土瓶蒸し。第一弾で作ったお吸い物とどう違うのかと問われると言葉が返せないのがくやしいところだ。しかしまあ、土瓶蒸しは旨い。大好物のひとつである。



matutake26.jpg

松茸のホイル蒸し、炊き込みごはん、お吸い物
さて、残りが2本になったところで、もう考えるのもイヤになってやはりファイナルを飾るのは正統派のこれであろうと考えて、松茸ごはん、松茸のホイル蒸し、松茸のお吸い物。最後の松茸ごはんは(連日連夜、まいにち松茸ごはんだった)、エリンギ、しいたけ、しめじも投入した豪華きのこ羅列炊き込みごはん。ホイル蒸しは、香りを損なわないように(なにをいまさらという意見もあるが)シンプルなオイルを使用。やはり松茸はこれに限りますな。

matutake28.jpg

炊きあがりー♪♪



連日にわたる、大量の松茸処分料理シリーズ、いかがでしたでしょうか。
茶碗蒸しと言いつつグラタン皿を使い、
土瓶蒸しと言いつつコップを使い、
なにがどう言えば上級松茸料理なんだ、というつっこみは、

やめてください。


次回は送られてきた栗で栗ごはんの予定なのですが、
おいしい作り方があれば是非おしえてくださいまし。
(※栗がカビてて捨てざるをえませんでした・・・ううう)

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

松茸が届きました。奇食編。

松茸何品つくれるかな。長野編。
前回は基本編でしたが、飽きたので今回は普通ならまずやらない調理法でいこうかと。

長野に旅行にいきました。
松茸持参で。



かばんが松茸くさい。



matutake12.jpg

松茸パスタ
あえてタリアテッレで。
ミートソースをつくり、そこに刻んだ松茸を混ぜ込む。
最後に(友人の家の)植木のバジルをちらしてできあがり。
香りもなにも、カケラも見あたらない。松茸料理には向かないっぽい。



matutake13.jpg

松茸チャーハン
友人宅の炊飯器の調子が悪くて松茸ごはんを炊くも、妙に硬いできあがり。
なので、チャーハンに。美味。
香りもほどよく残り、かたさも気にならず成功。



matutake14.jpg

松茸焼きうどん
なにがなんだか焼きうどん。香りもすべて木っ端微塵。



matutake15.jpg

松茸ハンバーグ
ハンバーグ自体には粉砕した松茸を。
そしてソースにはみじん切り松茸を。
香りはすでになし。
ソース系が香りをだめにするとここでようやく気が付く。
焼き系はOKぽい。しょうゆはいいがソースは香りがだめになる。
小学生でもわかるようなことについての実験は成功に向かいつつある。



matutake18.jpg

三つ巴。

matutake19.jpg

松茸ペペロンチーノ
松茸もつんで10日以上が経過。
だんだんしおれてきたので皮をすこしはいで調理。
ちょっとみすぼらしい。
オリーブオイルでにんにくとタカノツメをじっくり炒め、最後のほうで松茸を投入。すかさずゆでたパスタを入れ、簡単に炒めてできあがり。
においはニンニクとオイルに消されたかと思いきや、しぶとく残る松茸臭。



matutake16.jpg

そして最終回は、

matutake17.jpg

松茸餃子
みじん切りにしてタネに混ぜる。
ニンニクもまぜる。
が、香りはちゃんと残っていた。
ソース系でなければかろうじて香りは残る。
すばらしい研究結果だったと思う。
純国産の天然松茸を使った挙句にこれか。


(松茸料理上級編につづく)

