2011年03月31日

広島県大竹市「かね安」

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2011年3月末、岩国の隣町である、広島の大竹にあるラーメン屋「かね安」が
ついに閉店すると聞いて、31日に2度目の訪問。
近所なので以前も来たことがあるのですが、駐車場が狭いのでご無沙汰しておりました。
おじさんが亡くなってから、おばちゃんがひとりで切り盛りされておられたのですが、
このおばちゃんがまた面白くて、メニューを聞いた端から忘れ、ひとりのお客さんに10回は
聞きなおすという、名物おばちゃんなのでした。そしてラーメンの味は、やっぱり美味い。

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旦那は普通のラーメン(550円)を注文。
おでんや岩国寿司も売ってまして、勝手に取って、自己申告制。
ジュースも冷蔵庫に置いてあるのをおばちゃんに自己申告してから取る仕組みなんですが、
その冷蔵庫のなか、なぜかおばちゃんが飲んでる途中らしきジュースの半端や、
わけわかんない野菜やハムとかまで入っててカオス。

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私の頼んだチャーシューメン。
メニューにはないんですけど、言えば作ってくれます。
すごい数のチャーシュー。これがまたすっごく美味しくて、ちょいしょっからめの、
おつまみになるチャーシューなんですよ。車で来る距離だし今は妊婦なもんで、
このチャーシューをあてにビールを飲むことができなかったのはすっごい残念だー!!

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アップです。
麺は丸い中太。もやしは、中国地方独特の、細もやし。
これ、東京にはないんですよね。東京に出たとき「もやし、太っ!」って驚いたんですよ昔。
ちょいしょっぱめの豚骨醤油スープ、うんまいおつまみチャーシュー、
そしておばちゃんの、1分に1回の「で、なに頼んでたっけ?」がもう聞けないのは寂しい限り。

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私と旦那が入店してラーメンが出てくるまでの間、おばちゃんがメニューを聞きなおすたびに
隣のおじさんが「最初が普通、次が大盛りチャーシュー、次がチャーシュー、次が普通、次が大盛りだよ」
となぜか暗記してそれを毎回おばちゃんに教えてあげているのがほほえましかったです(笑)

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(2) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月30日

中期・波乱万丈3月記(下)

3月22日

昨日あたりから筋腫がしょっちゅうかちかちになる。
筋層内筋腫(という名前です、私の筋腫)がかちかちになるということは子宮が張ってるということ、
と前回の定期検診で言われたので、張り止めを飲む。
私の場合は筋腫がおなかの前面に来ているので、子宮の張りがわかりづらい。
子宮が長時間張ると、早産を引き起こしやすいとあった。
痛みがあると筋腫がかちかちに張ることが増えた。
痛みがない頃はそんなことなかったのに、まだ17週でこんなんじゃうさちゃんが可哀想だ。
でも張り止めを飲んでもあまり効いていない気がする。
出血も痛みも、うさちゃんには影響しないけど、子宮の張りだけはうさちゃんに影響するから、
明日も張りが続くようなら病院に再度電話するつもり。
ただ、どの本やサイトを見ても「子宮筋腫の痛みは、寝て耐えるしかない。
痛み止めも子供に影響ないものしか出せないし手の打ちようはほぼない」
と書かれていて、病院の返答とまるで同じなんだよね。
張りだけでもなんとかならないかな。


ついにうさちゃんと大きくなった子宮の重みで脱肛になったので定期検診のとき告げたら、
ボラギノールみたいなチューブの痔の薬をもらえた。
痔の薬は初めて使うんですが、やや軟便になり便秘も解消されてる。
痔自体に効いているかはちょっとまだわからない。

5ヶ月に入ってすぐ、3月頭に歯医者行きました。
まだ痛みのない頃に行っといて良かった。
虫歯は問題ない程度なので出産後まで構わないそう。
仰向けに長時間寝るとうさちゃんがちょっと重い。


3月23日

弁当と朝食を作って二度寝。
階段もあるし寒いので外に出るなと旦那に言われ、ゴミ捨ては旦那担当になった。
昼過ぎに目覚めると激しかった痛みがわりと薄くなっており、
でも動くとまた痛みが戻りそうで怖くてじっと寝ていた。
痛みは今日で8日目で、おなかの張りが気になるので夕方病院の担当医に電話。
ずっと痛みが続いていること、今はやや和らいでいること、
おなかの張りがかなりあり、張り止めを飲んでも効かないことを電話口の人に伝えると
「(今おさまっているなら)これ以上痛みや張りが酷くなったらすぐ電話して」
と、おなかの張りがあるためか、今までと違う反応が返ってきた。
夕方からまた寝て、目が覚めたら痛みは戻っていたけど、
今までのような痛みではなく、筋腫をピンポイントに針で刺すような痛みに変わっていた。
今までは下腹部と右の太ももまでが全体的に鈍痛もしくは激痛だった。
なんだろう?
辛さはやや薄いけど、針で刺されたような痛みは毎回びっくりして叫んでしまう。

ノー残業デーで20時くらいには帰宅した旦那がカレーを作ってくれてた。
これは明日からのごはん用。おかげで2日間は夕飯の心配がいらなくて助かる。
夜はまた少し痛んで、湯船に浸かって筋腫の血行をよくしたら
やや痛みが消えたので、その隙に寝た。
本には、妊娠中の筋腫の激痛は血行や栄養が筋腫に行かなくなり、
変性や腫れを起こすためと書かれていたので。


3月24日

安定期である5ヶ月に入ったらマタニティスイミングに通っていいよ、と旦那に言われてたのに
安定どころかベッドから起き上がれもせず、市と病院のやってる母親学級にさえ行けないままだ。
毎日毎日、うさちゃんがおなかのなかで本当に生きてるのか不安で、
私のせいで身体に障害が起こったりしないか考えてばかり。
効きもしない痛み止めを飲んで、うさちゃんにもし障害が起きたりしたら、と考えると、
薬を無駄に飲む気も失せた。カロナールは大丈夫らしいけど効かないなら、できれば飲みたくない。

