
西荻窪「翔丸」の移転先を発見。
大久保に移転してからは一度も行っていない。
春山外科病院にMRIを撮りに行った。
ここでも椎間板ヘルニアと診断が出た。
今まで通ってた整形外科はビタミン剤出すだけだったので具体的に治す方向に行きたかった。
ちなみに腰に一番近い腰椎と仙骨の間の椎間板が圧迫されとるそうで、
つまりこれはケツを出しすぎのひよこ尻ということか。
あと腹に力を入れなさすぎでもある。
だから腹がダルダルなんだな。

そのままリハビリも受けて帰る、と言いましたら、午後の再診察まで時間が2時間ほどあいたので築地市場駅に移動しました。築地には数年に一度の間隔で訪れているが市場に寄るのは東京に出てから2度目。あの頃は大江戸線もなかったなあなんて思いながら築地市場で降りました。築地市場付近の一般道路ではこれ(画像)が当たり前に走っています。築地ならではの風景なんだろう。新今宮でリヤカーが車道を車と一緒に走っているのを思い出した。こちらはガソリンなのでまったく桁が違う話ではあるけれど。


さて築地のお目当てはもつ煮込みと牛丼の「きつねや」だ。ここの牛丼は旨い。私の愛する吉野家も当然最高だが、ここの旨さも破格だ。私にとって「餃子を食べにゆく」は宇都宮まで車を飛ばすことであり、「うどんを食いにゆく」は香川に向かうことであり、秋口に「蕎麦を食べにでかける」は長野に行くことを指すが(最近はなまるうどんにも行くようになったが。歳だな。)、「ちょっと牛丼を食べにゆくよ」は「築地のきつねやに寄る」という意味なんである。そもそも吉野家に行くのに「牛丼食べに行く」とはいちいち言わないしな。「ホルモン煮込みとごはん並少なめで。あとビールとおしんこ。」前振りの牛丼話はなんだったんだっていう。
朝からここの丼ははっきり言ってかなり重い。朝から吉野家でも、私でさえ必ず皿と別ごはんで注文している。好みもあるだろうが、あの重さは丼にかかるタレのせいかもしれない。若さがなくなったせいかもしれないが。まあそんなわけで築地のこの店の営業時間は早朝から13時までだ。しかも昼時は並ぶので11時までに行くのがベスト。昼時に備えて11時ごろからモツを追加で放り込んでいるので早い時間のほうが味も染みて旨いというのもある。なので朝からの胃袋には皿とごはんがベストかと思うのだ。ここはややからめだしね。私が座ったときはちょうどがらがらだったのだが、だんだん並びはじめ、後ろから観光客親子と思わしき「えーっ!3人でひとつ頼むのダメなのお!?じゃあひとりひとつ頼んで残しちゃえばいいよね」という会話にイラッとする。なら最初からごはん半分で頼め!お店の方も若干怪訝な顔をしているじゃないか、失礼な。とまあいつものようにひとりギレしながらビールとモツ煮込みをちゃっちゃと食べようとすると、今度は左に座った中国系と思わしき女性に話しかけられた。片言の日本語とジェスチャーで「今度はモツを皿で注文したい」と言っている様子。見ればモツ丼はごはんだけが残っている。なるほど。「おねえさん、モツ煮込みだけ追加みたいだよ」とおばあちゃんに頼む。同時にものすごく早い英語で左の方にしゃべりかけられた。だが、私はジェスチャーで彼女の言いたいことを理解しただけであり決して英語がわかったわけではない。なので右に座っていた、一見恐面そうだが人の良さそうな大柄な男性に「ふぇいぶらりーってなんでしたっけ」と振って逃げることにした。この手の容姿の方はおおよそ人が良い方が多いうえに話すと愛想もいい。海外放浪している人も多いので英語は間違いなく話せる、と適当なことを思っていたら本当にそのとおりの方だった。人生を運だけで生きていると実感した瞬間だった。「2月。2月にもここに来たんですよ、とても気に入ったのでまた来ました。私はここにたくさん来ています。って言ってる。」お店のばあちゃんと私はふぇいぶらりー(2月)さえわからんのでほほうと感心。よかった。わたしひとりなら「この残り汁にうどんを入れろと言ってる。そのために今日は白いシャツを着なかったんだ。と言ってる。」とか無茶苦茶な通訳をして逃げるところだった。よかったね、左にいた人。わけわからん顔のお店のおばあちゃんに「つまり美味いって言ってるんだよ」と言うと、右のにいさんが「だから今年いっぱいで隠居なんて寂しいこと言っちゃだめだってことだよ」と。どうやら常連さんのようだ。その後の会話で女性は台湾籍の方だということ、おばあちゃんは市長から表彰状をもらったということ、でも表彰状より休みがほしいから50年働いたしもう辞めらぁな、と言ってることがわかった。そこらのお客のにいさん捕まえて「ちょいとお兄さん、道路のほうのテーブルにおきっぱなしにされてるどんぶり取ってきてちょうだいな、てへへ。」とうまいこと人の良さそうなにいさんたちに頼んでいるカウンターの中のこのばあちゃんがモツの煮込み係りのようだが、ばあちゃんが隠居してしまったらここの美味いモツ煮込みも牛丼の味も変わってしまうんだろう。寂しい話だ。
13時に病院に再診察に戻ると「……酒飲みましたね?」いや、はい。すみません。
6月23日