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

松茸が届きました。

matutake1.jpg

家から、山でとれた松茸、栗、この秋にとれたお米が送られてきました。
今年もそんな時期か・・と新聞紙をあけてみると、

matutake2.jpg

matutake3.jpg

量が多い。
今年は雨が多かったからどこも松茸が豊作らしい。金欠だし、純国産天然まつたけってことで、吉祥寺駅前あたりで全部で1万くらいで売れそうだなとか考えたのだけど、せっかくだしいろいろ作ってみることにした。
松茸何品作れるかな。




matutake4.jpg

matutake5.jpg

ホイル蒸し
香りがつくのがいやなのでしょうゆなどはつけずに、ホイルに油をうすく塗って、そのままマツタケを蒸す。異常ないい香りが充満する我が部屋。




matutake6.jpg

matutake10.jpg

松茸丼
まつたけごはんのつもりで作ったら丼になってしもた。バター焼き。




matutake7.jpg

matutake9.jpg

松茸の炊き込みごはんと松茸のお吸い物
香りをだいなしにしたくなかったので、鶏肉やにおいの強めのものは一切さけて、にんじんとまつたけだけの具にした炊き込みご飯。



matutake11.jpg

松茸ごはんとお吸い物
前日と同じメニュー。土瓶蒸しをつくろうとしたがハモがなくて挫折してお吸い物。ついでに松茸ごはん。昨日ののこりもの。みつばだけでも買えばよかった。


(松茸奇食編につづく)

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

腐乳と臭豆腐

最近引っ越したばかりのうちの家がやばい。
夜仕事から帰ると部屋からはもわっとした熱気。台所が西日なため、昼過ぎから夕方にかけての窓からさす陽の光のせいで部屋が異常な熱気に包まれてしまうのだ。そのせいで切って6時間しか経っていないブロッコリーは一気に醸されて腐り落ちていたり(テーブルに置きっぱなしの私も私だが、いくらなんでも早すぎる)トイレのドアにはカビ。いままでこんなことはなかった。家の立地条件が悪いのだろうか、とにかくちょっとしたことでカビがはえる。(主にトイレと風呂場)朝は必ず玄関のドアとすべての部屋の窓を開け、換気をし、トイレも風呂もドアを開放、生ゴミは毎日こまめにまとめて捨て、食べ物は少しづつ買って常に即冷凍を心がけ、カビ対策は充分してきたはずなのだが。で、台所の窓を開け、網戸にしたまま外出すると今度は小バエが大量に。網戸でも入ってくるものは入ってくるらしい。仕事から帰ってきて台所から一斉に小バエが飛び立ったときは思わずショックで膝を折りその場に座り込んでしまった。窓を開ければ小バエ、締め切ればカビ、一体どうしたらよいものか。部屋じゅうを醸された挙句、今日作ったカレーに、漬けておいたらっきょを付け合せにしたら地味に具合が悪い。ついにらっきょまで犠牲になったか、我が家。

---

さてそんな前フリもあって今回は中国発祥の醸され料理、腐乳と臭豆腐。
「かもされ、かもし」とひたすら使っているのは「もやしもん」という発酵漫画に影響された私が最近使い込んでいるだけの言葉なのであまり気にしないでいただきたい。要は発酵とかカビられたという意味である。この「腐乳」「臭豆腐」は豆腐を原料とし、「臭豆腐」のほうは中国読みで「チョウドウフ」と呼ばれ、ビフィズス菌などの生育を助ける酪酸菌と、納豆菌で発酵させた漬け汁に豆腐を漬け込んだ灰色の怪しげな食べ物で、その匂いの強烈さにテレビのバラエティーやチャレンジャー系ホームページでもたびたび取り上げられるのでご存知の方もおられるだろう。「腐乳」のほうは中国読みで「フウルウ」と呼ばれ、豆腐に香辛料を加え、培養菌を使って、塩水の中で醗酵させたもので、臭豆腐に比べて臭みは弱いものの、やはりくさい。発酵に使う麹に紅麹を使用したものは紅腐乳(ホンフウルウ)と言われる。2種類あるということで今回は2種類ともお目にかかることができた。