今までは風呂に入れば血行がよくなって筋腫の痛みも和らいでいたのに
夕方入っても痛みが変わらないどころか、カチンカチンに子宮が張ってた。
張り止めを飲んでまた横になる。ずっと寝たきりで辛い。
旦那が早めに帰宅。プリンを買ってきた。
プリンを食べてる私の横で「プリンが全然おりてこない〜」と、うさちゃんの真似をして呟いてた。
消化されるまで待ちたまえ。
今日はいちにち、鈍痛と張りがあって辛かった。


3月25日

例えば私立一貫受験だったり高校大学受験だったり就職活動だったり、
生まれたときの健康面から結婚、出産、死ぬときまでの
ありとあらゆる分岐点を成功と失敗のふたつに大きく分けるとすれば、
かろうじて成功のほうに進めた人間は驚くくらい
失敗のほうへ進んだ人間に対して残酷になると思う。
平気で失敗した人間に対して、失敗の経験がない無知からくる無神経な言葉であったり、
蔑んだ言葉であったり、時にはいじめであったり、そういった行動に出る。
本人の努力によるものである場合はともかく、運ひとつで分岐した場合、
運だけで安全な方へ進んだ人間がそのような言葉を投げ掛ける筋合いは本来ない。

妊娠において、例えば重大なリスクを背負った子や母体に対して
「日頃の行いが」「調子に乗るから」「だから言ったのに」から、
はたまた「前世の行いが」「親の因果だ」などまで、昔から色んな言葉で、
運で安全な方へ進めた人間が口汚く知ったようなことを言うのは定番なのでしょうかね。
「子供を授かれるか」から「安全に子供を生めたか」「望んだ性別だったか」までの流れは、
ひとえに、ただただ、運ひとつであり、運は本人の努力によるものではない、
それだけは忘れたくないなあ、と思う。
例えばそれは、妊娠以外にも、運ひとつのみの分岐において常に、だが。
ネットでいろんなものを読んでいて思ったこと。


夜半過ぎまで強い痛みが続き、夜中に痛みが消える。


3月26日

痛みが消えた。
消えたというかかなり薄れた。太ももの強い痛みだけは残ったまま。
あと、筋腫含む子宮が張ると痛みはあるけど、筋腫の腫れた痛みとはずいぶん違う。
ようやくおさまったみたい。昼過ぎまで安静にして、昼から旦那と少しだけ散歩。
ベンチごとに休みながら歩いた。体力がほとんどなくなってる。
お好み焼きを食べて、すぐに帰宅してまた安静にして寝た。

24日くらいから、(私から見て)左側のおなかに軽くぽこりん、ぽこりんと違和感。
胎動かなあ?今もずっと続いてる。
18週なかばだとまだ早いかなあ。


3月27日

朝、おなかは張って痛かったけど筋腫の腫れた痛みはないまま。
足は痛い。床擦れかと思ってたら、旦那いわく、救急で運ばれたときのお医者さんが
「筋腫の位置が神経を圧迫して太ももが痛むのかも」と言ってたらしい。覚えてない。そうなのか。
昼過ぎまで寝たらおなかの張りはおさまって、ママ友さんご家族と旦那とお好み焼きを食べに行った。
旦那同伴でちょっと散歩。帰宅してそのまま旦那と車で買い出しに行き、
なかなか買い物に行けなかったのでぼろぼろになったワイパーをようやく替えたり、
妊婦用下着をやっと買ったりしていたら、ぐったりしてきはじめ、
車のシートを倒して寝たら、山道のゴトゴトが腹に響いて響いて
帰宅したら痛みがぶり返しててしょんぼりしながら寝た。


3月28日

翌朝はおなかがパンパンに張って、筋腫がきりきり痛んだ。
お弁当だけ詰めて、そこからずっと安静に眠った。
お昼に目覚めると痛みはひいていたけど、やりたいことは昨日したし
また痛んだら嫌なので夜までじっと寝た。
久々に土日に外出したせいで花粉がついて鼻づまりが酷かったので、
夜にお風呂に入って花粉を落とし、夕食をかるく作った。
昼からはずっと調子がいい。
今日はいちにち寝ていた。


3月29日

夜あまり眠れず、朝起きたら筋腫がパンパン。
痛みはややあって、子宮を熱い針でたまに刺すような痛みだった。
お弁当を作って朝ごはんを食べてから二度寝。
痛みが始まったのが2週間前の水曜日なので、今回はかなり長引いた。前回は2日でおさまったはず。
その間、旦那はビールを飲むのも一切やめてしまった。
なにかあったら車で連れてけなくなるからと。可哀想だ。
「弁当もごはんも作らなくていい、大人しく寝ていろ」と言われる。ありがたいけど申し訳ない。

体重が妊娠前より3キロ落ちたまま。朝起きると頭痛が酷く、息苦しく、
もしかしたら睡眠時無呼吸症候群なのかなと思い当たるふしがあり(花粉症かもだけど)、
妊婦は急激に太るため、これになることがあり、本人よりも胎児に酸素がいかず、
胎児に影響があることもある、とあったので、明日の定期健診で担当医に聞いておきたい。

昼過ぎに目覚めると痛みも張りもなく、
食事でテーブルに30分、ベッドに30分くらいは腰掛けられるようになった。
第三者と会うとか外出だと、気が張るのでもっと持つかな。
1日中じっと寝て、夜に夕食を作るのに30分立ってたらしんどくなり
あとは温めるだけなので、帰宅した旦那に任せた。
夜はやっぱり不眠気味。


3月30日

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定期検診。
エコー画像はうさちゃんを縦に撮ったもので、上が頭でこちらを向いてる。
ほっぺたと胴体が丸い。胴体が円みたいだ。このエコー、今まででいちばん可愛い。
下が足。股間はモザイクかかったみたいに写ってなかなか性別がわからない。

