2012年12月31日

2012年12月の日記(4)


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「プレゼントがきたのでち。
「パパのあんよが短いの歌」を歌うでち」


12月23日

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アンパンマンのケーキ。
市役所ちかくのケーキ屋「ラ・ポルト・ルージュ」さんで作っていただきました。
クリスマスといってもまだまだサンタがなんなのかさえわからないうさこさんが
いちばん喜ぶキャラクターといえばコレ。
ドーム型で中身はいちごのいっぱい入ったストロベリークリームケーキ。
案の定、うさこさんはケーキを見たとたん「アーンパ!アンパ!」と大騒ぎ。
とっても嬉しかったようです。

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こちらはパパからのプレゼント、マザーガーデンの野いちごシリーズ、
木のおままごと道具。おままごと道具もいっぱいあって、最近のうさこさんは
おちゃわんとスプーン、お箸などをしきりに触りたがるので朝食セットにしました。
うちの朝食ととても似ているため、食パンがなんなのか、マーガリンがなんなのか、
ポットで何をするのかだいたいわかるらしく、やり方を教えると、ポットからカップに
お湯を注ぐ真似をしたり、コーヒーの瓶にフタをちゃんとしめようとしたりもします。
このおもちゃで30分以上はしばらくずっとひとりで黙々と遊んでいて、
女の子におままごとセット、男の子にプラレールは最強だなあと思いました。


12月24日

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昼に最悪なイタリアン行っちゃったから、買い出し後に夕方から「ホルモン市場トンキー」
で焼き肉。うさこが昼寝後あたりから身体があたたかく、
いつもなら外食時にゴハンくれくれとせがむはずが、まったく食べようとしない。
焼き肉は新規開拓だったんだがやたら旨くて安いし、精肉屋の焼き肉店だし最高だった。

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【お食事中注意】帰宅してからうさこ嘔吐。熱は微熱でミルクは飲める。
夜はミルクのみ150を2回。風呂は髪以外を洗うだけにした。便はいまのところ問題なし。
だるそうで機嫌も悪く、風呂あがりにミルクを飲んですぐに寝た。
夜中に「ママー」と寝言を言っていた。

夜中の3時にぐずりだして、うさこは私の髪の毛をさわってないと眠れないから、
髪の毛を探して泣いてるのかと思って「もーなによ」って言ったとたん、
悲鳴みたいな泣き声になったあと私の枕に嘔吐された( ;∀;)うわん
熱は37度7分、やや上がった。下痢はなし。服を着替えてからまた寝た。


12月25日

深夜の嘔吐以来、吐いたりはなし、便は昨日の昼に普通のが一度きり。
朝昼は念のためミルクで、夕飯はおかゆ、里芋煮、湯豆腐とミルク。
先ほど熱をはかったら38度6分。朝と昼にたっぷり昼寝をした。
いつもは昼過ぎに一度だけなので珍しい。この日1日便がなかったのも珍しい。

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お昼は持ち帰りで「じゃがいも家族」の肉玉そば。650円。
もやしのやたら多いお好み焼きだった。

今日はままごとのポットでカップにお湯を「ちゃー」っていいながら注ぐことを教えたら、
それまではポットもカップも飲むポーズしかしなかったのに、ちゃんとポットからカップに
「ちゃー」と言いながらお湯を注ぐしぐさをするようになった。
ポットのふたはポットにはめるし、マーガリンのヘラで食パンを撫でるしぐさもする。


12月26日

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うさ「やんきー座りでち」

朝には平熱で機嫌もよく下痢どころか便秘気味、親もふたりともなんともなく、
あれはいったいなんだったんだと思いながら、未就園児のカレンダー作成に来ました。
旦那曰く、イタリアンでものすごい食べたらしく、食べ過ぎだったんでは?と。
とはいえ、鼻風邪はひいているのでまだ誰も来ていない早い時間に行って作成開始。
ママ友さんと写真を選び、うさことパパのラブラブ写真を中心に(笑)カレンダーを作りました。
だんだん間が持たなくなってきたうさこはあちこちのママさんに話しかけたり、
ライフルのおもちゃを持って「ババババ」と叫びながら走り回る男児のうしろを
「ばばばば〜」と言いながら高速ハイハイで追いかけたり(ちょっと笑った)、
私の傍にはなかなかおとなしく居てくれません。はさみやノリに興味を示して怖かったです。


12月27日

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うさ「ねむいでち。今年の任務は終了ちたでち」
ポリオ3回目終了。次は1年後。
念のため予防接種前に医師に診てもらったところ、問題ないと。
お正月用の風邪薬だけ予備でいただいて帰宅。
病気を貰いたくないから、年内はあと忘年会一度以外はもう外出しないよ。
うさ「よいおとちを〜」

手をはたいて拒否られるに続いて、嫌なことをされるときに「いあー」って
振り払われるようになりました。8ヶ月くらいのときに離乳食を嫌がり足で顔面を殴られ
蹴られたとき、生まれて初めて他人に顔面を殴られたショックで茫然としたもんですが、
手をはたかれ振り払われするのもかなりショック。打たれ弱すぎるな。


12月28日

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プリマベーラオフの日。
託児所がそろそろ閉まってくる時期なので、この日はうさこを連れて参加。
うるさかったらどうしよう、と思っていたら、冬休みだからか子連れさんが多くて助かった。

23日に続いて2度目の、掴まるものなしで立ち上がった。
この頃から急激に歯みがきをすごく嫌がるようになった。
「あ、で、い、あ、え、う」みたいな発声をするようになった。長文を話す前なのかなあ。
今日は嫌がることをしたとき、手の甲をぱしんと叩かれた。主に歯みがきのとき。
「これ、あれ、こっち」などはだいたい使えるようになった。


12月29日

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型はめを、当てずっぽうで嵌めよう(押しつけよう)とする段階から、
色が同じところへ嵌めようとするようになりました。毎回確実にではないですが、
色がなんなのかわかってきた様子。間違えても「ここ」と指差すとそこに置きます。
今日は夕方、何度も支えなしで立ち上がりました。
朝はみんなで朝マックへ行き、今日は旦那は仕事です。
休日出勤のときは10時に家を出るので、旦那はうさこに見つからないように私が
注意をひいている間にこっそりと家を出るのですが、今日、よくよくうさこを見ていると、
なんだかうさこは、旦那がそっと出勤していってしまっていることに気づいている様子でした。
わかっているのに泣いたりせずに、じっと知らんふりをして親に合わせてくれているのだとしたら
これ以上せつなくて申し訳ない気持ちになることはありません。
今日我慢したら、明日からはパパはお正月休みだからがんばろうね。


12月30日

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昨夜は旦那帰宅後に同窓生と寿司オフして最後に〆で「春夏冬」で塩ベジラーメン。
ふらっと夜におでかけするのも、もうチャリではなく車にしている。
年末の夜の麻里布界隈はすごい混雑ぶりだった。車もそろそろやめたほうがいいかなあ。
久々に「彩龍」に行ったら、店主の腕がチャーハンの作りすぎで腱鞘炎なのに
相変わらずここは岩国一の行列ラーメン店だしコンビ(ラーメンチャーハンセット)が人気で
そればかりバンバン出るしで、ついにこんな貼り紙がしてあってちょっと笑った。

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こちらがそのコンビ。ラーメン半チャンセット。840円。
半チャンといいながらまったく半チャンどころの量じゃないあたりが、
久留米の「ひろせ食堂」と同じ。ラーメンの味も似てる。チャーハンは味が違うけど。
ここは久留米の名店「ひろせ食堂」で修行されたとかなんとかかんとか。

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私の注文した新商品「魚貝とんこつしょうゆふつうのつけ麺」720円。
あの魚貝じゃなくて、たぶん魚介なんだよね・・?
「ふつうのつけ麺」ってメニューでちょっと笑った。
麺は細麺でスープはまったりとした穏やかなとんこつ醤油。
こういう新しいメニューって結構はずれが多いけど、これは美味い。
酢と魚粉がついてくるんだけど、基本の味がいちばん好みだったな。

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一足お先に年越し蕎麦を食べに「蕎麦遊」に来てもりそば。
ふたりとも蕎麦じゃおなかいっぱいにはならないので
前菜にラーチャンセットを入れてからの訪問。旨い。


12月31日

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昨夜は夕方から「ホルモン市場トンキー」で忘年会焼き肉。
旦那と私の共通の、高校時代からの友人らと(ノンアルを)飲んだ。
身内宴会のためうさこも連れての参戦だったため、20時に私とうさこだけ早々と離脱。
旦那はそのまま友人宅で徹マンへとなだれ込んでいた。
「トンキー」の肉は本当に美味くて安くて、子連れOKなのでありがたい。

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朝モス。
朝からいい天気で、胃もたれのする私と旦那と、パパがいるのでやたらハイテンションのうさこと
モスまでおさんぽ。のんびりモスで朝食を食べてから帰宅、軽くお掃除をして旦那実家へ。
この日もよく、掴まりなしで立ち上がる練習をしていた。


少し前からお茶がほしいときはベッドの横(にいつもうさこのお茶ポットがある)
を覗きこんでいたのだが、今日はお茶を「あちゃ」と言うようになっていた。
23日に旦那実家でがに股になりながら支えなしで立ち上がった。
1歳3ヶ月を半分過ぎた頃からどうも悪くなってしまって、スマホやらを取り返そうとしても
私の手をはたいたり、どかしたりする。以前は旦那が言ってもスルーすることはあっても、
私が言えば素直に従ったのに(旦那だと優しいので従わない)、
じわじわ反抗的な態度をとりはじめた。嫌なことや嫌なものは振り払ったりする。
我が出てき始めたのはすこし前からだが、この月から、拒否を行動に移すようになった。
歯みがきのときがとても大変。ときどき、気に入らない食べ物を拒否することもある。

