2008年06月24日

「タテルヨシノ」初のディナー

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そういえば「タテルヨシノ」には7度ほどお邪魔させていただいているのだが
一度もディナーで来たことがない。
今日は「げつようび、おやすみにしたー」というおぢさんと
お昼過ぎで用事の終わった私の都合が珍しく合ったので、
芝パークホテルの「タテルヨシノ」にディナーでお邪魔させていただいた。


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他店のようにあまり派手にメニューの入れ替えがないため、
だいたい同じようなメニューになるのだが、ディナーだとまた違うメニューになるみたいだ。
アミューズはヤギのミルクのブランマンジェ、アロエのジュレ。
以前はビーツをかけたものだったが、夏仕様になっていた。
上は、もうひとつのアミューズ。トビウオのマリネ。
いつものカワハギのマリネと味付けが基本的に同じようで、
非常に似ているが、これは右のソースがトマト、左がキュウリ。
こちらも夏仕様だ。皿の右はキャビアとレモン風味のクリーム。
カワハギのマリネは、私のだいすきな皿のひとつなのだが、
これも同様、とても美味しい。


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以前わたしがオードブルで頼んだ、
リード・ヴォーのテリーヌと手長海老の皿。
これはおぢさんのオードブル。
これに付いてくる手長海老のプリプリ具合は最高だと思う。

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いつもおぢさんがアラカルトで頼む、
ビオファームまつきの有機野菜を使ったエチュベ。
アラカルトだと手長海老のクルスティアンがついてくる。
まつきさんという方は昔サービスをやっておられた方で、
その方の昔のサービスマン時代の写真とビオファームまつきの本を
おぢさんがじーっと読みつづけ、お食事をぱくぱくしつつも気になる様子で、
テリーヌをたいらげたあと、また熟読。
ここのお野菜はすごく濃厚で美味しい。噛むと濃厚な野菜の味が口に広がる。
おぢさんは、今の大変な生活が落ち着いたら、
野菜を作って暮らそうかなあなんていうのを1年くらい前にぼそっと言っていた。
実際に、サービスマンからそういう道に行ったひとがいたので興味をしめしたらしい。
たべるもの全般にとても才能のあるひとなのに、
いかんせん足かせになるものが多くて、そういう道に行くのは難しそうで、
あたまをなでなでしようとしたら、ピシン!としっぽではたかれた。
たまにはちょっとくらい触らせてくれと思った。


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真鯛のグリエ。
なんだったかな、貝が入っていて、
ソースは貝のダシとバターと白ワインで作るマリナーラソース。
も、これがむっちゃくちゃ美味しい。ぐ。
今回このコースを選んだのも、真鯛のグリエがあったからだ。


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和牛のランプ肉・・・この肉は、たぶんこのお店で食べたもののなかで
いちばん好みだったと思う。毎回美味しいのでその保障はないが、
やわらかく、噛むと脂がぎゅうっとしみでてきてめちゃめちゃ美味。
「はう・・今日はこれがイチバンだねえ・・」
しあわせそうにおぢさんが呟いた。
これ、1万のコースでこれが出てくるんですよ。素晴らしいですよほんと。
泣ける。


タテルヨシノに初めてきた日に、おぢさんがすごくすごく気に入っていたサービスの方がいて、
見た瞬間、雰囲気が(サービスとしては)とても好みだったらしく
「いやあ、あれは将来いいサービスになるよ、きっと」
とか
「この(女と仕事にしか興味のない)おれが、友達になりたいなんて久々に思ったよ」
とか、まあ、興味をしめしたもの以外にまるで無関心のおぢさんが、
えらく熱心に褒めていたんですが、今日、うちの席を担当されていて、
「おれ、あのひとの名前知りたいんだけどなあ」
とかぼそぼそと横でつぶやいてるもんで、
「おぢさん、あのひとだいすきでしょ」
と言うと、素直に「うん、だいすき」と返事が返ってきてかわいかった。
このおぢさん、ぱっと見の人あたりはいいものの、
あまり他人に心を開かないわ、偉そうだわ、女には話しかけるけど
男にはまるで興味なーい、みたいなムカツク唯我独尊男なんだが、
このサービスの人のときは妙に話が長い。
うれしそうにしっぽをフリフリしながら名刺をいただいていた。
濱田さんというらしい。よかったね。
(ちなみに濱田さんはデスノートのヨツバのキラの髪型と同じだと毎回思う)

で、今日はドアのところで半分だけ体を出してちらちらっとのぞいていた、
たまにサービスについてくださる黒服の穏やかな方(田中さんではなく)も、
私はとてもだいすきで、やたらめったら質問の多い私に、
いちばん、毎回誰にも聞かずに答えられるのはこの方で、
知識の面でもすごいなあと思うんですが、
レストランのサービスの方というのはいろんな方が揃っていて、偏りがなく、
そういうお店がいちばんいいんじゃないかなあと思います。
長く長く続くお店って、サービスの方の性格や雰囲気や得意なものに
偏りがないのが、ほんとうの秘訣なんじゃないかな、と。
当たり前のことを、偉そうな言い方で申し訳ないですが。
早いはなし、ここのサービスの方はみんな素晴らしく良い方だということであります。


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フランボワースのマカロン。
表はすみれ風味、間に木苺がはさまってます。
アイスクリームはレモンの、皮の部分強めの味。
甘いマカロンと一緒に食べてちょうどいい味になるようになってる。(と思う)
おぢさんはプラリネ。

お気に入りの濱田さんとたくさん話ができて嬉しそうなおぢさんは、
「おれ、最近両手がしびれててさあ」
と、とんでもなく危険なことを言いながら家に帰ってゆきました。
おぢさん、長くないんじゃないかとたまに思う。
posted by さくらこ at 00:38| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

ヒルトン「王朝」つばめの巣のスープ

梅雨に入りました。
雨のなかの新宿、
先日、急な仕事のせいでせっかく予約したタテルヨシノにいけなくなったお詫びに、
おぢさんがヒルトンの中国料理レストラン「王朝」に連れていってくれました。

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雨と酒続きで、すっかり肝臓を悪くしてしまっているわたくしめでありますが、
(雨が続くと肝臓とか自律神経が悪くなる人もいるそうでして)
具合が悪いということで、今日はつばめの巣のスープを食しに。
古くから健康にいいとされる世界3大珍味のひとつ、つばめの巣は、
アナツバメの唾液腺からの分泌物からできており、
海藻と唾液を混ぜて作った巣という俗説は正しくなく、
海藻は基本的には含まれないそう。(一部Wikipediaより抜粋)
このはなしはおぢさんから聞いて初めて知りました。
ずっと海草だと思ってましたよ。

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「ちょっとしょっぱいよ」
というおぢさんの言葉からのイメージよりはややソフトなしょっぱさ。
おいしーーーーーい!!!!!!!!
初めて食べたツバメの巣のスープは、
ゼリー状にスライスされたツバメの巣の不思議な食感もスープに出たダシも、
最高に好みの味。何杯でもいけるよー。うまいよー。


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かえるのスパイス炒めを頼もうとしたら、
今日は雨なのでかえるさんが外出中でおりませんって言われてがっかりして。
あとはすべておぢさんにオーダーを任せてしまいました。


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伊勢海老の黒豆ソース炒め


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あわびのオイスターソース煮

わたしがアワビアワビとうるさかったからか、
あわびは2品ほど頼んでくださった。
基本的におぢさんが片手でダルそうに取り分けをしてくださったのだが、
(やっぱプロなので片手でも片尻をあげて屁をこいてでも上手だった)
あわびだけは私が取り分けた。そうすると、
「おれのぶんのあわびが2枚しかない!」
とぷんぷんしながら私のおさらのあわびをむしり取っていった。
ときどき反抗期の中学生みたいだ。

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中華は、仕事で取り分けもなにもかもやったことはあるんですが、
自分がちゃんとした中国料理屋に行くことはなかったので、
(幼少の頃はあるんですがいかんせん作法なんかさっぱり忘れており)
おぢさんに頼りきりだったのですが、
コース的に、前菜、スープ、野菜、メイン、と、
好きなものをバランスよく散らせつつ注文するだけでOKみたいです。

雨で具合が悪いというと、新宿駅からたったヒルトンまでの距離を、
往復タクシーで送ってくださったおぢさんは、
まだまだ忙しい時期の様子で、床をしっぽでピシンピシンさせながら、
新宿駅の改札をくぐって行ってしまいました。

はやく梅雨が明けるといいなあ。
posted by さくらこ at 02:42| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

ホワイトアスパラ「コート・ドール」

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きれいなたべものはこのうえなく美しい。









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GW明けて翌日、仕事疲れを癒そうと「トロワグロ」に行こうとしたおぢさん、
その日は定休日だったのでしょんぼりしてお店の選択権を私に与えてくれた。
こんかいわたしが選んだのは、三田の名店「コート・ドール」。

新宿のドトールに今日はスーツ姿で現れ、
前回のタケノコ族姿のチンピラとはまるで別人にしか見えないおぢさんは、
最寄り駅の白金高輪からコートドールまでの道のりで迷子になった際に
「こっちからおいしそうなにおいがする!」
と無茶を言い出し、わけのわからない路地に入ったくせに、
なぜか見事に最短距離でお店にたどりつくという芸当をこなしておりました。
ほんとうにすごいひとだなあと毎回思います。いろんな意味で。