有休を取った旦那の運転で病院へ。
今回はまだ体力が戻ってなくて自力歩行ができず、旦那にすがり歩きだったので
診療室まで旦那同伴。痛みはなくなったけど、広島までの距離はきつかった。
うさちゃんは元気そうで、今は手のひらサイズらしい。
標準よりややちっこいけど問題なし、時々ふにょんと動いていた。
痛みがあること以外には特別問題のある妊娠状態ではないと言われて意外。
よくおなかが張るものの、流早産兆候もなく子宮頸管長も3センチ以上ある。
状態自体はまったく問題がないらしい。
出血理由は、画面に原因がうつらない限りは大抵わからないらしく、理由は不明だそう。
ただ、妊娠期に出血がある妊婦はとても多いのだとか。
(まあこの病院はハイリスク妊婦ばっかり来るしな)

「入院しますか?」と今回は具体的に聞かれた。
痛みが酷い真っ最中でも自宅にいたほうがいいと言った理由は
やっぱり長距離を車で来るほうが身体に負担がかかるかららしい。
痛み止めの注射や張り止めの点滴に関しては、子に影響がないんだそう。
「注射は、来ればいくらでも打つ、ただ、来るための労力のほうが辛いから
自宅にいたほうがいいと病院側は言うし、それを解決するには入院という選択になるけど、
どうしますか?」とのことでした。
痛い真っ最中なら入院しようと思ったけど、すでに痛みは消えかけだし、
とりあえず今回は断わりました。注射を打っても治らない人はいるそうな。ヒー。
ただ、筋腫の激痛は、25週を越えたあたりから不思議と消える人が多いらしい。
それ、本にも書いてあった。必ずじゃないらしいけど、入院にならないといいなあ。

2週後にスクリーニングと定期検診、さらに2週後に定期検診。
この時期にしてはやっぱり平均より定期検診多いなあ。助かるけど。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

中期・波乱万丈3月記(中)

3月8日

午前に古い少量出血、
23時半頃、あたらしめの薄い少量出血あり。
最近深夜にほぼ眠れない。
よく食べる。腹痛はない。
明日は定期検診。旦那が有給取った。

風呂にも入れない、匂いがだめで化粧もできないつわり時期を抜けたと思ったら
花粉症で顔はガサガサだし、肌と髪はうさちゃんに栄養取られてスカスカだし
栄養を補うほど、まだ胃の大きさが戻っておらずあまり食べられない。
安定期に入ったら運動できると喜んでたら毎日出血ばかり。


3月9日

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左が真正面から顔をみたエコー。
顎を引いてうつむいてる。
右は…やっぱり性別まだわかんないなあ。

1ヶ月ぶり定期検診の日。
痛みと出血のことを聞かれ、尿とおりものの検査。
今回の検査で、胎盤は確かに子宮口を塞ぐ位置に付いてるけれど
今の16週ほどの段階で「前置胎盤」という名前は付けられないこと、
22週くらいまでに上にあがることが多いので
病名として正式に前置胎盤となるのはその時になることを告げられた。
すでに出血は止まっているので、やはり今のわずかな出血は古いものらしく、
基本的に安静にして、通常の家事や散歩をするぶんは問題なく、
重いものを持つとか、急な坂道を登るとか、旅行や床掃除だとか、
痛みがあるのに無理をするようなことさえ避ければ大丈夫だそう。

先月、元気なうちに旅行いっといて良かった。
食事は外食以外は和食に変えました。
救急の際のお話を担当医と再度して、遠くても、今通っている大学病院まで来ることにしました。
近場にもう一軒だけ、今まで行っていない産婦人科のある国立病院があるのだけど、
「今度断られた時のショックを考えたらもう別の病院には行きたくない、今までどおりここに通う」
と伝えたら、「そりゃそうだよね」って納得してた。ちなみに私の担当医は女医さん。

ここ暫くあまりに色々続きすぎて、半分もうノイローゼみたいになってて、
でもたまに一緒にマックに行ったり買い物に行ったりするママ友さんがいて、
愚痴を言えてるのでかなり助かってる。
じゃないと多分、毎日家で泣いてた。たまに散歩に出てフラフラするのも精神的にはとてもいい。


3月11日

(東日本大震災の日)

16週、5ヶ月。妊娠中期に入った。いわゆる安定期。
よりによって旦那が東京出張で、出張先で大地震、いくら電話してもメールしても繋がらなくて、
私は丁度近所のママ友さんたちとお茶してたんだけど、あまりに動転してずっと笑いが止まらなかった。
人間は限界を越すと泣くでも怒るでもなく、笑うよなあ。
そういえばこないだ痛みの極限の中、近くの総合病院に行って門前払いのときも
あまりの壮絶な痛みにひたすら笑いました。笑いの絶えない生活だなあ。(違

旦那は昼過ぎに新幹線で向こうを出たので無事に帰宅できた。
無駄に心配しすぎておなかいたこさん。
無事だったからそんなこと言えるんですけどね。
旦那が帰ってくるまで、じっとテレビのニュースを見ていた。
いままで、普段まったくテレビを見なかったのだけど、ずーっと見ていて、
CMなしでずーっと放映しているのがなんだか奇妙な感じがしながら、じっと目が離せなかった。

被災地の方々の無事をお祈り申し上げます。


3月14日

少量出血は相変わらず続いていて、もう明日で10日連続になる。
出血自体は止まっている、と診断されたので気にしないようにしているが
2週間続いたら、いつもの大学病院に電話相談しようかなと思ってる。
量は少量で、一度で親指くらい。それが日に2〜3回。
くしゃみや歩いたときなど。

今回の地震で、普段と妊娠時で違うなと感じたこと。
津波の映像をみて、普段よりショックや精神的な負担が大きかった。
一日目の深夜の「津波の死者2〜300人の遺体確認」の携帯ニュース文字と、
津波の映像を見たときの精神的な打撃が凄くて、それが自分ではっきりわかるほどで、
阪神淡路の時は災害救助ボランティア隊で現地に行ってたし
中越のときは現地(震源地から5キロくらいだったか)でちょうど仕事をしていたし、
でもまったくショックもなんともなくて、後に尾を引くようなこともストレスもなかったのだけど、
現地にいるわけでもないのに映像と文字ニュースだけでもストレスがすっごく大きくて
それが普段と違うなあと感じた。地震の規模の違いは未考慮として。

