中期・５月日記

５月５日

今日で７ヶ月。
今日になって初めて腰痛になった。痛い。

ＧＷは一泊で九州旅行行ったり旦那実家や親族たちとバーベキューしたり、
ようやく動けるようになって、結構ばたばた遊んだけど元気です。

おなかに線ができました。真中線というらしい。
毛の生え際から胸の間あたりまで
まっすぐ一本の薄い茶色の染みのようなもの。
女性ホルモンが増えるせいらしい。
ちなみにこの線、胎児の時に細胞分裂を起こす際、元々人間の身体の真ん中が割れていた名残で
真ん中にまっすぐ一本の線の柄が出るらしい。ある意味先祖返り？
出産したら消えるそうな。妊娠しなくてもある人もいるらしい。

同じく女性ホルモンが急に増えるせいで５人にひとりは妊娠時に出る副乳も出ました。
通常の乳の他に、多くは脇の近くなどに左右対称に現れる、とても小さい乳首。
私は左の脇の近くにひとつだけ出た。
これも元々動物は左右対称に８つ乳首があった名残で、先祖返りか。
新たな乳腺のせいか副乳周辺が痒い。授乳が終わったら消えることが多いそう。

全身の皮膚がめちゃめちゃ痒い。とにかく痒い。
痒くなったのはこの３週間ほどで、
あまりの痒さに全身ぽりぽりかきむしりまくってぼろぼろ。
特に足のくるぶしがひどい有り様。あと、おなか。
皮膚が伸びるのも理由らしいけど、これも女性ホルモンが原因らしい。
おなかの痒さが酷くて、市販のかゆみ止めをおなかに塗ったら
ぼこぼこ暴れた挙げ句に回転しまくったようで蹴る位置が変わってた。花びら大回転。
可哀想なうさちゃんは、疲れたのか翌日はすごく静かだった。
あれからかゆみ止めは使ってない。
市販のものだし、医師に相談してから病院から支給されたものを使おうと思う。


５月６日

くしゃみするたび尿漏れ起こしてぱんつ替えてばっか。
酷いときはパジャマも。
膀胱を圧迫してるのはわかるが、７時間に３回でややキレかけた。
数時間以内にまだやりそう。ぱんつ追い付かない。


５月１２日

ＧＷ明けから扇風機が必要なほど暑くなってきた。
暑くて汗をかくので扇風機を弱で付けているが
全身の中でおなかだけが冷える。
薄い腹巻きをしているのだが、これは買っておいてよかった。
冷えって逆子と、子宮の収縮で早産になりやすいんだっけ。

今朝の４時くらいからやたらとうさちゃんがじたばた這ってるようなむずがゆがってるような、
細い手足のようなものがおなかの中を叩いてるような、
今まではじたばた暴れてどすどすされてただけなのに、
今朝から完全に生物が腹の中にいる感がリアルになってきて
言葉は悪いのだが、瞬時に頭に浮かんだのは「怖い」だった。
もこもこもそもそ動くだけなら、可愛いなあ、しか思わなかったのに。

７ヶ月に入った途端に体重が増え続ける。
来週は血糖値検査。そして今日から２５週目。


５月１８日

２６週。
で、定期検診。
血糖値検査と貧血の検査もあった。
もうかなり元気なのに、今回も旦那は有休を取って広島まで病院に付き添ってくれた。
旦那の会社は、出産のとき大きく休みが取れるということなのでありがたい。

「血糖値は９８で、１００を越えたらアウト。なので問題なしです」
とお医者に言われたが、つまりギリギリってこと？
（※別の数値もあわせての最終結果なので、血糖値そのものはギリでも総合的には問題ナシなんだそう）
ただでさえ炭水化物食いの麺類好き、丼などの一品料理好きなうえに、
今まで甘いものを食べなかったのに、妊娠してからやたらプリンとアイスが好きになってしまい、
血糖値があがってるのは当たり前と言えば当たり前なわけで。