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赤ピーマンのクーリ

このお店の名物のひとつ、アミューズの赤ピーマンのクーリ。
見事にふわっふわ。ゆうわりとした食感、とても繊細でクリーミィ。
ピーマン独特の味はほぼ残っておらず、かすかにやさしい味として残滓がある程度。
ピーマン嫌いでもこれは大丈夫。
私は舌触りに感動したのだけど、おぢさんはイマイチの様子。
テーブルにちんまりと置かれたなでしこの花は、食用にもなります。
これがアミューズかと思いました。
テーブルの花をむしって食うアミューズが出てくるフレンチレストラン。
それはそれでいいなあ。
なわけねえだろ。


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フォワグラのテリーヌ

今日もオールアラカルトで元気に食すおぢさん、
オードブルはフォアグラのテリーヌからスタート。
添えものはレンズ豆らしい。
このテリーヌは美しいなあ。じいっと見入っていると、
おぢさんがふとこっちを見て切り分けてくれた。
舌でじわあっとゆっくり脂がとけて味が染み入る。
これはおいしいいいいいいいいい!!!!!!!!!!
でもやはりおぢさんは「うーん」てな顔。
テリーヌ皿のうえの3つの調和が合わないんだそうだ。
なんだか、バラバラだなあ、とか言いながらじっと噛み締めていた。
テリーヌ、最高なんだけどな。
ぷるぷるしながら私も食べました。

(後日ネットで調べていたら、このレンズ豆とテリーヌが
若干まとまっていない気がするみたいな記述が他にもありました。
あれだ、おぢさんも言っておりましたが、
「好みはひとそれぞれというのが大前提で、個人的な評価を出しているだけ」
ってことです。コートドールは非常に高い評価を得てますし、
私もとてもおいしいとおもいました。
ここでの辛口評価は、参考までに書いております。)


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野菜のエチュベ コリアンダー風味

わたしのオードブルは定番らしい野菜のエチュベ。
すっぱい!すっぱいでござる!!
エチュベは野菜から出た水分で蒸し煮にする料理法なんだけど
量が大目なもんで大変だった。すっぱくて。
味?ふふふ。
すっぱさで混乱して覚えてない。


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長崎産平スズキ皮つきかりかり焼き マスタードソース

かりかりおさかな大好きおぢさんのために、
私が頼んだおさかながこれ。
「自分のすきなもの頼めよ・・・」
といわれましたが、まあまあまあ。
じっと見ているおぢさんに、3分の1を切り分けてシェアしたら
「こんなにくれるの!?」
必要以上に驚いていました。ソースがねえ、もう、すごい。旨い。
かりかりというよりはしっとりだけど、うーん最高。

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福島相馬産ノドグロの天日焼き オリーブソース

スズキとずいぶん迷ってノドグロにしたおぢさん、


「・・・・・・旨い。」


とぽつり。
そう、これは手放しで「旨い、旨い」と褒めちぎり、
うれしそうにワフワフと食べてました。ソースが、最高。
スズキのソースもよかったけど、同時に比べてみると格段にこちらが上。
はっとしてしまうほどの味。
「これはいい、これは素晴らしいね」
ずっとそういいながらごきげんでたいらげた。


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北海道茶路産 仔牛のロースト

わーたーしーのー????????
絶妙な火の通り方。

ここで、切り分けてシェアしていた私たちをみて、
一瞬だけ表情がひきつったサービスの方がおられた。
(支配人さんではないよ)
まあ、しょうがないのだけど、
でも表情に出したのはこことベージュ東京だけかな。
ちなみに、私らのうさんくささを目の当たりにして、
じーっと見つめ続けたのもベージュ東京だけだ。
どこのお店に行ってもかなり視線を感じるんだが
(そりゃうさんくさい同業者臭を漂わせてんだから仕方ないが)
階段上から見下ろしながら、モロにこちらを見て耳打ちしあっていたベージュは
ある意味すごいチャレンジャーだと思う。グランメゾン級のお店なのに。
私が新聞を見ている隙にじっと観察し、私がそちらを見るとそ知らぬ顔で
すーっといつのまにか顔を元の位置に戻しているなかなかタヌキなのはアピシウス。
ちなみにタテルヨシノは黙っててもたまにシェア用に白皿を出してくださる。
いろんなお店があるなあ。
今度から、最初からシェア用の皿を頼もうと思った。

わたしが肘をついて、サービスの方がお皿を提供するのを邪魔していると
おぢさんはすごく叱りつけるのだけど
(肘をついているせいで提供が遅れる=サービスマンが頭のなかで考えている、
他のテーブルや料理の仕上がり時間との調和が崩れて迷惑なんだそうだ)
シェアについては何も言わない。自分のを切り分けてさっさと私に食べさせる。
「ある程度の知識とマナーは必要だけど、
必要以上に凝り固まった常識や概念は別に必要ない。
メニューも食べきれるなら食べたいものを頼んでいいと思う。
一緒に行く人間と合わせる、とかいうが、合わせるのもサービスの力量。
お客側がそこを考えすぎる必要はないと思う」
一時期、うちのブログを見て、好き放題に注文するうちのやり方をみて、
フレンチは同行者と食べる品数を合わせるものだと書かれたことがあるが、
それに対してのおぢさんの意見。
まあ、グランメゾン級なら、力量をお店に任せるのは間違ってないのかもしれん。
私は、結構外食時のマナー、常識の概念が強すぎて、
逆に接客をする側のときにその「自分の常識」をお客様に押し付けてしまうときがある。
今回の、一瞬表情に出てしまったサービスの方と同じだ。
間違ったシルバー(カトラリー)を使われても腹立たしいときがある。

自分がサービスの立場になったときに、
あとからいつも後悔して、思うことは、
私のような常識や概念に凝り固まった人間は、サービスに向いてないなってことだ。
ネットで、うちのブログを見て「そんなのはマナー違反だ」と書いた方と同じ、
私もなんだかんだでその方と同じ、型にはまった、
自分が考えるうえでの「サービスに向いてない人間」だ。
お客様がなにを注文しようとそれはお客様の勝手や好みであって、
それをうまくあわせるのは、確かにこちらの役目だ。
間があけば、それを埋めるなにかを持っているべきなのもサービス側。
なにが正しいのか、は結局わからないけど、
寸たりとも表情に出さない接客をしていたおぢさんを私は知っているし、
ささいな常識をお客様に押し付けないおぢさんの考え方は好きだ。
まあ、自分が好きだと思うほうを学べばいいんだな、
ぼんやりとそんなことを、そのひとを見ながら考えていた。


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国産牛のしっぽの煮込み 赤ワインソース

「しっぽください」
と頼んだおぢさんがかわいかった。
牛テール煮込みといえば、秋に訪問した「KM」だが、
あのときあまりのおいしさに顔がほころんでしあわせいっぱいだったおぢさん、
今回は表情が曇り空。
「これは・・・ほんとうにじっくり煮込んだの?」
わたしに聞かれても困る。
切り分けて私にくださるのを食べてみた。
確かに、味がしみこんでいない。味が浅い、というか。
「煮込んだ赤ワインとソースの赤ワインが違う気がする。
それを一緒にしたら一体感はあったのかも・・
それにしても肉に味が乗ってないなあ。普通に美味しいけど。」

そう、なんだろう、以前たべたKMの牛テール煮込みとか、
あとうちで作るラフテーなんかは、肉の奥の奥まで
ぎゅうううっと煮込み汁の味がしみこんでて、
そういうのがないんよ。不思議だった。
ネット上ではすんごっく評価がいいのだけど、
これもまた人それぞれの好み、なのだろうか。


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アラカルトで、デザートだけ最初の段階で注文していなかったおぢさん、
今日は甘いものを食べる気分じゃないとのことだが、
なら、ってんで、せっかくなので、ここの名物、

茹で上げホワイトアスパラガス 4725円

「ロワール産のホワイトアスパラでございます」
コトっと音をたてて置かれたそれは、
切り分けると湯気まですんっごいいい香り!!!!

質のいい塩とからしのソースで食べると、鼻からつんとアスパラの香りが抜ける。
東京で最高のホワイトアスパラを出すお店、というのは過言じゃない。
旨すぎて声が出ないおぢさん。
しばしふたり、固まって感動。
こりゃすごい。本当にすごい。

本来ならオードブルの品なのだが、
あまいものが今日は食べたい気分ではなく、
どうせなら、春だけ提供されるここの名物を食べたいと伝えると、
支配人さんが「それはどうもありがとうございます!」とにっこり。
動じない。
テーブルにホワイトアスパラを置いたギャルソンの若い男性も
「デザートがわりにアスパラ、というのもおつですね」
またも、にーっこり。
動じないなあ。
今回のこれはさすがに破天荒すぎたか、と心配してたんだけど。
私がギャルソン側なら、デシャップで「なんじゃそらあ!」とか言うレベルだぞ。
変な注文をしてほんとうにすみません。
ブログ上でいちいち難癖つけるみたいに書いてますが、
サービスも素敵ですし、全体的に品もあって、
わがままも聞いてくださり、
特に、わたしには、
フォアグラとスズキとノドグロはさいこーに美味、
赤ピーマンのクーリとホワイトアスパラは感動モノでした。

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熊本産 和栗(丹沢)のモンブラン

中にねえ、栗がねえ、こぉ、ぐりぐりっと詰まっててねえ、
しかもサクサクでさあ、フォーク入れるとシャリってさあ、
これは最高。おいしーーーい!!!!?n?[?g?????i?????n?[?g?j

お茶菓子についてくる爪楊枝、その袋がややきっしりと堅くて
紙が高級品!コート・ドール、ツマヨウジの袋の紙質まで高級品!!
↑というようなことをひとりで小声で騒ぎ立てておりました。
「うーん、これは通常の倍の値段はするね!」
とおぢさん。なんだかなあ。低俗で申し訳ない。


