2013年03月22日

生まれました、ふたたび。


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3日くらい前から前駆陣痛がはっきりと始まり、出産前日に頻繁に起こるようになった。
この週は旦那が春闘で午後出勤だったため、出産前日も朝から公園を8000歩散歩をし、
昼は「食道園」でランチ焼き肉を食べてオロナミンを飲むという、ジンクスのオンパレード状態。

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夜は前駆の間隔をはかるために横になると落ち着いてしまうため、陣痛に繋げたくて
録画していた大人のピタゴラスイッチやアイアンシェフを旦那と見ながら
アイスを食べつつ部屋を歩き回った。昼寝をしなかったうさこは夕飯後には寝てしまい、
私はゆっくり風呂に入ることができた。


3月15日(金)

予定分娩をするはずだった日よりも数日前。
翌朝、6時に目をさまし、散歩がてらひとりでファミマにでも行くか、とスマホをいじくっていたら
6時半から10分おきに生理痛くらいの痛み。メモをとりながら荒川アンダーザブリッジを読んでいたら、
間隔は11分だったり4分だったりするものの痛みは珍しく消えず、
8時まで続くようなら旦那親にうさこを迎えにきてもらおうか、と旦那と話す。
8時15分くらいに旦那親にうさこのお迎え要請をし、病院に電話をすると
念のためすぐに来るようにと言われる。
この時点で、たまたま今週いっぱい春闘で昼過ぎ出勤だったはずの旦那は休暇を取ることにした。

9時過ぎには強めの生理痛くらいになり、間隔はまばらなままだけど今までとは
明らかに様子が違うため、旦那も私も用意やうさこの食事や、陣痛の合間に
私の簡単なシャワーなどでバタバタしはじめる。いつもなら私から離れないうさこが
黙って旦那のそばにいて、私が陣痛に耐えてるところへは邪魔をしにこない。
荷造りをしていると、カゴに自分のおもちゃをいろいろ詰め込んで玄関にスタンバイしていた。
私が痛みでうずくまると、どうしていいのかわからない顔でじっと邪魔せず見ていた。
うさこの、この今までにない悟ったような行動は、おそらく生涯忘れることができないだろう。
1歳半は1歳半なりに、いろいろ理解をし、自分なりにできることを考え、我慢をしたりもするのだ。
口ではまわりに「イヤイヤが始まって大変」だとかぼろくそ言ってはいるが、
妊娠中にうさこの聡さや我慢に、何度も何度も救われ、助けられてきたことは事実だ。

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35分には旦那親到着、車にうさこの荷物を詰めてうさことはここでお別れ。
いつもなら少し離れると泣くのに、
泣かずにじっとこちらを見ながらチャイルドシートに乗せられていた。

10時に病院着。陣痛室に行くとこの時点で子宮口が4〜5センチ。
陣痛の痛みは、やはりかなり強めの生理痛くらい。痛くて声は出るし歯もくいしばるが、
前回よりはかなり痛みが弱い。冷静になって呼吸法をしっかりこなせば確かに痛みは抑えられる。
前回は大パニックだったし呼吸法どころじゃなく、ヒーヒーフーの合間に呼吸が乱れに乱れて、
呼吸に集中して痛みを逃すこともできず、かろうじていきみを逃せたくらいだった。
子宮口の開きは50分くらいおきに5〜6センチ、7〜8センチになり、
9センチと言われたあたりで医師が来た。13までには生まれますよと言われたのが12時45分。
ただ、いきんでくださいと言われてもあまり痛みがこない。
モニターでは陣痛の波が来ていると言われたが、実際そんなにいきんで踏ん張るほどの痛みじゃない。
で、中途半端に痛いだけなので、つい息を逃してしまう。
13時までには、と言われたがなんだかんだでいきめず、気分的にもダラッダラで、
子供の頭が出たあたりで、頭が出てることに対してのあまりの痛みにようやくやる気を出していきむ。
ここでも無理にいきまないとどうにもならない。
うさこのときは陣痛が死ぬほど痛くて自然に全力でいきめたのに、
今回とはなにからなにまでまるで違った。
結構頭が出て、半端なく痛くて叫びまくって二回いきんだところで陣痛が去りかけ、
医師が「続かなかったら無理せず次を待ってもいいですよ」と言っていたんだが、
待てるかふざけんな!ってくらい(頭が出てるのが)激痛で激痛で、文字通り死ぬほど痛くて、
陣痛なかったけどむりやり踏ん張って最後まで出した。ら、出ました。
おかげで会陰裂傷。びりびりのばりばり。
母子手帳の出産時状態にまで書かれるくらいの裂傷。