鉄分は、普通からしたらやや貧血気味だけど、妊婦としては大丈夫なレベルなので
鉄剤の支給はとりあえずなしでよさげだそう。サプリメント鉄分だけでぎりぎりまかなえたらしい。
体重は、ＧＷにラーメン連食した後は急激に太ったけど、
またやや下がったあと、ゆるやかに上がって、今はつわり時期からはプラス５キロ、
妊婦前からだとプラス２キロ。うさちゃんは９５０グラムになっていた。
３週間前からプラス３５０グラム。
ガストの３５０グラムハンバーグくらいの増加か。（関係ない）
うさちゃんは問題なく平均体重圏内だけど、私が炭水化物食いだから増える増える。
検査のときの脱衣所の大きな鏡で下半身裸をみたら、
急激におなかがせり出していた。７ヶ月に入ってから急に出た。
血圧は上が１００くらいでまったく問題なし。

このまま順調にいけば、帝王切開ではなく普通分娩になるかもと言われた。
普通分娩の覚悟をまったくしていなかったので、むしろめちゃめちゃ怖い。
７ヶ月半にして、蹴りの入れ方が凄まじく、既におなかがぼこぼこ揺れる。


５月２２日

　

市のパパママ学級に行ってきた。
旦那同伴、というよりは主に旦那側に父親の自覚をつけさせたり
妊婦や出産後がいかに精神的肉体的に大変かを理解させるため、
みたいな学級だった。旦那全員におなかに１０キロの重石をつけたり、
妊娠中と出産後のホルモンバランスの崩れによるうつ病について説明したり
沐浴やおむつ替えを旦那にさせてみたり。
嫁さん側は、出産後に病院で講習があるからか、しない人が多かった。
日曜日とはいえ、旦那同伴ってそんなにいるのかな、と思ったら全員同伴していて驚いた。
みんな真面目だなあ。
妊娠中や出産後に旦那が理解をしてくれなくて喧嘩が絶えないケースが多いんだそうだ。

おむつ替えは私もちょこっとやってみた。
関節が抜けやすいらしく、服を着せるときの服への腕通しが怖かった。
沐浴は、テーブルがないと腰がつらいので、生まれるのは夏場だし、
首が座るまでは恐いので、風呂場でしゃがんでやるのではなくテーブルを買ってそこでやろうと思う。

というような、腰やテーブルのことは今回実践するまで考えたこともなかったので
グッズを買う前にこういった学級に参加するのは、いいことだなと思った。

新生児用おむつは１ヶ月くらいしか使わないしサイズが合わないこともあるので、
あまり買いすぎないほうがいいよ派と、旦那ではメーカーもサイズもわからないし
自分で買いに行くことができないので買いだめしておけ派のふたつがある。
震災時は布にしていた人は紙がなくなっても大丈夫だったと聞いて、布おむつも考えたけど、
手洗いするときの腰の負担を考えたら紙のほうがいいかなと思って、紙おむつにする予定。

尿漏れが酷かったので、ナプキンではなくついに尿漏れ用を購入。
子宮が上に上がったため、膀胱ではなく胃を圧迫しはじめて、
いちばん酷かった尿漏れピークは通りすぎた気はするけど念のため。

次は火曜日に病院の母親学級がある。
こちらは妊娠後期の生活と出産時の手順について。
初期と中期は自宅安静期間で行けずじまいだった。


５月２４日

今度は病院の後期母親学級に行ってきた。今日は母親学級だけだし電車で来れたのでひとり。
ふたりくらい男性も同伴してたけど、後期のため出産の具体的な話で、
会陰をハサミで切るだの出血だののくだりでひとりは俯いてハンカチで顔を拭っていた。
男性は痛み耐性がないからかなあと思いながら見ていた。
もうひとりは５０くらいのおっさんで、最初は機材やらチャラチャラ触って
やかましく喋っていたのに、スライドで説明しはじめると速攻で寝ていた。
その奥さんも推定４７歳くらいに見えたんだけど初産だそうだから
もしかしたらすごい老けて見えるだけで４２くらいかもしれないんだけど、
そのかなり高齢の奥さんも速攻で寝ていた。
こいつら絶対学生時代に勉強できなかったタイプだなと思いながら眺めた。
点滴をしたままの、おそらくは切迫早産で入院中の妊婦さんがひとり。
１８歳くらいの若いおねえちゃんもひとりいて、
花柄のマキシワンピにシャネルのバッグ、ヒールサンダルにぐるぐる巻き髪で、
非常に浮いていたけど、でもとても熱心に聞いていた。
ところで３年くらい流行っていたマキシワンピは、私も着ているんですが
今年でブーム終わりそうだけど、おかげで新しい妊婦服を買わずに済み助かりました。