わがままばかり書いておりますが、
日本最高峰といわれる名店に行けてしあわせでした。
ありがとうございました。
いちど行っただけで評価を定めたくないから、
もう一度行って、また牛テールを頼んでみたい。
そして、あの感動のホワイトアスパラに会えるのは次はいつかなあ。
posted by さくらこ at 04:03| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

野菜づくし、タテルヨシノ。

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1週間と日を置かずにタテルヨシノにいきました。


世間はGWに入り、都内の飲食業界は暇な時期、
ただ、閑散期に入るはずの2月でさえも大繁盛だった今年のフレンチ業界は、
ミシュラン効果か、GWも大忙しの様子です。
わたしが入っていたレストランも2月もGWも忙しいようで、
いっしょに働いていた子たちもお休み返上、遊ぶ暇もなし。
ワイン教室でおしごとのおぢさんもやはり忙しく・・・・

3月を目処に、足の治療に専念するつもりで、
おしごとを辞めたわたしだけが暇人です。
ぼんやり。


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哀れんだのか、先日のお礼のつもりか、
おぢさんが、好きなレストランへ行っておいで、と。
繁盛してるなあ。憎い。

せっかくなので、先日タテルヨシノに行った際、
食べ損ねてしまった牛タン煮込みを食べに行くことにしました。

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いつものアミューズ、
ビーツのジュレと山羊ミルクのブランマンジェ、
じゃがいものスフレとかわはぎのマリネ。
うえは、
クレソンのクリームスープ。

こんかいは、はじめてのムニュ・ド・レギュム、
有機野菜の特別コースです。


・・・・・・牛タン煮込みは?


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季節野菜のガルヌイユ、
これはいつもおぢさんの頼む季節野菜のサラダの、
ラングスティーヌ抜きバージョン。
下の画像の2種類の野菜は、
奥がクリスタルリーフ、手前が四角豆。

なにがクリスタルなんだ?と思ってカトラリーでカシカシしてみると、
ぷつぷつの水分袋のようなものから水がぴぴっと飛び散る。
その水分のはいった袋のような部分がきらきらしていて、
クリスタルに見えたんだろうか、どちらも最近でてきた野菜だ。
四角豆においては、豆ですらない。


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じゃがいもの器に豚足のファルシィ
ブーレットのソース


今回初のメニューは、これとクレソンのスープだけかな。
豚足をやわらかくとろとろ、フォンダン。煮込まれていて旨い。
ソースはレンズ豆。
豚足が濃厚なのに対し、じゃがいもがさっぱりと抑えていてバランスがいい。

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ごぼうのムースにエピスの香るキャラメルソース
ビターチョコレートのアイスを添えて


これも誕生日のときにいただいたものと同じ、
ごぼうがしっかり利いているのに、ごぼうの味なのに、
なのになぜかちゃんとデザートとしての美味さが成り立っている。
はじめて食べたときはかなり驚いた。

トゥーレーヌのソーヴィニヨンブランは、
支配人の田中さんが、グラスの白として出してくださったものですが
ちょうど、来年度のソムリエ資格試験に向けての勉強で
ロワール地方に取り掛かったところだったので、いいタイミングでした。
生産本数のすくないワインで、色はあめ色。
口にふくんだときの味がやや薬のような・・・
わたしはおぢさんから教わる形でしかワインを知らないので、
本を読むな、他人の味覚をあてにするな、
味も印象も香りも、自分が思ったまま記憶するために、
他人の評価は自分が味わう以前には知る必要はない、と言われてきたもので、
この香りを「風邪薬のような」としか言い表せないのですが、
世間ではどう表しておるんでしょうかね、気になる。
野菜にあわせてください、と言って出してくださいました。
個人的にも購入したいなと思うワインでしたが、
ネット上でもあまり残っていない様子。ざんねん。

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ギャルソンのかたが、次回のシェフズウィークのハガキをくださいました。
ディナーのみと謳っていますが、ランチでも、おひとりでも大丈夫ですよ、と。
あまりディナー時間に行くことができないので、助かります、
と、でもわたしひとりじゃ無理だなあ(^_^;)
今回もおぢさんのおかげで行けたようなものだし。
ぽへ、
ワインでずいぶん酔いました。
薬と併用して飲んでしまったので、後半はあたまぐらぐら。
酩酊状態のわたしに、
オマール・ブルーについて、ずいぶん丁寧に説明してくださいました。
どうもありがとうございました。
posted by さくらこ at 05:06| 東京 ??| Comment(2) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月21日

オマール・ブルーとタテルヨシノ

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タテルヨシノ、1ヶ月経たず訪れました。


レストランに行くことを内緒にしていたので
この日、新宿駅にあらわれたおぢさんの姿は
どう見ても黒いカーディガンを着たタケノコ族かチンピラにしか見えませんでした。
洗いざらしにすると、髪が猫っ毛かつ天然茶髪のせいで
わけのわからないパンチパーマに見えてしまうのですが、
そのうえサングラスをかけて、
もう、なにがなんだかわからない人になっておりました。
さすがの私も改札口で会った瞬間、他人のふりをしそうになりました。
その後ろで駅警備員がものすごい表情でおぢさんをマークしてました。



・・・・・上の文章に一切なんの脚色もない、

今日はそんなおぢさんの誕生日です。



本日はオールアラカルト(コースではなくすべて単品)でご注文のおぢさん。
なのでアミューズが2品でてきました。
上は初めて来たときにも出てきたビーツのジュレとヤギのミルクのブランマンジェ
右はかわはぎのマリネ。


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オードブルに前回も注文した、
季節野菜のエチュベ手長海老のクルスティアンと共に
前回と盛り付けが変わりました、の言葉のとおり手長海老が別皿で出てきました。
5000円とはいえ、野菜の盛り合わせでこのボリュームは凄い。
「フレンチには基本、「サラダ」というものはあまりないんだよ。
だから、こういう形で出してるし、野菜だけメニューの品数も少ない。」
とおぢさん。それは知らなかった。
ホテルなんかで、宴会フレンチだとヴィアンド(肉)でサラダが出るよね。
あれが出ると妙に古臭く安い印象を受けてしまいますが、なぜ出すのか。


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マグロ赤身とナスのミルフィーユ、タップナードソース キャビア添え

わたしのオードブル。
定番メニューらしく、初めてここに来たときからずっとメニューにあるが
マグロをそう好きでもないせいで、いちども頼んだことがなかったもの。
テリーヌのような見た目、マグロをナスで包んでおり、
このソースがまた、もうむちゃくちゃ旨い。


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ヒメジとフォアグラのポワレ 春キャベツのソース

おぢさんの二品目、ポワソンは新メニューのヒメジ。


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うずらのロースト、スパイス風味 十六穀米と共に

私は相変わらずのポワソン(魚)なしの、ダブルヴィアンド(肉)です。
2年ほどまえに出たときには、うずらに十六穀米を詰め込んでいたらしく、
メニュー上では初めて見たが、以前にもあったもの。
まわりに散らしたもも肉が、グルヌイユ(カエル)に一瞬見えました。
言葉にできないほど旨い。
基本的にこのタテルヨシノは「ハズレ」がない。
いろいろお店を巡って、どこかメニューに数品は「合わない」と思うものがあるのに
このお店ではいまのところそれに会ったことがない。それって凄いことだと思う。
わたしは魚メニューにあまり魅力を感じないので、
毎回、ここではダブルヴィアンド(肉2品)なんだが、
それでも、魚もやはり旨いのだ。決して味で劣るわけではない。
いつもはどこでもブリブリ文句をぼそりと言うおぢさんも、
「タテルヨシノ」と「ブノワ」に関しては今のところ一切の文句が出ない。
本当に素晴らしいと思う。
いやなんというか短絡的にいえば「コレものっそい旨かった」てことです。


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前回来た際、本日オマール海老は夕方入荷するんです、といわれ
食べ損ねてしまったオマールだいすきおぢさん(本日で44歳)のために、
事前電話をいれ、オマールを取り置きしていただき、
この日、出す瞬間まで内緒に。サプライズ。
席を担当してくださったメートルの田中さんに
バースデーの文字入れはデザート皿にではなく、
オマールのお皿に入れてほしいと頼みました。
デザート皿だと、レストランに連れていった時点である程度予想できてしまうし、
それだとつまらない。あれほど毎度食べたがって、注文しても品切れで
ありつけなかったオマール海老のお皿に書いていただいて、
歌もこのときに歌っていただいたほうが絶対予想つかないだろう、と。

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ブルターニュ産オマール海老のロティ 12600円(笑)

目の前に、今日はないはずのオマール海老を出されてポカーン顔のおぢさん。
歌がはじまって、なにが起こったかようやく気が付く。
「ここで来るか・・・」
と苦笑するおぢさん、やはりこのタイミングは予想しなかったようで、
サプライズは大成功でありました。
どうせなら、ありきたりの驚かせ方じゃないのがいいよね????

