2008年06月24日

「タテルヨシノ」初のディナー

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そういえば「タテルヨシノ」には7度ほどお邪魔させていただいているのだが
一度もディナーで来たことがない。
今日は「げつようび、おやすみにしたー」というおぢさんと
お昼過ぎで用事の終わった私の都合が珍しく合ったので、
芝パークホテルの「タテルヨシノ」にディナーでお邪魔させていただいた。


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他店のようにあまり派手にメニューの入れ替えがないため、
だいたい同じようなメニューになるのだが、ディナーだとまた違うメニューになるみたいだ。
アミューズはヤギのミルクのブランマンジェ、アロエのジュレ。
以前はビーツをかけたものだったが、夏仕様になっていた。
上は、もうひとつのアミューズ。トビウオのマリネ。
いつものカワハギのマリネと味付けが基本的に同じようで、
非常に似ているが、これは右のソースがトマト、左がキュウリ。
こちらも夏仕様だ。皿の右はキャビアとレモン風味のクリーム。
カワハギのマリネは、私のだいすきな皿のひとつなのだが、
これも同様、とても美味しい。


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以前わたしがオードブルで頼んだ、
リード・ヴォーのテリーヌと手長海老の皿。
これはおぢさんのオードブル。
これに付いてくる手長海老のプリプリ具合は最高だと思う。

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いつもおぢさんがアラカルトで頼む、
ビオファームまつきの有機野菜を使ったエチュベ。
アラカルトだと手長海老のクルスティアンがついてくる。
まつきさんという方は昔サービスをやっておられた方で、
その方の昔のサービスマン時代の写真とビオファームまつきの本を
おぢさんがじーっと読みつづけ、お食事をぱくぱくしつつも気になる様子で、
テリーヌをたいらげたあと、また熟読。
ここのお野菜はすごく濃厚で美味しい。噛むと濃厚な野菜の味が口に広がる。
おぢさんは、今の大変な生活が落ち着いたら、
野菜を作って暮らそうかなあなんていうのを1年くらい前にぼそっと言っていた。
実際に、サービスマンからそういう道に行ったひとがいたので興味をしめしたらしい。
たべるもの全般にとても才能のあるひとなのに、
いかんせん足かせになるものが多くて、そういう道に行くのは難しそうで、
あたまをなでなでしようとしたら、ピシン!としっぽではたかれた。
たまにはちょっとくらい触らせてくれと思った。


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真鯛のグリエ。
なんだったかな、貝が入っていて、
ソースは貝のダシとバターと白ワインで作るマリナーラソース。
も、これがむっちゃくちゃ美味しい。ぐ。
今回このコースを選んだのも、真鯛のグリエがあったからだ。


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和牛のランプ肉・・・この肉は、たぶんこのお店で食べたもののなかで
いちばん好みだったと思う。毎回美味しいのでその保障はないが、
やわらかく、噛むと脂がぎゅうっとしみでてきてめちゃめちゃ美味。
「はう・・今日はこれがイチバンだねえ・・」
しあわせそうにおぢさんが呟いた。
これ、1万のコースでこれが出てくるんですよ。素晴らしいですよほんと。
泣ける。


タテルヨシノに初めてきた日に、おぢさんがすごくすごく気に入っていたサービスの方がいて、
見た瞬間、雰囲気が(サービスとしては)とても好みだったらしく
「いやあ、あれは将来いいサービスになるよ、きっと」
とか
「この(女と仕事にしか興味のない)おれが、友達になりたいなんて久々に思ったよ」
とか、まあ、興味をしめしたもの以外にまるで無関心のおぢさんが、
えらく熱心に褒めていたんですが、今日、うちの席を担当されていて、
「おれ、あのひとの名前知りたいんだけどなあ」
とかぼそぼそと横でつぶやいてるもんで、
「おぢさん、あのひとだいすきでしょ」
と言うと、素直に「うん、だいすき」と返事が返ってきてかわいかった。
このおぢさん、ぱっと見の人あたりはいいものの、
あまり他人に心を開かないわ、偉そうだわ、女には話しかけるけど
男にはまるで興味なーい、みたいなムカツク唯我独尊男なんだが、
このサービスの人のときは妙に話が長い。
うれしそうにしっぽをフリフリしながら名刺をいただいていた。
濱田さんというらしい。よかったね。
(ちなみに濱田さんはデスノートのヨツバのキラの髪型と同じだと毎回思う)

で、今日はドアのところで半分だけ体を出してちらちらっとのぞいていた、
たまにサービスについてくださる黒服の穏やかな方(田中さんではなく)も、
私はとてもだいすきで、やたらめったら質問の多い私に、
いちばん、毎回誰にも聞かずに答えられるのはこの方で、
知識の面でもすごいなあと思うんですが、
レストランのサービスの方というのはいろんな方が揃っていて、偏りがなく、
そういうお店がいちばんいいんじゃないかなあと思います。
長く長く続くお店って、サービスの方の性格や雰囲気や得意なものに
偏りがないのが、ほんとうの秘訣なんじゃないかな、と。
当たり前のことを、偉そうな言い方で申し訳ないですが。
早いはなし、ここのサービスの方はみんな素晴らしく良い方だということであります。


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フランボワースのマカロン。
表はすみれ風味、間に木苺がはさまってます。
アイスクリームはレモンの、皮の部分強めの味。
甘いマカロンと一緒に食べてちょうどいい味になるようになってる。(と思う)
おぢさんはプラリネ。

お気に入りの濱田さんとたくさん話ができて嬉しそうなおぢさんは、
「おれ、最近両手がしびれててさあ」
と、とんでもなく危険なことを言いながら家に帰ってゆきました。
おぢさん、長くないんじゃないかとたまに思う。
posted by さくらこ at 00:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2008-07-05 09:05
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