
島根県に来ました。
あれ?鳥取だっけ?いや、島根か。
島根県太田市の仁摩にあるサンドミュージアムに行くため、
岩国から初めてのひとり遠距離遠征です。
免許を取って12〜3年は経つのですが、東京では旦那の車は一切運転しなかったため
ペーパーもいいところです。ちなみに怖くて高速は使いたくないので下道を通りました。

鳴き砂で有名な琴ヶ浜。
この日は天候のせいか私の顔が悪いせいか、キュッキュのひとつも鳴りませんでした。
秋も過ぎ、天気はいいのに浜には誰もいません。


世界一の砂時計。
一年計で、大晦日の日に次の年の年男年女の方々が引っ張って回転させるんだそう。
9月下旬なので、半分以上、砂は落ちていました。

こちらは地面に設置された、上に吊るされた砂時計と同じサイズのもの。
こちらは砂は動いていません。
とにかくデカい。
実は上の砂時計も、砂は常に落ちているわけではなく、
計算された分量だけ溜まったら落ちる仕組みになっているのですが、それを差し引いても、
すでに落ちている砂は過ぎた今年の時間だと思いながら見ていると、
過去がどんどん頭に流れてきて、幼少時あたりにまで遡ったところで今度は逆に、
残りの寿命が目に見えてしまうというか・・・砂時計って普通の時計と違って、過ぎた時間と残りの時間が
わかってしまう仕組みのせいで、だんだん憂鬱な気分になってきて、
しまいには死にたくなってきました。なんなんだ。

なんでここを知ったかというと、芦原妃名子さんの漫画「砂時計」を読んだからなんですね。
昼ドラにもなったのでかなり有名な作品だとは思うのですが、私は漫画を読むまで知りませんでした。
ドラマも漫画もかなり面白いです。


波根駅。
ドラマのロケで使われたのもあるんですが、私は鉄ヲタなのでそれもあって見に来ました。
一両列車を見るとなごみます。

この春、出雲に旅行に行ったときにもこのお店に入ったのですが、
仁摩にある「泣き砂ラーメン」です。「ラーメンに鳴き砂は入っていません」と書かれていました。
ラーメンショップ椿の味にすごく似ています。
旨いんだけど、店のポスターがいちいちやかましいです。


出雲の夜明けです。
この日は、出雲大社のすぐ近くで野宿しました。車中ですが。
なので、早朝だれもいない時間に参拝。
寒くもなく暑くもなく、いい季節でよかったです。

また琴ヶ浜に移動。
この日は、もう一度サンドミュージアムで2時間ほど砂時計を眺めて過ごし、
米子に移動しました。昨日も、砂時計は3時間ほど眺めていました。たぶんまた行く。

さて今日のラーメン。山陰はラーメンが有名ってわけじゃないので選ぶのに困ります。
鳥取県米子市と島根県安来市の県境にある(行ったらほんとに県境にありました。隣のコンビニは隣県)
ラーメン二郎の亜流のお店「笑福」というお店に行きました。
つけ麺、ヤサイマシ。ヤサイが別盛りになっていました。
二郎亜流は「ラーメン大」以外、さほど期待していなかったのですが・・・
ここも例に違わず、甘辛すぎるというか・・・喉がやけるような、二郎亜流にありがちな味でした。
そのうえ、パンチ力が弱すぎる。酸味の効いたガツン系魚介スープに慣れていない地域なので、
こういうお店があるとそれなりに需要はあるのではないかと思います。
というか、本物の二郎と比べるのはそれはそれで酷という気もしたので・・・若い男性はどうぞ。

おかわりはラーメン。ぎっとぎと。
アブラニンニクマシで。
喉がやける、けど、二郎も大もないこの地域だと、やっぱ食べに行っちゃうかも。