2006年07月11日

バロット

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「バロット」とは。
孵化する直前のアヒルの卵をゆでて食べるフィリピンの代表的な料理。バラエティのネタでもよく使われるのでご存知の方は多いと思う。まずは、ちょっとだけ軽めにゆでてたまごのカラの上部を少しだけ破り、中に塩をふりかけて汁をすすり、そこでカラを全部破りようやく中身を食べる、というのがポピュラーらしいが、そんなポピュラーなんぞ別に知りたくもない。

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虫に続いて私はこのバロットも非常に苦手だ。しかしバロットが好きで好きでたまらないという日本人もそうそうおるまい。そもそも私は幼い頃、死んだときの姿のまんまだからという理由で魚が食べられなかった。刺身や寿司は切り身なのでまったく大丈夫なのだが、焼き魚、煮魚などの、死んだときの姿そのままの魚料理は、母親に身だけほぐして別皿に取ってもらわないと食べることが困難であったほど苦手であった。(虫料理が嫌いな理由はそれ以前の問題だが)
先日食事の席に同席した中におられた恒寿司さんという方が焼き魚の目玉をひょいと食っていたのを間近で見てしまい、卒倒しそうになった。別段その方の食癖がおかしいと言いたいのではなくて、私がいかにその手の死体風味料理が苦手かと言いたいのだ。余談だが私はいまだにタコは刺身でも抵抗がある。あの吸盤が人間でいう爪の部分に見えて仕方ないのだ。つまり今回は、無駄に想像力旺盛な私にとってここ最近でいちばんの難関だったわけだ。虫よりも抵抗がある。まだ発酵しすぎて原型を留めていないシュールストレミングを一気喰いしたほうが幾分かマシィィィィィ!!!!!!

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「やあ♪」

別にわざわざこんなグロイものを食べなくてもいいと思うのだが、普通のゆでたまごよりウマイんだろうか。中国でも毛蛋(マオダン)と呼ばれ、食されているらしい。

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参加者さんのお話によると身は鶏肉と似た味がしたらしい。ヘタレの私は外側の白身(つまりアヒルの部分じゃないマズイところ)しか食べられなかった。白身は舌の上でモソゴソするようなマズさ。うう。意味ねぇ。
日本ではアメ横で売られているらしいのでゲテモノ好きのキミは買いに行くといい。私はもう二度と、たとえ白身ですら食べるつもりはない。これも、白身だけとはいえ、シュールストレミングや臭豆腐などのとんでもないクサさとテンションの高さがないと食べることは一生なかったと思われる食材。虫といい、バロットといい、私はこの日、一生ぶんの「ありえない」を使い果たした気がする。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ????| Comment(4) | TrackBack(0) | 精肉の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいっすね・・
このひよこは
何日熟成ものですか?
Posted by ラブ子 at 2006年09月10日 14:13
>ラブ子さん
お久しぶりです。コメントどうもです。
何日ものなんだろう?
都内なら上野のアメ横で売ってますよ。
Posted by sakurako at 2006年09月11日 00:52
もちろん私は食べる勇気もないので、アメ横で買うのは代わりにマルコポーロの紅茶の廉価版で許してくださいm(__)m

ですが、生肉関連の記事はものすごい楽しく読ませてもらってます。(特に馬のたてがみとか)
これからも頑張ってください。
次は是非、亀の刺身に挑戦してみては!
Posted by ラブ子 at 2006年09月11日 09:45
>ラブ子さん
亀の刺身は新宿で食べられるみたいですね。
小笠原諸島の父島の名物料理だとか。
旅行にでも行ったがてら、本場のを食べてみたいなあ。
馬刺しみたいな歯ごたえだそうですよ。

あれだ、カンガルー刺しはどうですか。
Posted by sakurako at 2006年09月11日 20:21
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