
ちびこ、3月半ばで2歳になりました。
ハブラシをくわえたまま走って転倒をし、口腔から出血をして救急車で搬送されたり(喉を突いたかと思いそのまま頭を動かさずに即、救急車を呼んだのでした。ケガは口腔内で済み、無事でした)、ドブに顔面から突っ込んで顔の左半分ケガをしたり、とにかく親の制止をまったく聞かずに結構シャレにならない大ケガをすることが増えました。うさこのときならば「本気で止めると必ず聞いて立ち止まってくれた」「そもそもビビリなので危険なことは程々までしかしない」だったので認識の甘かった私のせいなのですが、ちびこは親がどれだけ本気で怒って止めても聞いちゃいない。男児さながらの危険な行為もするくせに、まだ足元がおぼつかないのでとても危ないことが多いです。そのうえ無謀で、姉と同じ遊びや行為をしなくては気が済まない。自分は姉と同じことができるのだと思っている。これってどこの家庭でも、下の子に共通の認識な気がします。同じレベルだと思っているんですよね、きっと。

姉に教わり、ひらがなの「ひ」を書く。
姉がなんでも教えてくれるため、数字は3くらいまで、ひらがなもいくつか読めるようになりました。色や図形もたいてい言えます。この日は「ひ」を書いていました。急激にしゃべりが達者になり、これまでうるさいのは長女のうさこのみでしたが、いまやふたり揃ってぎゃいぎゃいと喋り倒すので「うるさい」「もういい」「黙ってて」ばかり言ってる気がします。女児はよくしゃべるとは言いますが、長女はまた特別よくしゃべり、そして次女は気に入らないことがあって泣き叫ぶときは特別声が高く、鼓膜がビリビリと震えます。

ちらし寿司を作る手伝いをするちびこ。
姉が大好きでなんでも姉の真似をしたがり、姉の言った言葉をかならず復唱して聞き返します。「うさちゃんね、何々したんだよ」と姉が言うと「うさちゃん、何々、したんだ?」と。なので会話もスラスラ言えるようになりました。なぜか偉そうで、「何々、してもいいよ?」とか「ん?いいよ?」とやたら上から目線。社長とか王様というあだ名が付けられています。態度がでかく、何をしても許されると思っており、自分のしたいことができないとものすごい大激怒。でも、うさこが欲しがっているものを寛容な心で分け与え、「こえ、あげようか?」とここでもまた偉そう。社長は態度もデカいですが器もデカく心が寛容なようです。

うさこ、3月末で3歳7ヶ月になりました。
言うことを聞かずにケガばかりのちびこに振り回され、ケガをして血だらけになったちびこを見てあまりのショックにしばらくの間、様子がおかしなことが続いたりもしました。市にも相談をし、様子をみたりなんだり。少し繊細なところのあるうさこ、この事件以来、ちびこが呼んでも来ない、好きなところへ行こうとして危険なときには少々パニックを起こし、ヒステリックに「いっちゃだめ!戻ってきて!」と叫ぶことも増えました。これもショック症状のひとつなんだろうと思います。

おてつだいが好き、料理が好き、女の子らしいものが大好きなうさこ、最近は特に料理の手伝いをしてくれることが増え、お好み焼きのたねを混ぜ、焼いたりもします。ちらし寿司は具とごはんを混ぜ、たまごを溶いて錦糸玉子を作る手伝いをしたり、具をごはんの上に乗せたりも毎回手伝ってくれます。このお好み焼きはうさこ作。美味しかったです。

こちらのちらし寿司もうさこ作。ちびこも手伝いました。


非常に繊細なわりに、寂しがりで皆の輪に入りたいのにそれを素直に言うことができない、ちょっとひねくれたところもあります。基本的に気持ちの優しい子で、ちびこのような寛容とは少し違いますが、私が大変なときにはぐっと我慢をしたり耐え忍んでおり、勘がとてもよく空気を読むので、いろんな辛いことを察してしまうところがあるため、なにかにつけ、うさこが寂しくないよう、辛くないよう、優先しようとはしているのですが、手のかかり、ストレートに感情をぶつけてくるちびこのほうにどうしても妥協して甘やかしてしまうため、うさこがいろいろと理不尽で、納得のいかないことを抱え込んでいる気持ちも、それをぐっと我慢しているのもよくわかります。だから、うさこが時折、私の見ていないところでちびこを叩いていて(ひでえ)、それを目撃したときはもんのすごい叱りつけつつも、「そりゃあそうしたくもなるわなあ」という、うさこに申し訳ない気持ちでいっぱいにもなります。

ちびこ2歳の誕生日ケーキはいつもの、岩国「ラ・ポルト・ルージュ」さん。
ドキンちゃんとコキンちゃんにしていただきました。
うさこがコキンちゃん、ちびこがドキンちゃんを大好きです。
去年はロールパンナとメロンパンナにしてもらったんだよね。いつもありがとうございます。
お誕生日おめでとう。無事にまた3歳を迎えられますよう。