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世界中でいちばん希少とされる、ブルターニュ産のオマール・ブルー。
活きた状態の画像はこちら様のブログでみることができます。
殻が青く、味もお値段も最高級品のオマール海老です。
ピリ辛にしてあるものと普通のローストと2種の味。
サプライズでなければ、普段は調理前に見せてくださるらしい。
ゴキゲンで頬張るおぢさん。しっぽをぱたふたさせて絶好調。
よかったよかった。


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おぢさんのヴィアンド(肉)、テット・ドゥ・コション。
鶏のとさかや喜界島産の豚の脳みそ、頭皮やらを煮込んだもの。
「あーー、ソースがさいこーーーに旨いぃぃぃ」
とぷるぷる感動するおぢさん。むちゃくちゃ濃厚。美味。
以前にも頼んだのだが、この感動は凄まじいと思う。
心の底から旨い、煮込まれた品々。
でも、すごく重いのだ。
この日は明け方まで、テット・ドゥ・コションが胃に効いていた。


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ブレス産 鳩とフォワグラのファルシ

こちらも初めてみたメニュー。
ほんとうに、お店の方には申し訳ないことに、
思っていたよりもおなかがすいていたことと、
またしばらく仕事が忙しく来られないせいで、メニュー変わりする前にと、
こちらは追加注文。田中さんは快く引き受けてくださったけど、
なんというか、申し訳ない限りです。おぢさんに軽くたしなめられました。

思ったより、というかいままで食べた鳩のなかで、いちばんのブルー。
ブルーというのはフレンチでの「超レア」を指すのだけど、
まさにこれ、軽く火を通しただけ。鳩では、とても珍しいと思う。
フォアグラのブルーっぷりはあまりにも旨かったが、
鳩は、もうすこしだけ火がほしかったか、なんらかの意図があるのだろうが、
また次回、聞いてみたいなあと思った。
素材そのものの味はかなり強烈に良かった。
なによりあらびきコショウのかかったフォアグラのあまりの旨さに悶絶。

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テット・ドゥ・コションと鳩のためのボルドー、追加。
右は、お皿にもジュレにもローズの香りづけをしたアヴァンデセール。
さて、デザートのはじまりです。

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ぼくちんのデセール(デザート)は、赤ピーマンのクレームブリュレ。
赤ピーマン、といえば「コートドール」の名物、赤ピーマンのクーリ・・・
を思い出すのだが、そのせいか、見つけたとたん真っ先にこれを選択。
口にいれた瞬間、ぼわっと広がる赤ピーマンの味と香り。
前回のゴボウのデザートもそうだが、驚いちゃうような素材なのに不思議に旨い。

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真珠のような・・・これはおぢさんのデセール、シュプリーズ
サプライズ、という意味らしい。
真珠のような飴細工を割ると、なかから出てくるふわふわのクリームと果実。
これは驚く。すごいデザートだと思う。
まさに芸術品。


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いつもいつも、ワインの無料講師といいお食事といい、
お世話になっているおぢさんへせめてもの恩返しとばかりに、
好きなものを食べて、といいましたら、本当に好き放題食べやがりまして、
しめて6万ほど。おーい!!!(^_^;)
オマールの威力はすさまじいね(笑)
まあでも、ワイン教室なんかに本格的に通うことを考えたら遥かに安いんだが。
「えー?いつもここでランチでも4〜5万くらい使ってるよお?」
と平気そうなおぢさんが、この1年も健康でいられますように。


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るんるんのおぢさんはしっぽをぱふぱふさせながら髪をカットしに行き、
何故かまたいただいた花束は白のチューリップ。
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2008年03月26日

バースデー、タテルヨシノ。

誕生日あたりに大阪に帰省したのですが、
それよりすこしあとのこと。
偉そうな態度をしたうちの近所のラブラドールに似ているともっぱら評判の、
いつものおぢさん(43)とタテルヨシノに行きました。
4度目。

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食前酒はなにになさいますか、と聞かれ、
シャンパンでスタート、私がジャン・ヴェッセルの白、おぢさんはロゼ。
プティアミューズの、チーズ風味のグジェールをぱくぱくしつつ、
なにを食べようかとメニューを広げますと、

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花束をいただきました。おぢさんに。
いや・・・・・・なんというか、
プレゼントというと花束しか浮かばないらしい。
あまりなにも考えてないだけなんだろうが、非常に嬉しかった。
普段、パーティーやウェディングの仕事で見慣れているもので、
豪華絢爛できれいな花をたくさん見てきたが、
いや、これは嬉しい。人にもよるのだろうが。

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「これほんとうにもらっていいの?」
と問うと、
「見せるだけとか言われたらいやだろ君も。
そういえば小学生のとき、誕生日にクラスの女子がプレゼント持ってきて
『見せるだけね』って言ってそのまま帰りやがったな・・・イラっとくるよね」
どうでもいいことを思い出して嫌そうな顔のおぢさん。
態度がでかくて偉そうで、傍若無人で背が高く
ヤ○ザも道をよけるこのおぢさんが花屋で花束を買ったのか。
すごすぎる。

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感動のあまり説明が遅れたが、上のさらに上の画像、
左はわたしの大好きなタテルヨシノでおなじみのアミューズ。
かわはぎのマリネ。これほんと美味し?h?????n?[?g
右はおぢさんのオードブル。
トーション仕立てのフォワグラとフォワグラのマリネ
フリュイセック添え


で、上の画像は私のオードブル。
子牛の胸腺肉のテリーヌ ラングスティーヌ添え

テリーヌ大好きだ。大好きすぎてテリーヌ写真集まで買ってしまったほど。
新メニューだーっと喜んで即決。
もー、めっちゃめちゃ美味。
ラングスティーヌ(手長エビ)も身がプリプリで引き締まっておいしすぎ。
「次はおれもラングスティーヌだからいいよ」
と言ったおぢさんの口にも放り込む。
だって旨かったら、旨さを共有したいじゃないか。

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季節野菜のエチュベ 手長海老のクリスティアンと共に

野菜が食べたいねえ、とほざくおぢさん、ごきげんでサラダをカルト注文。
出てきたのがこれ。野菜?野菜というか、立派に魚料理だ。
画像じゃわかりづらいが、新鮮で多種の野菜がてんこもり。
そのまわりと手長海老のすり身をパータブリックで包んで
クリスティアン(カリカリに仕上げること)したもの。
この手の込みよう。そして野菜旨すぎ。
手長海老は素材が良すぎたので、すり身よりさっきのプリプリのがいい、と私が言うと、
サラダなのに、それだと野菜が目立たないから、とおぢさん。
フレンチって、すごいなあとつくづく思う。

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おぢさんのポワソン(魚料理)は、
本日の魚料理で注文をしたそうで、今日は的鯛。
で、ポワレ。ういきょうのクリームソース。うまそ。

さきほどのサラダ、如何ほどのお値段?と私がびんぼくさいことを問うと、
おぢさん、「5000円ほど」との答え。サラダが5000円。
いや、そういうことが言いたいのではなく、
以前行ったシャネルのレストラン「ベージュ」でも、
サラダがそのくらいのお値段だった気がした
写真を見比べてみて、いや、好みは人それぞれというのは当たり前として、
同じ値段でなら、わたしはタテルヨシノの、この手の込みようが好みだ。

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パセリをお付けして焼いた仔羊のロースト

本日のわたくしめは、ダブルヴィアンド(肉料理を2回)?O?b?h?i???????????j?O?b?h?i???????????j
まずは仔羊。出た瞬間からその迫力に圧倒。
以前、アラカルトでダブルヴィアンドを頼んだとき、
サービスの方に「女性には少々多いかと」とおっしゃっていただいた際、
「いや余裕っす」
みたいな返答をし、軽くたいらげたせいか、もうポーションに容赦ない。
がっつり来ました。そしてやはり旨い。
ありがちな妙なクセとかないし、ほんといい素材。
やわらかくてジューシー、肉汁がぎゅっと濃厚。

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鴨のロティ 蜂蜜とスパイス風味

鴨のロティは以前こちらでいただいたのでいいや、と避けましたら、
おぢさんがご注文。で、以前とちゃんと違う。
カシスを添えて、同じ鴨でもまったくちがうアクセントと風味。

この日、オマール海老(1万2千円くらい・・)目当てで来たおぢさん、
オマールは、と聞くと、
「本日は夕方の仕入れでございます」との返答でがっくり。
しゅんとし、珍しく痩せの大食いのおぢさんが普通の量でお食事。
次はあるといいね。
金持ち憎い。わーん。

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仔うさぎのトゥールト サリエットの香り

アラカルトでたのんだ、わたしの2番目のヴィアンド。
仔ウサギのトゥールトというので以前食べたブノワの同名のものを想像していたら
予想よりはるかに大きなポーションで出てきました。
しかも中身、内臓やらいろいろ、具が詰まりすぎ。
どっしりしっかりがっちり濃厚な内容と味。
いや。すいませんでしたと言いたい。
前回「余裕っす」とかナメたこと抜かして申し訳ありませんでした。
どう考えても私の完敗。頑張って完食。

(とても濃厚かつ充実した内容のトゥールトだったので、
味についてまた後日書き加えたいなあと思ってます、ここに。)

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今日はブルゴーニュのみでいただきました。
シャンパンを早々と飲み干し、結構ほろ酔い気味でのお食事。
気分いーなあ。平日の昼間っから。
右はおぢさんのデセール。いちごづくし。
シェフの吉野さんがテーブルに来られて、挨拶してくださいました。
おぢさん大歓喜。


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どーん。

どどーん。(嬉)



おとなりのお席の方も偶然バースデーだったようで、
お店の方が歌をうたっておられたのですが、
その方がむちゃくちゃ歌がうまく、おぢさんかなり感心。

「いやね、彼女も実は誕生日でして・・よろしければ歌ってくださいます?」

おぢさん・・・
予約のとき、わたしの誕生日とか言わなかったんだな・・・
普通言うだろ・・・さてはオマール海老目当てだったんだな・・

で、出てきたわたしのデセールには飾りつけ。
お皿の下のほうにわしの名前。(なのでカット(笑))
このデセール、ごぼうのムースなんですわ。
味がしっかりごぼう。なのに、旨いんだ。なんで?
ごぼうのスライスを揚げたものも入ってるのに、
でも旨いんだ。

お店の方々が歌ってくださり、お祝いしていただく。
やっぱり歌ってらっしゃる方の歌が非常にうまい。
もう、照れて顔があげられないわし。
それもお店の方につっこまれる。
いまブログを書いてる時点で、一人称が「わし」になってるってことで
どれだけいまだに照れているかを察していただけると幸い。
ほんとみなさま、おぢさん、ありがとうございました。