ちなみにこの「いきむ」とか「陣痛の波」は、例えるのにいちばん近いのは激しい下痢痛だと思う。
下痢痛の最中にぜひ思い出してほしい。腹がいたくていたくてたまらないときに、
(汚い話で失礼)通常であればウンともスンともいわない頑固なウンコも、
下痢痛の波がくると痛みのピークでふんばって勢いで出せるんだけど、これが「いきむ」なんですよ。
痛みの勢いで強くふんばれる。出産時の陣痛は、これとほぼ同じです。
痛みのレベルはまるで違いますが。

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さて、激しい会陰裂傷。切らずに伸ばす出産、できるだけ薬を使わず帝王切開を避け、
自然分娩推奨の病院みたいで、切ってなかったみたいなんだよね。くっそ。
でも不思議なことに会陰を切った前回は縫い痕が当分激痛でしたが、今回はそこまでじゃない。
そのかわり後陣痛が、かなり痛い生理痛くらいありました。
経産婦は後陣痛が初産よりも激しいそう。

産後すぐおなかを押されて胎盤を出す。前回はここで死にかけた。
胎盤がはがれずに医師に手をつっこまれて探られ、自分でもわかるくらいのドバドバ大量出血。
水で中を洗ってるのかと最初は勘違いしたくらいの量で、血圧も脈も下がって助産師さんや
医師がまた大量に戻ってきて意識不明、輸血、とまあロクな思い出がない。
で、そのときのことを1年半ぶ りにリアルに思い出してしまい、
手足がガクガク震え出して無駄に泣き叫ぶ。いや、だってあんときまじであの世に行きかけたんだぞ。
意識がなくなるとき、ああ、これが死ぬってことなのか、と思ったんだぞ。
めちゃくちゃぶるぶる震えて取り乱していたら、「今回はつるんときれいに胎盤でたよ」と医師の声。
「出血もすごく少ないし」確かにふらふらしない。
ちなみに産後すぐにベッドに座って何かの書類に記入できたし、
分娩室で2時間安静に寝たあとはわりと普通に歩くこともできた。
前回は3日経っても部屋のなかにあるトイレまで歩くこともできなかったのに。
助産師さんに「前回は特殊すぎただけだから。今回はなにごともなくてよかったね」と言われました。

病院に着いて3時間半のスピード出産でした。超安産。会陰裂傷以外は。
あと、なぜか立ち会いに丸をしていなかったはずなのに旦那立ち会いに。
あれ?丸をしてないよね?旦那も「え?え?」みたいな顔で立ち会い。私の勘違い?
産後2時間安静にと言われている間、すごいどうでもいい会話をしました。
最近、うさこ抜きでふたりで長々と話すことなんかなかったなあ。
旦那親に預けられたうさこは、興奮からか、昼寝もせず、夜になって
旦那が「ルマン」のいちごタルトをご褒美に買って帰って食べさせ風呂に入れて寝かしつけても
まるで寝ようとせず、23時まで遊んでいたそう。
1歳半ながらに、感じるものは感じ、読むべき空気を読むのだな…と感心しきりの1日でした。



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入院中の朝ごはん。ひどい。

今回は、前回のように出血多量で点滴を打たれ、母乳が出遅れたりということもないおかげで
順調に母乳が出ているようで、助産師さんが毎日乳管を開通マッサージしてくださったこともあり
一回に20、30、40と、日に日に量が増えた。
産後2日目あたりから胸がパンパンに張って熱を持ち、ひどい痛みが続いた。
氷で冷やしたりして数日痛みをのがしつつ、しばらくすると熱もひき、ひどい痛みもなくなった。
乳管を通すときの痛みは、歯をくいしばって耐えるほど凄まじい。
が、この痛みも、ひどい腫れの痛みも、半月もすれば徐々に落ち着いてくる。

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入院中の昼ごはん。
天ぷら用の抹茶塩とレモンがあるのに天ぷらがない。
ひどい。

私のいた病院は、この月の末に大々的な移転があり、入院中もずっと病院の引越し作業が行われ
昼間は廊下を引越し業者がゴトゴトと荷物を運び出し、夜間は看護士さんたちが荷詰め、
乳腺が張って熱を持ち、氷をお借りした際、「タオル、引越し先にもってっちゃって足りない」
と看護士さんに言われたのは、いまだにネタとして使わせていただいております(笑)
タオルのない産婦人科て。
なんだかんだと忙しなく、妊娠中は待ち時間でイライラもさせられたこの病院ですが、
移転する前日、入院中の早朝にロビーでぼんやりコーヒーを飲みながら、
夏から通ったその妊娠中の懐かしい日々を懐かしく思い出しました。
今となっては、どれも良き思い出です。毎回診察に3時間以上も待たされたけどな。