私が「痛い」と言うと泣くようになった。以前、酷い頭痛で私が長時間泣きながら
痛い痛いと言っていたのがトラウマになってるんだろう。以上が一歳三ヶ月のメモ。
年明けで一歳四ヶ月になる。


今年も一年、お世話になりました。
また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さくらこ

posted by さくらこ at 19:25| 東京 ☀| Comment(0) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月23日

2012年12月の日記(3)


12月17日

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妊婦検診の日。
うさこを託児所に預けてから病院へ行き、帰りにお好み焼き屋の新規開拓をするべく
うさこを預けているのをいいことに「トンキー」に寄って珍しく鉄板で食べる。
磯野製麺の麺を使っていておいしかった。
隣接店では精肉店を経営しており、夜は焼き肉屋になるそうでここにも行ってみたい。


12月18日

保健センターにうさこの身体測定に行く。
1歳3ヶ月で体重9400g、身長79cm。
体重は平均ど真ん中、身長はわりと高いほうだった。
生まれてからちょうど30cm伸びている。
センターの方と面談し、筋腫と甲状腺の症状がある状態での出産前後の生活が
厳しいようであるなら、出産前後だけ契約できる保育園もあるので、と言われたが
つわり期の真夏ほどは精神的にも余裕があるし、なによりこの最近うさこがとても
寂しがりになって、病院の間だけ託児所に短時間預けるだけでも大泣きをするため、
できるだけちびこの生まれるまでは、私とふたりでいられる時間を作りたいので断った。

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財布から札ビラを撒いて、あまつさえ叱ろうと近寄った私にチップを寄越す
ふてぶてしいうさこさん。お金の取り扱いのことなのでこのあと叱りまくったった。
ベビーカーが解体できる仕様になっていたので、年末なので徹底的に洗って掃除をした。


12月20日

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母の病院の付き添いの日、お昼は病院のレストランにした。
少し分けるだけのつもりが一歳児に全部食われた私のおひるごはんがこちらです。
最近、朝ごはんを食べたあと私が食パンを食べようとすると激怒され、
私のぶんまで食い尽くされてパンの耳しか残らない。ひどすぎる。


12月21日

そういえば今日はマヤの暦の最後の日。
今年最後の英語教室。通塾用のアンパンマンのかばんだよ。
クレヨンはまだまだ打ち付けるくらいしかできないけど、お片づけはもうとても上手。

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クリスマスプレゼントを決めてネットで注文をしようとすると、もうすでに売り切れ続出。
クリスマス時期にこんな売り切れが多発するとは思わなかった。
お目当てのマザーガーデンのおままごと道具は25日から順次発送と書かれているし、
うちの母が買ってくれることになっていたアンパンマンキーボードは売り切れ。
いやはや。甘く見ていました。来年からは気をつけよう。店頭を探してきます。


12月22日

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うちの母のクリスマスプレゼントのアンパンマンキーボードが届いたので
明日まで見つからないようにこっそり車に積もうとしたらうさこに目ざとく発見され、
興奮を通り越してもはや発狂状態。狂喜乱舞のあまり箱にしがみついて箱ごと倒れて
潰されるアホうさこ。写真はしがみついた箱が倒れてうさこが潰される瞬間。
ほんとにアホだ。
「あーんぱ!あーんぱ!」連呼してはしゃぎまわってうるさい。買ってよかった。


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土曜日恒例、朝マックでいっちょまえにうさこのぶんのプチパンケーキを注文。
たいらげたうえにミルク飲んでカットフルーツも食べた。今日は旦那は出勤。

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積み木を積めるようになりました。
(旦那が出勤する姿をごまかすために)久々におもちゃ箱から
スポンジ積み木を取り出して積んでいたら、真似をして積むように。
積み木は、親が積んだものを崩す→積み木を箱に戻す→
ときて、ようやく1歳〜1歳半の間で、積むという行為をするようになるんですが、
うさこは1歳4ヶ月を前にしてできるようになりました。

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おむつを替えるためにタイツを脱がしたら、おむつ替え後に自分でタイツを手に取り、
穿こうとする。当然、大人でも着せるのが大変なタイツなんで足が入るわけもなく
空振りに終わったんだが、自分で穿こうとしたことにびっくりだ。
練習させれば、ゆるいズボンなら自分で足をつっこめるようになるかな。

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広島のマザーガーデンの店舗まで行って旦那が買ってきてくれたので、
プレゼント全部間に合いました。ありがとうありがとう。明日は旦那実家へ。
クリスマス前後の親ってのはほんと大変なもんなんですね・・・


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夜中にちょろっと「大阪屋」へ。
ぼんじり、鶏なんこつ、とり皮を塩で、〆に大平。
ノンアルコールではありますが、夜中の外出もそろそろ危険なため、
中期最後の日ってことで飲み納めに「大阪屋」へ行ってみました。
中期が今日で終わりますが、ここへきて急激におなかが重くなってきました。
夜も眠れず、おなかも重く、とてもしんどいです。


posted by さくらこ at 21:56| 東京 ☀| Comment(3) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

妊娠中期・7ヶ月の記録


妊娠7ヶ月の主な母体症状として、
「おなかが大きくなり、やせている人でも妊婦らしくなります。
妊娠線ができ始める人も。
マイナートラブルが多くなります。便秘や痔、腰や背中の痛み、
おなかのかゆみやかぶれなどで悩まされる人も多いでしょう」
とあるのですが、まさに典型的なその症状がすべて出た時期でした。
妊娠線はもう出ることもない、と思っていたのですが、
意外や、へそのあたりに少し出てきました。前よりも早いです。
前の妊娠でこの時期に出た副乳やへそのあたりに出る線は
今回はまったく出てきていません。全身の皮膚のかゆみが激しいです。


違和感がいちばん酷かったのは胃で、
常に苦いものが食道あたりにあがってきている感じがし、
ストレスなのか妊娠中の症状なのかはわかりませんが、
2〜3日ほど、夜中になると胃の中にレゴみたいな固い四角いものを
詰め込まれたような感覚になることがありました。
寝れば翌朝には治っているのですが、どうにも苦しくて眠れないことも。
胃液があがってきて圧迫されている感覚はあるものの食欲はすごくて、
ラーメン、お好み焼き、アイスクリーム、和菓子(特に豆大福)などが
特に食べたくてたまらず、体重は妊娠する前に比べて5キロ増えました。
もともとカロリーなどを気にするような食生活はしていないので
好きなだけ食べたいものを食べていましたが、特に血糖値、血圧など
問題はないと言われましたが、これは前の妊娠でもそうでした。
体質の問題であり、普通の人は決して真似をしちゃダメな妊娠食生活かと。

病気は、この月は、うさこが風邪で40度近い熱を出し、咳もひどく、
その咳がうつったのが1度、元々妊娠前に患った風邪を気管支炎にし、
ようやく収まったころまた先月、うさこからもらったRSで気管支炎を患い再発し、
それがまたおさまった今月、またうさこから咳をもらい、
治るたびに咳と気管支炎を再発という、頭のおかしくなるようなループが続いています。
胎児への影響が怖いため、咳が酷くても咳止めはもう飲むのをやめました。
咳でいちばん辛いのは酷い尿モレで、生活をするのも困難なレベルなことでしょうか。

筋腫のひきつれた痛みは、歩けばありますが、先月ほど酷くはなくなりました。
この月は、安定期最後の月ということで鹿児島旅行をしました。
フェリーに乗り遅れそうになり走ってしばらくは下腹部にやや鈍痛がありました。

精神的な面では、イライラすることもたくさんありましたが、
妊娠中では最も落ち着いた時期だったと思います。


うさこさんの変化。
ちびこさんのお宮参り撮影で着せる衣装をカタログで選んでいたとき、
「ちびこさんにはコレを着せる?」と隣にいたうさこさんに話しかけたら、
私のおなかを見つめてから、ぽんぽんと撫でてきました。
もうちびこさんがなんなのか薄々わかってきてるのかもしれません。そのあと自分の
おなかも撫でていたので、単にちびこさん=腹肉と思っているのかもしれませんが。
女の子はほんとにカンが良く、聡いのでいろいろな面で気をつけなきゃな、と思いました。
ちびこさんが出来てから、あれほどクールだったうさこさんは、すっかり寂しがりになり、
私から離れなくなってしまいました。以前はまったくこんなことはなかったのにね。


ちびこさんの状態。
胎動が前よりはっきりしてきました。
ぐるるん、ぼこん、とタコのようなウネウネした動きをします。
胎動はわりと激しく、うさこさんのときと違ってパパが触っても容赦なくグルグルします。
26wあたりからは、定期的にぽこん、ぽこん、と呼吸の練習音がするようになりました。
前の妊娠ではすぐに気づいたはずなのに、今回は、そうなっていることには
少し前に気づいていたはずなのに、「あ、これ呼吸の練習だ」と思い返すには
少々時間がかかりました。上の子がいると、あまり注意がおなかに向きません。
26w終わりに子宮口あたりにちくちくとした、蹴られているような感じがありました。


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正面を向いたちびこさん。
この日はよく顔が見えました。

27wに定期健診があり、どうやら性別はほぼ確定のようです。
てのひらや指もはっきりと見え、顔はまるまるとしていて眼孔が大きく、
ぱっと見た目にはちびこさんは旦那によく似ていました。
うさこさんは胎児のとき、ほっそりとした顔で私に似ていたのを覚えています。

うさこが起きているときは、前のようにおなかを蹴られることもなくなりましたが、
寝ぼけているときのうさこはいまだにおなかを蹴っ飛ばしてくるため、
先ほど、うさこが寝返りをうって私のおなかをぽこんと蹴ってしまったあと、
抗議をするように、おなかのちびこさんがポコポコと動いていたのがすこし笑えました。