内容は、市の母親学級と真逆でいかにも学校の勉強みたいな感じで
笑いもなく真面目に時間が過ぎてゆき、最後に病棟を見学し、
新生児室近くまで案内されて、今朝うまれたばかりの新生児を見たあと解散。
新生児室は妊婦自身に許可された身内が、ひとりずつしか入れないうえに消毒しないとダメなんだそう。
さきほど寝ていたおっさんはデブすぎて私の腹にゴンゴン当たり、
寝て妊婦にぶつかるためだけに来たんなら最初から来るなよ、と少し思った。
そういえば久々に電車を使ったのですが、みんな容赦なく腹にぶつかるのでやはり怖いなとも思った。
電車でリュックを背負ったり傘を横向きに持つのは本当に怖いからやめてほしい。
仕事をしている妊婦さんは大変だ。だからこそ、初期のマタニティーマークは必要なんだね。


５月２７日

　

昨日で２７ｗ。
ということは来週にはもう８ヶ月に入る。
うさ吉どんにはあと３ヶ月で会えるわけで。早いな。
今はもう耳がちゃんと聞こえている状態らしいので何か胎教を、とか考えていたけど
いざその時期に入って毎日やってるのは、推理小説を読んだり昼メロを見たり、
どうも物騒な内容ばかりのものばかりでまったく良い胎教になってない。
勝手にマタニティダーツとか名付けてダーツをやってる。


５月３０日

　

錦帯橋や岩国城のある、吉香公園まで旦那と車で行って、その周辺を散歩。

のろけとかそういうのではなく、旦那は、妊娠や子供に対してとても真摯で、家事にも協力的だし
知識も積極的に取り入れようとしてくれるので本当に助かっている。
奥さんの妊娠中に浮気をしかけてこようとした役所勤めの男が数年前にいて吐き気がしたもんだけど、
ほんと、うちはいい旦那でよかったと、妊娠している今、改めて思う。
妊娠中にそんなもの知ったら、どんな気持ちになるかなんて考えてないんだろうな。

博多＆久留米ラーメン紀行（４）

博多ラーメン日帰り紀行（１）
（ラーメン大・博多だるま・元祖ラーメン長浜家）
博多ラーメン日帰り紀行（２）
（ラーメン大・ラーメン凪ラースタ博多店）
博多ラーメン日帰り紀行（３）
（赤のれん節ちゃん　天神本店）


　

ＧＷに博多と久留米にラーメンツアーをしに行きました。
「もうこれで最後の旅行になるし」とか毎回言いつつ、ちっとも最後じゃないですね。
いつもは博多なら日帰りなのですが、私の体調もあって泊りがけになったので、
それなら、といつかは行ってみたかった久留米にも行ってみることに。



「すみれ大名店」　味噌ラーメン８００円

「すみれが博多に出来たらしい」という噂を聞いて数ヶ月、実際はもう少し前には出来ていたのですが、
なんだかんだで情報入手も遅れ、今さら詳しく調べてみると「博多にはすみれが２軒ある」という有り様。
天神に出来た「すみれ博多店」とは別に、「すみれ大名店」が最近新しくできたんだそう。
でもその２店、すんごい近いんですよ。実際のとこ両方とも天神にある。意味あるんだろうか。
それならさ、せめて一店舗は広島あたりに出してほしい。だってそれより東って京都にしかないんだし。

私は新横浜のラーメン博物館にあった頃に１度、京都店で数度（塩ラーメン含む）食べたことがあります。
広島そごうに「すみれ」が来たときは醤油を食べましたが、あれはこのＧＷ後に行きました。
ラーメン食べ歩きのきっかけともなった、私の中の味噌ラーメンの常識を覆したこの「すみれ」は、
以降、どんな味噌を食べてもこれを越えることがないため、「ならもうほぼ味噌ラーメンは食べない」
という行動を私にとらせたツワモノでもあります。味噌ラーメン専門とかならさすがに食べるけどな。
（ちなみに今のところ「くるり」だけは、「すみれ」に横並びしました。「くるり」うめえ）

今回が初「すみれ」となったのはうちの旦那でして、周囲から「すみれだけは絶対に食べろ」と言われ
期待大で「すみれ」の味噌に挑んだのですが、期待以上の美味さだったそうです。
博多店のほうで食したかずやんさん曰く「ラー博のほうが上」だそうですが、
やっぱなんだかんだ言って美味いですよ、すみれは。たとえ、ラー博のあの素晴らしい味に劣っても。