その後、オイルマッサージを施術していただきにゆき、
のんびりと過ごす平日の夜。
とてもとても幸せなバースデーでした。
ありがとうございました。

これで迎えるのが31歳じゃなきゃ言うことないんだがなあ。
posted by さくらこ at 23:32| 東京 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月14日

リスおぢさんと僕4〜ランチで味の日

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仕事で、しっぽぱふぱふおぢさん(43)と三田に出る。
最近はワイン教室のほうの仕事の手伝いで、平日はこんな日々だ。
合間にソムリエ試験の勉強をみていただいているのでまあ有難い。
午前中の仕事を終え、さてお昼にするかと。
三田ならってんで「コート・ドール」あたりにしようかと思ったら
この日はお休み。マイミクさんの日記に出てくる「minobi」にしました。
オーグードジュール系列。秋に行った「ヌーヴェルエール」もこの系列です。

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アミューズ以外はすべて2種のうちからひとつ選べるようになっているので
すべてのメニューをお互い違うものにする。
昼間から酒。赤ワインを注文。
おぢさんがブルゴーニュ、私がボルドー。
グルゴーニュ型とボルドー型のグラスの意味から、地層の違いに至るまで、
ブルゴーニュとボルドーの基本の基本から教えていただく。

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帝王ことおぢさん(43)のいちばんの才能は、
素人にものを理解させるのが非常に上手、ということだと思う。
まあワイン教室やってんだから当然っちゃ当然なんだが、
おかげさまでさっぱりプーな私でもずいぶん理解できた。
ヘイコラ。ごりごり(ごまする音)

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グラスで香りを嗅いでみて、
「あ、こっちはいつも飲んでるほうだ」

自分すごい。なんで?なんで?
おぢさんも驚く。
いやあ、君、馬鹿だと思ってたけど意外と大丈夫かもねえ、と。
余計なお世話だ。
「いつも飲んでいるほう」イコール「おぢさんの好きなブルゴーニュ」
ということだったようで、そういう意味で正解だった。
好きだからいつもそれを頼む。なので嗅ぎ覚えがある。
それだけの話なんだが、まあ嬉しかった。素人なので。

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「カ・・・おれのカリカリおさかなポワレ・・・うう・・」
ものすごいおぢさん好みのカリカリっぷりを発揮したおさかなを、
オマール海老の恨み返しとばかりに奪い取りました。
おぢさんのカリカリポワレ好きは周知の事実。
おぢさんには上のお肉のパータブリック包みのほうをまわしました。
トントロと仔羊のバラ肉を白ワインヴィネガーとミルポアで煮込んで、
甘味を出したものと、ラタトゥイユとクスクスと合わせ、
パータブリックで包み焼きしたもの。
それはそれで旨いのだけど、やはりおさかなに未練のあるおぢさん、
虎視眈々とカリカリを狙うおぢさん。もはや戦い。

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ダストパンが可愛い。
普通はスティックのダストパンか、大きな銀のダストパン(パンくず掃除)なのだけど
ここはこんな可愛いのを使ってらっしゃいました。
撮影させてください、というと快くテーブルに並べてくださるギャルソンさん。
「○○町で売ってたんですよ♪」
ランチはおひとりでまわされているギャルソンさん、
とても感じのよい方でした。

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「味の日」という意味の「minobi」さん、
からり晴れた冬のきゅっと寒い日の昼間、訪れるにとてもよいお店でした。
お店の方々すべてが感じよく、
ゆったりと話しながら心地よい時間が過ぎてゆきます。
おぢさんと、
ワインのおはなしもたっぷりできて、
今の季節お店を悩ますノロの話、
経営の話に料理の話、いろいろできて本当に楽しかったです。

---

13日、日本でも最大級の寒波だったそう。
昼間でも、寒い寒い。
まーーーー、しっかし寒い。
話題の岩手の「蘇民祭」、どうしても行きたかったのに行けぬまま。
東北雪まつりの数々も行きたいなあ・・
続いて本日、バレンタインデー、今日も寒い模様。
皆様も、風邪にはお気をつけて??
posted by さくらこ at 04:35| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

リスおぢさんと僕3〜BENOITにて

大人のおともだち(※注1)である、ワイン教室をやっているおぢさんと、
教室の関連で銀座に出ることになった。
昼間のマロニエ通り。カフェを探す。
「パティスリー・レカンに行こうか、」
と切り出したおぢさん、
マロニエ通りからすぐそばにあるはずのお店へ向かうが、現地にお店はない。
2004年末に閉店したことを知り、おぢさん大ショック。
「そんなに長い間、おれは銀座から消えてたんだなあ」

大丈夫、私なんか一瞬たりとも銀座に関われたことのない人生だし。


(※注1 大人のおともだち)大きなお友達、大人のおもちゃから発想、勝手に造語。
セフレ、元カレカノとの現在の友人関係、犬とご主人様、などなど
さまざまな意味をこめて使えるが、この場合は「金持ちと下僕」


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仕事だもんで今日は珍しく一張羅の18万(笑)のコートを羽織り、
客引きもチラシ配りさえも寄せ付けない、そのスジの人オーラを発揮しつつ
おぢさん、銀座→新丸ビル→青山の順で移動。
夕刻、晩ごはんはどうしよう、とようやくメシ話になり、
ヒルトンの「21」やら池袋の「ラボンダンス」が定休日と知り、
さんざん思案したあと、青山の「ブノワ」に決定。
「ブノワ」は、シャネルにある「ベージュ東京」と同じく、
パリのマレ地区にあるミシュランで星をとったお店の日本支店。
ただこちらは「ベージュ」とは違い、ビストロなわけですよ。
貧乏服のわたしにもやさしい。

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ビストロだと聞いてお店に入るとおどろく、とても綺麗な内装。
広い広い一軒家のような造りで、写真でみた内装よりはるかに良い。
内装だけでずいぶん気にいってしまった。加えて夜景の見事さ。

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パンよりも先に出てきたこれは、プルミエアミューズ(?)、
板やポッキーのような形のスキャッチャに、
ヤギのチーズのディップとタップナードをつけて食べる。
このタップナード、素晴らしく旨い。イタリアンのようなアミューズ。
去年まではくるみのペーストの1種だけだったみたいです。

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こちらはドゥジェームアミューズ(という言い方でいいのかどうか)。
この日はふたりとも、9000円のコースにプラスアラカルトだったのですが、
この2番目のアミューズは、コースによってはないものもあるそう。
で、これ。なんとかのロワイヤル。なんとか、が思い出せない。
色からしてキノコ?いや、そういうものじゃなかった気がする。
(思い出したら、後日書き換えておきまーす・・すいません)

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コースにすると、結構な数からいくつか種類を選べる
これは私の前菜。青首鴨のドディーヌ、ジュレ添え。
フォアグラを、青首鴨でぐるりと巻き込んだもの。
つめたくておいしい。フォアグラ、濃厚。舌で薄甘くとろける。

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前菜とポワソンのあいだに、アラカルトで頼んだ
スペシャリテのフォアグラを入れていただく。これはお店におまかせ。
ワインは白で、それぞれブルゴーニュとボルドー。
シャトーグランメーヌとモンテリー。

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おぢさんのオードブル、
ズワイガニのアスピック仕立てとアサリのクリームスープ、ラルドン風味。
右もおぢさんのポワソン。
ヒラメのダルヌ 旬野菜のエチュベ レモン風味のジュ。
カメラ慣れしてしまったのか、食べ物が運ばれても「待て」のポーズ。
ちょこんとした手がかわいい・・

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オマール海老のココット ニューバーグ風 フヌイユの煮込み
これはコースに金額プラスαすると加えることのできるメニューで、
この日はどーしてもオマールの気分だったので頼んだのですが、
私が撮影を終えるとオマールのカラをフォークでぱこんとはずし、
じっと料理を見つめたおぢさん、
「うーん、恨まれちゃうねえ」
と言って、ぱくーん、ぱくーんとでっかいオマールの身を2切れ食べた。

・・・。

わたしのオマール海老は?


ちいさい残りのオマールを食べるわし。
「うーん、想像してたのとちょっと違うねえ?旨いけど。」
のたまうおぢさん。
泣ける。

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ラカン産ピジョンのア・ラ・ブロッシュ 蕪とベトラーブ グラッセ・ヴィネグレ

鳩肉、さほど好きではないのにあれば毎回頼んでしまう。
そして今回も私は鳩肉でいってしまった。
前回たべたときより独特の鳩肉の甘みが少なく、食べやすかった。
が、やはり大好きかといわれるとそんなことはない。
ワインは赤を注文。
それぞれ、コートデュローヌとラングドック。
ラングドックが、特徴的な鳩の肉に合うこと合うこと。
ラングドックの強い苦味が苦手だったのだが、
鳩肉と合わせると、とたんにやわらかく苦味が失せる。
これには感動。合わせると、まるで味が変わる。
互いの欠点を補い、旨みを前面に押し出す。
普段しっぽフリフリさせてるおぢさんは、やはり本職のひとなのだと痛感。
ばかにしたよーなことをさんざんブログに書いてすみませんでした。

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ウサギのトゥルト、アンディーブのロティ ソース・シヴェ

「仔ウサギ、ではないねえ、仔では。この味は」
人のオマールを食いつくし、ゴキゲンなおぢさんのヴィアンドはウサギ。
お値段おさえめでサービス料も取らず、それでいてこのレベルの味。
ビストロでもサービスはかなり安定しており、料理は手間のかかった上等なもの。
「素晴らしいね、このお店は!」
久々に手放しで褒めるおぢさん。
わたしも、個人的にですが、以前行った、お値段もプライドも高そうな
シャネルに入っている「ベージュ」より、はるかに好みのお店でした。
すべての面において。同じ系列なのに。