出産までには、うさこの予防接種をすべて終わらせておきたいです。

posted by さくらこ at 17:32| 東京 🌁| Comment(0) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

「麺鮮醤油房 周月」平生店


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「周月」ってお店は、ある日突然山口県の片田舎である平生町(柳井市の隣)に
ひょっこりできたお店でして、大元は愛媛の「周平」ののれん分けなんですが、
徐々に広まっていつのまにか大阪にもできたみたいです。
広島の日赤病院近く、あと、高松にもありますね。
田舎でこの味この量はかなり珍しいんで、うちは旦那が大のお気に入りで通ってますが
美味いものの多い大阪じゃ、難しいんじゃないかなあ。ラーメンも昔よりは美味い店が増えたし。
そんなわけで上の写真は、つけそばの特盛。どのサイズでもALL780円。
旦那曰く「ここは特盛にして初めて値段と量がトントンになる」だそう。


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油そば。

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ラーメン。

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つけそば。

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油そば。

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つけそば。

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油そば。

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つけそば。

とまあ、そんなかんじのお店。(どんなかんじだ)
基本メニューは上の3種、ごくたまに限定が出ます。
場所が場所なので混まないっていうのも利点。
酸味のあるスープが特徴なんですけども、これも開店当初にすこし修正されて
やや酸味が穏やかになっていました。愛媛の周平は酸味がそのままだったな。

posted by さくらこ at 10:23| 東京 ☀| Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

山口県光市「まつかぜ」のラーメン


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光市にある「まつかぜ」って店はよかったですね。
近所にあればなお有難かった。
なぜって、ここ、メニューがしょっちゅうころっころ変わるんですわ。
行くたびにメニューが違う。前回美味くても、同じラーメンにありつけない。
だから、近所だとよかったんですよね。
そんな「まつかぜ」は、さらにその前は田布施駅前で「アジト」という名で
お店を出していました。当時は醤油と塩のラーメンだったそうで、
私が初めて「まつかぜ」を訪れたときは豚骨ラーメンを出していた時期でしたね。
上が、当時の豚骨ラーメン。その後もごくたまに出していたような気がします。

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これは、豚骨時代に出していた、魚介豚骨ラーメン。
魚粉が効いていて、かといって効きすぎてもいなくて、
絶妙な味の魚介豚骨だったと記憶しています。もう3年前になるんですが。

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餃子ライスセット。
光市ってのはウチからまた結構遠くてですね、車で1時間20分くらいはかかるんですが、
ラーメン屋なんていうのはいわゆる古き良き時代のラーメン屋が多くを占めておりまして
「まつかぜ」のような味のラーメンを出すお店ってのはとても珍しい。
あるにはあるんですが、そのお店に行くにはまた車で数十分、の世界。
東京ではありきたりすぎるこの魚介ラーメンも、ここじゃ出すお店は結構貴重。
まあそんなわけで、このお店にはいつも山口のラヲタが集っていた印象があります。

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これは醤油・塩に移行した頃に出していた、塩パーコー麺。
このお店で食べた中でいちばん好きだったのは、この塩パーコーかもしれません。
いや、むっちゃ美味しかった。パーコーも、カリっと揚がっててもう食感最高。
塩加減も絶妙でした。
ここいらのラーメン屋じゃこれが1000円てのはわりと割高なほうなんですが
美味いからこれは何度も食べに通いたかったなあ。遠すぎて無理だったけど。

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醤油ラーメンと塩ラーメン。
旦那と食べにきました。美味しい。
なんだろうね、醤油ラーメンに塩ラーメンなんてどこにでもあるはずなのに、
「まつかぜ」のは美味しかった。新しい味だった。
店主は味に対してカンがいいというか、天性の才能だったんでしょうね、
この方はなにを作らせても器用に美味いものを作っておられた気がします。

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つけめん。
麺になにか練りこんでありました。忘れたけど。
このつけめんのスープにごはんとチーズを入れてレンチンしてリゾットも出していたんですが
むっちゃくちゃ美味しかったです。旦那も大絶賛。あれ、また食べたいなあ。


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「まつかぜ」最後のメニュー。
メニューの移り変わりの激しかった「まつかぜ」ですが、これが最後のもの。
店主が上海だかに出すお店を任されたとかで、中国へと行ってしまわれることに。

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サンラータンメン。
これは、もうむっちゃくちゃ美味しかった!
すっごい覚えてる。「どうして近所にないんだ!」って強く思ったのも覚えてる。
もうすぐ終わりのお店だとしても、近所だったらこれ、何度も食べにこれたのに!
酸味も辛味も絶妙。あー、また食べたい!

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ラーメン。
営業最終日まぎわにすべりこみで、かずやんさんと行ってみることにしました。
岩国市からはえらい遠いんです、何度も書いて悪いけど。
かずやんさんも私も子供がいるもんで、ほんと、行くのは一苦労。
でもなんとか間に合いました、最後のラーメン。

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かずやんさんは、数量限定の
特製牛テールラーメン。残っててよかった。

店主はいまどうされてるんでしょうかね、お店はいま、手伝われていた方が継いで
「らーめん西崎」の名前でお店を開いていますが(おとといの日記に掲載しています)、
味は・・・うーん。普通かなあ。
「まつかぜ」の店主がちょっと奇才だったんだよね。
だってほんと美味かったもん。
またあのサンラータンメンや、塩パーコーが食べたいよあたしゃ。

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月17日

山口のラーメン(4)


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これも長らく更新せずにいて溜め込んだ画像ばかり。
新店舗、と書いてあるけど、もうオープンして半年は経過しているものが多い。
山口県のラーメンって結局住んでいるせいで更新が滞ってて、
書いてないけど行ってるところも多いです。んで、上の画像は光市の「めんいち」。
同じく光市にあった「まつかぜ」の閉店(店主が上海に店舗を出したので)にあたって
かずやんさんと訪問したときのものなんだが、この日は味がおとなしめだった。

ちなみにこの下松牛骨系ラーメンは山口のラーメンシリーズとは別に、
「下松ラーメン・メジャー化計画」という別ページを作ってあるのでどうぞ。


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らーめん 700円

さてそんな閉店劇のあった「まつかぜ」のあとには、お店を手伝っておられた方が
そのまま「らーめん西崎」としてお店を継いだ。メニューも味もわりと似てはいる・・が、
スープに関しては、天才肌であった「まつかぜ」の店主には一歩及ばず。
どこかコクや深み、がつんとくるものがない。が、お値段は「まつかぜ」時代すえおき。
うーん。。

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つけめん 700円

こちらは旦那の注文したつけめん。
味に関しての評価はほぼ旦那と同じ。というか時間が経過しすぎて味の詳細は忘れたが
「やっぱまつかぜの店主は味に関しては天性の才能があったな」
という意見はまったく一致。そして「その上で値段が同じなら、ちょっとないかな」
という点も同じだった。あれから1年近く経過するが、味はどうなったのかな。



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「らーめん両さん」のラーメン(中)500円

こちらは岩国市の、岩国駅前商店街の路地をひょいと入ったところに
新しくできたラーメン屋さん「らーめん両さん」。メニューはラーメン(中)と(大)のみ。
鹿児島の「のり一」みたいだ。(小)がないあたりも。
ワンメニューしかないラーメン屋、ってなんだか美味そうな気がするじゃないですか。
だって味がひとつなんですよ、絞られてるってことは余計なことを考えずに済むわけで、
なのでここも旦那とワクワクしながら行ってみたんですが、美味かったですね。
豚骨醤油の広島ラーメン。広島にある「骨々亭」の方が出店したとの噂。
昼にちょいと入って飽きないし、飲みのあとにもいいしお値段も安い。
飲み屋街にあるし、長く安定するお店なんじゃないかな。


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「天天」のラーメン 700円

これも岩国の商店街にある、22時からは居酒屋がラーメンのみの店になる「天天」。
2011年の12月、忘年会のあとにかずやんさんと繰り出したんだけど、
「鯛骨ラーメンがあるよ」って聞いて、吉祥寺の「真風」の鯛塩らーめんのような
さっぱりとしたラーメンを想像していたんだけど、意外や濃かった。
美味いかどうかっていわれるとごく普通なんだけど、でもまあここは、
普段はラーメン屋ってわけじゃないので評価も甘め。飲みのあとのラーメンだなあ。


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岩国の老舗中華屋さん「牡丹園」のとりそば。650円。

別に遠方からラヲタが来るっていうようなお店ではないんだけど、
地元じゃ誰もが「あそこの鶏そばは美味いね」って言うような、評価の高い鶏そば。
スープは澄み切っていて塩味も絶妙。
うちからはちょっと遠いのだけど(車で10分くらいかな)、子連れでも行けるし
なにより美味しいので重宝していた。

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タンタン麺。
これも美味かった。コクがあっていい。
んで、このお店で働いておられた方が、うちのすぐ近所にお店を出した。
「一帆亭」っていうお店で、こちらも瞬く間に大繁盛。
鶏そばもいいんだけど、私はスーラータンメンばかりを注文している。

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ちなみにこちらがその新規オープンした「一帆亭」の鶏そば。
ベビーカーで徒歩10分もあれば行ける距離なので、車の運転が好きではない私には
非常にありがたい、重宝しているお店である。

今回は冒頭の「めんいち」以外は、地元密着型のマイナー店ばかりを紹介したのだが
地元向け記事ってことでひとつ。

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2012年12月16日

2012年12月の日記(2)


12月10日

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最近、床に座った私のひざの前でおしりを上げて、
縦列駐車よろしく「バックオーライ」みたいな感じで後ろ向きにひざに乗ろうとするんだが、
今日の保育園解放日ではブルトーザーのおもちゃに片足あげて乗り込もうとして失敗していた。
今日は雪が降った。


