2012年02月29日

うさこさん5ヶ月の記録。



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うさこさん、初節句です。


新生児期から数ヶ月は、体温計をはかるのを泣いて嫌がっていたのだが、
最近はそこまで嫌がらなくなり、代わりに服の袖を通すとギャン泣きするようになった。
袖を通すときに、指が細いのでひっかかって折れないか心配になる。
以前、耳のうしろに湿疹が出来ていたせいか、耳の付近や中を掻く癖がついてしまい、
それ以来ずっと耳の中を引っかく。ときどき、起きるとシーツや爪に血がついていることもある。
耳の穴の入り口を掻くのでかなり困っているのだが、かゆみどめを耳に塗り、
爪をこまめに切るしか手立てがない。最近、耳の穴のそばにかさぶたが出来、
フロあがりに寝たまま綿棒で耳掃除をしていると、かさぶたに触れると痛いのか、
左耳(にできたかさぶた)の掃除ができないように、左側を向いて寝て、
ベッドに左耳をふさぐようにしたまま、無表情で動かない。
いつもなら左右あちこち見ながら寝るのに。
で、ベッドの右側にある、ひよこのぬいぐるみ(下の画像)をピッピッピと音を鳴らすと、
興味をしめして右側を向くので、向いた隙に耳掃除をする。「してやられた」と気がつき、
また左側を向いて左耳をふさぐ。もう一度ひよこをピッピッピと鳴らすのだが、知らん顔。
学習したらしい。ちょっとおかしかった。


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画像は、ベッドのすみっこで落ちそうになっているぞうさんのぬいぐるみを
うんしょうんしょと伸び伸びして救出しているの図。
オーボールを使いはじめてから急激に変わった気がします。
横にあるオーボールを自分で拾うし、目で追い、手を伸ばす。
掴んだあと、簡単には落としたり離したりしなくなったし、目の前で振ると欲しがる。
そういえば、メリーのオルゴールも、新生児の頃は聴くと眠る、黙る、程度でしたが、
4ヶ月あたりからは、音が鳴るとじっと目で追って観察するようになりました。


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寝返りはしませんが、ダンシングフラワーのような動きでにょきにょきとその場で回転します。
6時がいつの間にか10時に。
足を高くあげて、股にオーボールを挟んで遊んだり、足先を掴んだりします。
寝返りは、しそうなギリギリまで行ったりもするのですが、
本人に、あまり動きたいという気もやる気もなく、やらずぶったくりです。


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うさちゃんをかじるうさちゃん。

最近はミルクタイムに片手で携帯を見ているのが気にいらないらしく
手で携帯を叩き落とすようになったのでおちおち見れない。
暇なミルクタイムに携帯を見れるのは5ヶ月まで、というのは本当だな。
15秒に一回、ゆっくり外側を振り向いて私の右手をチェックするので
そのたびにそっと携帯を持った右手をしたに下げて隠す。
なにもないのを確認したうさこさんはまたゆっくり元のほうを向き、
またしばらくしてゆっくりチェックをするために外側を振り向く。
監視カメラの目をかいくぐって侵入する洋画みたいでスリルがあるが、
いつの日か、子供が振り向いて目からカッタービームが出てきて
映画バイオハザード1みたいに携帯が細切れになったらどうしよう。


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怒る。そして叫ぶ。

うさこさんがよく怒るようになった。
写真の、バウンサー前にぶらぶらさせて遊ぶおもちゃを置いたら、
最初は興味津々で遊んでいたんだが、2日目くらいで
「これを目の前に置くときはママが自分をしばらく放置するときだ」
と気が付いたらしく、バウンサー前に置くと激怒。
ミッキーをバコーンと殴りとばし、首根っこを掴んでぶん投げ、蹴りをいれ、
「ぷええええ!!!!!」と文句を言う。
「こんなものでごまかされるとでも思ってんのアンタ!」
みたいな。女は聡いな。
「ふぎー」みたいな声をだし、空中でエア地団駄を踏んで怒る姿はとても可愛い。

5ヶ月に入ってすぐから「ブブー」と、つばを吹くような動作をする。
これは怒ったときだけ。「ブブー」「ブフー」と威嚇っぽいかんじで。
(後日、これは歯がかゆいからだと知りました。皆やるみたい)

奇声がすごい。
4ヶ月のときも、ときたま、「うえええええええええええええ」「あああああああ」
というでかい奇声を発することはあったけど、5ヶ月後半のある日突然、頻繁になった。
「きいええええええええい!!」「きゃあああああああああああ」みたいな。
まるで私が子供に暴力でも振るってるみたいじゃないか、と最初はずいぶん焦った。
機嫌がよくてもやってるので、声を出す練習なのかな。
抱っこすると耳元にくるので、うるさいのなんの。DVDも録画も見れない。
見れないと、ただ赤ん坊を抱っこし続けるのも辛いので脳みそが宇宙にいくよ。
今までは、なんだかんだと軽い外食ならベビカでできていたのに、
奇声以来、行くこともままならない。


