2010年05月31日

白浜旅行2〜日本3大居酒屋「長久酒場」

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白浜といえば、の日本3大居酒屋のひとつ「長久酒場」を訪れました。
とにかく珍しい海の幸がが揃っていることで有名でもあるのですが、
巷によくある「珍しい」だけに焦点を絞ってあるのではなく、
「出回ってはいないが実は美味しい食材」に拘っておられることに感心しました。
海の幸で出回っていないものって、結局「カネにならない」が最大の理由だったりするのですが
(本当に希少なものももちろんあるのですがマンボウやら亀の手なんかは
あまりに安く買い叩かれるうえにたいして注文されないので結局淘汰されていくわけで)
ここはカネになるならないではなく「美味いかどうか」にポイントを置いて
品を揃えているように伺えました。画像はトマトの肉詰めのおでん。


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ウツボ。
焼きウツボです。
別名エイリアン。

「ウツボは、よーく焼いてください。
カリっとしたほうが、ぜったい美味しいから。」
と店主さん。
恐る恐るカリっと焼いたウツボを口に入れてみる。
カリカリもっちり、いや、これは・・・・・ウマイです!
ええ?こんな?こんなウマくていいの?
ていうかなんでこれが流通しない!?
飲み屋にあると嬉しい逸品じゃないか。何故ないんだ?
って、どう考えても捕獲量と外見の悪さだろなあ。
におい?特別悪くない。こんがり焼けた海産物香り。
口当たり?むしろいい。味も淡白ではあるけど身がむっちりしているので問題ない。

ウツボ・・・
ウツボにこんな「ウマい」とか思っちゃった自分に敗北感を感じてしまう。
他にもクツエビやクジラのウデモノなんかも食べたかった。
クツエビは一匹売りなので人数がいないと高いし量もあるのでひとりじゃきつい。
いろいろ食べたいなら、4人くらいから楽しめるお店だと思う。
もちろんひとりでこうやってウツボ(1000円くらいだったと思う)を楽しむのも良いと思う。


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お次は亀の手のターン。
亀の手です。私これ知らなかったんですけどご存知の方多いみたいで驚きました。
茹でた亀の手が出てきて店主から剥き方を教わりつつ食しました。
上の一行を「手」を「頭」に変えるだけでとんでもないものになりますが
塩水で茹でてありそのまま食べて塩味がついていて美味しい。
フジツボ目ミョウガガイ科、つまり貝なので実に貝そのものの味。
貝の肉に、亀の手のやわらかい甲殻部分に入った塩水の味が混ざりこれも非常に美味。
甲殻部分はとてもやわらかく、指でちぎることができるくらい。
カニじゃないですが、黙々と食べることに集中してしまう食材なので
ひとりで飲みに行ったときにいいんじゃないでしょうかね。
横にいたカップル客は終始無言でこれを剥いて食っておられました。
いいのか?


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夕食を宿で食べたあと数時間経たずでお店にひとりで訪れたため
たいして食べることができなかったのですが、夜中なので出歩かずに宿にいた母用にと
「ウニの持ち帰り、できます?」
と店主にお伺いしたところ、快く持ち帰りウニセットを作ってくださいました。

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2000円くらいだったかな?
「本来は丼なのですが、ご飯は別にお入れしておきますね」
と、このような詰め合わせを。
とても美味しかったそうで、母が感激しておりました。
融通のきいたご対応、誠にありがとうございました。
普通の魚ももちろんあるよ(笑)

長久酒場の情報はこちら


右は白浜で売ってた、お醤油ソフト。



posted by さくらこ at 22:41| 東京 ☀| Comment(2) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

白浜旅行1〜幻の魚クエを食べる

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天王寺からスーパーくろしおで白浜へ向かいました。
いちど食べとこ、と思ってた車内で売ってた柿の葉寿司も美味い。
全快祝いで母と白浜旅行をして、幻の魚クエでも食うか、というつもりだったのですが
今じゃ白浜ではクエ(九絵とも書く)の養殖に成功し、ちっとも幻ではなくなったようですが
それでもちゃんとしたクエを白浜の宿でで食べようとすると値段が跳ね上がる跳ね上がる。

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それでもまいっかとクエコースにしたところ出てきたクエ鍋とクエ汁がコレ。
ちょ、少なwwいや、養殖に成功したとはいえ簡単にばんばん出せるものじゃないから
当たり前といえば当たり前なんですけど、やっぱりその少なさにびっくりしました。
クエは宿で食べるよりも宿ではほかの美味しい魚料理をたっぷり堪能し、
白浜の町にちらほら点在するクエ料理専門店で食べたほうがいいのかもしれません。
それでも量が少なめで料金が高いのはどこも同じなんですが。。