12月11日

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ルピシアのクリスマス新作、デカフェキャロルを飲むべく、今は秋の紅茶を絶賛消費中。
うさこさんと私のおやつ。「のぴ」のアンパンマンちょこぱんと、
ドイツ菓子のシュトレン。シュトレンは、ドイツで、クリスマスを迎える1ヶ月前から
ちまちま食べるためのお菓子で、まさに今の時期のおやつですよ。
うさこさんはアンパンマンのパンを「アンパ!」と言いながら、とても嬉しそうに頬張ります。

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今日のおひるは、近所のお好み焼き屋「お多福」で持ち帰り、
豚肉玉そば600円。うまうまです。


12月12日

肺炎球菌追加ワクチン完了。
ヒブは接種から一年後と言われたので、とりあえずはあとポリオ三回目と水ぼうそう、
おたふくのみ。三種とヒブは3月の出産前に済ませることになる。
帰り道、うちの近所にある赤い扉のかわいいケーキ屋さん「ラ・ポルト・ルージュ」で
アンパンマンの顔のかたちをしたクリスマスケーキを予約して帰宅。

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(夕方)
【お食事中注意】病院後、昼寝から目覚めたうさこにミルクをあげたら嘔吐。
おひるごはんも吐き戻した。床までびしゃびしゃなのであわてて沐浴準備して
風呂場で服を脱がせると水下痢。沐浴を終えて服を着せて部屋に戻してすぐにまた下痢。
ヨロヨロと這ってるし元気がない。ノロ2周目きたかなあ。

(夜)
沐浴後に着替えて、お茶を飲んだとたん、また噴水みたいに吐いた。
うさこはびっくりして固まったまま泣いていた。テーブルから椅子から床から大惨事で、
またシャワーを浴びさせ、ミルクを少し飲ませて、もう吐かないかどうか様子見。
今度は吐かなかったけど、さらにまた軽い下痢。吐いて泣き疲れたのか、すぐに寝てしまった。


12月13日

(朝)
【お食事中注意】泣いて吐き疲れたのか夜はすぐにばったり寝たあと、
おむつに軽い水下痢を何度かしたらしく夜中に下痢の腹痛で起きて泣くたびに、
おむつ替えをするとおまたが可哀想なくらい下痢で真っ赤にただれ泣き叫びが凄かった。
夜中にうさこが吐いたカーペットを洗いにと、汚したパジャマや下着やバスタオルが
乾かなくてうさこの服の替えがなくなったのでコインランドリーに行った。
今のところ私も旦那も元気。ノロじゃないのかなあ。
うさこは水分を摂れるまでに回復した。脱水症状にならなくてよかった。
朝はミルク220のみにしておいた。

(夜)
朝一度、夜二度の下痢。
内、掃除をしなきゃならないようなのは夜に一度だけ。
朝、昼、おやつは念のためミルクのみで、夕飯はおかゆと里芋の煮物にした。
吐き戻しはなし。微熱はあるけどまあまあ元気。とは言えハイハイはゆっくりなので、
普段どおりとはいかないみたい。おまたのかぶれがかなり酷くなった。
おむつ替えでおまたを拭くたびに、すさまじい泣き方をするので可哀想だ。


12月14日

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徳山の「鉄八」のお好み焼き。
肉玉そばシングル持ち帰り。

型はめパズル、いつの間にかしていた。
ちゃんと教えたり一緒に遊んだりしてればもっと早くにしてたのかな。
うまく同じ場所に同じピースを当てはめたときは大げさなくらい褒めている。
それが嬉しいらしく、パズルに少しずつ興味を示してくれるようになってきた。

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幼児教室とリトミックはお休みさせたのだが、この日はずっと下痢もなく、
英語教室には行ってきた。他の子がいない日だったしね。
「put away」といわれると積極的にお片づけをするようになった。
クレヨンはまだ、叩きつけるだけなので色がうまく塗れてはいない。
クリスマスの英語の絵本の読み聞かせなどもしていただいた。

【お食事中注意】が、帰宅して、夕方と夜に一度ずつ、服を着替えるほどの下痢。
嘔吐はないけど胃が小さくなったのか、食べる量は前よりはるかに減っている。
下痢は相当辛いらしく、始まると食べている最中でも咀嚼ができなくなるほど震えて泣く。
おまたの腫れと皮むけがひどいので下痢のときは拭かずにシャワーにしているんだが、
それでも染みて痛いらしい。 最近では、おむつ替えをしようとするだけで泣くようになった。

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夜、旦那が帰宅したあと、雨が降ってはいたのだが、
車で少し気分転換に外出をさせてもらって、麻里布の「春夏冬」でラーメンを食べた。


12月15日

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土曜の朝は朝マック。
今日は旦那は昼から仕事で、なぜか私に向かってバイバイをする酷いうさこさんは、
旦那が仕事に行くのをじっと黙って見届けたあと、部屋に戻してもまたハイハイして
玄関まで行って、旦那が戻ってこないか何度も確認していてちょっと可哀想だった。

【お食事中注意】今日は朝、旦那が出勤していった直後に2度の下痢、
昼寝から目覚めておやつを食べているときに服を着替えるほどの下痢を1度した。
下痢のせいかどうかはわからないが、昼もおやつも夕食も量が以前よりもかなり少ないまま。
以前は食べても「まだくれ、それもくれ」と欲しがって大変だったが、今は逆に心配。
ごはんやミルクをもういらない、というときは、茶碗や哺乳瓶に手を当ててストップさせ
「も!」と言う。「もういらない」の「も」なんだろうか。


12月16日

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もうすぐ妊娠後期に入るため美容院に行く。
帰宅してから家族で市役所へ選挙投票に行き、お昼は「食道園」の焼き肉食べ放題ランチ。
うさこさんはベビー雑炊をいただいたが、やはり食は細いまま。

【お食事中注意】おなかこわしは、焼き肉から帰宅後に1度、寿司屋から帰宅後に1度、
寝る前に1度だった。相変わらずうさこさんは外出先では粗相をしない。助かる。
親への感染がまったく見られないし、咳も酷いし、どうもノロというよりは風邪っぽい。
おまたのかぶれや腫れや皮むけはようやくおさまって、泣かなくなった。よかった。

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うさこさんお昼寝中に旦那に任せて、夏からできていないままの車の洗車に行く。
つわりで車内が荒れ放題だったのを掃除できずにいたのだがスッキリ。
1週間分の買い出しをして帰宅、夕方、さて夕飯はどうしよう?ということで
前々から気になっていたのについつい寿司といえば「AKIYAMA」に行っていたのだが
ようやく「宇兵衛寿司」に行ってきた。回転寿司屋ではあるが、キッズスペースもあり、
どちらかというと回転というよりは飲んでつまむための寿司屋だ。
私はのんびり回転寿司のおさらを、うさこさんはミニうどんを、
旦那はビールと大エビや煮アナゴなんかをつまんで過ごした。
ぶっちゃけ「AKIYAMA」より美味しい気が。
選挙速報は自民圧勝を流している中、2月末のうさこさん1歳半検診の案内封筒が届いていた。
早いなあ。


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2012年12月12日

岩国刑務所の矯正展に行ってきました。


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刑務所で年に1度行われる矯正展というのは、受刑者が中で作った商品を売る場なんですが
これが出来が非常にいいものだけが出回るため、それを目当てに行かれる方もとても多く、
靴や家具、子供のおもちゃなど、主に木を使った商品が多くを占めています。
この岩国刑務所は女子刑務所ということもあり、小型の家具やおもちゃが多かったですが
広島刑務所展にはタンスやテーブルなど、かなり大きなものも売られていました。
タンスなどは3〜4万ほどですが、出来がいい上に値段も控えめなため、
多くはすでに売約済みのシールが貼られていました。

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私たちの今回のお目当てはこちら、受刑者に出されているカレーと
まったく同じレシピで作られたカレーライスとうどんです。
中には、ひじき、豚肉、大豆、厚揚げなどが入っており、
栄養が偏りがちなカレーライスでさえ鉄分が多く摂れるように考えられており、
また、バラバラで食べにくいひじきをうまく摂取できるように配慮されているあたり
子供の食事にもつかえるアイデアだなあ、と感心させられました。

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このあたりは完全に私の趣味の撮影ですが、刑務所内で使っている物たち。
衣類は冬場もこれみたいなんですが、衣類が最小限なのはそれを使っての自殺を防ぐためで、
そのためには中は冬場でも暖房が行き届いた施設になっているということですよね。
最近では、角田美代子被告が衣類を使って署内で自殺を図ったことがニュースになりましたが
死のうとする人間はなにを使ってでも死ぬとはいえ、衣類はほんとに最小限です。

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大浴場は意外とそこらの安っぽいホテルの大浴場程度に小綺麗です。
トイレの入口に「交談禁止」の貼り紙。
入浴時間は20分、夏は週3回、それ以外は2回。
網走で見たのは、お湯に浸かる秒数が何十秒、とかの説明だったけど、
10年前といまとでは違うのかな。それとも刑務所ごとで違うんだろうか。

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こちらは各部屋の写真。
刑務所に入る前の職業一覧、圧倒的に多いのは無職。そりゃそうか。
家政婦がランクインしていてすこし笑った。窃盗だろうか。
事件一覧は窃盗がダントツ、次が殺人。
こういうのを見て歩くのが大好きなので、近くで見れてよかった。
うさこはハクジャオーショーをガン見でした。

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今回うちが購入したのはこちら。
木製カスタネット、ヒノキのおもちゃ箱、ひこにゃんメモ、うどん。
ヒノキのおもちゃ箱はしっかりした造りで1200円。