あと、ツイッターの地震関連ツイートに対するイライラとか感情的になることが多かった。
これは…普段も気が短いからちょっとわからない。
1日目は津波のニュースの夢ばかり見て、短時間で目がさめた。
一昨年、ちょっとした事件があって脳がかなりの興奮状態で眠れず、眠れても短時間で、
医師にPTSDと診断されて3ヶ月ほどで治ったことがあるんだけど、それとすごく似てる。
普段と妊娠時と違うなと思ったのは以上かな。


3月15日

布団を干した。(だから干すなっていう。そして旦那に布団を干したことをまた叱られた)
夕方から、救急で病院に行ったときよりやや少なめくらいの出血。
その後もちまちま出血。
なんか今回の出血は、今までのような古い血とは違う気が。
おりもの用のライナーを使っていたのだが、普通の生理用ナプキンが必要なくらいの量。
痛みもなく、大量ではないので医者に言われたとおり様子見。
明日も続くようなら病院に電話する予定。

5ヶ月に入ると外部の音や母体の感情が伝わるそうなので
極力、ツイッターもニュースも見ないようにした。
いらいらする内容があまりに多くて、身体がだるい。


3月16日

昼過ぎから下腹部痛。
2日に救急で病院に運ばれたときとすごく似た痛みの軽いやつ。
寝てもやっぱりおさまらないのや、痛みが筋腫部分だけでなく下腹部や膣近くや
足のつけねや太ももにまで及ぶのも似ているので、痛み止めを飲んで寝た。
子宮が何度もかなり張っていたので張り止め薬も。


3月17日

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戌の日で、徳山の川崎観音にお参りに行く予定だったので旦那が有休。
今日から17週。
昨日と同じくらいの痛みは続くが、酷い痛みではないので行くことにした。
この日はうちの父親の命日なので、母のところにも行っておきたかった。
旦那父母と私と旦那の4人で川崎観音に行ったが、
いつもは月イチしかないお祓い日で混み合うのに雪のおかげで少なかった。
安産で有名なところらしいけど妊婦より年寄りが多かった。
みんなで焼き肉をお昼に食べて、母のところに寄り、お供えとお線香をあげてきた。

帰宅して、痛みも朝と同じくらい。
と思っていたら、夕飯と明日の弁当の準備をしていると
痛みがどんどん増して、夜には前回病院に行ったときくらいの激痛に。
叫ぶし転がるし、しまいには声も出ないし、
でも医者には「出血だけでも、痛みだけでも、今は問題はないはず」と言われていたし
出血と痛みが同時に来たら電話をしようと思ったけど、
痛む部位が足のつけねと下腹部と筋腫、という、
前回の「筋腫の変形による腫れ」と全く同じなので気にせず寝た。


3月18日

出血は特になし。(いつもと同じ、ほんの少量)
痛みは寝起きは引いていたので弁当と朝食を作った。
連休に入るので病院の担当医に念のため電話。
あれから2週間、少量出血が続くことと、
前回ととてもよく似た激痛が起きたこと、病院でもらった痛み止めが効かないこと、
痛みと出血は同時ではないことを言ったら、
「今の段階では子に影響がない以上、寝て筋腫の痛みが引くのを待つしかない」と。
まあそりゃそうだ。
これが今以上の痛みになれば注射で痛みを散らすしかないとは前回言われてたし、
おなかが張らなければ筋腫の腫れの痛みは子には影響ないし、
無痛の少量出血は、今は流産の兆候ではないので、なんともしようがないという話も聞いてたし。
ただ毎回、この担当医の「気にしなくて大丈夫です」という言葉にはホッとさせられる。

やや痛みが増してきたので、病院から支給された痛み止めを飲んで二度寝。
給料日で旦那の帰宅が早く、夕方また痛み止めを飲んで寝ていたら
夕飯は旦那が作ってくれていた。ミスドとミニサラダ(せんべいのほうの)もあったけど
あまり食べられず、もぞもぞしながらベッドで寝ていたら、
旦那が、ベッドの横にじっと座って漫画を読んだり話し相手になってくれた。
話をしていたら痛みがやわらぐので、その隙に寝た。
良かった。


3月19日

三連休初日も朝から下腹部が痛いまま。
痛みのレベルを大中小で例えると、中くらいがずっと続く感じ。
声が出せなかったり叫ぶほどじゃないけど、
常に「いーたーいーたいたいたいたーいーあーうー」とか言ってる。
朝ごはんも旦那が作ってくれて、昨夜も私が寝付くまで
痛みから気をそらすのに話し相手になってたし、
今日は趣味のレースの集まりなのに行かないとか言い出して、
本当は行きたいのはわかってるし、昼から行ってくれば?と言った。
たぶん私の体調と地震でレースが中止になったせいで2週ほど行ってない。
唯一の趣味なのに、ストレスがたまったら可哀想だ。

夕方までうとうとしていたら旦那が帰宅、マックでマンハッタンを買ってきていて、それを食べた。
夜までずっと痛かった。

ごはんも掃除も洗濯も布団干しも、全部旦那がやってくれているので助かってる。
今日は換気扇の掃除までしてくれていた。危険だから布団はもう干すな、と再度言われた。


3月20日

寝起きは痛みが薄くなった気がした。朝ごはんは旦那がまた作ってくれた。
旦那は早朝からレースらしく、痛みがあれば行かないと言ってたので
もうあまり痛くないと言ってレースに行かせた。
しばらくすると痛みがやっぱり再発して眠ってごまかしてたら
片道1時間の徳山まで行ってたはずなのに、旦那が3時間で帰ってきた。
しかもおひるごはん用のお好み焼きと、抱きバナナまくらを買ってきてて、
買う時間を考えると、実質1時間も遊んでないんじゃなかろうか。
テレビを見て、私がベッドでうとうとしていたら、横でおなかをさすってた旦那も
そのまま寝てしまい、先月までは年間通して毎日仕事が忙しくて、
今月からようやく仕事が落ち着いて早めの帰宅や有休もわりと自由に取れ、
のんびり寝たり趣味やらをしたりできるはずだったのに、最近は私がこんなのばかりで
申し訳なくなった。結局全然休んでないし遊んでもないと思う。
夕方から22時くらいまでふたりとも爆睡して
起きたらレンコンのきんぴらと焼き魚とカボチャの煮付けと味噌汁が出来てた。
ほんとによく出来た人だなあといつも思う。


