
1週間と日を置かずにタテルヨシノにいきました。
世間はGWに入り、都内の飲食業界は暇な時期、
ただ、閑散期に入るはずの2月でさえも大繁盛だった今年のフレンチ業界は、
ミシュラン効果か、GWも大忙しの様子です。
わたしが入っていたレストランも2月もGWも忙しいようで、
いっしょに働いていた子たちもお休み返上、遊ぶ暇もなし。
ワイン教室でおしごとのおぢさんもやはり忙しく・・・・
3月を目処に、足の治療に専念するつもりで、
おしごとを辞めたわたしだけが暇人です。
ぼんやり。



哀れんだのか、先日のお礼のつもりか、
おぢさんが、好きなレストランへ行っておいで、と。
繁盛してるなあ。憎い。
せっかくなので、先日タテルヨシノに行った際、
食べ損ねてしまった牛タン煮込みを食べに行くことにしました。

いつものアミューズ、
ビーツのジュレと山羊ミルクのブランマンジェ、
じゃがいものスフレとかわはぎのマリネ。
うえは、
クレソンのクリームスープ。
こんかいは、はじめてのムニュ・ド・レギュム、
有機野菜の特別コースです。
・・・・・・牛タン煮込みは?


季節野菜のガルヌイユ、
これはいつもおぢさんの頼む季節野菜のサラダの、
ラングスティーヌ抜きバージョン。
下の画像の2種類の野菜は、
奥がクリスタルリーフ、手前が四角豆。
なにがクリスタルなんだ?と思ってカトラリーでカシカシしてみると、
ぷつぷつの水分袋のようなものから水がぴぴっと飛び散る。
その水分のはいった袋のような部分がきらきらしていて、
クリスタルに見えたんだろうか、どちらも最近でてきた野菜だ。
四角豆においては、豆ですらない。

じゃがいもの器に豚足のファルシィ
ブーレットのソース
今回初のメニューは、これとクレソンのスープだけかな。
豚足をやわらかくとろとろ、フォンダン。煮込まれていて旨い。
ソースはレンズ豆。
豚足が濃厚なのに対し、じゃがいもがさっぱりと抑えていてバランスがいい。


ごぼうのムースにエピスの香るキャラメルソース
ビターチョコレートのアイスを添えて
これも誕生日のときにいただいたものと同じ、
ごぼうがしっかり利いているのに、ごぼうの味なのに、
なのになぜかちゃんとデザートとしての美味さが成り立っている。
はじめて食べたときはかなり驚いた。
トゥーレーヌのソーヴィニヨンブランは、
支配人の田中さんが、グラスの白として出してくださったものですが
ちょうど、来年度のソムリエ資格試験に向けての勉強で
ロワール地方に取り掛かったところだったので、いいタイミングでした。
生産本数のすくないワインで、色はあめ色。
口にふくんだときの味がやや薬のような・・・
わたしはおぢさんから教わる形でしかワインを知らないので、
本を読むな、他人の味覚をあてにするな、
味も印象も香りも、自分が思ったまま記憶するために、
他人の評価は自分が味わう以前には知る必要はない、と言われてきたもので、
この香りを「風邪薬のような」としか言い表せないのですが、
世間ではどう表しておるんでしょうかね、気になる。
野菜にあわせてください、と言って出してくださいました。
個人的にも購入したいなと思うワインでしたが、
ネット上でもあまり残っていない様子。ざんねん。


ギャルソンのかたが、次回のシェフズウィークのハガキをくださいました。
ディナーのみと謳っていますが、ランチでも、おひとりでも大丈夫ですよ、と。
あまりディナー時間に行くことができないので、助かります、
と、でもわたしひとりじゃ無理だなあ(^_^;)
今回もおぢさんのおかげで行けたようなものだし。
ぽへ、
ワインでずいぶん酔いました。
薬と併用して飲んでしまったので、後半はあたまぐらぐら。
酩酊状態のわたしに、
オマール・ブルーについて、ずいぶん丁寧に説明してくださいました。
どうもありがとうございました。
こんにちは、拙ブログへのリンクありがとうございます。
「タテルヨシノ」検索で、ボクも以前こちらのブログを
拝見させていただいていていました!
オマール海老でBDメッセージとは、素敵なサプライズ
ですね。お体いたわりつつ、おぢさんとの愉快な
コラボで、これからも楽しませてください。
にしても、ミシュラン効果凄いですね〜
コメントありがとうございます。
ブログ毎日見ておりますですよ。
素敵な食生活、羨ましいです。
タテルヨシノはもう、かなりお気に入りですね、
あの味の美味しさはほんと素晴らしいです。