funyuu.jpg

「腐乳」
写真は上でも説明した、紅麹を使用して作った紅腐乳のほう。味はきわめて沖縄の豆腐ようにソックリである。それもそのはず、豆腐ようはこの腐乳を真似て作られたものらしい。本来腐乳は粥に入れたり、煮込み料理に使ったりして食べるものでそのまま食べることはあまりない。そのまま食べる際は、沖縄の豆腐ようと同じように、つまようじの先にちょっとつけて食べるやり方のほうがいい。一気に食べるともだえることになる。豆腐ようの味と同じ、といわれても食べたことのない方にはわかりにくいだろう。例えると、奈良漬のような味・・・でもOKかもしれない。

syudoufu.jpg

「臭豆腐」
上の腐乳に比べてこちらは大変キッツイ内容物だった。灰色のおどろおどろしい色に加えてその腐臭はまるでドブそのものの香りである。某サイトに「公衆便所の香り」とあったが、公衆便所というよりはドブに近かった気がする。これは腐乳と同じく、中国では本来は生のまま食べるものではないらしい。厚揚げのように揚げたり、粥に入れて食べるもので、そうするとドブのような香りも消え、たいへん美味になるのだそう。なお、中国でも好き嫌いに大変分かれるらしく、嫌いなひとは近寄りもしないらしい。日本でいう納豆のような存在なのだろう。4ツ足のものはイスとテーブル以外はなんでも食らうと言われる民族でさえ避ける臭豆腐。私は生のままはチャレンジできなかった。貧弱ゥ!

thumb.jpg

浙江省北部、台湾などでは屋台も展開され好まれて食べられているが、日本では中華街ですら見かけないという。欲しい方はアメ横へどうぞ。「臭根(チョウゲン)」という植物の茎の汁を臭豆腐を作る際に使用されるらしいが、州豆腐の作り方は地方によってずいぶん異なるそう。

カテゴリ分けにずいぶん悩んだが、豆腐=大豆が原料ということで「果実の珍味」に分類してみた。なんか違和感があるなあ。でも他に分類できないし。
(最後の画像はいただきもので、どこから拾ってきたものかわかりません故、もしも「自分のだ!ふざけんなばか!」とおっしゃる方がおられ、問題があるようでしたら即削除させていただきますので、ご指摘くださいませ)
posted by さくらこ at 00:29| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

虫の珍味、色々。

本日、シュールストレミングオフに参加させていただきました。
そこで、今日はシュールストレミングの画像で・・・といきたいところなのですが、動画を参加者の方からいただける予定なので、シュールストレミングの記事は動画をいただけたあとに・・・ということにいたしまして、今回はオフで次々と開缶された虫の珍味色々をご紹介。


画像 062.jpg

まずは「いなご」
今回ご紹介するのはどれも信州の珍味ですが、このイナゴは東京にもいるそうで。イナゴというと思い出すのは「3×3EYES」の6〜7巻あたりで夢の島にイナゴが沸いて騒動になる話なんですが(年齢がバレるな)、佃煮にして食べると舌に抵抗もなく身体にもいいそうです。最近では「のだめカンタービレ」のなかにイナゴ鍋が描かれてましたが、本当に食えるのかどうかは謎。ちなみに捕獲時期は秋。

ここから先、虫画像ばかりが並びますので、ダメな方はお控えを。


画像 043.jpg

「まゆこ」
真由子?繭子?マユコたん萌え萌え?
世界広しと言え、まゆこを食べるのは信州は伊那地方だけ!富樫義博の漫画さえすでに読めないのはジャンプだけ!かいこのサナギかなと思っていたら、かいこではなく産卵を終えたかいこ。蛾でした。かいこのさなぎを食べる地方は他にもあるそうです。蛾。蛾かよ。かいこなら食えるのに、蛾かよ。食っちゃったよ。美味かったよ。私の馬鹿。これも佃煮。佃煮にしちゃえば大概のものは美味く食えちゃうんだなと思った。