3月21日

痛みがどうにもならなくなって救急外来に電話をした。
「子宮筋腫の痛みだと、救急だと今と同じく薬を出すことしかできない」
と救急の先生に言われた。とりあえず、妊娠前には筋腫は切るべきって思った。
子宮筋腫の手術をすれば、子宮を切開するので次に普通分娩できなくなる可能性もあるし
前置胎盤にもなりやすいと聞いて6センチの段階で手術を躊躇したけど、
(産婦人科医も、子宮筋腫は命に関わらないので積極的にどこも薦めない)
いまや筋腫は10センチだし、これじゃどのみち普通分娩は難しいかもだし
まだ確定じゃないけど前置胎盤かもだし、結局同じことなのに
こんな死ぬほどの痛みを対処法もなしに過ごすなら、やっぱり手術しておけば良かったと思ってる。
子宮筋腫は命に関わらないので最終的にしないと判断したのは私なんだけどね。
そんなわけで今日は昨日までよりちょっと痛さが増してて、
旦那の買ってくれた抱きバナナまくらにしがみついてゴロゴロしている。痛い痛い。

午後にやや痛みが緩んだ隙に風呂に入り、旦那と1週間分の買い出しに出た。
さすがに旦那だけじゃ買い出しはまったくわからないので、
値段の相場だけ教えながら買い物をした。料理も洗濯も弁当も自分でできるし
あとは買い出しを覚えたら私に何かあっても大丈夫だろう。
買い出しもそうだし、車に乗っているときもなんだけど、
寝ているときがいちばん痛みが酷く、短時間なら歩いているほうが痛くない。
これは、横になると筋腫をうさちゃんや内臓が押し潰すからなんだろうな。
とは言え、50分ほどの買い出しはやっぱりかなり後半きつくなり、
帰宅してすぐに横になった。痛み止めは今回も効かない。
起きたら、ほうれん草の味噌汁と厚揚げのグリル焼き生姜だしがけ、
山芋短冊の梅和え、昨日のかぼちゃ煮とれんこんきんぴらが出てきた。
私はもういらんのとちゃうか(^_^;)
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2011年03月07日

初期・波乱万丈3月記(上)

3月2日

昼間、排尿後に膀胱あたりにものすごい激痛。
痛くて歩けないし寝てても痛くてたまらない。ところが近所の産婦人科は休み。
胃が悪いのか、となにかを食べて様子を見たり、湯船に腹を浸けて緊張をといてみたり
じっと寝てみたりしてもおさまらず、17時半まであいてたすぐ近くの総合病院に行く。
子宮の痛みとはずいぶん違い、普段からよく感じた膀胱あたりの痛みなので、
内科か泌尿器科でお願いしますというと妊婦は診れないと受付で門前払い。
近くの産婦人科が休みであること、この時間ではどこも開いてないこと、痛みで車の運転ができないこと、
せめて(胎児に細菌が感染すると不安だから)膀胱炎かどうかの検査だけでもと言ってもだめ。
まあここは産婦人科がないんだからしょうがないよなあ、と激痛の中そのまま徒歩で帰宅。
他に病院が近くにないと言っても妊婦ってだけで拒否だし、
うちの市内の産婦人科ではどこも「うちではハイリスクで診れない」と言われ、
そういう、医者からの拒否が妊娠してから相次いでいて、帰宅してあまりの痛みもあってひとりで泣いた。
寝ていられないほどの痛みで他に病院が近くにないのに、それでもだめってなんなんだ。
医者の立場になれば、こんな厄介なハイリスク患者は恐くて診れない気持ちはわかるし、
それは今までずっと念頭に置いてきたことだけど、
うさちゃんに申し訳なくて情けなくて、市内の医者に対してどう思っていいのかわからなくなってきた。
とはいっても、そりゃもう慣れたからどうでもいいんだけど(いいんかい)、
それからずっとずっと痛みは続き、21時半には叫ぶほどの激痛。
翌朝に、かかりつけの隣県の大学病院に行く予定だったのが急遽すぐ行くことに。
救急車しかないのかと躊躇していたら旦那が帰ってきて高速を使って連れていってもらえた。
というか旦那がすぐに行けって怒らなかったらたぶん朝まで耐えてたと思われる。

救急外来で検査を受けたら、うさちゃんは非常に元気で
足をちたちたさせてぴよぴよ跳ねていた。とりあえずよかった。
いや、あまりの激痛でうさちゃんのこと結構忘れてたけどな。ごめんな。
尿検査で、膀胱炎でもないこともわかった。
膀胱炎は細菌が原因なのでほっとした。子に影響しそうだったから。
残る予想原因は3つほどで、そのうち痛みの度合いからして一番可能性高いのは、
今回の妊娠のハイリスク要素である子宮筋腫が変性、炎症して激痛を伴っている可能性。
子宮筋腫持ちの妊婦の多くが5ヶ月の、普通の妊婦の安定期ごろから筋腫の痛みを起こすことが多いそう。
その時期もぴったり合ってるし筋腫部位を押さえると確かに痛い。
だけど下腹部全体がものすごい痛みだし、太ももも痛いしあまりに広範囲に痛みが広がりすぎだ、筋腫め。
あまりに痛みが続いて薬で抑えられなくなったら通院して注射対応になる。
だけどその痛みと、注射の副作用(意識朦朧とするので帰宅が難しい)と自宅からの距離を考えると
その都度の通院はかなり難しい。
自宅近辺に対応してくれる産婦人科がないことを考えると、入院ですね、だそう。
(実際は痛み止めの注射くらい打ってくれるところはあるんだろうけど、すでに断られてて行きにくい)