いい天気になったのでオープンから「江ぐち」。「仕事おやすみ?」とおばちゃんに聞かれ、今月から無職だよと言うとタクヤに「派遣かね。いま大変だなあ。」と。まあ確かに派遣会社を通した仕事もあったが、ほとんどは個人的にもらっていた仕事だし元から言われていた契約期間満了なので別に派遣切りとかではないんだが、説明が面倒なうえにそんな説明されてもうっとおしかろう。「ははは」と笑い返すと気まずそうに場がしんとなった。お客は私以外にひとり、皆無言。だから派遣切りじゃねーっての。店内にはケセラセラが流れておりなんともいえない15分でした。説明すりゃよかった。もやし大盛り。

「江ぐち」のあとはお決まりの隣の「リスボン」。「アイスコーヒー、ガムシロ入りで」店先の本棚からモーニングを取り出しながら店主に注文。ここは古きよき昔ながらの喫茶なので、アイスコーヒーを頼むと「ガムシロ入れます?」と聞かれるのだ。いまの若い子は知らんだろう。といいつつ、私も実はこのお店に来て初めて知ったのだ。昭和の古きよき純喫茶のアイスコーヒーは出す前にガムシロを入れて混ぜてから出すのだと。そういえば記憶に残るお店のアイスコーヒーはどれも甘かった気がする。おぼえていないだけで、父と行った喫茶店ではそうやって事前にガムシロが入れてあったのだろう。「モーニング」の「僕の小規模な生活」と「神の雫」だけ読んで店を出た。福満さんは作品が売れてからすこし作風が変わった気がする。売れ線路線?とでもいうのだろうか、意識しているというか。いや、作者のことは愛しているのですが。できれば不倫のひとつもしたいくらいですが。嘘ですが。
と、以前しごとをしたところから仕事の電話が。完全無職でもないんだよな。

高血圧おぢさんにアミールSを届けに麻布十番にゆく。かわいげのないおぢさんは、高血圧で二度倒れたのに食事制限もしなければ仕事も抑えない。アミールSを飲ませるしかないが買い置きしていないと面倒くさがって買わないし飲まない。薬局で箱ごと購入して届けに行くとごはんに誘われた。眠そうでむにゃむにゃしながら、徒歩圏内の「ジョナサン」へ。とりとめのない話を5時間ほどしてお店を出た。お店はいい迷惑だっただろう。
6月24日

吉祥寺のブックス・ルーエで福満しげゆきの「やっぱり心の旅だよ」をようやく手にいれた。ここはなぜか福満しげゆきの本を全部大量に仕入れている。が、エロ本であった。文化放送の仕事で浜松町に移動。午前の面接は経歴が手伝ってかかなりいい手応えだったが英語がだめなのがやはりネックらしい。合否はすごく微妙だ。ちなみにビジネスホテルのフロントの夜勤アルバイト。
浜松町で仕事前に太郎と合流。今日は前にいたTBS飲み会の日なのでお世話になった方々も集まるということで菓子折りを預けた。(ちなみに太郎は昔TBSで現在はフジに入ってる)辞めた私がいまさら手渡せるわけもなし。かといってハイサヨナラというのも失礼な話だ。きちんと挨拶はしたかったが仕事も入ったし飲み会はお断りした。雨もあがっていい天気だ。

表参道のワインバーにて、あかりと太郎と。
結局お世話になってた方々に見つかり(笑)酔った勢いで青山の街中で追いかけっこになった。
楽しかった。というより、懐かしかった。

青山5丁目交差点。
今日の泥酔。
■ウマニロンキ・ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
イタリア マルケ州 「神の雫」に出たワイン
6月25日