画像 049.jpg

「かいこのさなぎ」
信州では養蚕文化が盛んで、そのせいかこの「かいこのさなぎ」を昔からよく食べる。長野は海からも離れており、大昔では手に入れられる食べ物が大幅に偏っていたゆえの貴重な蛋白源として昆虫食の発達なのだろうか。詳しくは知らないが確かに長野は(中心部に寄れば寄るほど)魚介類はあまり美味しくないことが多いのは確かだ。このかいこのさなぎは韓国でも食されており「ポンデギ」と呼ばれている。プチっとした食感。美味いけど食べるのが辛い見た目。フナムシに見えるよおかあさん。


画像 058.jpg

「ざざむし」
日本でいちばん有名な食用昆虫といえばこれ、ざざむしではなかろうか。四国でも食べられると聞いたが、やはりこれも信州伊那の特産物。川に住むカワゲラやトビゲラの幼虫で語源は「ざーざーした場所にいる虫」だからなんだそう。ざーざーむし。ざざむし。川のそばだからか。なお、現在ではヒゲナガカワトビケラの幼虫が材料に使われているらしい。佃煮にすると有無を言わせず美味くなるので悔しい。ざざむしだけは絶対に食わない!と言い張っていたのだが、シュールストレミングや臭豆腐やらを食い漁ってなにがなんだかわからない腐臭に囲まれていたらいつの間にかどうでもよくなってざざむしを食ってました。慣れって怖い。


画像 055.jpg

「蜂の子」
長野の松本市街の郷土土産屋に売られていたような。蜂の子の美味さはわりと有名だがアミノ酸やビタミン、ミネラルを多く含み、山中で暮らす長野県民にとっての古くからの栄養源となっていた様子。自然界のバイアグラなんて異名も持つ。本来ならありがたいはずの効果な蜂の子だが、この見た目のアレっぷりに手を出さず仕舞い。貧弱ゥ貧弱ゥ!!


以上で紹介しました食用昆虫はこちらでご購入されたものと思われます。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(8) | TrackBack(1) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

とんぶりとほうき草

最近仕事で覚えることが多く、朝起きたら部屋を掃除、洗濯、朝ごはんの準備をしてから仕事の予習、復習をして仕事に行き、帰ったら晩御飯の支度をしながら風呂を洗い洗濯物をたたみ、ちょこっとネットをして明日の仕事の予習。で、寝る。な平凡な毎日を送っている。おかげさまでいままで毎日更新していた別のブログもほぼ更新が止まったまま。HPの更新もできずにいる。
そんな平凡な日々をぶち壊してくれたのが某投資家の姉さんからの電話。沖ノ鳥島のなにかの仕事に投資なさったとかで彼女自身も沖ノ鳥島に行くことになっていたのだが「よしわしも連れてけ!」という私の言葉に「よっしゃ、行くか!」と即答。この大物め。沖ノ鳥島に行きたい理由はそこでしか獲れない島さわらを食べることだったのだが、私が島さわらを食べるために投資家姉さんは都庁の方にまでかけあってくれた挙句、夜、小笠原漁業組合長さんが謝りの電話。「今回は調査で行くので・・・」って漁業組合長さん直々かい!場所が場所なだけに薄々そこらへんは覚悟していたので気にもしなかったのだが、それにしてもまさか行きたい理由が島さわらとは言えない。ものすごく申し訳なさそうな姉さん、組合長さん、ついでに「歩ちゃん(わしだ)を沖ノ鳥島に連れてって!!!」と懸けあわれてしまった都庁の方々、本当にありがとうございました。島さわらで申し訳ありません。

平凡な日々から一転してものすげー非凡な会話。
てなわけで、平凡に生きてたらまず出会わないお話でありました。おしまい。

---

tonburi.jpg

スーパーでとんぶりを見かけたので購入。
そのままスプーンですくって食べてみたら、まるで味がない。見た目はキャビアに似ていなくもないけども、畑のキャビアてのは言いすぎじゃなかろうか。ごはんにのせて、しょうゆと荒塩をパラリ。うまい。けど、わざわざ買ってまでってほどじゃあないなあ。

tonburi2.jpg

トンブリは「ほうき草」という植物の実でして、このホウキ草は干してくくるとホウキになります、実は食えます、という非常に優れた植物。この時期、花屋さんにも売ってるとこありますので、実がなったら食ってみるも良し。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