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2012年12月11日

鹿児島→桜島の2


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鹿児島には灰専用のゴミステーションがある。
初日は強風だったせいか、灰がものすごくて、
たまたま今日だけかな?と思ったら翌日も風が少し吹くたびに灰が舞い上がっていた。
ベビーカーを拭き掃除したらびっくりするくらい真っ黒。
鹿児島も天文館もすごくいいところだったけど、生活するのは大変そうだ。


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そんなわけで翌日は最終日へ渡ることにしました。
行く前は雨だったら困るね、とか雨なら桜島をレンタカーで一周しようか、とか
そんなこと言ってたんですけど、いざ着いてみると灰がすごくてむしろ雨であってほしかった。
しかも、糸のような小雨だと、逆に空に舞い上がっている灰が雨と共に降ってきて
余計に悲惨なことになるだけっていう。最終日がまさにそんな天候でした。
土砂降りになるよりはいいのか。

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かけうどん 400円

桜島フェリーの中には「やぶ金」という立ち食いうどん(そば)屋がありまして、
なぜだかここが口コミで評判に。そばもあるけど、有名なのはうどんのほう。
フェリーの中に立ち食いそば屋、っていう光景もかなり珍しいですが、
鹿児島は、いわゆるどこにでもある「駅そば」が逆にないんだとか。
うどんもスープもいたって普通、時間が朝のラッシュ時ではなかったせいか
茹でもきっちりベストな状態。寒いからあったかくてとても美味しい。
とはいえ、ごくごく普通のうどん。
フェリーの中で風に煽られつつ食べるそのシチュエーションが、
きっと元の味をさらに数倍おいしく感じさせるのでしょう。乗ったら是非。

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ホテルバイキングもきっちり食べたうさこにさらにフェリーのうどんを奪われながら、
上陸した先の桜島は、鹿児島市内よりもさらに増して灰のえらい騒ぎでした。
沿道にたまった灰は鹿児島市内の比じゃないです。

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駐車場の駐車スペースの3分の1が灰。
この日は最終日ということもあり、さほど時間もなかったので島を一周はせず、
天気もよくないので足湯の横にある桜島資料館のようなところへ行きました。
フェリー乗り場から徒歩10分くらいですかね。
中には、江戸時代、大正時代、戦後すぐの大規模な桜島の噴火の記録が
事細かに記録されてある部屋がありました。おお。私の大好物じゃないか。
浅間山も、噴火の際の遺跡発掘なんかの跡地が見たいがために
北軽井沢でアルバイトをしたりなんかするほど火山噴火記録が大好きなんですわ。
特に大正の噴火では、それまで島だった桜島が土石流で陸と繋がったりと
とにかく大規模な噴火だったようで、そういう資料が見れたのは非常に嬉しかったです。

昨年度の噴火回数は1000回を越していて、日に何度も噴火を経験し、
灰もかなりの量であるというのによそへ引っ越すことのない島民はすごいな、と。
コンビニは一部が茶色の看板になっています。これは景色を損なわないためのよう。
通学の小学生はヘルメットをかぶっていました。噴火対策らしいです。

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フェリー乗り場近くにあった、今は亡きパチンコ屋・・・
ってこれがパチンコ屋なのか・・・なんか、みやげ物屋にしか見えないけど。
こういうの好きだわ・・・

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帰りのフェリーの中から見た、島の裾のこの形、
噴火の土石流で作られた傾斜だからなんでしょうかね。
思わず見入ってしまいました。
この後、ラーメンを食べてしろくまの食べ納めをしたあと、岩国へ帰りました。
子供がいての旅ってのは、なかなか食べ物屋も制限されちゃってアレですけど、
うさこがわりとおとなしい子なので、それでもなんとかかんとか遂行できました。
存分に楽しめた家族旅行でございました。

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2012年12月10日

鹿児島食べ歩きの1


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で、鹿児島中央駅。
新幹線口を入ってすぐに焼酎バーがある。
駅のホームで立ち飲みっていうと今は亡き静岡駅のおでんの立ち飲み屋だが、
あれほどまでの情緒も雰囲気もまったくないしホームでもないが、
鹿児島中央駅構内にもこのようなお店があったのは酒どころとしては非常にありがたい。
でもね、やっぱもう、普通のローカル線のホームに飲み屋、なんて時代ではないんだろうな。
新幹線ならほら、旅行中だとか出張で今日は仕事のない日だから、ってんで飲むって選択肢も
できるから新幹線口に作ってあるんだろうし需要もあるんだろうけどもね、
もう、在来線ホームで飲み屋、ってのは、あの静岡駅のおでん屋が最後になるんだろうね。
もうあのお店もなくなっちゃいましたが。

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かごでん。
鹿児島にも熊本にも、路面電車が残ってますですね。
今回の移動はほぼ路面電車か徒歩でした。繁華街まで、鹿児島中央駅から近いです。

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今回の駅弁。
というか、新幹線内で売られていたやつしか買う時間がなかったため
京都の「柿の葉ずし」になったんだけど、これ関西の新幹線内では定番だよね。
すごく美味しくて結局毎回買ってしまってる。

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なんだかんだと今回の旅で二度も食べた「むじゃき」のしろくま。
後ろは旦那の注文したいちごしろくまで、これもまた大変美味かった。
練乳たっぷり惜しみなくかけてあって甘いんだけど「むじゃき」は作り方が社外秘らしく
甘さもおだやかですごく美味しかったんだよなあ。広島にもお店出してほしい。
天文館本店のほかに、鹿児島中央駅にも店舗があって、この写真はそちらのものです。

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かるかんといえば「蒸気屋」、と聞いていたので、駅の蒸気屋でバラ売りの
かるかんとかすたどん、餡なしかるかん(写真下)やらを購入。
かるかんは餡なしのほうが好みだった。
旦那はさほど飲まないので、酒屋で焼酎のミニボトルを購入、
安納芋餅やらなんやら買いこんで、これはホテル飲み用。

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これもホテル飲み用に買った、サツマビールのヴァイツェンデュンケル。
焼酎どころ鹿児島にも地ビールはあるんですが他県ほどあちこちには置いてくれていない。
この「薩摩ビール」のほかに「霧島高原ビール」「太平洋ビール」なんかがあります。
子連れではなかなか夜の飲みへは出かけられないな、と思いましたが、
さすがは焼酎の街、いろんな焼酎がミニボトルで味わえましたし、ホテル飲みも良かったです。
私は飲んでないんですがね。

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翌朝。
クリスマスツリーに夢中のうさこさんと朝ごはんにでかけます。
ホテルの朝食はバイキング式だったのですが、あまり期待していなかったにも関わらず、
和食でとても豪華。なかなかいい内容でして、1歳児でも食べられるものも多かった。
うさこさんは、中華がゆ、コックさん手作りふわふわプレーンオムレツ、鯖の塩焼き、
ざる豆腐、ブロッコリー、筑前煮のにんじん、ひじき、かぼちゃの煮つけ、ヨーグルト。
自宅じゃこんないろいろちょこちょこは食べられないもんね。よかったよかった。
私はひたすら明太子を十六穀米でいただきまくっていました。明太子明太子。ハフハフ。

さてこの日は桜島へ向かいます。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

鹿児島ラーメンツアー 後編


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箸やすめに、天文館の「むじゃき」に入りました。
ここはしろくまの発祥のお店です。
後述しますが、本場のしろくまはむちゃくちゃウマイです。
「むじゃき」で二度食べましたが、有り得ないほどのウマさです。
どうして広島にないのか。
ちなみにこちらはミニサイズ。

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奥にあるのが蒸かしたしろくままん。
うさこのおやつです。
ちなみにラーメンかトンカツばかりだったこの日(次の日もだが)、
うさこのお昼と夕食はどうしたかといいますと、
和光堂から出ているベビー用洋風おべんとうセット。
風が強く灰の嵐だわ、おなかがすくわ、新幹線で眠れないわ、ラーメン屋ばかりだわで
始終ものすごい不機嫌そうだったうさこさん。ごめんよ。。



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「のり一」に行ったあと西郷隆盛像などの観光名所をまわって日が暮れる前にホテルに戻り、
岩盤浴だのエステだの、旦那は大浴場だの行ったあと、交代でうさこの寝かしつけをしつつ、
私だけひとりで21時開店の「三平らーめん」を訪れました。
この小さなあやしい路地裏のさらに奥にお店はあります。昼間は真っ暗なこの通りは、
夜にはそれでもぼちぼち賑やかで客足も絶えません。意外だよなこんなあやしい路地なのに。

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店のオープン時間すぐに私を出迎えてくれたのは60くらいの女性ひとり。
夜の仕事の長そうなご夫人が、このお店を経営されておられます。
そういえば西郷隆盛像の近くにも「三平らーめん」があるんですが、支店みたいですね、
そちらは昼間も営業しているようです。
ここのおしんこは食べ放題。とはいえ、おしんこなので、お茶を飲みつつ、
ぼちぼちつまむ程度でいいんですが、おばちゃんが漬けているのか結構美味い。

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黒味噌ら〜めん 3分の2サイズ 630円
普通盛りは700円

普通サイズでもいけないことはなかったんですが、時間ももう21時ですし、
3分の2サイズにしました。ここは「のり一」の正面にあるんですが、飲み屋街だからか
サイズ小さいのがあるんですよね、ありがたいです。もう4杯目なので。
黒味噌って鹿児島ではここの店だけなのかね。
黒味噌ごま風味ってかんじのスープで、わりとあっさりめ味噌。
麺はやや細目の丸麺。おかげで味噌なのに入りやすい。
細もやし、キャベツ、ねぎ、コーン、ごま、半熟たまごが半分トッピング。
しみじみ美味いです。
冬だし夜だから余計に味噌味が染みる。ああ、いいなあ、こういうお店。

