2007年12月29日

さよなら三鷹「陽々」

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まだわたしが寝込む前。
ひとり『わ』

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ぽちぽちとすきなものだけ頼んで、
もーなんだかやっぱりぐるぐるになるくらい旨い、今年最後の『わ』。

あー、画像みてたらレバ刺し食べたくなってきた。
来年もまたよろしくおねがいいたします。

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三鷹の「陽々」というラーメン屋は、
あまり関東ではみかけない味のラーメンを出すお店でした。
のれんわけしたお店は名古屋だそうですが、
とんこつ濃い目のとんこつしょうゆに細めの麺、
中国地方あたりに、こういうラーメンが多かったように思います。

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三鷹駅から徒歩でかなりかかることから、
いつ食べに行ってもお客さんの姿は少なく、
あんなにもおいしいのに、雑誌にも掲載されているのに、
「立地がねえ」なんてよく、よっちゃんと話しておりました。
この年末、30日でお店を閉めるそうです。

ほんとうに好みで、おいしいラーメンでした。
ご店主、長いあいだ、お疲れ様でした。
ありがとうございました。


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今年もいちねん、読んでくださってどうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

さくらこ
2007年12月29日
posted by さくらこ at 04:15| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月26日

シュールストレミング、3分間クッキング。

シュールストレミング、再び。

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今回もいろいろ集まりました。
シュールストレミングオフ。
前回の記事はこちら

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一缶目。
去年のパンパン缶に比べ、噴出が少ない。
おとなしいなあと思いきや、やはり中身もきれい。
前回は骨と液体、たまごのみでしたが、
今回はきれいに残ってます。
「もやしもん」で見た画はこれですね。
実物できれいなのを見たのは3缶目にして初めてです。
そして前回にくらべ、決定的に違うのがにおい。
明らかににおいが前より弱い。何故?
やはりぐでぐでになるまで開缶をこらえたほうが
シュールは極限までくさくなるのでしょうかね。


さて、今回は

「シュールストレミング3分間クッキングできるかな」


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焼きシュール。
(でかい肉片は豚のチラガー(顔肉))
焼きシュー、焼いても臭いという結果が出ました。
焼き網ににおいがへばりつき、ほかの肉にも被害が。
くさやは焼くとにおいが増しますが、
シューは同じくらいのにおいだったと思います。
ここ試験に出るので注目。

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煮シュール。
もうこれは、違う意味の「シュール」なんではないかと。
そして異常なほどのアク。アク。アク。
もう、ゴボゴボと。アク。



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1、煮シュールにごはんとたまごを入れます。

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2、ネギを入れます。

3、歌をうたいます。
「みっくみくにしてやんよ」
3回歌ったらシュールぞうすいのできあがり。

風邪に効きますが精神に打撃を受けます。


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つわものどもが夢の跡。


動画はこちら。(mixi加入者のみ閲覧可)
今回2缶あけました。
2缶目はいい感じに「ブシュー」です。

1缶目
http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=2743088&video_id=2421534

2缶目
http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=2743088&video_id=2421544

ネギが宙を舞っていますが、馬鹿がなにかやってるな程度に受け取ってください。
馬鹿で大変申し訳ありませんでした。


撮影ご協力くださったオフ会参加者の優しい皆様、
いつもの幹事さま、
そしてシュールストレミングを購入してくださった方、
誠にありがとうございました。
次回は、ほかの奇妙な食べ物たちです。
posted by さくらこ at 19:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚介の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

「タテルヨシノ」ふたたび。

仕事と仕事の合間に「タテルヨシノ」に行ってきました。
午前中はおぢさんのワイン教室のお手伝い。
リストの整理なんぞしとりました。

で、夕方からレストランの仕事。
クリスマスも近づいて、この日は凄まじく忙しかったです。


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ミシュランに掲載されて以来、お客さんも多いかなと思いきや・・
やっぱり多かったです。
ひとり、ということで突発で入ることができました。
ちょうどシェフズ・ウィークだったようで、吉野シェフがおられました。
お店におられるときは席をまわって挨拶をされるようで、
この日もちょうど席をまわっておられました。
画像にちょいとうつってます。


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アミューズのホタテ。
白ワインで蒸したものだそう。

まったく関係ないのですが、槙原敬之の「GREEN DAYS」の歌詞、
「真っ直ぐに真っ直ぐに伸びる この緑色の道を歩きながら続いてゆく 僕らのGREEN DAY」
これはまずくないんでしょうか、槙原が、
麻がまっすぐにまっすぐに伸びる緑色の、だとかそんな歌詞は、
いや、なにがだ。


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以前も食べましたが、
喜界島の仔ヤギのカルパッチョ。
あの味が忘れられなかったのでこれにしたのですが、
前よりすこし印象的でなかった気がしました。
二度目だからか。
喜界島といって思い出しましたが、
いまさら感あふれますが私は日本映画で5つ、おすすめを選べといわれたら
迷うことなく「深呼吸の必要」を挙げるのですが、
いや、これは与那国でのキビ狩り隊の話なので
喜界島とも仔ヤギのカルパッチョともまるで関係はないのですが、
とりあえず文章がすくないので書いてみました。
如何でしょうか。(なにが?)