移転作業の寸前に生まれたちびこさん、あと1日遅ければ、
移転先の病院へ、新生児たちは看護士さんに抱きかかえられて運ばれ、
患者はバスやタクシーで搬送されてゆくところでした。
「旦那のいる昼間にうまれてね」と言ったらポコンとおなかを蹴ってくれたちびこは、
ほんとうに上手に、移転前日に退院できる、旦那のいる日の昼間に生まれてくれました。
うちの子たちは、どの子も、毎回生まれてくる際は、とても間のいい子たちばかりです。
出物腫れ物ところかまわず、と言いますが、臨月は毎日ハラハラさせられましたが、
私は、子供の間のよさのおかげで助かったようなもので。

posted by さくらこ at 23:36| 東京 ☀| Comment(4) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

2013年3月の日記(2)


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3月8日

英語教室の日。
「おーぷん、くろーず、おーぷんくろーず、
ぷっとおんゆあー、ヘッド!」と歌うと、自分の頭をさわるようになった。
おーぷんくろーず、で手のひらを開いたり閉じたりする。

旦那に「キムラタンのセールに行ってくる」とメールすると、
「うさこのだけ?ちびこの新しい服もなにか買ってやって」と返信がきた。
普通そういうのは母親側のセリフな気もする。
というわけで、夏服新作のサロペットを1枚、ちびこにも購入。
よかったね。

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同じ8月生まれの子と。市役所キッズスペースにて。

そんなちびこは、昨夜あたりからやや痛みのある張りやごにょごにょ動きをしている。
右の肋骨のいちばん下にあんよが挟まっているのか、昨夜からゴリリとして痛い。
そういえばうさこのあんよも、しゃがんだ私の腹肉と胸肉にはさまれてジタバタし、
立ち上がるとようやくあんよが外れたらしく、怒りながら蹴られたのを思い出した。

さてそのうさこはというと、
今現在、左手にアンパンマン、右手にパパのスマホの充電器を持った状態で、
さらにこどもずかんをベッドに持ち込みたいらしく、でも両手はすでに埋まって持てない、
しかしどれも手放す気はないらしく、泣いている。
「あーもーいや!」と言いながら泣いている。
あんたは壺に手を入れてモノを掴んで抜けなくなったサルか。


3月9日

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前駆陣痛のさなか、寝ぼけたうさこに足蹴にされて泣きたくなった。
「うさこがだいすき」と言うとニコーっと笑う。
「大事」というと「だーじ」と返してくれる。

そんな可愛いうさこも、可愛くないうさこのときがあって、
パパの携帯充電器をぶんぶん振り回していたずらするので、
「こら、振り回したらあぶないからだめよ」というと
「やーよ」と言いながら充電器を回転させ、自分のおでこにヒット。
「びえー!」とギャン泣きするうさこ。自業自得もいいところだ。
反省するがよい。

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さて、今回の妊娠で初めて前駆陣痛がきたので、そろそろかな?と、恒例の焼き肉へ。
って、ちびこは臨月に入ってから2度目だ。
今回は毎度おなじみ、精肉店の経営する焼き肉屋「トンキー」へ。
うさこはお隣で息子さんの経営する「お好み焼きトンキー」のトンペイ焼き。
この臨月で焼き肉ジンクス、うさこのときは「牛角」に行ったその日の夜、
おしるし→前駆陣痛→本陣痛10分間隔→破水ときた。ジンクスにあやかってみたのだが、
ちびこは「風家」と今回の「トンキー」で、臨月に二度も焼き肉をむさぼった挙げ句に、
この後ぱったりと前駆陣痛さえなくなってしまった。おーい・・


3月10日

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広島の大町にコメダができたのでパパと、うさことちびこを連れて行ってきました。
名古屋以来だ。シロノワールも懐かしい。
でっかいシロノワールの半分以上を食べるうさこ。
出掛けにバナナを一本食べたというのに。

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その後、第二の目的であった「らーめんもりかわ」で
3月限定の鯛だしらーめん塩を食べ、いつもの段原のスタバで豆を買い、
のんびりと過ごす。新聞を読む朝の大手町のOLみたいなうさこさん。
そのあと、花粉がすごいので夢タウンのなかを散歩して、できるだけ歩数を稼いだ。
もうたくさん歩かなきゃいけない時期なのに、花粉がすごくて外になかなか出られない。
都内ではこの日、煙霧で空が黄色になっていた。


