
クリスマスケーキの予約にきまちたのよ。
こんにちわ、あたちのケーキを作ってくださいまちな。

「ぬりぬりする」「かきかきする」と言ってクレヨンを欲しがり、ノートにいろいろ絵らしきものを描くようになりました。まっすぐ線を引くことなどはできないけれど、下絵に沿ってなぞって書く、くらいは出来るようになりました。一度クレヨンを手渡して家事をしていたら、テレビからバッグから床からラクガキされて以来、あまりクレヨンを渡さなくなってしまったのですが、ぼちぼちまたクレヨンを使わせたいです。

生まれついて集中力があまりなく飽きっぽい子なので本も開いてはすぐに閉じてしまい、絵本などを読んでもあまり長く聞いてはくれなかったので、好きでもないことをさせても仕方ないしほっといたんですが、最近は自分で本を開いて見たり、言葉に出して読んだりするようになりました。これはいないと思っていたママがページを開くとベランダにいた、という英語の教科書だったんですが、「ままーままー」(ページをひらく)「まま、いた」みたいに、絵の意味を理解してそれを言葉に出して言う、くらいはできるようになりました。

1歳半でようやく歩けるようになったくらい、歩き始めが遅い子だったんですが、パパが土日に公園に連れていっては(私なら絶対させなさそうな)アスレチック系をさせてくれていたため、近くで監視は必要なものの、自分でヒョイヒョイのぼって遊ぶようになりました。好き勝手に激しい遊び方をする子なので、女の子といるよりは男の子と混じって遊んでいることが多いです。ただ、走るのはへたくそで、とてとてとてっと早歩きする程度です。まだまだうまく走れません。

お世話をしたがり、お手伝いをしたがりでとにかくキッチンに侵入してきては料理を手伝おうとしたり、ちびこの離乳食やミルクを飲ませるのを手伝いたがり、時間がないとかで手伝われても困る、みたいなときに「やるのー!」と言い出して怒り始め、私と喧嘩になったりします。子供用のモップを見つけるとそれを正しく使いこなす。うちにはないし、どこで使い方を覚えてきたんだろう?と思うようなことが多々あります。それと似たような事柄で、目の前で使ったことのないキッチン用具をつかいこなすこともあり、子供はいつ、親の何を見ているかわからないし、見ていないだろうと思って適当なことはできないなあ、と思いました。これは言葉も同じなのですが、「もう、ママあっち行って!」とついに言われるようになりました。キッチンへの侵入に対して私がうさこやちびこに対して度々言っていた言葉です。言われてすっごいショックでした。言うのやめよう。。

ドキンちゃんだそう。
怒ると「ママ、大丈夫?大丈夫よ、あたちママだいちゅきよ、だっこちたげる、よちよち」
と頭をなでられるようになりました。
私は一体なんなのか。
ちびこと毎日大喧嘩をします。見ていないところで叩いたりすることもたまにあります。こちらが見ていることに気づいて、ニコーと笑って叩いたところを撫でたり、結構まわりの目も気にするようになってきました。モラルの芽生えですね。善悪の区別がやや付いてき始めたんだと思います。ちびこの使っているおもちゃを取り上げると「ちびちゃんに貸してあげなさい!」と叱られます。ちびこがうさこのおもちゃを使っていることに怒っても「ちびちゃんに貸してあげなさい!」と叱られます。考えてみるとすごい理不尽な仕打ち。新しく出現した妹という物体Xに何もかも横取りされ、抗議をすると叱られ、いいことなしです。

やたら落ち葉に興味を示す2歳児。
落ち葉や扇子を持って謎のダンスもたびたびしています。
日本舞踊からエグザイルのスリムダンスまで多様にこなし、舞い踊る。
歌も大好きで歌詞もしっかり覚え、親の聴いているフランス語の歌もちゃんと歌う。
フランス語って言ってもアニメの曲なんですが。
自分がやると叱られるのに、物体Xがやっても叱られない。ムムーっと腹が立って、自分が物体Xに「それはしちゃだめ!」と叱ると、「ちびちゃんはいいの!」とまた叱られる。理不尽に理不尽のミルフィーユやで。親からしたらこれ、「一度経験してそれが「ダイジョウブなこと」とわかっているから二番目には言わない、気にならない」なんですけども、長子に対しては親も子供を子供と思い切れていない、子供はこれが普通、とまだ理解できていない部分が大きいからなんじゃないかと思うんですよ。親も経験してようやく「あ、これって普通なんだ」「これくらいなら大丈夫」の加減がわかってくる。でも、長子だと「どうしてこの子はこんな奇妙なことをするんだ?」「こんな危ないことさせてはいけない」と思っちゃうんですよね。長子は本当に理不尽。子供にそれまで日々接する機会の多かった人だとこのジレンマは生まれない気もしますが、大の子供嫌いだったうえに一人っ子、世のすべてに対して自分の基準を押し付ける性格の私には、理解しがたいことが日々山のように押し寄せ、腹が立ち、キレ、怒鳴り散らし、子供がふたりとも寝付いたあとに、ドンヨリと落ち込むことばかりです。