あと、いざとなると救急車を呼ぶのってめっちゃくちゃ恥ずかしくて、
そんなこと言ってる場合じゃないんだけど、なんか呼べなかった。すごく躊躇した。

文中に拒否した病院に怒ってる箇所がありますが、
医者側の立場になれば仕方ないといつも思ってますし、
状況が情けなくて泣きはしましたが、どうしようもないことなので
別に責めたりとか怒りとかそういうことではないです。



3月5日

朝10時頃、尿漏れのような違和感で目がさめて
トイレに行ったら生理二日目くらいのかなりの出血。
止まらないのでまた隣県の大学病院に救急で行く。
土曜日だったので旦那がいて助かった。

前日は朝4時就寝、血圧は上が109、下が64。熱が37度。
服用薬は水曜日に救急で支給されたマグミットとカロナール。
診察したら出血の正しい原因はまだ週数が浅いので確定ではないが
前置胎盤ではないかとのこと。前置胎盤は胎盤が子宮口をふさぐ位置に出来ること。
ハイリスクにさらに上乗せハイリスクのミルフィーユや〜
入院か自宅安静かで、自宅で安静にしていられる環境なので自宅安静に。
今回は痛みはまったくなし。

痛みが酷かった水曜日や以前のほんのかすかな出血のときはものすごい気が動転したのに
大量出血の今回は、痛みがなかったせいかまったく動揺もなく「あ、これはもう駄目だろうな」って
すごく冷静に受け止めていて、おひるごはんの心配までしていたのが思い返してみておかしかった。
痛みと視覚的なものでは、痛みのほうが動転しやすいんだろうか。



3月6日

前置胎盤について自分で可能な限り調べてみた。
実際に前置胎盤かどうかというのは、20〜22週にならないとわからないみたいで、
でも確かに症状は「無痛で多めの出血」で当てはまる。
水曜日からあった、転げまわるような痛みは、昨日の出血以降ほぼない。

昨日の出血の際に病院に行って、
「今はどうとも判断がつかないのでとりあえず安静にとしか言いようがない」
と言われて、「安静にとはどの程度か」と聞くと、家事や散歩はいいが、
無理をしない程度に、疲れたらすぐに横になる、静かな環境でいること。だそう。
うちは充分この環境なのでそれはいいとして、
本格的に前置胎盤になったとしたら、最初の出血(警告出血)のあとに大量出血が来やすく、
あまりに大量の出血になると母子ともに危ないとか書かれてるじゃないかね。
胎盤の位置が徐々に直っていけばいいけど、最終的に帝王切開の可能性が非常に高く、
おおよその場合、30週を過ぎたあたりで前置胎盤の人は入院になるそうな。
なんだよもー、もうやだよもー。
だいたい自宅で大量出血て、近所じゃ診れる医者ないのにどうすんだよ、もーあーもー。
いや別にまだ20週まで間があるので、前置胎盤決定ってわけじゃないんだけど。

私はものすごいビビりだし、精神的にも打たれ弱いので
常日頃から「確実に生まれるとは思ってない」「こりゃダメだろうなと思った」
みたいな言い方を旦那や人に対してしていたり、自分で自分に言い聞かせたりしてるけど、
本当に心底そんなこと思ってるわけではないし、
もし子供になにかあったときの自分への精神的なダメージを減らすために
口で「もうダメだと思ってるから」という言い方をしてるだけで
そんなこと別に本気で思ってるわけじゃないです。
大丈夫だと周囲に言ってたら、本当にだめだったときにきっと精神的に耐えられないと思うから。

あ、ちなみに、昨日書き忘れたけど
うさちゃんは非常に元気でした。ぱたぱた。



3月7日

取り扱う症例の多さがまったく違うので、返ってくる答えも大きな病院と小さな病院とではやはり違う。
小さな病院で大変な症例のように聞いていても、
大きな病院に行くと「問題ないです」といわれることがよくある。
私はかなり大きな筋腫持ちのハイリスク妊娠だけど、あちこちのハイリスク患者を受け入れている
広島市内にある大きな大学病院では「大丈夫。どこにでもあるケースだし、筋腫持ち妊婦は大勢いる。
むしろ慌てたり心配をして過ごすよりも、ごく普通に、ふつーーに生活してください」
と、あっけらかんと言われる。「ダメなときはなにをやったってダメなんです。だから慌てないで」
と言われたときはちょっと笑ってしまった。肩の力がふっと抜けた。
確かに、そのとおりなんだよね。心配しすぎていいことはなにもない。胎教にだって悪い。
でも、小さな個人病院ではどこでも「うちでは診れないし、市内でもこれを診れるところはない」
「うちは風邪のときくらいしか診れませんから」(どんな産婦人科だよ)、「流産率高いですよ」
といわれ続けてきた。ハイリスク患者は、広島や徳山の大きな病院にまわしているそうな。
扱ってきた症例の数が違うから同じ病気に対してでも、その温度差は出るし当たり前のことだとも思う。
私はその不安を煽る個人院の医師の言葉で、そのたびに目の前がが真っ暗になったし泣いたりもした。
逆に、今通っている大学病院の医師の「ダメなときはダメなんだから慌てないで」という言葉に救われた。
でも、そういう言われ方で「なんて無責任な!」と怒る患者さんもきっといて、
だから、病院て、相性だなって思った。
どこがいいとか悪いとかは、人によるし簡単にわかんないもんだなと。
私は、なるようになる、という考え方が好きです。
もちろん後悔のない範囲の行動をしたうえでの話だけど。


一昨日、かなり多めの出血があったあとは、
昨日の昼間に旦那の付き添い有りでゆっくり散歩中にごく軽い出血、
今日の昼間にひとりでゆっくり散歩中にまたごく軽い出血。
ただ、古い色だしごく少量なので、残りの可能性が高い。
歩いたから残りが出たのかな。
今日は夕方少し横になって、掃除と洗濯、風呂に入ってまた休み、
夜に30分ほどキッチンに立ってたらかなり腰と腹がしんどくなり、
もう早めに寝ることに。