うどぶきの煮込み

otari5.jpg

のっけからアレな画像だが、GWに行われた長野は小谷(おたり)村の祭り。ちいさな規模の祭りなのだがなにせ村でのこと、人手がすごい。へたな都会の祭りなんか目じゃない人の多さ。出店は村主催の小規模なものだというのに。
祭りといえば子供にとっての目玉はよそから来る出店以外のなにものでもないもんだが、ここの祭りの出店はすべて、

otari4.jpg

こういうのんである。売られているものはワラで作った子供用長靴、ワラで作ったカメ、春先に獲れたばかりのゼンマイ、ワラビ、コゴミにちゃんめろ(小谷でふきのとうのこと)、うどぶき、ノビル・・・

otari3.jpg

そして菌打ちをしたしいたけのほだ木まで売られている。2000円。これはめっちゃくちゃほしかった。でも特急にこれを抱えて乗れというのは無茶な話だ。でもしいたけ栽培をしたい。お風呂でしいたけをこれでもかと栽培したい。しかしこんなで店で果たして村の子供が喜ぶかは謎である。自家製味噌や自家製納豆にいそしむ私のような珍味好きにはたまらない掘り出し物祭りだが。

しいたけの夢は諦めざるを得なかったが、珍しい珍味山菜、うどぶきについてはこちら
いぬどう菜、ボンナとも言われ、見た目はフキに似ている。

うどぶきの煮物の調理法。
1、鍋にうどぶきと水を入れ、火にかけ沸騰直前に火を止める。
2、一晩そのままにしておいて、次の日水を何度か変えて塩抜きする。
3、煮干でだしを取り、調味料(醤油、砂糖、みりん、酒)で味を整える。
4、うどぶきをもう一度ゆで、だしに入れて沸騰直前に火を止める。
5、次の日もう一度火を入れて、できあがり。

長野の山菜シーズンもそろそろ終わりを告げ始めてきた。今年の山菜記事もこれで終わりかと思うと寂しいものがある。山菜をまた食べたりないという読者の皆様は是非長野の山奥にでも行って買い込んできていただきたい。
posted by さくらこ at 19:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

珍果実---ケープグーズベリー

珍しい果実を食べてみようシリーズ第二弾は「ケープグーズベリー」。
第一弾だった「アテモヤ」は世界三大美果のひとつなんて冠のつく知名度の高い珍果実であったが今回のケープグーズベリーは花で例えればオオイヌノフグリのフグリってキンタマって意味なんだぜ?つまりでかい犬のキンタマって意味なんだよねって事実くらい知名度が低い。少しも花自体には例えられていない気もするがそこは気にするポイントではない。

keep.jpg

ケープグーズベリーなんて言い方をしているが和名はシマホウズキ。子供のころはお盆の墓参りの帰り道に咲くホウズキの実を、母が口に含んで鳴らす方法を教えてくれたりしたものだが、シマホウズキもあのホウズキの一種である。生のままでも食べることができるが甘さとわけのわからない微妙な味覚(例えようがない。鼻をぬけるような植物独特の香りと味覚に襲われた)、不思議な味。けしてまずくはないが美味くもない。ジャムにも使えるしパイにも使われることが多い。シチューなどの煮込み料理に最適という話も聞くのだが、ここらへんがアフリカで栽培されている果実だなといった感じ。
ケープグーズベリーという名は、南アフリカのケープで盛んに栽培されていることと、香りがグーズベリーに似ていることから由来される。ビタミンA、C、E、鉄分、ミネラルを多く含むが、ここ最近は脂肪燃焼作用、ガン抑制、動脈硬化に効くなどの力をもつイノシトールが含まれることでも注目されているらしい。抜け毛にも効くのでハゲの方は是非。