3月11日

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月曜、定期健診の日。
旦那はこの週も有休を取ってくれ、昨日から鼻風邪気味のうさこを連れて小児科へ。
ところが、ただの鼻風邪だったのが、この日の夜から熱があがり、
どうも病院でさらになにかをもらってきた様子。ゲホゲホと咳をし、喉が枯れて辛そう。

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私は病院でもしもに備えて貯血をし、NSTを受けて黒磯の宇兵衛でランチ寿司。
まだうさこの熱があがるよりも前、夕方に近所を散歩、
菓子乃季で3人(プラスちびこ)でイートインしたりした。

昨夜の寝かしつけ時のうさこの様子がなんだか妙で、
旦那が寝かしつけをしたのだけど、昼寝をあまりしていないので夕方には
かなり眠かったはずなのに、23時過ぎても発狂したように騒いで泣き、
部屋をソワソワと行ったり来たりしながら大暴れ。
そして数分後、いきなりばたんと寝てしまった。なんだったんだろう。

夜中に、うさこの熱があがる。


3月12日

当初予測していた最悪の展開になりつつある。
インフルか高熱風邪かわからないけど、昨日小児科で貰ってきたらしく、
ものすごい咳になり私が発熱。これだと預け先である高齢の旦那両親も全滅するし、
新生児と隔離しなきゃならなくなるし、うさこは私から離れると泣くし
私が新生児から離れるわけにはいかないし。産前産後の預け先はどうなるんだろう。

今週は春闘で旦那が昼過ぎ出勤。
普通は定時帰宅になるものだが、今の取引先が夕方以降から会議を開始するので
夜にいてほしいためらしい。ただ、昼出勤のおかげで車通勤が可能なため、
いざというとき電車より早く戻れるので先週までより安心できてありがたい。
うさこの発熱は日中はおさまり、どうやらインフルではなさそう。
またたぶん夜には熱があがるかもしれないがインフルよりははるかにマシ。
外には出歩かず、今日はベッドをどかしてもらって、床の拭き掃除を拭いたりした。
少しでも動いたあとは、休むと腰がじくじく痛む。


3月13日

前駆ぽいのが来てるのだが、うさこ目覚めて夜泣きで暴れ蹴られ髪の毛むしられーので
さっぱりわからない。下痢痛の最中に腰やら腹やら蹴られたら痛みが消えるのに似てる。
旦那に任せても脱走してきてしがみつかれてる。
前駆陣痛の感覚をメモしようにも、うさこにしがみつかれて痛みがよくわからない。
朝からまったく胎動がなくて、叩いてもゆすってもうんともすんとも言わず焦る。
横になって胎動を確認しようとするが、うさこが泣きわめきながらすがってきてわからなくなる。
ちびこの様子は、子宮口にぐわーんと頭が押し付けられてる。
ぐりぐりとはまた全然ちがって、入り口にぐわーんって感じ。

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昼過ぎ出勤の旦那と、うさこを連れて「来来亭」でお昼。
ランチの餃子定食、ラーメンは濃い目ネギ増し。800円。

痛がると心配するのでそのたびに「大丈夫よ」と何度も言っていたせいか、
私が痛がるとうさこが「だいじょ?」というようになった。
おなかをさすって「今週の、パパのいるときに生まれてね」というと、
ちびこにぽこんと蹴り返された。

私「いたたた」
うさ「まま?まま?」
私「大丈夫」
うさ「まま?(髪の毛掴んで離さない)」
私「(髪の毛が)いたいー」
うさ「だいじょ?(腹に当たる)」
私「(ぶつかられて)いたいー」
うさ「まま?だいじょ?」
私「大丈夫…」
うさ「まま?(髪の毛)」
私「大丈夫だからいいから寝ろ!痛い原因はあんただ、頼むから寝ろ!」

みたいな。
ひどいな。

ここにきていきなり2キロ増えた。
焦る気持ちが強くて、イライラも増す。

posted by さくらこ at 20:33| 東京 ☀| Comment(1) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

岩国城下町内裏ひなまつり



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に行ってきました。

私も、岩国に実家のある主人も知らなかったのですが、
錦帯橋すぐそばに、古民家の立ち並ぶ通りがあり、
毎年そこで古いひな人形の展示などをしているんだそうで、
今年は当日にそれを知ることができたため、
3月3日に、うさこと主人と一緒に行ってきました。