面接合格電話がきた。よかったよかった。でも英語ができなきゃならないんで本屋で英会話本を購入。ついでにバクマンの3巻も買ってしまった。「今はできなくても長い目で覚えてくれれば構わない、フランス語が簡単にできるなら英語も大丈夫だよ」と言ってくださったが、私のわかるフランス語は食い物用語だけだと説明したのに、大丈夫なのか。
おひるは、大行列のつけめん屋、九段下の「めん徳2代目 つじ田」。
麺にすだち半分、スープにはチャーシューと極太メンマが入った今どきの典型的つけめん。
すぐにスープが冷めて冷たくなっていた。
旨いのは旨いがこれと言って何と言うわけでもないつけめんだった。
なんで並んでるんだ?

夜、諸事情により警察。
前々からネット関係で気持ち悪いことをしてくる方がいて、
それ関連を訴えるつもりでいたことので纏めてから警察に話をしに行きました。
6月27日

大久保「牛すじカレー 小さなカレー家」にて朝ひるごはん。
3日連続九段下の葬式の音響仕事。明日も入ったので4日連続だ。
で、今日は仕事前に大久保の整形外科に予約をいれてあったのだが、
早く着いたので8時からやっているカレー屋で朝カレー。
280円で8時から10時までモーニングカレーをやっており、
旨くて安くてなにより面白い。サラリーマン街であり学生街だからなのか、
早朝から定食をやっている個人店が多い。

武蔵境「油や」で、冷やし油そば赤い旨辛 750円
頭いたい。なんも考えたくない。
6月28日

夕方には葬儀の仕事も終わり、ブックオフでシティハンターと伊藤理佐のチューネン娘を購入、隣のPRONTOでパスタを食べて帰ってきてそのまま寝てしまった。久々に熟睡した。
先日椎間板ヘルニアの検査でMRIに入ってきた。上半身を狭いマシンの中に入れられるのだが、これがもう、むちゃくちゃ怖い。「狭いところは大丈夫ですか?」と聞かれ、別に平気と答えたのだが、怖いのは狭さではなくあの音。どう聞いてもハザート音みたいなのが数分鳴り続けるのだが、これが機械の故障かと勘違いして無理にでも脱出したほうがいいのか結構迷った。事前に「大きな音が鳴りますが動かないでください」といわれるが、あんなハザート音だとは思わず、「これは機械の故障ではないだろうか?」「このまま死ぬんだろうか?」「というか係員はどこに行ったんだ?まさかいないんじゃないだろうか?」とにかく機械に入ってしまってまわりが見えないもんだから疑心暗鬼である。結局検査が終わるとちゃんと係員はガラスの部屋のようなところから出てきたのでそばにいたようだが、ああいうのは事前に「激しいハザード音がしますが故障ではありませんので安心してください。係員がそばにいるのでなにかあれば停止します。」と言うべきだ。絶対あれ、故障したときのハザード音と勘違いして脱出した私みたいなバカがいると思うぞ!
6月29日

武蔵境「丸善」でチャーハン。
6月30日

江古田まで歩いて「やっちゃん」へ。火曜日は18時から営業なのを知らず、30分ほど近くの団地でガキの鬼ごっこにまみれて待つことになりました。ひとりいじめられっこというかバカにされっこなデブの男の子がひたすら鬼。誰も捕まえることができないまま30分走り回る、子供は本当に残酷。匿名掲示板での顔の見えない間柄の書き込みのような残酷さだ。デブの男の子はさほどバカにされていることを気にしもせず、私が帰る頃にはひとりの男の子を捕まえておりました。「俺ぜってー鬼やんねーからな!デブ!てめーがやれよ!」と座りこんで泣きわめく男の子。バカにしていたデブの子に捕まったことが相当悔しかった様子。どんな相手にせよ、負けは負けと素直に認めることができないところで初めて「負け」なんじゃないかと思うのだが。「自分の素性がバレないであろう場所での(一部の)大人のふるまい」も、子供の世界も、たいして変わらないなと思ったところで、32歳の自分は子供のころに思い描いていた「32歳」よりはるかに子供で、あのころとむしろなにも変わらないことにふと気が付いた。


ようやく「やっちゃん」のつくねを食べることができました。
ioさんオススメ。
「生ハム刺しあります?」と聞いたら、今回も未入荷。
ちょっと無愛想な店主が、「いや、ほんとアレ美味いんだよ。
でもなかなかねえ・・・今度来るときは入ってるといいんだけどねえ。
ごめんな。」と何度も。相当美味いんだな。また来ようと思った。