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白浜で美味い店、とかふぇべいぶさんからいろいろお薦めのお店をお伺いしたのですが
ここはその中の「ナギサビール直営レストラン・バーリィ」です。
柿の葉寿司を食べてちょっとしか経っていないためつまみ程度のソーセージやらを注文。

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白浜の地ビール・ナギサビールです。
グラスに入っている生は「ナギサビール・ペールエール」です。
店舗オリジナルコースターもかわいい。

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左が「アメリカンウィート」、右が「クリスマスエール」です。
今はもう、クリスマスエールは販売していないそうで、店内で瓶だけ見れます。
地ビールの中でも結構美味しいと思いました。
さっぱりしてるのに味がしっかりしてて好み。特にペールエール。


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千畳敷。
このあたりに来ると母が体力的にきつくなって早めに切り上げたため
さほど長居できず、風景写真もすくないです。

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お土産になにか・・と、これもかふぇべいぶさんにお薦めされた、
「紀州鮨 はま乃」のさんま寿司と小鯛寿司。
めっちゃくちゃお薦めされたんですが、めっちゃくちゃ美味しかった!
というか、「はま乃」の商品は(3つくらい他にも買ったんですが)どれも美味!
白浜駅前にもお店があるので、これはもう是非食べてみてください。
もうちょっと買えばよかったーー!!!!(泣)

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白浜駅前。
昔の比べ、浜辺の規模も縮小し観光客も減ったことでお店の数も少なくなったみたいです。
白浜に来るのは初めてですが、夏はもっと賑わうんでしょうかね。

(2010/03/05〜06訪問)



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三鷹「水月」さんのぐるなびの画像にうちの画像使ってるそです。
自分でどれがうちの画像なんだかさっぱりわからんです。
料理ほんとめっちゃ美味しいので、三鷹でお店に困ったらどぞ。

posted by さくらこ at 03:49| 東京 ☁| Comment(5) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

西中島南方「和風もつ料理 あらた」


「和風もつ料理 あらた」ふたたび。
前回の訪問記事はこちらです。

大阪から引っ越してしまう前に、最後にもう一度、と・・・
西中島南方は私の実家のあった堺東からはかなりの距離なのですが
(むしろ新大阪の隣駅なわけですが。堺東はほとんど和歌山側です。)
わざわざ行ってしまいました。開店30分前には階段に座り込み待機。
オープン時には私のうしろに25人の行列。相変わらず半端ねえです。

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まずは突き出しも兼ねたもつ煮込み。
そしてレバ刺し。
ここの煮込みとレバ刺しはね、もうね、酒より先に頼んじゃいたい逸品。
でもこのお店、あまりに混みすぎのせいでちょいルールがあるんだよね。
お店の方が「おねえさん、飲み物注文どうぞー」と聞いてきてから飲み物を注文。
そうしないとお店が回らないんで仕方ないんだけど、
「まるい」といい「あらた」といい、狭い店内なのにあまりに人気出すぎて
注文方法が独特になっちゃって初心者が困るお店っての、ネットのせいで増えましたね。
良し悪し。自分もネットや本から情報を得ている人間なので文句は言えませんが。

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コールタン(上)
こころのたたきと串焼(下)

前回2月2日にこのお店に来たんですが、遅い時間だったせいかさほど混んでおらず
そのせいか今回カウンターに座ったときにおかみさんがふと顔をあげ、
「お母さん、だいじょうぶだった?」
とおっしゃったんですね。すごい記憶力だわ。
ご主人に「今日、おすすめありますか?」と聞くと出てきたのがコールタン。
おすすめで食事をすすめると高確率でこれが含まれます、コールタン。
だって、もう、これホント美味しいですもん。
つめたくてやわらかくて、塩をちょっとつけて食べるのね。
ハイボールにも合う。
ご主人の手がすこし空いた隙に焼き物を注文しておいてからハツ(こころ)。
ハツを食べているあいだに焼きがあがる。よしよし。

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タンシチュー。これは今回初。
最後はテール雑炊で〆。
テール雑炊を頼むと自動的にあついお茶が出てきて〆モードになるので注意。
最後に頼むのが吉。
ここの食べ物はほぼ400円ALLなのでいろいろ食べられるのが利点なんですが
毎回400円とは思えないほどのクオリティの高さに心底驚かされます。
新大阪からとても近い位置にあるので、大阪出張の際は一度訪問されることを
強くオススメします。開店30分前に並ぶか遅い時間に行くのがベスト。
メニューは前回訪問ページに掲載してあります。
(あまりに回らないときは注文の際に「ちょっと待ってね」と言われることがあります。
お店の規模から店主とおかみさんのみで回してるため、見逃したげてくだされな。)