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インフル怖いよインフル。
小児科のばんそうこうはちょっとカワイイ。

インフルがあまりに蔓延しすぎているので、予防接種も1週お休みをした。
なかなかママ友宅にも外出さえもインフル怖くて行けず自宅にずっと閉じこもり。
夫の仕事が忙しくなり、遅くまでふたりっきりなのに、時間をもてあます。
かといって、テレビはあまり見せたくはない。時間のつぶしかたが難しい。

夫の仕事が忙しくなって以来、それまで夫担当だった夜の寝かしつけの抱っこもなくなった。
そのせいでストレスを感じているのか、それとも予防接種を怖いと感じはじめたせいなのか、
5ヶ月に入ってすぐあたりに、夜泣きが何度かあった。
といっても「ふえー」程度で、しばらくして止む。
予防接種後は必ず泣く。夜中に、1時間おきにちいさく泣いてはまた寝る。
赤子は、その日の記憶を夜に反芻するので怖いことがあると夜泣きをする、というのだが、
私の通院の日、夫が面倒をみる日にその話をしたら
「今日はパパだから怖くないから夜泣きしないよねー」
と言ってて、ほんとにその夜は夜泣きがなかったので、なんだそりゃ!って思った。
このやろう。


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スタバは外にテーブルがあるので利用しやすい。
そしてうさこさん、オーボールラトル、デビュー。
ガキのボールごときに1390円かよ、と思ったが、ずっと興味津々で遊んでいる。
ころがるたびに音がなるタイプのほうが、ちいさい頃から使えると思います。


他のオモチャに見向きもせず、わめきちらすうさこに、
ビニール袋をこすり合わせるがしゃがしゃ音をさせながら近寄ったら、
手足をばたつかせてビックリした顔で、
大慌てで他のオモチャで遊ぶふりをするので爆笑した。なにもしらばっくれなくても。

ぶどうパンを目の前で「うんまあああ!」「こりゃうまい!」と言いつつ
幸せそうな顔で頬張っていたら、ヨダレをたらして目を輝かせながら
「ぱー!(よこしなさい!)」「ぶぱー!(よこすのよ!)」と叫んで欲しがるのだがあげない。

ミルクの時間がちょっと遅れただけで大激怒し、完全シカトを食らった。
ぶどうパンは絶対にあげない。

うさこをおすわりさせたら、右手で布、左手でオーボールを同時に掴んだ。器用だ。

【ハリウサコのジレンマ】子供の寝始めの時に布団を蹴っ飛ばしていても、
寒いので布団を掛けなおしてあげたいという気持ちと、今布団を掛けなおして
起きてしまったらどないしよ、という気持ちがせめぎあい、一瞬葛藤で動けなくなること。


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私の体調はわりと産前と同じように、普通に戻ってきました。
投薬は生涯続くそうです。手術の目処は立っておらず、当分の間、妊娠も避けるように、とのこと。
他の人よりも、一気にものを片付ける気力まではさほど戻らず、
ゆっくりと家のことや、片付けや、子供のことをこなしていっています。
夫の仕事は、今月からまた忙しくなり、うさこをさほど構えていないせいか、
うさこのストレスがちょっと増え気味、といった感じです。
春になって外出が増えればおさまるかな、と思っています。
出産から半年が経過しました。


posted by さくらこ at 23:12| 東京 ☁| Comment(0) | 育児日記・岩国生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

鳥取牛骨ラーメン食べ歩き

前回からの記事の続きです。
で、こちらはデブ向けラーメン食べ歩き記事。
鳥取といえば、我らが山口県下松市の名物である牛骨ラーメンの存在を綺麗さっぱり無視したうえで
「自分とこが牛骨ラーメンの元祖」とか言い張ってる、
狡すっからいイメージのある鳥取牛骨ラーメンが自称名物です。
あ、別に私は下松市民でもなんでもないんで全然「我ら」がでもないですし
旨くて安けりゃいいんでどっちが元祖とかもどうでもいいです。
そんなわけでそのような鳥取牛骨ラーメンを食べてみることにしました。
山口県下松市民のような顔で偵察食いをしに行きました。
そのせいか、心なしか店員の視線もするどいです。