hoduki2.jpg

浅草寺にて行われるほおずき市でアルバイトをしたときの風景。
普通のほおずきも食せることは食せるのだがあまり食すひともいなくなった。

---

最近いちばんハマっている、もやしもんの3巻が講談社から本日発売されました。納豆の作り方からシュールストレミングの調理法など、いつにも増して発酵食品の作り方や食べ方の知識満載で大変面白おかしうございます。貯蔵食品、発酵食品好きの方は是非。これだけ宣伝しているのだから作者はなにかください。

posted by さくらこ at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

アテモヤという果実

果実の珍味といえば「アテモヤ」であろう。以前、なにかの本でアジアを旅する斉藤夫婦というPNの漫画家ご夫妻の作品のなかで「アテモヤ、アテモヤと絶賛するからなにかと思えば、カスタードアップルのことではないか」というくだりがあった。(チェリモヤとも言うそう)
そうは言われてもカスタードアップルを知らない。以前、シンガポールにいたことがあるのだが、そこでの正体不明のフルーツ群のなかにもそのような名前のフルーツはなかったはずだ。アテモヤはともかく、カスタードアップルという名前はあまりに魅力すぎだ。味はネクターのような味だとか、アイスクリームのようだとか証言は様々で、味の正体がつかめないのもまた魅力。絶賛されていたのにすっぱいだけで美味しくなかったスターフルーツと違った食後の感動を与えてくれるに違いない。

あのマンゴー作りの名人!頑固オジイが育てた世界の3大美果のひとつ、幻のアテモヤ。内容は500...

と思っていろいろ探してみたのだが、ネット通販のアテモヤはどこもきれいさっぱり完売(楽天のみ調べ)。出ればすぐ完売とは聞いていたが、なんだか凄まじい。唯一残っていたネット通販がここだったんだが、うちのブログは楽天ではなくシーサーなのでアフェリエイトの意味はカケラもない。というわけで、買おうか買うまいか非常に今悩んでいるところ。

アテモヤの食べ方

アテモヤは硬い状態で木からもぐ。その後常温で追熟させて、指で押してやわらかくなってからナイフでぐるりと縦にカット。冷やしてからスプーンなどで食べる。常温でないと追熟しないのも特徴。

食べることよりもできれば栽培したいと思っていたのだが、南国フルーツゆえ諦めていた。伊豆のあたりでは不可能でもないらしい。

---

ちなみにスターフルーツ。

【緊急!】比嘉オジィープレゼンツ♪オジィが育てたスターフルーツ。さくさく感と独特の香りが...

頑固オジィという方には非常に申し訳ないが、いくら頑固なオジィが作ったとは言え、私はもう二度とスターフルーツは食べないと思う。オーチャードロードでスターフルーツを立ち食いしてあまりの青臭い酸っぱさに「ギュイー!!!!!!」と前代未問の叫びをかました屈辱は忘れない。たぶん私が熟れていないやつを選んでしまった可能性のほうが大きいので、興味のある方はどうぞ。

posted by さくらこ at 01:23| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

食べられる花---パンジーとハーブのサラダ

食べられるパンジーをサラダにしてみる。

panji.jpg

パンジーとルッコラ。
食べられる花をエディブル・フラワーとも言い、代表的なものでは菊、バラ、花穂じそなどが食せることで有名だが、今回食べたのはパンジー。綺麗に飾り付けてあるせいで珍味な気がしない・・・
味は「花をたべてますよ!!!!!」という味、としか言い表しようがない味で、かすかに花の蜜の甘さがあった。好んで食べたいかと言われれば否である。

---

おまけ

otari55.jpg

山菜狩りでこごみとふきのとう。


posted by さくらこ at 00:54| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫・果実・山菜の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。