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苺のタルト キルシュ風味のサバイヨン グラスフレーズ・フロマージュブラン
右はル・ブノワ ショコラ・オレンジ
「ル・ブノワ」はオレンジのアイスと一緒に口に入れてみてほしい。
ぜったいに一緒に食べてみて、というおぢさんの言葉に従って口にしたのだが、
もう、絶品。別々に食べるよりはるかに美味。素晴らしいよ、これ。


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階下に喫煙にいきたい、とメインまでを食べ終わったおぢさんが問うと、
サービスの方が、どうせなら、階下のカフェでデザートを、と、
デザート以降をカフェのほうに移動してとらせてくださった。
「タテルヨシノ」でもデザート以降はテラス席に移動して、
喫煙も兼ねさせてくださるのだが、それと同じ配慮。
帰りには菓子を持たせてくださったのだが、
帰ってから食べたこのマドレーヌが、また異常な旨さ。
いままでたべたマドレーヌで文句なしにイチバンです。すみませんでした。

帰ってからも旨いブノワ、また是非行きたいお店です。


posted by さくらこ at 01:26| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

「タテルヨシノ」ふたたび。

仕事と仕事の合間に「タテルヨシノ」に行ってきました。
午前中はおぢさんのワイン教室のお手伝い。
リストの整理なんぞしとりました。

で、夕方からレストランの仕事。
クリスマスも近づいて、この日は凄まじく忙しかったです。


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ミシュランに掲載されて以来、お客さんも多いかなと思いきや・・
やっぱり多かったです。ひとり、ということで突発で入ることができました。
ちょうどシェフズ・ウィークだったようで、吉野シェフがおられました。
お店におられるときは席をまわって挨拶をされるようで、
この日もちょうど席をまわっておられました。
画像にちょいとうつってます。


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アミューズのホタテ。
白ワインで蒸したものだそう。

まったく関係ないのですが、槙原敬之の「GREEN DAYS」の歌詞、
「真っ直ぐに真っ直ぐに伸びる この緑色の道を歩きながら続いてゆく 僕らのGREEN DAY」
これはまずくないんでしょうか、槙原が、
麻がまっすぐにまっすぐに伸びる緑色の、だとかそんな歌詞は、


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以前も食べましたが、
喜界島の仔ヤギのカルパッチョ。
あの味が忘れられなかったのでこれにしたのですが、
前よりすこし印象的でなかった気がしました。
二度目だからか。
喜界島といって思い出しましたが、
いまさら感あふれますが私は日本映画で5つ、おすすめを選べといわれたら
迷うことなく「深呼吸の必要」を挙げるのですが、
いや、これは与那国でのキビ狩り隊の話なので
喜界島とも仔ヤギのカルパッチョともまるで関係はないのですが、
とりあえず文章がすくないので書いてみました。
如何でしょうか。なにが?


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軽くスモークしたサーモン ステラマリス

軽くあぶしてあるだけの上品なサーモンの味。
前回はダブルヴィアンドにしたせいでおさかなを食べなかったので
今回はメインをおさかなだけにしました。
嘘です。最近デブにも程があるので魚だけにしました。
嘘を言って本当に申し訳ありませんでした。


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いま調べても公式サイトにも名前が出ていないんですが
たしかフルーツのサラダとかそんなかんじの名前だったと思います。

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左が「ステラマリス」のノンアルコール版。
ステラマリスは海の星という意味で、クラゲのように上下する様から
この名前をつけたんだそう。本来はシャンパンを使ってます。
右は、あたらしく出す予定(もう出してるのかも)のプティフル。
エスプレッソに合う、ということでオマケで出してくださいました。

---

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クリスマスですが寝クリになりました。
風邪か、インフルエンザ予防接種のせいか?
といろいろ憶測もありましたが、
病院に行きましたところ、結果は風邪でした。
年始まで2週間ほど、出勤停止です。
(具合悪くしてからは飲食店に入っていないのが幸い。
同業者様にご迷惑かけずにすんでよかった、となにより。)

ここらで、ひといき休むことにします。
実家に戻ってゆっくりします。
posted by さくらこ at 21:06| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

ササクレヒトヨタケと「マッシュルーム」

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「シャンッピニヨン!シャンッピニヨン!おれのキノコもにほんいちー」

年の瀬も近づいてまいりました。
今回はどこのおみせに行こうかなあと思案していると、横から歌が。
ひとのミシュラン東京を取り上げ、数ページパラパラとめくり、
自身のいたお店のレビューだけしかめっ面で読んで、
「おれはミシュランとか星とか興味ないしね?」
と本をポイと投げて屁をこきながら偉そうにソファで寝ているおぢさんの声です。


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マッシュルームとホタテのマリネ ソースシトロン

おぢさんが今回選んでくれたのは恵比寿の「マッシュルーム」
シャンピニヨンとはフランス語で「キノコ」とか「マッシュルーム」の意。
私は大のキノコ好きです。むちゃくちゃキノコ好きです。

お店の入り口に陳列されているたくさんのキノコのオブジェに
「おれの国産高級マツタケもね?」
とチン列しようとするおぢさんを無視し、お店にはいりました。


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サーモンの軽い燻製
オリーブ風味のメークイン芋と魚卵のピュレ バルサミコソース


1枚目の画像。
プレートのうえに乗ったナプキンの折りかたが可愛い。
タキシード?リボンもついてて、いいなあこれ。
「むかし覚えたはずなんだけどなあ」
と何度も折るおぢさん。思い出せなくて諦めて店員さんに教わる。
ナプキンもおぢさんもかわいい。

このあと本日の鮮魚、コブ鯛のポワレが出たのですが、
ほかのお客様がおられたため撮影してません。
ぺこんちょ????


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当店名物 大地の恵み 旬の美味しいキノコ達のソテー

口直しのかわり(?)にアラカルトでキノコ盛り合わせを注文。
マッシュルーム名物だとかで、
それはそれはいろんな種類のキノコが盛られてます。
ササクレヒトヨタケ、ジロール、ユキヒラタケ、
ピエブルー、シロマイタケ・・・
特別珍しいなと思ったのは左やや上あたりにある、
つくしのような形のキノコ。これがササクレヒトヨタケ。
ささくれのような形で、一夜でカサが溶けてなくなるんだそう。
これはまだカサがある状態です。長野で作っているもの。
バターでソテーされたこれは、もう、確かに名物料理。
純粋なきのこの美味しさを最大に出しており、
珍しいきのこに興味をしめしつつ味わえます。


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秋田十條舞茸とアワビのグリエ
牡蠣のピュレ 野菜のバスク産唐辛子煮込み添え


手前はアワビの肝。アワビのまわりもいろんなキノコだらけ。
これはソースとかちょっとおぼえてないです。
おぢさんひとりじめ。アワビといえばおぢさん、おぢさんといえばアワビ。

「アワビのまわりにキノコだらけって、ねえ?もう、ねえ?」

黙れ。

アワビではうはう?h?????n?[?g状態のおぢさん、
今日はよほどおなかがすいていたのか、さらにアラカルトでメインプラス。

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山形産和牛とマッシュルームのグリエ
熟成バルサミコソースとゴルゴンゾーラクリーム


今日はねえ、ジビエって気分じゃないんだよねえ、
普通のさあ、牛肉とかのいいのを食べたいんだよねえ、
とかブツブツいいながら選んだのがこれ。やわらかーい。
おいしい脂がぎゅうっとしみでてきて、もう、しあわせ。


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蝦夷鹿シンタマ肉のロースト 黒胡麻ソース キャベツのクリーム煮添え

わたしはジビエにしました。
エゾ鹿。
まえに「タテルヨシノ」で食べたほど野性的な味ではなくて、
やわらかでおだやかな味。ほんとうにそれぞれで味が違う。
いっかい食べただけでその動物の味を判断してしまうのはだめだなあ。


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右下、セップ茸のアイスクリーム。
旨い・・・・なんで?キノコのアイスなのに、なんで旨いの?
コクがあって、プチプチが入ってて、
しっかりバニラの味もするし、でもキノコの味もする。
なのになんで旨いんだろう。
最後の最後までキノコ。きのこきのこきのこ。
すごいお店。

食べ終わると、シェフがわざわざ出てきてくださって、
「たくさんご注文いただいたようで・・」
とお礼を言われてしまいました。
ワガママいいながらたくさん食べるひとがいるので仕方ないんです(涙)
きのこに興味をしめしたおぢさんは、
しばらくシェフと入荷ルートとか栽培とかいろいろ話してました。
食べ物とワインのことになると興味津々になるおぢさんは、
ミシュランとか星とかに関係なく、
おいしくて最高で、きちんと食を追求されているお店に
とても敬意をはらっていて、ちゃんとしたお店を選んでくださる。
いつもいつもワガママばかりのように見えて、
ちゃんと考えているんだなあなんて思いながらお店を出ました。
今回も、とてもとてもいいお店でした。


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2007年11月24日

山ウズラとジビエ「カーエム」

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わがままおぢさんのご要望で代官山「カーエム」にジビエを食べに行きました。
おりしもボジョレー解禁日のすぐあとということで、
カフェでボジョレーの寄り道。
日が暮れた代官山の街並みは、クリスマス装飾で華やかでした。

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オードブルは、
エスカルゴと落としたまごのブルギニヨン煮込み(上)
スプーンで大きくすくったフォアグラのテリーヌ(下)



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シャンピニヨンのスープ、フォアグラのフラン添え(下)
上はおぢさんの頼んだ魚のポワレ。なんの魚だったっけ。