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一見、人のよさげな人間が住んでいそうに見えるこの田舎の小民家長屋にあるラーメン屋が、
この数年で行った店の態度悪い店員ワーストワンに輝くことになるとは天才の私も想像つきませんでした。
行く前から想像ついてたとか言い出したららそれは天才っていうよりは妄想って感じなんですけど、
それはともかく、ピンポイントに例えると岩国駅前にあるラーメン屋「寿栄広」を越えた接客態度でした。
話してる言葉から察するに中国人なのかな?日本人もいたと思います。全員女性。
あ、店名を書き忘れるところでした。琴浦にある「すみれ飲食店」です。

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「すみれ飲食店」鳥取県東伯郡琴浦町
ラーメン並 550円


旦那はラーメンを頼んで「大?」と聞かれて「いや、並で」と答えたら大(680円)が出てきました。
すでに意味がわからない。常識が息をしていない。
オーダーするときも無視。声をかけても聞こえないフリ。再度呼んだら「は?」みたいな返事。
ちなみにそれら、ラーメンを撮影とかする前です。
だから別に「食べ物を撮影するなんて失敬な」というお店、というわけでもない。
(私は、店内での飲食物撮影を嫌がる店主の意思は尊重すべきだとも思ってますしですしおすし)
会計時にごちそうさま、と言っても完全無視。こちらを見ようともしない。
カタコトだったので日本語が話せないのかと思いきや、店員同士で日本語でぺちゃくちゃ。

ところでこのお店、おでんを出しているお店だったのですが、
おでんってのは地域によって特色がありまして、姫路ですとおでんを生姜醤油で食べるだとか、
広島のおでんにはタコや三色だんご型のさつま揚げが入ってるだとかみたいな感じで、
鳥取おでんにはシイタケが入ってます。串で。
ここでも食べることができます。おでんはセルフサービスでした。
全国のいろんなおでんについてはこちらをどうぞ。中国地方のおでんも鳥取おでんも書かれてませんけど。

中太ちぢれ麺、こまかな脂が浮いています。特筆すべき点は、ばら肉チャーシュー。
味がじっくり染み込んでいて旨いです。ネギは朝イチ客だったので前日の使いまわしなのか乾燥気味でした。
ややくせっけのある牛骨スープは思いっきり牛の味。野性味のある味とでも言いましょうか。
牛の味が、と書いているのは、次のお店の味が驚くほど澄み切っていたからでありまして。



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「香味徳 赤碕店」鳥取県東伯郡琴浦町赤碕
牛骨ラーメン(並)500円


かみとく、と読みます。
銀座に出店したことで一躍、鳥取牛骨ラーメンを有名にしたお店でもあります。
鳥取県内に3店舗あり、こちらは鳥取県東伯郡琴浦町赤碕にあります。
3兄弟が経営されていて、こちらがどの兄弟のお店だったかまでは覚えてません。
他の店舗がどういったメニューを出しているかは知りませんが、ここのお店はメニューがいろいろ。

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牛骨のほかにも、味噌、とんこつ、ちゃんぽん。
量も、子供向けの3分の2玉からトリプルまでさまざま。
まさに町の大衆食堂。
なのに、この牛骨ラーメンときたら、すごい透明感のある澄み切ったスープ。
小奇麗で旨いのなんの。牛骨ラーメンといえば、男らしいがっつり強いアクのきいたスープってイメージですが
ここのはとにかくあまりにも綺麗。前後のお店のラーメンのスープ色と比べて目でわかるほど。
こりゃ銀座にも出店してもうまくいくだろうし、女性にだってオススメできる。
実は最初に食べたのはこちらのラーメンなんですが、とにかくびっくりしました。
臭みもほとんどなし、アクのない綺麗な牛骨ラーメンでございました。店員の態度はごく普通。
中太ちぢれ麺、ネギ、(中国地方独特の)細もやし、メンマ、スライスたまご、チャーシューがトッピング。


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「中華そば 八兵衛」鳥取県倉吉市
中華そば 600円


ちぢれ中太麺。トッピングはネギ、もやし、メンマ、チャーシュー、そして海苔。
チャーシューがちょっと今どき風なやわらかチャーシューなのが印象的でした。
醤油風味の牛骨スープはこちらも「すみれ飲食店」と同じくやや野性味のある味。
というか、「香味徳」がちょっと独特なスープなのだと思います。
味も大変旨かったですが、なにより接客態度がとても良いお店でした。

鳥取牛骨ラーメンの有名店「いのよし」はこの日、臨時定休。
残念ながらこのときは行くことができず。
前回の記事に書いた、帰り道の岡山の蒜山で食べたひるぜん焼きそばは、
このラーメンのあとに食べたのでかなりもう限界を通り越して棺おけに頭突っ込んだ状態で食らいました。
うまかったです。(白目)


posted by さくらこ at 18:31| 東京 ☀| Comment(1) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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