カウンター内は結構低くなっていて、お客が店員さんを見下ろすような造り。
私が入ったときはお客はまだ私ひとりで、のんびりとおしんこをかじって過ごしました。
ホテルに戻って交代の旦那に「とても良かったよ」と言うと、
黒豚カツ2軒目に行くつもりだった旦那も結局このお店へ。
旦那が入ったときにはもう何人かが入店しており、他のサラリーマン客がその連れに
「ここ、美味いだろ?オレここの店すごい好きなんだよね」と言っていたそう。
そう、ラーメンも美味いけど、このお店はおばちゃん含め、店自体がいいんです。

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「三平らーめん」のあと5軒目に行こうかなと思いつつ、
歩き回った天文館のなかに、あの「日本再生酒場」系列のお店を発見してフラリと入る。
「天文館再生酒場」の煮込み。おおっと、こりゃ懐かしい。
「沼田」とか懐かしいね。梅塩煮込み、大好きだったなあ。



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さて。
翌朝10時半の開店を待って入った「くろいわラーメン」。
おしんこの置き方、水かお茶かの組み合わせ、おしんこの形や厚さも店それぞれ。
ここのお店はお水とお茶の両方ポットでありました。

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ラーメン 700円

ここも器ぎっちり。
小金太と似たような棒ラーメンに似た麺なんだけど、全体的にこちらのほうが完成度が高い。
スープもはっきりしているし豚骨は強くないのにコクがある。
具材に浮いてるのはにんにくじゃなくて、たぶん焦がしネギ。
もやしは細もやし。こちらにはキャベツなし。
そしてここのチャーシュー、ほんとに美味い。じっくり味が染みていて、
ああ、こりゃつまみになるチャーシューだね、って思っていたら持ち帰りもあり。
だよね。だって美味いもん。
味だけで言うなら、鹿児島で今回たべたラーメンの中でいちばん好みです。
かずやんさん(ラーメンの鬼)へのお土産ラーメンも、旦那と「ここにしよう」と決めました。
かずやんさんのレビューはこちら。店内のお土産ラーメンは生麺でお店の味そのものです。

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持ち帰りチャーシュー350円。
持ち帰って、夜食べました。酒のアテにすっごく合う。
レンジでチンして、もう、めちゃめちゃ美味い。



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6軒目は鹿児島「こむらさき」。
「こむらさき」といえば熊本ラーメンが有名ですが、ここは一切無関係です。
ここはね、なんて言っていいのか。暴言多いですが、あくまでも個人の好みの差なので。

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作り方がまず独特で、行列店だからできる方法なんですが、一気にどんぶりを15個くらい並べ、
画像はちょうど半分くらい配り終えちゃってるんですけど、こんな感じで並べた器に、
麺を入れる係の人が麺を入れ、スープ係がスープを入れ、焦がしネギ油?係が作ってそれを入れ、
具材係が具材を載せ、その間にチャーシュー係がチャーシューを切ってそれを盛る。
そしてそれを配る・・・ので、先に入れば入るほど、出てくるのが遅い。すっごい遅い。
吉祥寺の「ラーメン生郎」を思い出した。

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値段は950円・・・
知らずに入った旦那がぎょっとしてまして、実は私でさえ「え?」と一瞬思いました。
いや、ここ鹿児島だしね。都内ならまあよくある話なんだけど。
じゃあ「のぼる屋」はいいのかって言われると、まああそこは元より「そういう店」なんで。
あんま気にならなかったですかね。1000円払ってでも入った価値はあったので。

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麺が・・・なんというか、茹でビーフン・・・
どう見ても茹でビーフン。スープが薄すぎて味がほとんどない。
ネットに「よく混ぜて食べたほうがいい」とあったのを思い出してよく混ぜる。
多少緩和されたけども、薄いものはやっぱり薄い。なのに無駄に麺がどっさりで苦行の域。
スープの味がほとんどしないのに、途中に入れてた妙な油(焦がしネギ油?)の
工業油的な味だけがしてまずい。
旦那が無言。すごい感じる負のオーラ。
お店を出たあと「誰だよあそこを美味いって紹介したのは」とぼやいていて怖い。
「久々にあんなマズイラーメン食べたわ・・・あれ、ふたりで1900円!?ありえんわ」
「ドブに金を捨てたようなもんだ。しかも具合悪くなってきた・・・」
「高い遅い不味いって、吉野家の逆をいく店やな」
とさんざん。
グーグルで「鹿児島 こむらさき」と打つと、変換予測で「マズイ」と出てきたらしく
旦那が爆笑していました。いや、あくまでも、個人の感想ですので・・・すみません。

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西郷隆盛像の近くで食べた「かるかんソフト」。
他に食べたいろいろ、観光いろいろはまた次へ続きます。

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2012年12月08日

鹿児島ラーメンツアー 前編


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九州新幹線が開通して1年半が経ちますが、
うさこ(1歳3ヶ月)も生まれ、ちびこさん(おなか7ヶ月)も安定期に入り、
ようやく新幹線でなら、って旅行許可も出たのでここらで鹿児島に行ってみることにしました。
お正月は沖縄に行こうと思っていたのに、飛行機はやはりイカンと言われまして。
とはいえ、私は南九州は初めてでして、福岡、大分、熊本どまりだったので
行ったことのない地に行けるってんで旅行前はかなりのハイテンションでありました。
都内にいるとなかなか行けないんだよね、南九州、下四国、山陰あたり。



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九州新幹線「さくら」で鹿児島中央駅に到着し、まず真っ先に向かったのが
こちら路面電車いづろ通り駅を下車して数分の「のぼる屋」。
天文館通りからでも歩いていけます。

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「1000円ラーメン」として非常に鹿児島では有名なこのお店、
事前に鹿児島ラーメンを調べていた際、値段を見て旦那が真っ先に候補から外したため
駅に着いて旦那はすぐに黒豚カツの店に向かい、ここへは私だけ訪問となった。
旦那曰く「地方で1000円のラーメンなんてバカじゃなかろうか」とのことだったが
「ここの店の味は、味そのもので計れるものではない」という評価を読んで訪れてみた。
席につくと自動的にお茶とおしぼりと漬物が出される。
注文をしなくても、ここはメニューが「ラーメン 1000円」しかないのだ。

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店を見てまず驚くのはその店舗外装だろう。
いったいいつ頃建てられたものなのか。
入り口は2箇所あり、間違えて裏口から入ってしまい店員の女性に
「入り口はこちらですよ」と案内されたが裏口にものれんがあった。
こちらは2階の座敷席への階段につながっている入り口のようだ。
出てきたラーメンは思ったよりも量が多い。
久留米でも思ったが麺がまず、どっさりと入っているのだ、結構な量になる。
スープは、豚骨は薄め、鶏ガラ、野菜、にぼしの味もしたような。
とにかくいろんなものが複雑に入っている味で、長い間をかけて出来上がったような味。
一見素朴で古き良きおだやかなスープの味なのに、結構雑多なのだ。
麺がまた特徴的で、細くて平たいうどん、という感じ。量があるのにこれのおかげで
おなかいっぱいになる。鹿児島で他にもラーメンを食べたがこんな麺は他にはなかった。

特筆すべき点として、店内はカウンター席で、カウンターの向こう(間違えて入った入口は
このカウンター裏側に繋がっている)にはおばちゃん、おばあちゃんたちが8人ほどいる。
カウンター席自体は10席(小上がりに小さなテーブル席があり2人座れる)なので、
まるでその光景はガールズバーのようである。客1〜2人に対し、店員が1人。
常連客はもとより、出張中とおぼしき一見さんにも話しかけるおばちゃんたち。
ガールズ婆ーのぼる屋である。
奥座敷にちょこんと鎮座している80を超えているように見えるおばあちゃんは
壁にかけてある写真を見る限り、どうやら創始者のよう。
お店にお客が入るたび、出るたびに頭をさげている。東池袋大勝軒のようだ・・・



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白昼夢をみているような気分になりながら「のぼる屋」を出ると、店の前で旦那が
うさこのベビーカーを揺らしながら強風のせいで舞う桜島の灰にまみれていた。
そのままホテルへ向かう途中にあった「小金太」へ入ることにする。
ここでも席について注文をするとおしんこが出てきた。こちらはお水。
鹿児島ラーメンの大きな特徴として「おしんこが出てくる」というのがある。
ラーメン食べ歩きをして長いが、鹿児島ラーメンと言われこれといった特徴は
浮かばなかったくらい、強い特徴のないラーメン地帯のはずだが、これだけは特殊。

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こちら「小金太」もどんぶりいっぱいまでのスープにどっさり麺。
久留米の「丸幸」を思い出したよ。九州ってどんぶりすりきり一杯までの
スープにどっさり麺ってところが多い気がする。博多はそんなことないけど。
麺が、棒ラーメンの鹿児島ラーメンとそっくり。
トンコツもにんにくもあまり強くなく、ちょっとしょっぱい。
九州といえばトンコツ強めのイメージだし、熊本が隣なのでニンニクのイメージが
あったんだけど、鹿児島ラーメンはそのどちらも穏やかな使われ方をしてる気がする。
特筆すべき点は・・・ないなあ。チャーシューがトロトロでネギ入れ放題ってとこかな。
中国地方独特だと思っていた細もやしが鹿児島でも出てきたのが意外だった。
ちなみにここは鹿児島ラーメンの食べログで1位、飲みの〆に重宝されているようで
ややしょっからいのはそのためかな?鹿児島ラーメンの平均的な味付けと見ていいのかも。
写真はラーメンSサイズ550円。普通のラーメンは650円。
SSサイズもあって、450円だった。食べ歩きや飲みの〆にはありがたい小サイズ。