「一本気　博多ラースタ店」
上が、ラー麺
下が、本気ブラックハーフサイズ

東京の小岩にある豚骨ラーメンの行列店が博多ラースタに新しく来たというので行ってみました。
なぜ豚骨ラーメンを博多で勝負するのか、とか思ったんですが、ラーメンで仕事してるなら
そりゃまあ、豚骨の本家本元で勝負したいはずだよな、なんて勝手な憶測で納得しつつ入りましたが、
ごく普通の豚骨ラーメンでした。ふつうにおいしかったです。（ぼうよみ）
一応、小岩の副店主さんがこちらで店主をされていて、かなり本気で商売をされている点に関しては、
最近よくある、店舗展開だけそりゃいい流行ればいい、みたいな姿勢の店が多い中、かなり感心しました。
お店の方も非常に感じがよく、店主さんはちゃんとお客さんの食べている様子を見ておられます。
お店の姿勢はすごく好きです。




そんなわけでまたも「ラーメン大　博多店」です。
実はこのとき（今もかな？）ラースタに「ラーメン大」が入っており、どちらにするか迷いましたが、
滅多に二郎系の食べられない土地なため、明らかに味の落ち着いたいつもの博多店にしました。
「すみれ」といい「大」といい、なんで近距離に２店舗出すのかなあ。広島に出してよホント。





上が私の頼んだ、カラメニンニクマシ。
下が旦那の頼んだ、つけ麺のヤサイニンニクマシ。
二郎みたいなのを食べたいときは、かろうじて美味い「ラーメン大」に限るよね。
他の二郎亜流はあまり好きじゃないんですよ。







久留米に宿泊して翌日訪れたのが、朝１０時から営業の「ひろせ食堂」です。
旦那がすごくお気に入りのお店で、なにがすごいかって、大盛りのチャーハンがついてくるのに安い。
ここで修行された方が出した「彩龍」というお店が岩国市にもあるのですが、そこも同じく。



このチャーハンと、



この豚骨ラーメンのセットで８５０円。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、チャーハンの量は、セットのくせに、単品より多いです。
豚骨ラーメンですが、麺が下のほうにたっぷり。
スープは最初薄めに感じますが、かすかに塩味のきいた麺と一緒に食べて初めて旨味を発揮しはじめます。
後半はスープのみでもはっきりと美味さがにじみ、食べ終えたときに「ああ、美味かった」と感じる。
組み合わせで美味さを感じるタイプのラーメンです。






ひろせ食堂の真向かいにある「丸幸ラーメンセンター」にも行きました。
というか、真向かいに有名店があるのだから行かないわけにはいかない。
久留米出身のラー主婦かずやんさんが地元でいちばんお気に入りのお店で、
以前、久留米のお土産にいただいたのも、自宅用のこちらのラーメンでした。


ラーメン３７０円。


いや、これ、驚異じゃないですか？
武蔵境にあった「丸幸」も３９０円ラーメンを出していてなかなか美味く、当時驚きましたけど、
ここ、それより安いです。地価を考えたら武蔵境のほうがすごいのかな。いや、そういう問題じゃないな。



で、「３７０円だし･･･」と、私も旦那もナメてかかっていたら、麺たっぷり。
しかもなかなかどっしりがっつり塩味の効いた豚骨ラーメンで重い。
正直、めちゃめちゃ食べるうちの旦那でさえ、ひろせ食堂でセットのあとにコレはキチキチでした。
食後に動けない。セットじゃなかった私も動けない。
ただ、ここ、ひろせ食堂よりも味がはっきりしていて非常に私の好み。
めちゃくちゃ美味いんです。それで量があって３７０円。もう、すごいとしか言いようがない。
博多に来る有名ラーメン店がしばらくすると行列がなくなり、ガランとする理由はなんだろう？
とこの前日に旦那と話していたのですが（大やすみれやラースタ出店舗のことですね）、
これ食べちゃうと納得ですよ。博多はともかく、その近辺にはこんなラーメン店がある。
そりゃリピートは難しいよなあ。

ところで久留米ラーメンと博多ラーメンの違いはイマイチわからないままです＾＾