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ぶどうの葉で包んだ山うずらのロティ、セップ茸のロティ添え

これはおぢさんの頼んだもの。
ジビエを食べに来たのですが、猪の煮込みがたまたまなく、
結局食べたいものを注文したらジビエではなくなりましたが・・
この山うずら、とても野性味があって濃厚で力強い味でした。
おいしい・・・さすがというか。肉料理に本当に強いお店だと思います。


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オックステールの赤ワイン煮込み

私の頼んだヴィアンド(肉料理)。
シェフのスペシャリテだというだけあって・・
ソースを味わった瞬間のおぢさんの表情が、
ものっそい至福の表情で、これ以上ないほどしあわせそうでした。
ここのお店は赤ワイン系煮込み料理に強いかもしれないです。
味にたとえようがない。じっくりと舌に染み渡るワインと肉の味。
是非これはお勧めしたいと。心から。

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一緒に出てきたガロニのお皿。
フロマージュはウォッシュと青カビで。

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この日はゆっくりとフロマージュを味わいつつ、
おぢさんに赤ワインとフロマージュ、レザン(ぶどう)の相性のお話を聞きました。
このひとと会えて、この道を志そうと思えて本当によかったなあと、
そう思えるお話。
いつかこの道を志すことをやめるときがきても、
この先ずっと、フレンチを食べ、ワインを飲むたびに
このひとから聞いて教わった話を何度も思い出すのだろうと思います。

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お茶とプティフル。
マダムが、デジカメ撮影のことをずいぶん気にしておられ、
ブログに載せて、お店にないメニューのことを書いたり、
そんな人いないのに、いない人のことを書かれたりということがあって。
とずいぶん心を痛めておられたので・・

今回は表記されているメニュー名しか書いておりません。
本当に、心からおいしい料理たちでした。
またいつか行きたいと思ってます。
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2007年10月31日

蛙と鶏冠と豚の脳みそ「タテルヨシノ」

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10日と日を置かず「タテルヨシノ」ふたたび。
私も連れも、どーーーしても気になる食べ物があったので。
チーズの風味の強いグジェール、アペリティフは白と、連れはシャンパンで。

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アミューズは山羊乳のブランマンジェ
ビーツの薄切りをシブレットに通してあります。
シブレットを、この長いまんま食べるのだけが「???」て感じ。
まあ飾りだから食べなくてもいいし食べても長いからってマズくなはいですが。
そして相変わらず女性用にはお値段の書いていないメニュー表。素敵。

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ふたつめのアミューズはカワハギのマリネ
ちいさなくしゅくしゅのポテトのスフレの上にのせて。
実質プチチーズもあわせて、アミューズ3段階で嬉しさ3倍。
カワハギのマリネは、いままでのアミューズのなかでいちばんかも。
噛むと、ほんのり塩の風味にカワハギのうまみがじわっとあふれ。


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パテ・アン・クルート ステラマリス

おぢさんのオードブル。でかい。とにかくぶ厚い。
どどーんとしたサイズで、さすがの痩せの大食漢のおぢさんも苦笑。
パイの中身は、上から、白レバー、フォアグラ、鴨のパテ。
いちばん上はジュレで、これはパテ・アン・クルートで焼いたあと、
出来た隙間にコンソメのジュレを流し込むんだそう。
上にかかっているのはトリュフ。
いろいろ詰まっているおかげでさっぱりと濃厚を行き来し、重くない。
ご機嫌でスタートしたおぢさんは今日もオールアラカルト。
食います。


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オマール海老のブータンとグルヌイユのムニエル

泡のようにとけるオマールのブータン。ムースの口どけ。
前者の、おぢさんオードブルの迫力にかき消されて、
どうにも地味なイメージがしそうだが、きめこまかく強いオマールのうまみが
じわーっとムースのとろけから染み出す。

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グルヌイユはカエルのことで、後ろに見えるミニチキンのようなものが、
カエルのムニエル。味は・・・濃い目で強めの鶏肉。


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でました。おぢさんのポワソン(魚料理)は、今回はアワビ。
グリエしたアワビを、サービスの方が目の前で切ってくれる。
なんでか、それをじっと見てるまわりのサービススタッフ。なんで?
ここのアワビは、お値段が比較的他店より安め(?)らしく、
おぢさんがずいぶん不思議がっておりました。
100gで2200円ほど。
400gでも1万いかないし、普通は結構いいアワビなら15000円くらいは
いくだろうに、どうしてかなあ?みたいな金持ち発言をしていたおぢさん。
金持ち憎い。

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オホーツク産 活あわびのグリエ(450g) ソースレフォール

これは・・
もう。素晴らしいとしか言いようがない。
本日だんとつに旨かった。舌にしみこむ鮑の美味・・・
肝をぬりつつ鮑を食べるおぢさんは美味すぎて無言。


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テッド・ドゥ・コション ソーストルティユ

本日わたしはWヴィアンド(肉料理)でいくことにしましたです。
魚ナシの肉2回。
テッド・ドゥ・コション、これ食べてみたかったのよ。
豚の頭皮(焼き鳥でいうカシラの部分)、豚の脳みそ、鶏の鶏冠(とさか)、
豚の舌をじっくりゆっくり煮込んでトロリとやわらかくしたもの。

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中央が豚の脳みそ。左は豚の頭皮。
きめこまかくて強烈な濃厚さ。コラーゲンたっぷりなんだそうだが、
そう、まさにコラーゲンの味。舌に強く残る濃厚さにやられる。

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鶏の鶏冠(とさか)。
意外にやわらか。かみごこちはそんなに強くなく、
これも「コラーゲンの濃厚な味」が強くて鶏冠そのものの味がわかりづらい。
気持ち的にやや抵抗はあるものの、味は悪くない。

これは、旨いとかまずいとか考える以前で、
不思議な食べ物を恐る恐る食べるのみに頭が先行し、
なにも考えることができなかった気がする。とにかく濃厚。


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ヴィアンド前に赤。
わたしはすでにヴィアンドに入ってたんですが、
濃厚さにやられて、普段ほとんど飲まない赤がほしくなり。



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国産牛フィレ肉のポワレ ボルドレーズ

おぢさんのヴィアンド。
お、おぢさんにしては珍しく地味にいったなあと思ったら9000円ほどらしい。
値段も見ずに注文する金持ちが憎い。
フィレの上にのっているのはモアル。骨髄。


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野鹿のロッシーニ風(ハーフサイズ)

これは、私が、コースにプラスしてアラカルトでオーダーしました。
どうしても食べたかった一品。食べ切れそうにないのでハーフ。
とがって反れているのは薄いチョコレート。鹿の角をイメージだそう。
上にのったトリュフがコリコリでうまぁー????????
蝦夷鹿は以前にも、知床に行った際、仲のよかったおやっさんのいる居酒屋で
出していただいたときに刺身として食べたきり。
さて、二度目の蝦夷鹿は。

カエルとかワニって普通に鶏肉と同じ味で、あっさり。
抵抗がないことが多いのは意外にそういったゲテ系で、
それに対して、鹿肉はアクが強めでいままで食べたことのある肉とは
まるで違う味でした。とにかく、野性味の強い味。舌に濃厚に残る違和感。
違和感といっても、マズイとかニガイとかそういうのではなく、
「いままで食べたことのない味だ!」という違和感です。
うーん。じーっくり味わいながら食べちゃいました。
おいしいけど不思議な味。
知床で食べたのはあっさりと淡白な味だったけど、これは濃厚。
獲れた時期の違いかな。ジビエ最高。


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アヴァンデセール。
わがままおぢさんの食後の喫煙のため、今回もテラスに移動。
すいません、ほんと、と思う。

風邪気味だったんで一時お店から抜けて、
風邪薬を買いにいきました。よく考えたらあとでもいいじゃないか、私。
3分ほどで戻りましたが。
微熱がちょこっと。熱が出てるときってほんと行動がわけわかんないよね。

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上がおぢさんのデセール。
下がわたしのデセール。ラム酒の香りのするババ
ささってるのはバニラの葉。バニラのいい香り????????

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プティフル。
サービスの方が、気を使ってくださってマカロンがふたつに?h?????n?[?g
ほんとうに嬉しいです。バラのマカロンとピスタチオのマカロン。
今回もとってもおいしくて、とっても幸せなサービスでした。
ホワーっとした気持ちになれて嬉しい。ストレス抜けるなー。

なんでいつもアンタはランチなのにランチの値段じゃないの!
と突っ込み入りまくりの我がランチですが、
今回はグラス2杯ずつでフロマージュなし、5万ほど。
オールアラカルトで頼んでるせいでランチで行く意味の全くないおぢさんは
いそいそと夕方から勤務先に向かいました。昼間遊んでていいのか。
金持ち憎い。


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お花屋さんのハロウィンのかわいい飾りつけも今日で最後。
さびしい気も。これからは赤と緑のパレードかな。

もう、11月。おぢさんと会ってから1年がたつ。

 
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2007年10月23日

キジのブイヨン仕立て「タテルヨシノ」

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「吉野さんの料理が食べたいねえ?」
とほざくおぢさんと「タテルヨシノ 芝パークホテル店」に来ました。
最近は週1ペースのフレンチ。
秋はジビエのシーズン、
ということで、鹿、うさぎ、キジ、いろいろ楽しみな季節です。
今日のワインはリースリング、いつものドイツのではなくフランスです。
あ、そうそう、
ここも「アピシウス」と一緒で、女に手渡されるメニューには値段がありません。
男性のほうのみ、値段表示。どきどき。