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ホテルから歩いてすぐそばにあった、天文館の「のり一」。
「のり〜」ではなく「のりいち」である。そんな読み間違えをするのは旦那くらいだろうが。
鹿児島に行くと言った際、複数から「のり一」に行ってみれば?と言われ、
食べログでも2位、まあ食べログの順位なんてあってないようなもんだが、
それでも気になって行ってみることにした。
しかしこのラーメン、決して鹿児島らしいラーメンではない。

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ここでも細もやし。
呉で一番有名らしいラーメン屋「モリス」(西荻タンメンはつねの劣悪バージョン)
に似ているが、「モリス」よりはるかに美味いうえに300円でおしんこ付き。
(西荻窪「はつね」のタンメンは神の領域の味なのでモリスなんかと比べたくもないわ)
味も鳥ガラ塩味で、飲んだあとに美味く感じるように作られており、量も少なめ。
でも、これで300円は素晴らしいね。美味いしね。
ラーメンのほかには、メニューは「めし」「おにぎり」「ゆで卵」「卵かけごはん」のみ。
20時までは中サイズ300円、大サイズ350円だけど、
20時過ぎると、それぞれ400円、450円に値上がりするシステム。
鹿児島は変わったお店が多いなあ。しかもそれらがランキング上位って・・
ここは「ラーメンやお好み焼きは安く庶民的値段であるべき食べ物だ」が信条の旦那が
ものすごく感動したうえに「モリスより美味くてモリスよりはるかに安いとは素晴らしい」
とか酷いことをのたまっていた。


鹿児島ラーメンツアー後編に続く。

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月07日

2012年12月の日記(1)


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昨夜は珍しく旦那が21時には帰宅したので、
わくわくしながらありがたく夜の麻里布に繰り出しました。
「大阪屋」でレバよく焼き、ぎんなん、鶏なんこつなどを塩焼きでつまみ、
大平汁で〆。岩国駅前のこのお店、ここは本当にいいお店です。

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大平汁。おおひらと読むらしい。
あったまってからチャリで帰宅・・・



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のつもりが「階杉」でラーメン〆。
以前から気になっていたこの麻里布の飲み屋街のラーメン屋さん、
開店が19時からなもんで(土曜だけ17時)子供がいると敷居が高くて
いままで行くことができなかったんですが、ようやく訪問。
階杉ラーメン680円、替え玉が150円。
飲み屋街のお店だから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、
やっぱ割高だよね。味もごく普通の博多ラーメンだし。


12月1日

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どうしても観たい映画があって、私だけで行っていいよと言われたんだが
車の運転が不安なのもあって結局家族総出で徳山まで出かけて「悪の教典」を観る。
私のいない間、うさこさんは旦那に抱っこされてケンタッキーでおいしいものを
こっそりいただいていたらしい。いいなあ。映画は面白かったです。
はなまるうどんでうさこと分けながらお昼を食べて、珈琲館でお茶して帰宅。


12月2日

今週末、鹿児島旅行の予約を入れました。
もう、なにがあっても土曜日までは病気を貰わないぞ・・・!
沖縄に行くつもりが、飛行機はダメと医師に言われて諦め。仕方ない。
PCでなにを検索しているんだろう。鹿児島のおいしいミルクの店だろうか。

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風呂あがりにベッドの上で身体をふいて、目を離したすきにベッドから落下、
落下の瞬間を見てしまったんだけど、頭から落ちて、首が逆方向に曲がって
一回転してから大泣き。首が折れたかと思ってへたりこんだけど、すぐに泣いて、
ミルクで泣き止んでその後はなんともなさそうだけど、首、ほんとに大丈夫なのか。
もう、私のほうが大パニックで、子供の首が逆向きに曲がったとこを見ちゃったからだけど
しばらく動悸と胃痛がすごくて夜中に吐いた。この日からしばらく胃痛に悩まされる。
うさこは特別、吐くでもなく、具合が悪くなるでもなく、普通に過ごしている。
よかった。

人の命を左右する立場って、怖くて怖くてもうイヤだ。逃げたくてたまらん。
不注意ばっかりだし。もうほんとイヤ。


12月4日

アンパンマンの野菜スティックパンというのをうさこの朝ごはんに出しているのだが
パッケージにアンパンマンのイラストがあり、うさこはこれが大のお気に入りで
パッケージを眺めながらパンを食べる。
が、パンはなんの変鉄もないただのスティックパン。
アンパンマンの袋から取り出したただのパンを見てうさこは「あれえ?」って顔をする。
わかるわかる。小さいころ、お祭りの屋台でキャラクターものの綿菓子を買ってもらって
中身を見たらただの綿菓子でがっかりしたんだよね。
中身までキャラクターのはずはないのにね。うさこの反応が、なんか懐かしかった。

うさこがお腹を両手でさすっていて、なんだろう?と思ったら、ちびこをさする私の真似だ。
かわいい。今日は、私が「いただきますは?」と言う前に自分からごはん前に手を合わせて
「ごぢ」と言うようになっていた。「ごちそうさま」じゃなくて「いただきます」だけどな。


12月5日

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ポリオの二回目接種。次は3週間後。
もうあんまりそこまで泣かなくなったうえに、主治医にすごく懐きはじめた。
帰りに「お多福」で豚肉玉そば持ち帰り。
夜、下痢をしたので病院でノロでも貰ったかとドキドキしたが翌日は平気だった。


12月6日

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病み上がりの久々保育園イベント。
サンタさんを見てもよくわからないらしく、プレゼントを渡されてようやく気づき、
「あんた誰でちか?」みたいな顔。せっかく「ハーイ(挙手)」を会得したのに、
名前を呼ばれても今日は挙手をしなかった。ちっ。

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保育園の帰り道に、初めての「かたぎり」で肉玉そば。680円。
家から少し離れているのでなかなか行けなかったんだけど、保育園のそばなので。
うまかった。お店で直接食べたい。


12月7日

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うさこが1歳1ヶ月〜3ヶ月までの間にちまちまと英語教室で塗った初クレヨン。
親以外には果てしなくどうでもいいシロモノ。

今週かなり気をつけて過ごし、なんとか無事に明日旅行というところまできて、
英語教室のクラスの子が今週ノロで家族全滅して保育園を休んでいたらしい。
今日は元気だとのことで来ておられたが、まさかの感染にならなきゃいいけど。
旦那が「最後の最後に伏兵が・・・」と言っていた。
念のために帰宅して速攻で風呂に入って服も洗濯。
終わってテレビをつけたら東北でM7.3の地震。津波警報も出ていて、
NHKでは「いますぐ逃げてください!」ってアナウンスをしていた。

夜、寝る前にうさこの熱をはかったら38度。
きたよきたよ・・・明日から旅行のはずだよ・・・はずなんだよ・・・
・・・はずなんだよね?(涙目)

posted by さくらこ at 21:08| 東京 ☀| Comment(5) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

【ミシラヌガイド岩国】山賊に行ってきました。

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夏の錦帯橋の夕焼け。
かおちんとヨココが、広島岩国に遊びにきてくれました。

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「ふみちゃん」の肉玉そば。

「有名なお好み焼き屋と地元民が美味いって言うお好み焼き屋、どっちがいい?」
と聞きましたら、「地元民がおいしいって言うほう」と。
観光で行くときに食べられるものって数が限られるじゃないですか。
で、結局あとあと、話題にのぼったりテレビに出たりするのは有名なお店のほうだし、
「そこに行った」ということでひとつの話題として持つことができるので、
よく、味をよく知ってる地元民が「よくあんな店に高い金出して行くよね」なんて言うけど
私は「旅行に行って超有名なお店に行く」って行為を否定したいとは思わんです。
欲を言うなら、1回目は有名店をまずは巡ってから、2回目に行くときは、
地元民が美味いと言うお店にまわりたい。
そんなわけで、旦那よっちゃんが仕事の出先でよく行くお好み焼き屋、
「ふみちゃん」で肉玉そば。旦那は仕事は広島市内です。美味かった。
ちなみに「有名店で」と言われたら「八昌」に連れていくつもりでした。

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原爆ドームに行き、本通のスタバで一休み。
インドネシアのお土産や、うさこのおもちゃをいただきました。
ありがとうございます。メゾピアノの積み木かわいい。


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夜は岩国といえばここだろうってお店「山賊」に行きました。
岩国の変なお店としてたびたびテレビに出ているのでネタになればと思い。
これはヤマメの刺身。

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山賊おむすびと山賊焼き。
「山賊」っていうとこの2品をまずは頼まなきゃ始まらないっていうか、
鶏のもも焼きと山賊むすびは前菜みたいなものっていうか、美味いです。
ここは料理はこの2品が有名なくらいで、あとの楽しみ方は、
駐車場入口にある装飾やら深夜までやってる屋台ですかね。
ものすごくきらびやかで、そんなものが山中にあるため、
夜間にドライブしていても遠目から「ありゃなんだ?」ってすぐに目につきます。
このときは夏だったため、七夕かざりがありました。
ちなみにここ、車でしか行けません。
岩国駅からタクシーでもかなりの距離があるよ。

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私が飲まなかったせいか、おふたりとも飲まれなくて、
大変申し訳ない気持ちでございました。
白馬の寮で焼酎のんでたような記憶があるんだが。
おふたりとも、ご結婚おめでとうございます。
どうかお幸せに。


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雨の翌日、うさこをかまってくださるおふたり。
いただいたおもちゃに夢中のうさこさん。
あと、ヨココの靴下にも夢中。

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余談ですけども、山口の銘菓っていうとぱっと思い浮かんでもらえないんですが、
私も山口に嫁いで初めて知ったこの「生ういろう」がすごく美味しいです。
錦帯橋の近くや大きな駅の横のキヨスクにもありますし、小さくてコンパクトなので
お土産にはもってこいかと思います。レンコン入りや桜味などもあります。

