さて以前から知人の四十路おじさんと、いつかは行きたいねと言い続けていた中野の「川二郎」、ついに行くことになりました。どさくさにまぎれて奢っていただく約束まで無理やりに取り付けてみたりと。ひどい有様である。

うなぎの肝の刺し。600円ほど。
まずは大ビール(500円)と刺し。ついこのあいだまで噛むことさえできなかったうなぎの肝だが、浜松の旨いうなぎをさんざん食べ歩いて、いまではもうなんとも思わない。つくづく食べ物は旨いものを食べておくべきだと思う。かすかな甘みと強い旨苦味。新鮮でぷりっぷりなんである。普段は串のほうでもあまり肝にありつけないとのことで、非常にラッキーだった。

四十路おじさんの注文したうな丼。900円。
注文してから30〜50分ほどかかる品。注文してからすぐに出てくるうな丼なんてうな丼じゃないんだ。ないんだよ。ちょこっとつまませていただいたのだが、身が薄めとはいえ、非常にやわらかく、タレの味もほんわりとして旨い。
途中参加のクサさんも合流。たまたまというか、四十路おじさんの運が悪いというか、四十路おじさんがお店の軒先をあけたときは満員だったのが、私があけたときには2席があき、クサさんが来られたときには3席があいた。いつ行っても満員な、お客を呼ぶ体質のひとというのは存在する。

一通り。
約1200円ほどで、日によって材料で値段が変わる。
手前から、バラ、エリ、八幡巻き、きも焼き、レバ。
カルシューム骨からあげ、短尺焼き、うなぎ燻製なんてのもあり、うなぎのすべての部分をとことん食べつくすお店として有名。エリは首の部分。魚でいえばカマというところか。きもはうなぎ一匹からひとつしか取れず、なかなかありつけないとか。バラは腹骨を串にさしたもので、豚肉のようにやわらかい。八幡巻きにまかれたのはゴボウとうなぎの身の部分。
ここはピン注文できないんですかね?途中で注文したら拒否られたんだが、ここの注文方法は一体どうなってるんだろうか。つうか、お客が言うたもんは、ぐだぐだ言わずに出せよというのは接客業者のわがままか?一見さんには非常に優しくない、わかりづらいメニューもイラっとくる。で、とりあえず一通りというメニューがあるとのことで、わけもわからず注文。
通常は八幡巻(やわたまき、250円)、串巻(200円)、キモ焼き(心臓・胃・腸・浮袋の部分、200円)、ヒレ焼き(腹びれ、150円)、エリ焼き(首もと、150円)、レバ焼き(肝臓、170円)の6本で、日によって変わることもある。
うなぎを骨の髄まで味わいたいならおすすめできるが、量的に決しておなかがいっぱいになるというわけでもないし、入店人数も限られるほどの狭い店内なので、ひとり、もしくはふたり程度でぶらっとちょこっとうなぎをきっちり食べたいね、てな気分のときに訪れるお店だと思った。
メニュー、テーブルにも置いてやってください。
四十路おじさん、ごちそうさまでございました。
うなぎ串焼 川二郎
中野区中野5-55-10
3389-4192
17:30〜22
日・祝休み