(2010/03/12訪問)

posted by さくらこ at 00:42| 東京 ☀| Comment(2) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

梅田「チコ&チャーリー」

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こんばんわ。
さて連続ですが今回の「西へ」企画は梅田のメキシコ料理。
といってもメキシコ料理なんてなるとさほど珍しくもないんですけどね。
かといってどこにでもあるかと言われれば案外ないんですが。

白馬04組のヨココと大阪駅のデリカフェで待ち合わせ、
コーヒー飲んだりビール飲んだりしながら仕事終わりのかおちん待ち。
合流後に梅田駅のなかにある「チコ&チャーリー」に入りました。
乾杯ビールはメキシコビールの「テカテ」と「ボヘミア」。
メキシコビールだとこれの他にドスエキスなんかも有名ですが、
エスニック料理によくあう味ですが、日本じゃ美味いとあまり感じないかも。
この「西へ」企画で世界中のビールをやたら飲んでましたこの頃。

上のプレートは、タコスとナッチョス、ブリートランチェロの盛り合わせ。
この日は、私の家が大阪の堺東から引越しちゃうのと結婚祝いを兼ねての集まりでした。
オレンジ色の花で纏められたブーケもいただいたりなんかで、
ほんまちょっとなんかもう、ありがとうございます。照れ。

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ハラペーニョ。
そんな辛くないだろ、と思ったけどやっぱ辛い。
オフ会なんかでアホみたいに世界一辛いトウガラシとか食べ過ぎてマヒしてたけど
やっぱ辛いよハラペーニョでさえ。こんなもん食うって、メキシコ。おい。

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これなんだろう?クレープみたいな。ケサディーヌ?
横の辛いソースをつけて食べるの。
まあまあ、普通に美味しいというか、全体的にこのお店は日本人向けの味付けでしたし。
ハラペーニョ以外。

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これも名前忘れたけど、壺のなかに入ってるスープに
ライムを絞って食べるだかなんだか。
これも可もなく不可もなく美味かった。

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デザートに頼んだブニュエロス。
パリパリクレープでした。
店員さんに「いかにもメキシコっぽいデザートってどれですか?」
と聞いたら笑いながらこれですかね、と指してくださったのがこれ。
接客も非常によくて味付けも日本人向け、
今はビルごと改装中でお店の再開はしばらく先ですが、
梅田でちょっと珍しいものを食べにいこうかなって気分のときにはいいと思います。

かおちん、ヨココ、そして名古屋で仕事中だった(笑)めぐ、
ほんとうにどうもありがとう。また大阪に行くときは必ず寄ります。


3月に行ったもんでほとんど味もメニューも忘れてるっていう。
とっとと更新しとけっていう。

posted by さくらこ at 18:45| 東京 ☔| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

堺東「シルクロードマムティ」

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さて今回の「西へ」企画は新疆ウイグル地区です。
中国、西洋、中東、インドのエッセンスを受け継ぐ地域で、
肉は基本的に羊のを使い、辛みと清涼感ある香辛料で味付けされる。

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山椒に似たスパイス「ズラン」に漬け込んで焼いたシシカワプ。
青島ビールと一緒に、料理が出てくるまでのつまみに。
羊肉独特の臭みもなく非常に出来のいいシシカワプです。

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自家製ヨーグルトをかけて食べる、羊肉を入れた炊き込みご飯のポロ。
ごはんはやややわらかめで味付けは優しい感じ。
ヨーグルトもいかにもなヨーグルトではないので相性も悪くなかった。

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デザートに、新彊特産の干ブドウと干ホルマの甘露煮。
ホルマはわざわざあちらから取り寄せているのだそうで、
日本では滅多に食べることができないらしいフルーツ。
よくある干し果実の味まんまなんだけど珍しいので来たらこれは是非。
珍しいメニューもあるので、お店に行くときはこれをみるといいかも。


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このお店に来たら絶対注文してほしいのがこのラグメン。
手製で、注文すると目の前で麺を引き伸ばしはじめる。
こねた麺を何度も何度も指であやとりをするように行き来させ、
徐々に細くしてから茹でる。あまりの器用さについつい見入ってしまう。

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出来上がりがこれ。
羊肉とあわせたピリ辛野菜炒めを麺にかけて食べるのだが、
これがまあ独特の不思議な味。日本人にあうかといえば微妙だがマズくはない。
一度行っていろいろ楽しむには非常におすすめのお店です。




posted by さくらこ at 10:32| 東京 ☀| Comment(2) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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