一時期、ホテルフロントで仕事をしていた2009年ごろのここの日記には、
毎日のように地方からいらっしゃる常連のお客様が、従業員用に買ってきてくださる
全国の銘菓をアップしていまして、ありとあらゆる銘菓を食べてきましたが、
「ういろう」っていうと名古屋じゃないですか。でも、山口の人は、ういろうっていうと
このやわらかい「生ういろう」なんですね。むしろ「名古屋にもあるの?」みたいな。
「あんな固いのはういろうじゃないでしょ?」みたいな。
そんなわけで、山口に来られましたらぜひ。とても美味しいですよ。
posted by さくらこ at 12:04| 東京 ☁| Comment(0) | 魚介の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

笠岡ラーメンツアーに行きました。



決してやまない笠岡ラーメンへの探求の旅。
私の笠岡ラーメン遍歴はこちら。

2008年8月15日(「坂本」にフラれターン)
2008年8月15日(岡山から戻って「坂本」に再度フラれターンのち「いではら」)
2008年8月19日(三度目の正直「坂本」)
2010年1月13日(4回目の「坂本」で3回フラれのち「司ラーメン」へ)
2010年8月31日(5回目の「坂本」で2度目のラーメン。孫世代に代わっていた)

笠岡に5度行って2度しか食べられなかった「坂本」。
そしてようやく久々に食べた、美味しかったはずの「坂本」は、
80歳くらいのじいさんから孫(?)に交代し、大幅に味が落ちていることにショックを受け、
以来訪れることのなかった笠岡の地に再び行ってまいりました。

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ちなみに今回も「坂本」には(4回目の)フラれターンでしたが、
ドアに貼られた「忙しい時間帯に子連れお断り」の貼り紙を見てもうゲンナリ。
別に私が子供を持ったから考えがこんなふうになった、とかじゃないですよ。
笠岡って地は、田舎なわけですよ。田舎に根付いていたこういう古き良きラーメン屋が、
横浜のラーメン博物館だかに出店し(今思えば、2010年の1月の長期休暇がコレ)、
お客さんも県外からの遠征組が増えたことでしょうし、ひっそりとしか広まっていなかった
笠岡ラーメンをここまで町ごと一躍有名にした、って功績もありましょうよ。
でもね、ここはなんだかんだで地元に根付いていたラーメン屋なんですよ。
そんなお店が、「子連れ客イラネ」って、地元民を愚弄するにもほどがあるわな。
そりゃ混む店だからそうしなきゃ回転が悪くなるってのも、よくわかるよ。
でも、これ、地元での評判ガタ落ちだよね。じいさんのときはこんなことしなかったよ。
味もすっごい美味かったし。(←麺がマズくなったの根に持ってる)
岩国で例えると、全国的に有名な「寿栄広」が子連れ客お断りとか急に言い出すようなもん。
この貼り紙を見て、もう私的にはこのお店はありえない、にまで評価がさがりました。


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代替わりして味が落ちた「坂本」への恨みつらみはさておき、
今回は笠岡ラーメン初となる旦那とうさこと車で遠征しましたもんで、
いつものように駅近くのお店ではなく、以前から気になっていた、市場の近くにある
「ラーメンおっつぁん」に行ってみることにしました。

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しょうゆラーメン 600円

ここはトンコツラーメンも置いてありました。
笠岡ラーメンの基本である、鶏ガラ醤油スープ、
トッピングはチャーシューの代わりにかしわ肉、メンマ、ネギ。
ここのお店はしっかりと鶏肉のだしが出ていてすっごく美味かった。
麺ももっちりしっかりしていて弾力がある。
いままで食べた中で美味い!と感じたのは、「(じいさんの代の)坂本」とここくらいか。
車じゃないと結構きつい距離だけど、ここはかなりオススメです。


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ここは駅から徒歩10分もかからない場所にある「お多津」
和食料亭風で、一見「ここでラーメン?」ってかんじのお店ですし、
店内は昼間というのもあり、品のよさげな老夫人たちがお昼を摂っておられましたが、
メニューのなかにひっそりと「笠岡ふるさと中華そば」の文字。
やっぱラーメン、とは書かないのね。そらそうか。
「油そば」もありましたが、こちらは限定メニューらしい。

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笠岡ふるさと中華そば 650円

麺が折りたたまれていて、見た目からして上品(笑)
スープに浮いているのは胡麻と、ごま油かな。
スープは基本の鶏ガラ醤油、かしわにメンマ、ネギの組み合わせですが、
胡麻やごま油といい、糸唐辛子といい、一風かわった手間を加えてあります。
ここも美味しい。

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私は2杯までにして、旦那は3軒目の「いではら」に向かいました。
むかし、ここは夜だけ営業だったはずなんですが、今はお昼も営業していますし、
なんとびっくり行列店になっておりました。へえ。
夜営業だからかな、ってかんじのちょいしょっからめのスープは当時わりと好きでしたが、
今は、ちょいしょっからめは、やや抑え気味ではあったそうです。
今も美味かったそうですよ。
ここも、駅から徒歩5分くらいで、「お多津」「坂本」から目と鼻の先にあります。

最近は18きっぷを使うチャンスも減り、訪れる機会のなかった笠岡ですが、
久々に訪れてあまり景色も店の並びも変わらぬ、のどかな田舎町でありました。
また来よう。

posted by さくらこ at 23:31| 東京 ☁| Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

駅弁まとめ

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たまに地方のデパートやスーパーに、駅弁フェアがやってくるんですよね。
もう、駅弁が好きで好きで。
かといって、駅弁の名前まで暗記してるほどってわけではないんですが、
有名どころは押さえておきたいくらいには大好きです。
ここは、駅弁について書いた記事のリンク先を保存しておくページです。

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今回の駅弁フェアでは、こちらのふたつをげっと。

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日高駅の、いかめし。
これはもう、元祖中の元祖ですね。
峠の釜飯くらいの定番。500円でした。
丸のままいかめしが入っているんですが、うちでは包丁で切って食べまして、
やっぱ切ったほうがそりゃ食べやすいんだけど、切ったときにバラっと崩れもせず、
もっちりとしたもち米で炊かれた、つめたいままでも美味しくいただけるお弁当でした。

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仙台駅といえばこれ、私のイチオシは、
こばやしの、網焼き牛たん弁当。1000円でした。
麦めしの上に5枚の牛たんが乗っており、フタがされヒモでくくられた状態で、
下のヒモを引っ張ると、ぷしゅーっと蒸気が出てきてあったまる仕組みです。
これ、仙台に行ったときにも食べたのですが、あったかいその牛タン弁当の旨さに
当時えらく感動しまして、今回、以前食べたにも関わらず、絶対に旦那に食べさせ、
味の共有(うちではよく使う言葉なんですが、味について語りたいので、どうせなら
ふたりともが同じものを食べておきたい、という意味です)をしておこうと思い、
今回ふたたび買ってみました。やっぱりおいしいー!
ペラペラで、決してお店で食べるような牛タンとは違うんですけどね、
なぜかこれ、とっても美味しいんですよ。旅先のホームで食べたのを思い出します。

塩尻駅「岩魚すし」
仙台駅「鮭はらこめし」
平泉駅「うにめし」

盛岡駅「前沢牛めし弁当」
秋田駅「比内地鶏めし弁当」
仙台駅「こばやし網焼き牛たん弁当」
修善寺駅「あじ寿司」←これはすごいオススメです
姫路駅「まねき食品 あなごめし」
小田原駅「金目鯛炙り寿司」
三島駅「港あじ鮨」
直江津駅「かにずし」
広島駅「あなごめし」
品川駅「帆立みそ焼き釜めし弁当」
東京駅「深川めし」
名古屋駅「名代ひつまぶし」

広島駅「もぐり飯弁当」
宮島口駅「うえの あなごめし」←オススメです


横川駅の「峠のかまめし」も食べたけど、2000年で画像とかないなあ。。

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厚岸駅「前氏家 かきめし」
八戸駅「津軽雪国海鮮ずし」
新千歳空港「雲丹いくらわっぱめし」
厚岸のかきめしのこの素朴かつ古き良きなパッケージと、
「待合所」なんていう、イマドキの駅弁には絶対載せなさそうな文字が魅力的。

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このかきめしを買うときは絶対にビールがいるよ。
これは弁当というより、酒のつまみだよ。
しっかり炊き込まれて染みこんだ牡蠣の味が濃厚。
たしかにこれは美味い。ロングセラー駅弁にはそれなりの理由がある。

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左が八戸駅の「津軽雪国海鮮ずし(吉田屋)」で、右が「雲丹いくらわっぱめし」。
傍目には、いくらがぱっつんぱっつんで色も鮮やかな右が美味そうに見えるけど、
実際食べ比べてみると、もう味の違いが明らか。
八戸の吉田屋さんてのは駅弁の老舗なんだそうだが、ウニがもう、とにかく素朴で
甘みがあってめちゃめちゃ美味い。いくらも人工的なはでな色味も味もなく、
ただただ素朴で美味いんですよ。八戸なのにカニ?なカニの身も、ますの寿司も、
あえて味のついていない白飯にやたらと合う。真ん中のはウニの佃煮。
こりゃあレベル高いよ。ここもなかなかの人気駅弁だそうですが。
右の「雲丹いくらわっぱめし」は新千歳空港の、いわゆる「空弁」。
最近作られた商品ですかね、パッケージが数年前とは変わったそうです。
東北、北陸、北海道の駅弁はやっぱいいねえ。


随時リンク先を追加していきます。

posted by さくらこ at 01:02| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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