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古い、格式ありそうなひな人形から、
手作りの紙細工のひな人形まで、大小さまざま。
どれも手入れがなされていてとてもきれいです。
1歳半のうさこはまだまだ、ひな人形には興味のない様子でした。

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各家々には、和菓子作り体験、ねり香水やハンドクリーム作り、
可愛いハンドメイド小物販売などなど、
女の子の喜ぶものがたくさんありました。
前髪のようやく伸びてきたうさこに、
リボンのついたピンと花粉予防マスクを買い、
錦帯橋の河原や古民家の町並みをさんぽしました。

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このあたりはとても気さくなお年寄りが多く、
うさこを見て話しかけてくださる方が何人もいました。
昔、まだ子供のいなかったころは、そうやって知らない人に話しかけられることを
とてもいやだなあ、子供ができたらああされるのかな、と不安に思っていましたが、
我が子がようやく先月から歩き始め、よちよち歩きが可愛い、と話しかけられるのは
今ではまったくイヤではありません。こういうのって不思議だなと思います。

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岩国いがもちとか、おしることか。
古民家の軒先で、注文したおしるこや、うさこ用に持参したパンケーキなど
おやつに食べてからまた通りをおさんぽ。
うちの近くにはないマンホールや、段差などにある鉄板が気になって仕方ないうさこは、
鉄板から離れようとしません。立ち止まって鉄板をさわったり、
歩くたびに訪れるマンホールで立ち止まり、しゃがんで触ってたしかめて、
また次のマンホールまでよちよち歩いて行って立ち止まり、しゃがんで触ってたしかめて、
を繰り返していました。飽きないのかな・・・

posted by さくらこ at 13:25| 東京 ☀| Comment(0) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年3月の日記(1)


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今年もおひなまつりの季節がやってきました。
柳井の母のところに行くと、今年もひな壇を出してくれていました。
でも、まだまだひな人形には興味を示さないうさこさんです。


3月1日

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アンパンマンのお買い物カーに乗って運転ごっこをしながらお店をまわるのが
お気に入りだった時代はもう昔、今じゃ乗せると怒り「あたちがカートを押すでち!」
と店内を偉そうに闊歩。自由に買い物できなくなるのももうすぐかな。やれやれ。

今日は英語の日。先生に物を渡しながら「Here you are」と言い、体の部位の歌で
「頭は英語でheadよ」と教えると頭を指しながら「へっど」と言えるようになった。
頭とheadが同じ箇所なのも理解している様子。たいていのものは
「ぷったーうえい。ナイナイして」と言うと、ちゃんと元の場所に戻しにいく。


3月2日

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お昼にかずやんさん宅へ行く。
「夢絆」で肉玉そばダブル持ち帰り。
かずやんさんへ渡すため、水屋から来来亭から発売された袋ラーメンをかばんに詰めたら
なにを思ったのかうさこが水屋から乾麺そうめんやら出前一丁やらを出して袋に詰め始めた。

もう、眠ったうさこに添い寝をすると、寝ぼけておなかを蹴ってくるため、それを防ぐために
上を向いて寝るのがきつくて最近は深夜に帰宅した旦那に代わってもらっていたのだが、
この数日はもう、寝かしつけて添い寝を代わってもらうだけでもダメ。
たびたび目を覚ますので、隣にいるのが私じゃないことに気づいてギャン泣きして寝ない。
今日は意地でもドラマを見ていたら、もうどんなに旦那が抱っこして機嫌をとろうとしても
構っても寝かしつけても、絶対に私のところに逃げてきて、結局寝たのは、
折れた私が寝かしつけをした0時になってから。
今まで、諦めて旦那で寝てくれることもあったのに、こんな時間まで諦めずに
一度も寝なかったのは初めて。寝かしつけ時の厄介さがどんどん酷くなってきてる。

【おむつネタ注意】毎日、出掛けない日は朝起きてからと昼寝後には布おむつを
使用している。特別困ることはないが、臨月に入ってから私があまり寝れなくなり、
うさこの昼寝後にウトウトしてしまい、時間をオーバーして漏らしていたことが、
今日を含めて2回あった。眠いつわり時や産前産後にはあまり向いていないかも。


3月3日

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岩国空港のバイオリン演奏会。4歳の女の子(名前は本当に「うさこ」さんらしい)
もバイオリン弾くんだよこれが。すごいわ。
私はこういう、親が好きなことを子にやらせるのすごい苦手だったんだけど、
楽しそうに弾いてて上手で、素直に感心した。
ちいさい子がいっちょまえに子供用のちいさい楽器持つ姿は可愛いな。