食事をして少し休んでからある程度ゆっくり散歩をしておかないと、
すでにつわりが終わってから筋腫が1センチも成長している。
ずっと少しの家事と、あとは寝ているだけの生活だったせいだな。
安静にしていなくてはならないけど、ある程度の散歩も必要で
結構難しい。無理ないように生活していこうと思う。

(↑この時期、なにを思ったのか、筋腫を大きくさせまいとして、前置胎盤なのに散歩をしてますが、
これ、やめておいたほうがいいです。たぶん筋腫に対しての強迫観念みたいなので、思い込んじゃってる。
医師にも「まあ、散歩程度ならいいですけど、別に無理に散歩しなくても・・・」と後日言われた)

posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | マタニティ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

広島・天神川「らーめんもりかわ」

老舗以外の、最近の広島のラーメン屋の中での筆頭といえば文句なしに「ふじ☆もと」だと思うのですが、
この「ふじ☆もと」、あまりに有名になりすぎたせいで、とにかく並ぶ並ぶ。
駐車場も店の前はちいさいスペースですし、もうひとつの駐車場は離れているうえにそこも待ちが出る。
東京に居た頃に広島ラーメンツアーで一度、山口に引っ越してきてから旦那と一度行きましたが、
電車でもちょっと面倒な場所ですし(この店をフラれると近くに有名なラーメン屋がないという)
車だと上に書いた理由でさらに面倒。美味いのは確かに美味いんです。でも、最近ちょっと味が落ちた??
なんて噂が出始めた頃に知ったのが、広島駅の隣の天神川駅から徒歩5分の場所にある「もりかわ」。
「ふじ☆もと」で修行された方が、広島駅の隣駅にお店を出されたそうで、味も同様に美味いとの噂。

「ふじ☆もと」1回目の記事
「ふじ☆もと」2回目の記事


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「もりかわ」も「ふじもと」同様に、「さんま・まぐろ・えび・あさり・ほたて」の5種のだしと
醤油or塩ベースの、計10種の組み合わせから選ぶことができます。
また、ラーメンのほかに同じく5種のだしを醤油ベースのみで、もりそば(つけ麺)としても選べます。
上のリンク先から飛べる「ふじもと」でさんま醤油の組み合わせはすでに食べていたため、
こちら「もりかわ」では、私が、

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10年8月限定・ピリ辛つけ麺さんまだし(1日5食限定) 950円

1〜10倍まで辛さを選べます。
初めてのお店でいきなり限定ってどうよ、てな感じなんですが、私は限定に弱いもので、
でもまあ「ふじもと」で、有名なさんま醤油は経験したし、これもさんまだしだし気にしない!
何倍にしたかをもう忘れてしまったのだけど、たぶん3倍くらいかな、
辛さ耐性があるほうなのでさほど辛すぎる!って思いはしなかったと記憶してます。
基本的にやさしい味のお店なんだけど、さんまはがっつり舌に残る、本当に美味い、
そして他にはちょっとない味のだし。ピリ辛はラー油の辛さだそう。

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えびだし醤油 750円

旦那の頼んだえびだしのもりそば。旦那も「ふじもと」でさんま醤油の経験ありです。
えびのだしがしっかり出ており、独特の平細麺によく絡んで美味い。
えびなら塩もかなり期待できそうなので、近いうちにえびだし塩も頼んでみたい。
ちいさな器に入っているのは、麺をほぐすためのだし汁。
麺が平打ちのため麺同士がくっつきやすく、それをほぐす用にもりそばには付いてきます。



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11年1月限定・牡蠣だしもりそば 1日10食限定 850円

醤油・塩・もりそば(醤油のみ)の3種から選べます。
2回目訪問は1月でしたので、私は限定のかきだしを注文。また限定かっていう。
もう、めっちゃ「牡蠣〜〜!」って味と香りでした。牡蠣が好きか苦手かで好みが分かれそうですが
私はコレ、かなり好きでした。クセは強いけど、クセがどうとか言ってたら
そもそもさんまだしはどうなるんだって話なわけで、このお店の味が好きなら大丈夫かと。
しっかりダシが出ていてうまーい!

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まぐろ醤油 750円

相変わらず限定には興味を示さない旦那は、今回はまぐろを醤油で。
まぐろだとワサビトッピングがあるんですが、旦那に「やらないの?」と言ったら一蹴されました。
やってほしかったなあ。人の頼んだメニューに口出ししてなんなんだけど。
コレはかなり旦那も大絶賛。ベースのタレの味とマグロとの相性がいいのか、とにかく
だしの味がはっきり出ているのに全体的にやさしく融合しているので違和感もなく溶け込んで美味い。
というかここのメニューは基本的にどれも美味い気がする。
さんまとまぐろの醤油は「ふじもと」や「もりかわ」初心者の方にオススメだとも思いました。



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11年春季期間限定・インスパイア(1日15食限定) 850円

あちこちのブログで話題になっていた、どこのとは書いていませんが二郎のインスパイアラーメン。
上が旦那の注文した、ヤサイマシニンニク。
下は私の注文した、カラメアブラニンニクマシ。
だしは「ああ・・・もりかわだね」という感じの、やさしい味なので二郎って感じは見た目のみっちゃ
見た目のみなんですけど、ニンニクの香りと醤油の組み合わせが、かすかに二郎を思い出させます。
旦那は生粋のジロリアン、しかも小金井とひばりがホームだったので「やさしすぎるね」とは言ってましたが、
二郎に慣れていない広島では、まったく二郎とは別物ですがこれでいいのではないかとも思います。
個人的には、カラメにしたからちょうどいいと感じたのかも。旦那は味付けは普通にしてました。
私も旦那と同じく、二郎は小金井がホームでしたが、この頃は妊娠してつわり明けだったため、
ちょうどいいくらいでした。女性でも問題なく美味しく味わえると思います。
あ、そうそう、これだけは平打ちの太麺でした。

