ムロアジ・トビウオ・シイラなどの魚を使って何十年使ってきた肥溜めくさい液に漬け込んで干したもの。くさやの干物は真空パックなのでそのままではなんの臭いもしない。あの肥溜めを景気よくひっくりかえしたような香りは焼いたときに本領を発揮する。

便所臭い。恐ろしく便所臭い。しかも和式の。
なお、亀のくさや、鮫のくさやなんてものもあるが、いまのところ食べた中では青ムロがいちばん美味い。写真はトビ(とびうお)のもの。伊豆七島ではやたらとトビが獲れ、魚屋の軒先を陣取っている。くさやの製造などについて詳しく知りたい方はここを参照してほしい。マンションなどで焼くと近所から苦情が来ることもあるので注意。
調理法をいくつか。
あぶってちぎってお茶漬け。
あぶってちぎってマヨネーズ。
あぶってちぎってしょうゆとごま油とラー油を混ぜたものにつける。
あぶりすぎると風味が落ちるので注意。
---
八丈島には「くさやパン」「くさやピザ」なるものが発売されている。

三宅島は2000年夏、火山噴火で被災。島民は島からの脱出を余儀なくされる。2005年春、島民の悲願により帰島が許可されるが、2006年現在、今もまだ毒ガス警報は昼夜を問わず島に鳴る。写真の木々は2006年春のもので、立ち入り禁止区域は木も山もすべて白く枯れ果てている。三宅島のくさや屋でいちばん有名な清漁水産では、くさやを漬ける液体がすべて噴火により破損。帰島の際、八丈島のさまざまなくさや屋から、大事な液体の寄付が行われたそう。
なお、「シイラのくさや」は三宅島オリジナルのもので、臭いも少ない。



口に入れた瞬間鼻に突き抜けるあの臭いが駄目でした。
しかし、会社のおじさん達にお土産で買ってたらすごい喜ばれました。
どうもです。
八丈のくさやは結構濃いらしいですね。
好き嫌いがこれほどきっちり分かれる食べ物も珍しいかと。。