
2歳前後で急に言葉が流暢になったうさこは、
私がうさこを叱った言葉でそのままちびこを叱り、
私の口癖である「もう知らん!」「うるさい!」を連呼してみたり、
あれほどおもちゃを大盤振る舞いだったのに、
ちびこが自分のかつてのおもちゃに触ると「これうさちゃん(自分)のよ!」
と取り上げだしたり、私や夫がちびこを構うと「だっこしたらだめよ」と怒ったりと、
日々焦ることが多かった2歳のうさこの記録。

基本的にうさこはちびこには優しく、構ってあげるし気も使う。
けれど、私や夫がちびこを構うと、以前はさほどでもなかったのに
急に最近は、ちびこを抱っこするな、私を抱っこしろ、と主張するようになりました。
ちびこが、昔の自分のおもちゃを使うのも面白くないらしく、
「ありがとねー」とお礼を言いながら持って行ってしまいます。
山口弁でこういうのを「やばる」というんだそう。

でも、親がちびこにしていることをよく見てもおり、
離乳食を始めた次の日にはもう、ままごとセットでちびこに何かを食べさせる
真似をしていました。お手伝いが大好きで、大人の真似も大好き。
プラスチックごみやペットボトルごみは軽いので、ちびこが朝寝のあいだに
うさこと一緒に外に出て、ごみ捨てなどを手伝ってもらっています。

買い物だって手伝ってくれるし、ちびこが泣くと「ちちゃん、なく」と言って
ちびこのそばに行ってあげたりお知らせしてくれたりもします。
また逆に、わがままも増えてきはじめ、デパートに行くと、
自分も乗れるカートに乗りたがり、乗れないとわかると大声で泣き始め、
散歩中も自分の行きたい道に行けないと泣き始め、
手が離せないときにまとわりつかれると「ちびちゃんのところに行ってあげていて」
と言っていたのですが、今はそれを言うと「ちちゃんとこ、いかない!」と反抗もします。

急にさびしがりにもなりました。
2歳前には夫にべったりで、私には見向きもしなかったのが、
4時間ほど託児所に預けただけでその日の夜は眠りながらうなされ、
不安そうに泣いたりもするようになりました。
ちびこ臨月のころ、こんなだった気がします。
基本、うさこは寂しがる顔も不安そうな顔も大人には見せないので、
託児所で泣いたりすることが一切なく普段ヘイキそうなぶん、
夜中に、寝ながら泣いているのをみると、しばらくはうさこにも
充分注目をしてあげるべきなんだろうな、と強く思います。

食べ物は洋食を主に好み、ジャンクフードなども大好きですが、
「食べたくない」と言うことはあっても、大人がそばにいて食べさせてやったり、
上手におだてたり、「これを食べたら遊ぼう」などと言うとちゃんと食べてくれます。
以前に比べて食はやや細くなったものの、食事は大きな問題なく過ごせています。
上に書いた、わがままを言って泣くときも、ダメだと悟ると、それ以上ムリな
わがままを通すことはありませんが、二歳なのにも関わらずあまりにも
自分で悟ることが多い子なだけにできるだけわがままを聞いてやることも
必要なのかな、とときどき思います。
写真はアンパンマン列車内。2歳の誕生日に四国に乗りにいきました。
1ヶ月経ったいまでも「アンパンマンでんしゃ、のったよ」と何度も言います。
よほど嬉しく、記憶にも強く残っている様子です。