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うちの母が雛壇を飾っておいてくれたうえに、うちに置く用の紙細工の雛人形も
作ってくれていた。私の雛壇、いま私の住んでる賃貸には入りきらんので。
ありがとうございます。器用だな。

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母のとこに行ったあと、旦那実家に行く途中に久々の「周月」。
旦那はつけそば特盛、私は油そば、うさこは味玉ほぐしごはん。
あまり子供に対してかんじのいいお店ではないので、連れていくには向いていないかも。


3月4日

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午前中に旦那の受診のついでに耳鼻科に産後の花粉症の薬を貰いにいく。
お昼は「春夏冬」で炙りトマトのチーズ盛りラーメン。旦那はランチラーメンセット。
有休を取ってくれていた旦那とうさこさんとで、夕方からおさんぽ。
マスクをつけてよちよち歩くうさこさんは、犬のおさんぽをじっと見送っていた。


3月5日

(ふたの閉まった)七味唐辛子のびんを持って振り掛ける真似をする。
ピザパンを作ったらお気に入りらしくふたつ食べようとしたので、
ひとつ半でやめさせ、「たくさん食べ過ぎるとオエになるよ」と言うと「おえ」
「そう、食べ過ぎると」「おえ」「うんうん、食べ過ぎたら」「おえ」と、
覚えた端から先回りして言う。

うさこは「かーいー(可愛い)」という言葉を覚え、しきりに「かーいーかーいー」と
自画自賛しながらキッチンを闊歩。夜、寝るとき、うさこを抱っこして
ちびこをふたりで挟んで「うさんどいっちび」とか言いながらうさこをくすぐって
笑わせていたら、楽しそうなのが気になって仕方ないのか、ちびがゴソゴソしていた。

「うさちゃんは可愛いね〜」「か〜い〜」「可愛いよ〜」「か〜い〜」
「今からちびこに歌をうたいまーす」「はい」「ちーびちゃーんは♪」「はっ!」
「おーりこーうさん♪」「ほっ!」「うさちゃんは?」「か〜い〜」
みたいな会話くらいは成立する。歌に合いの手も入れてくれる。とても可愛い。

【おむつネタ注意】今日は久々に家から出ないと決めていたので朝から寝る前まで
ずっと布で過ごしました。1時間半を目安に替えているんだけど、
1歳半ともなると排尿回数も間があくみたいで、していないこともありました。
2時間くらい間があいて、なおかつ、気持ち悪さを訴えられるようになったら
暖かい季節を目安にトイレトレ開始かな。
紙と違って1時間〜1時間半おきにこまめに替えるので、排尿間隔がわかりやすい。


3月6日

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錦帯橋近くの古民家ベビーサークルに、いつものママさんたちとお子さんと、
さらにそのお友達たち総勢8組で行ってきました。200円でちびたちのランチ付き。
初めてたくさんのお友達とわいわいランチができて、うさこさんも嬉しそうでした。
帰りに「お多福」で牛肉玉そばダブル持ち帰り。


3月7日

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いつもの幼稚園の、未就園児解放日に行ってきました。
いつもご一緒させていただいているママさんの息子くん3歳が、
この春から幼稚園に行くため、この日が最終日。さびしくなるなあ。
いつも見かける子たちも、たくさんこの日、さよならしていきました。

園の先生が、「出産する日まで遠慮なく遊びにきてくださいね」と言ってたけど、
いやいや、もうさすがにきついです。うさこは日に日に自由になっていくし。
でも、臨月まで歩かずに、私をわずらわせずにいてくれたうさこは、本当にいい子だ。
他の1歳半の子は、走り回って好き放題しているもの。
うさこはようやくよちよちだ。やや気難しくなったものの悪さもせず手もかからなかった。
本当はとってもありがたいし、助かるし、いい子だったのに、
妊娠中、私が短気を起こしてキレてばかり、無意味にしかりつけることも多かった。
怒ってしまったあと、ごめんね、ごめんねと抱っこをして取り成したりもしたけど、
うさこもとても傷ついたり、理不尽な思いもしたんだろう。
下の子ができていちばん不安なのはうさこなのに、いっしょうけんめい、
ちびのことを撫でてあげたりもしてくれたし、1歳過ぎには名前も呼んでくれていた。
本当は可愛くて可愛くてたまらないのにひどいことばかり。
ごめんね、うさこ。

posted by さくらこ at 00:58| 東京 ☀| Comment(0) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