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上左は、おぢさんのアミューズ、上右はわたしのアミューズです。
おぢさんはこの日、オールアラカルト(単品のみ)注文、
わたしはランチコースの5250円のほうにしました。
ランチコースは2500円、5250円、7000円の3種。
下の栗のクリームスープは、オールアラカルトのおぢさんについてきてた、
ふたつめのアミューズ。アラカルトだとアミューズの数も違うのぁ。。

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キジのブイヨン仕立て 腿肉のキャベツ包みとクネル
5460円


この一品だけで既にわたしのランチコースの値段を越している、
そんなおぢさんのオードブルはこの時期でもあまり見ない、キジ。
うえのトリュフがとても香ります。

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「この品はふた皿でひとつのおさらですから♪」
とおさらにキジのスープを注ぎつつ、
わざわざふた皿で撮りやすく置いてくださるサービスの方?h?????n?[?g
ありがたいです。

さて、はじめてのキジは、鶏のささみそっくりの味でした。
つまらない感想で申し訳ありません。(それ以外言いようがないんだが)


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喜界島の仔ヤギのカルパッチョ 4090円

ヤギのカルパッチョですよ?
ヤギは痛みやすいとかで、あまり生では普通は出さないそうで、
ここのお店は、吉野シェフの故郷の喜界島にある、
ヤギ農場から直接仕入れているとかで、生で出せるそう。

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ドアップは携帯で。おかげで色合いが悪いですが・・・
端にあるのは皮のあたり。コリコリとした食感は「ミミガー」そっくり。
肉の食感も、コリコリとしてややかため。
いままでにない歯ざわりと味。いや、うまいです。めちゃめちゃ。


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天然スズキのポワレ 甘酸っぱいブドウ果汁とともに
6090円


おぢさんのポワソン。魚料理。
相変わらずカリカリ好きなおぢさんは、ものすごい上機嫌でたいらげる。
スズキの身が、ばっつんばっつんで弾力があり、
素材だけでも非常に旨い。素材の存在感が凄い。
さてこの画像だけなんか写し方がちがうわけだが、
これはこのときのサービスの方が撮ってくださった。
「タテルヨシノ」におられた、黒服のサービスのおふたかた、
非常にきめこまかく、行き届いたサービスをしてくださるうえに、
ちょこちょことおふざけをして楽しませてくださった。
途中あたりから、おぢさんがサービスのひとりをやたらと気にし始めて、
「いや、あれは凄いよ。おれ、あんなサービスマン、久々に見た。」
なんて、いままで一度も言ったことのないようなことを言い始めた。
おぢさんがサービスマンにたいしてそこまで言ったのは初めてで、
帰り道も、ずっとそんなことを言ってて、
よっぽど気に入ったのかなと思ったら、数日後、また行くと言い出し。
それはまた後日の日記にて☆


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アンコウのポワレ ギリシャ風野菜とともに

こちらはわたしのコースのポワソン。
前に出たスズキのバッツンバッツンぶりに、
あんこうの弾力が完全に負けていました。タテルヨシノのスズキすげえ。


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仔羊のロースト クルミのペルシヤード風
マルシェからの野菜添え  6825円


おぢさん御用達、いつもの仔羊。
これは・・・仔羊のブーランジェ風なのかな?
食べてないのでちょっとわからないです。


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鴨肉のロティ

ソースカナールかな?これもちょっと忘れてしまったけど、
(と思ったらエピス風味でした。記憶の劣化が激しすぎる今日この頃30代。)
クセの強めの鴨肉も、やわらかく胃にすべりこむ。
「これは・・絶対旨いよ・・」
とため息をつきつつ、おぢさんがふた切れ、横取りしてご満悦でした。
身はやわらかく、そこらの鴨肉のロティのように歯でキリキリすることもなく、
とてもとてもおいしくて幸せな鴨の味でした。


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さてフロマージュタイム。
ここは、ヴィアンド(肉料理)が終わると、
台車でフロマージュを運んで、注文の有無をききにこられます。
もちろん、フロマージュもたべるぞ!と。ふたりで、4切れ。
ちなみにひときれ1000円でした。
あとで知る。
ここのフロマージュは、うわさどおり、すごく状態がいいですよー。

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わたしはシェーブル(ヤギ乳)と羊乳のチーズ。
おぢさんはウォッシュと白カビを食らっておりました。
ひと段落つき、喫煙で席をはずしたおぢさんと入れ替わりに、
サービスの方がふっと来られて、
「お客様、サービスの仕事の方ですよね?」
と。
なんでわかったんだろう、と、(いや、わかるだろ)
「わかりますか?」
と聞き返したら、
「いや、わかりますよ、」と笑顔で答えられた。
それもそうか。
意識してなかったけど、どうもわたしはカトラリーのゆがみが許せないらしく、
あちこちでちょこちょことまっすぐに直すらしい。

「ご一緒の男性は、シェフですよね?」
と、続けて笑顔でおっしゃるサービスの方に、
もう笑いが止まらないわし。
確かにこの日のおぢさんは、いつものような黒スーツでもないし、
髪の毛もオールバックじゃなくふわふわ地毛の茶髪だったけど、

帰ってきたおぢさんにそれを伝えると大爆笑。
ヒーヒーとのたうつ。
別にシェフっていう職業がどうこうじゃなく、
こぎれいな、サービスには見えなかったっていうのが、もぉ。
普段はびしーっとしてんのに。


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アラカルトのおぢさんにはアヴァンデセールが。
デセール(デザート)の前にプチデザート。
フレンチでがっつりコースにすると、ヴィアンド(肉)のあとの流れが、
フロマージュ→アヴァンデセール→デセール→カフェ→プティフル
なんてことになって、怒涛のデザート責めになったりすることも。
甘いのがさほど好きではないので結構な地獄絵図だ。
外国人が歳をとるとやたらと樽体型になりやすいのも頷ける内容。
(ちなみに「プティフル」はカフェとともに食べるプチ菓子)
おぢさんのアヴァンデセールは「エピス風味のシャーベット」でした♪


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さて、デセール。
上はモンブラン。
これは、もう、強くお酒をきかせたモンブランで、
そこらにあるモンブランとはぜんぜん別物。別格。
むっちゃくちゃおいしいけど、がっつりコースのあとだと重いわあ。
下はわたしの頼んだクイニーアマン。
こんな形のクイニーアマンもあるのね。
とってもおいしくて、底はカリカリのキャラメリゼなんだけど、
これも、重たいコースのあとだと、完食に苦しみました。


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珈琲とプティフルは、ガーデン(?)で。
喫煙できるから・・・・・

わたしかわいそう。

右下のチョコをつまみながら、
「これは・・・絶対にうまいよ・・・」
と半分食べて旨さにじーんとしているおぢさん。
「旨いから・・・おれが食う」
と、残りはんぶんをパクンとするところを必死で阻止。
激しい攻防戦のすえ、チョコの残り半分を奪い取りました。勝利。

プティフルとアミューズが、お得感いっぱいでいままで「アピシウス」が
だいすきだったんですが、同じようなアミューズにプティフル。
おまけにサービスは最高に心地いいし味も最高。
「タテルヨシノ 芝店」は、わたしのなかでは、
「アピシウス」とほど同点の、「いちばん」好きなレストランになりました。
サービスの方、その節は本当にありがとうございました。


ちなみに今回、お値段をいうととても周囲に
ランチなのに?とずいぶん不思議がられましたが、
お値段は上に書いたとおりです。しめて4万円也。
わたしはともかく、連れがランチであろうとディナーであろうと
まったくおかまいなしのアラカルト注文なせいだと思います。
普通に行けば、ひとり3500円のコースにグラスシャンパンで、
せいぜい5000円ちょいくらいかと。
ランチでは特に、手軽に濃厚なひとときが楽しめますよ????????




港区芝公園1−5−10 芝パークホテル別館 1F
03-5405-7800
11:30〜14:00(L.O) 18:00〜21:00(L.O)
無休(但し日曜はランチのみ)
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2007年10月10日

鳩のロティ「ヌーヴェル・エール」

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レストランのバターが好きです。
小細工がしてあって、とてもおいしいバターが。
今回のレストランで出たバターには、岩塩が振られたものと、
なにもついていないバターとが出ました。
バターにちょっと細工があると、それだけでごはんが嬉しくなります。

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オードブルはフォアグラのポワレ、バルサミコソース。
ガロニは食用ほおずき。

この日は、新丸ビルのなかにある「ヌーヴェル・エール」という
フレンチレストランに行ってみました。
最初は「アピシウス」に行く予定だったのですが、

私が、
「着ていく服がない」
とメールで送ったところ、
連れから、
「はいていく靴がない」
というメールが来たせいです。

仕事のしすぎで当日の朝、靴の底が抜けたおぢさんと、
休みがなくて寒くなったのに衣替えもできていない私は、
当然ランチでもドレスコード有りのアピシウスに行くことができず、
靴を購入していると時間が遅くなってしまうため、
予約を入れていないので満員でお店にはいれなくなるのは必須、
ということで、靴を買ってから「ヌーヴェル・エール」に行くことにしました。


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赤座海老のパータブリック包み揚げ、
トマトのクーリとヴァンブランソース。

ランチコースは数種のなかから選ぶことができ、
3000円と5000円の2コースがあります。
この日は、ふたり揃って5000円のコースに、
アラカルトから一品ずつヴィアンドを選びました。
つまり・・
オードブル、ポワソン(魚)、ヴィアンド(肉)2品、デセール。
もう、メニュー全体がかなり重たいことに・・
私が鳩をどうしても食べてみたかったのと、
おぢさんがランチコースのほうでない子羊が食べたかったせい。
ランチコースのほうにも子羊があったのですが、
そちらの調理法が嫌だったそう。わがままめ。(おまえもだ)


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