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4回目訪問は、限定インスパイア期間終了間際でした。
広島には「ラーメン大」さえありません。岩国在住のうちの近辺で二郎インスパイア系を出すのは、
島根と鳥取の県境にある「笑福」という店と、博多に「ラーメン大」があるくらいです。
で、この日はカープが勝った翌日だったため「もりかわ」名物、替え玉無料。
そのせいか、お客さんも多かったです。(多かったって言い方も失礼だけど、
「もりかわ」の魅力はわざわざ遠い「ふじもと」まで行って大行列にアホみたいに並ばなくても、
ほぼ変わらぬあの味が近場で並ばずに食べられるってところにあると思っているので)

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さんまだし醤油 もりそば 750円

旦那の頼んだのは、いちばん人気のさんまと醤油の組み合わせをもりそばで。
「ふじもと」で旦那が唯一食べたのもさんま醤油だったので、比べてみたんですかね。
久々に食べたさんま醤油を旦那は大絶賛、まぐろとさんまはかなり好評価でした。
「やっぱここの店は美味いわ・・・」みたいなことを言いつつ替え玉してました。


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前回カラメアブラニンニクマシにしたら、アブラは二郎のあの杏仁豆腐のような形の
固形アブラではなく液体タイプだったため、杏仁豆腐型アブラ好きの私は今回アブラマシなしで。
カラメニンニクマシ。カラメにしておかないと、ここのお店はやさしい味なので太麺になじみにくい。
そういわれてみるとやっぱり二郎インスパイアを出すお店の中でもかなりやさしい味です。
ところでこのインスパイア、よほど好評だったのか、今は期間限定から普通のメニューになりました。
ありがたやありがたや。

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さて替え玉無料デーなわけですが、二郎インスパイア系のお店の中でも前代未聞の「替え玉」。
インスパイアでも替え玉できますよと言われて替え玉チャレンジ(笑)
二郎で替え玉だよあんた。他で絶対やってないと思う。OKが出てこっちがびっくりした。
このお店は替え玉のとき、新しく来た替え玉の入っている器に、前の器のスープを入れる、
見た目に美しい仕組み。そして新たに増えた替え玉インスパイア。美味かったです。おなか限界。



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11年4月限定・春野菜のらーめん(醤油or塩) 1日8食限定 850円
(あさり塩との組み合わせで食べてみました)

5度目訪問。これは、通常のメニューの上に春野菜を乗せるという限定モノなので、
下のらーめんをなににしようかなあと検討、そういえば私はここで通常メニューを食べたことがない。
この日は広島大学病院への定期健診で、旦那がお休みが取れず私ひとり電車で広島まで来たため、
「もりかわ」では初めてのひとり訪問。病院からわりと近いので最近はよく通えて嬉しい。
今まで私も旦那も一度も注文したことのない「あさりだし塩」で。
これはね、いや、毎回言ってる気がするんですが、美味かったああ!!!!
あさり塩の組み合わせはこれがまた絶妙な塩加減で、それが春野菜とベストマッチしていて、
もう全体的になにもかもが美味い。そういえばいつも醤油ばかりで塩は初なんですが、これは好みの味!



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期間限定・ひるぜん焼きそば(1日10食限定) 750円

結構いろいろ限定が多いので、春野菜のときに店主のツイッターをフォローしてみました。
そこですぐに流れてきたのが、B−1グランプリ2位になった岡山のひるぜん焼きそばもりかわ風限定。
ソレイユのベビーザラスに行こうかと話していたところだったので、お店からも近いので行ってみました。
岡山の蒜山(ひるぜん)焼きそば、実は前々から食べに行こうと仲間内で企画が持ち上がっていたのですが
なかなか皆との仕事の都合が合わず流れたままになっており、興味津々。
でも、らーめん以外の限定って初めてじゃない?ひるぜん焼きそばの特徴は味噌味だってこと。
もりかわ風アレンジとのことですが、こりゃ美味い。上品なのに味付けがしっかり効いてる、って
このあたりもりかわのらーめんも同じ。量は少なく感じたものの、とにかく味は保証できるので、
7月6日までやってるので気になる方は是非。(11年6月現在)
広島地鶏はややかためだったかな。でもほんと美味しかった。っていうか、美味い美味いばっかだな。

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ほたてだし醤油 750円

相変わらず限定を気にせず固定メニューばかりに重点を置く旦那は、ほたてだしを醤油で。
「おれは塩より醤油が好きなんだよ」「貝類のらーめんは好きじゃないんだよ」と、A型のわりに
メニュー制覇欲のない旦那が、初の貝類メニュー。「あさりもすごく美味かったよ」と言うも、スルー。
普段、トッピングで味を変えない旦那が途中、にんにく、アブラ、こしょうを少しずつ投入。
「?」と思って見ていると、「どうもおれは貝類だしの味はわかりにくくて」と。
私も食べてみたけど、ちゃんとほたての味がしたよ。でも、ここは基本的にだしがやさしい味付けなので
さんまやまぐろ、あさり、えびに比べるとかなりソフトといえばソフトかもしれない。

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鮭ごはん 150円

ひるぜん焼きそばは替え玉ができないのでちょっと物足りなくて頼んだ、通常メニューの鮭ごはん。
かかってるだしがうんまい。そういえば「ふじもと」で食べた限定も、鮭らーめんだったな。



他に、過去の限定メニューは、10年3月に「ダブルマックツイストヌードル」(コーン入り?)、
4月限定「カレーらーめん」、6月限定「デリシャスあさりだし」、7月限定「かつおだし」、
9月限定「本まぐろのラーサラ(カルパッチョ風)」、10月限定「秋のきのこミルクらーめん」
などなどありました。なんだかんだで過去にいっぱい見逃してるなあ。悔しい・・・
(特にもう二度と出なさそうなオリンピック競技名の「ダブルマックツイスト」。美味いらしい・・)


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広島ラーメンリンク

尾道ラーメン「朱華園」「つたふじ」(10年01月)
福山SA下りの尾道ラーメン(1)(09年12月)
広島駅構内の某尾道ラーメン屋(08年08月)
広島ラーメンまとめ(1)(10年6月)
尾道「朱華園」と呉のラーメン3店(10年9月)

もっと行ったような?と思ったら、これより前に行ったやつは
前のブログに書いてました。「つばめ」とか「すずめ」とか「陽気」とか「しまい」とか。


posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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