臨月中半の記録


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この頃から、歩いてのおさんぽはパパと一緒のときのみになりまちたでち。
歩いていて破水をしたら、たいへんだからでち。
おかげで、あたちのお顔はまんまるになっちゃいまちたでちよ。
しつれいしちゃいまちね。プン。


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なんか、ぷるぷるぷるぷる、てかんじの妙な軽い振動が子宮口近くで起こる。
うさこのとき、こんなのあったっけ。
ブログ読み返してみたら、携帯のバイブみたいな振動があった、と書いてあった。
これのことかな。もう忘れてしまったな。
うさこのときみたいなぐりぐり子宮口への旋回はないけど、
張ったときたまに子宮口近くが軽くズキンズキン痛む。


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睡眠サイクルがぐちゃぐちゃ。
朝の4時まで眠れず、録画消化をしたり会社から帰ってこれない旦那に八つ当たり。
一時間おきに目がさめる。ちびこはうさこのときに比べてあまり痛みやぐりぐり、
前駆陣痛もない。うさこのときは9ヶ月終わりには毎日激しい前駆陣痛や
子宮口への頭ぐりぐりがあって、痛くて痛くて外出も困難だった。


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今日はまったく動きなし。昼間は胎動さえ静かだった。軽い張りはあるものの、
それ以外はいたって静か。昨夜は旦那が1時に帰宅して話をしながら
なでなでしている最中にうさこが起き、うさこが触るとぐり〜っと動いて
子宮口へも何度か軽くぐりぐり。うさこのときと強さも回数もまったく違う。

陣痛のときにタクシー呼んだら断られるケースだらけみたいなんだけど・・・
なにそれ?そうなの?いまさらそんなん言われてもアンタ。
つか「出産はどういう形からくるかわからないから色んなケースを想定しておくべき」
とあって確かにそのとおりだし、あまりに今回体当たりすぎる私がアレなんだが、
まさかタクシーが乗車拒否するとかまで想像してなかったよ。
せいぜい、破水きたら股間から水を垂れ流しながらバスタオル挟んで呼ぶの?
くらいしか想像していなかった。さてどうしよう。タクシー会社にあらかじめ確認するか。


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今日は朝からずっと胃液が上がってきて食道が焼けるような痛みが続いた。
たぶん今まででいちばん胃痛がひどかった。子宮は不気味なほどなんともない。
かるく張る程度。不気味なほど、とか書いてるけど、
うさこのときがあまりに前駆が早すぎたのも胎動が激しすぎたのもわかっちゃいるんだが
今度は「もしかして微弱陣痛になるんでは?」とか
別な心配とか浮かんだり焦ったりラジバンダリ。(古い)


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今日は昼から定期検診。NSTのときに看護師さんに、
子宮けい菅や子宮口は計らないんですかと聞いたら、あれは医師による、
院長は予定日を越したら計ると言っていた。
ノンストレステスト(NST)の最中、ちびこさんが寝てしまい、
看護士さんにバイブレーションで起こされ、しばらくまたパタパタしたあと、
再度寝てまた起こされ、ちょっと可哀想ながらも笑ってしまった。
お昼寝の時間だったんだね。
左耳の聞こえが悪くて、耳鼻科でついでにその話をして検査をしたら、
ストレスが原因と思われる難聴気味になってるとかで、耳を通したいけど妊娠中だから
原因も含め再度検査や治療は産後のほうがいいと言われてとりあえず保留。


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昨夜は疲れもあってか、普段よりはやや張りが多い?ってかんじで、
二度ほどキューっとした痛みがあった程度。今日で38週も半ば。
胃と恥骨痛はあれから鳴りを潜めとりまして、楽に過ごせてます。
心臓の圧迫感もなくなったな。左耳の難聴は自分じゃわからん。


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昨夜はとてもいらいらもやもやすることがあって、そのせいか、
ずっとひっきりなしに胎動が続いていた。なんだなんだ。
あと、またこの2日くらい、くしゃみで尿漏れするように。
もやっとする場所がだんだん子宮口に近づいてきているので、
頭が下がってき始めているんだろうなあと思う。
けど、特になにもない。

ようやくうさこが寝てくれて30分が経つが、寝て静かになったところで
やっと下腹部にゆるい、じわっとした痛みと張りが不定期にきていることに気づく。
が、前あったような前駆の痛みと天地の差がある。
下腹部だけが軽い生理痛みたいな、ゆるゆるの痛みしかない。
胎動はじわっとあり動くたびに張る。

旦那実家からも、旦那の会社からも、うちまでは最短で約1時間半。
なかなか生まれなければ構わないのだが、夜間でうさこが寝てるときなら、
うさこを起こして病院で合流すると、今の寝かしつけ時に後追いのすさまじいうさこは
厄介な展開になるため、夜間に陣痛がきたら旦那親には病院ではなくうちの家に来てもらい
うさこの添い寝を替わり、ほぼ同時刻に帰宅できるはずの旦那とそっと病院に行く、
という算段にしてある。けど、前みたく破水から9時間とかかるならともかく、
今回1時間半もつの?とか、日増しに不安要素が具体的になってきて、
イライラそわそわが半端ない。臨月入るまではなんも考える余裕なかったっていうのにね。

posted by さくらこ at 18:09| 東京 ☁| Comment(0) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

臨月前半の記録


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bebeの新生児服。
ちびこさんはおさがりばかりな気がして、さすがにいくつか春の新生児服を購入。
下着も3枚は用意しました。すぐにGWが来て暑くなっていくから枚数は少ないけども。


この頃はずっと胃と心臓が圧迫されて苦しかった。
心臓の圧迫で動悸と、胃液が食道あたりまで上がってきて
酸の痛みで胃も胸もものすごく痛いし不快感もすごい。
何度も何度も吐き戻すこともあった。
子供行事から帰宅すると、子宮がしんどくて寝ても治らず、
寂しそうにひとり遊びをするうさこを尻目にベッドに横になったことも多々ある。
ママ友さんに「臨月とは思えないほどお腹の出が小さい」と言われた。
現在、体重はつわり時に一番減っていたときからはプラス8キロ、
妊娠前の普段の体重からはプラス6キロ。あまり増えてはいないな。
うさこを追いかけまわしてよく動くからなんだろう。
前回臨月時よりも7キロも少ない。そういえば今回は自分の足を洗えるな。

夜、うさこを寝かしつけたあとの添い寝さえしんどい。
ベッドの真ん中を占領されるため私が右半分体が落ちてる状態で寝てる。
それに加えてさらに髪の毛を掴まれしゃぶられ引き抜かれ腹も蹴られる。
右肩だけ痛いしおなか重いし内臓は苦しいし、ストレスが酷く背中がゾワゾワする。
この時期、旦那が肩と背中を揉んでくれて、添い寝も代わってくれた。助かる。

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病院でよく食べていたモーニングセット。
もうすぐこの病院とも最後になる。
コーヒーがくそまずかった記憶しかないが。

ちびこさんはうさこのときに比べて胎動が弱い。
うさこのときは9ヶ月後半から始まっていた苦しいくらいの前駆陣痛が
今回はまるでない。うさこの行事やなんやらで一気に疲れた日の夜に痛んだり、
かるく張る程度でなんら子宮に変化もない。うさこのときに気持ちが悪くなるくらい
頻繁にあった子宮口へのぐりぐりも、回数も少なく弱いのでそこまで気持ち悪くない。
上の子がいると前駆陣痛がひんぱんに起こればとても困るので、ありがたい話だが、
前回があまりに激しかったぶん、もしかして今回は微弱陣痛になるのでは?
などと無駄な心配事まで浮かんでくる始末だった。どうなるんだろう?

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体重を増やさないため、やめられない買い食いや外食を控えるため、
やったこともない家計簿をつけたり、節約ブームでなんとか乗り切りつつある。
9ヶ月から1ヶ月以上、体重を増やさずに済んでいるのでなかなか効果的。

臨月に入ってから、それまでわりと朝まで眠れていた睡眠サイクルが、1時間おきに
夜中に起きたり、3時間ほどで明け方目がさめてそのまま眠れなくなったりした。
37週はイライラすることが多かった気がして、前の臨月の日記を読んだら
同じく臨月入りたての37週はやたらとイライラしていた。
今回のイライラソワソワは、上の子(1歳半)を抱えて、もしも破水や強い陣痛が
いきなり来た際の行動が、シミュレーションどおりに行くかどうかの不安が大きいと思う。
タクシーに乗れ、と安易に病院で言われるのでそのまま受け取っていたのだが、
どうも調べてみると、陣痛がきてタクシーに電話をすると乗車拒否をする会社も多いそう。
そのときになってそんな状況になったら、絶望的になるよね。
痛みでパニックになってるし、イライラもすごいし。
どうなるんだろう?

posted by さくらこ at 08:19| 東京 ☁| Comment(0) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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