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軽くスモークしたサーモン ステラマリス

軽くあぶしてあるだけの上品なサーモンの味。
前回はダブルヴィアンドにしたせいでおさかなを食べなかったので
今回はメインをおさかなだけにしました。
嘘です。最近デブにも程があるので魚だけにしました。
嘘を言って本当に申し訳ありませんでした。


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いま調べても公式サイトにも名前が出ていないんですが
たしかフルーツのサラダとかそんなかんじの名前だったと思います。

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左が「ステラマリス」のノンアルコール版。
ステラマリスは海の星という意味で、クラゲのように上下する様から
この名前をつけたんだそう。本来はシャンパンを使ってます。
右は、あたらしく出す予定(もう出してるのかも)のプティフル。
エスプレッソに合う、ということでオマケで出してくださいました。

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クリスマスですが寝クリになりました。
風邪か、インフルエンザ予防接種のせいか?
といろいろ憶測もありましたが、
病院に行きましたところ、結果は風邪でした。
ノロの疑いもあったので、年始まで2週間ほど出勤停止です。
(具合悪くしてからは飲食店に入っていないのが幸い。
同業者様にご迷惑かけずにすんでよかった、となにより)

ここらで、ひといき休むことにします。
実家に戻ってゆっくりします。
posted by さくらこ at 21:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

ササクレヒトヨタケと「マッシュルーム」


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年の瀬も近づいてまいりました。
今回はどこのおみせに行こうかなあと思案していると、
横からひとのミシュラン東京を取り上げ、数ページパラパラとめくり、
自身のいたお店のレビューだけしかめっ面で読んで、
「おれはミシュランとか星とか興味ないしね?」
と本をポイと投げて屁をこきながら偉そうにソファで寝ているおぢさんと、
キノコ専門フレンチレストランに行ってきました。


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マッシュルームとホタテのマリネ ソースシトロン

おぢさんが今回選んでくれたのは恵比寿の「マッシュルーム」
シャンピニヨンとはフランス語で「キノコ」とか「マッシュルーム」の意。
私は大のキノコ好きです。むちゃくちゃキノコ好きです。

お店の入り口に陳列されているたくさんのキノコのオブジェに
「おれの国産高級マツタケもね?」
とチン列しようとするおぢさんを無視し、お店にはいりました。


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サーモンの軽い燻製
オリーブ風味のメークイン芋と魚卵のピュレ バルサミコソース


1枚目の画像。
プレートのうえに乗ったナプキンの折りかたが可愛い。
タキシード?リボンもついてて、いいなあこれ。
「むかし覚えたはずなんだけどなあ」
と何度も折るおぢさん。思い出せなくて諦めて店員さんに教わる。
ナプキンもおぢさんもかわいい。

このあと本日の鮮魚、コブ鯛のポワレが出たのですが、
ほかのお客様がおられたため撮影してません。


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当店名物 大地の恵み 旬の美味しいキノコ達のソテー

口直しのかわり(?)にアラカルトでキノコ盛り合わせを注文。
(左のほうだけ食べたあと、他のお客さんが帰られてからお店の許可を得て
撮影したため量が少なく見えますが、実際はもっと載ってました)
これは、マッシュルーム名物だとかで、
それはそれはいろんな種類のキノコが盛られてます。
ササクレヒトヨタケ、ジロール、ユキヒラタケ、
ピエブルー、シロマイタケ・・・
特別珍しいなと思ったのは左やや上あたりにある、
つくしのような形のキノコ。これがササクレヒトヨタケ。
ささくれのような形で、一夜でカサが溶けてなくなるんだそう。
これはまだカサがある状態です。長野で作っているもの。
バターでソテーされたこれは、もう、確かに名物料理。
純粋なきのこの美味しさを最大に出しており、
珍しいきのこに興味をしめしつつ味わえます。


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秋田十條舞茸とアワビのグリエ
牡蠣のピュレ 野菜のバスク産唐辛子煮込み添え


手前はアワビの肝。アワビのまわりもいろんなキノコだらけ。
これはソースとかちょっとおぼえてないです。
おぢさんひとりじめ。アワビといえばおぢさん、おぢさんといえばアワビ。

アワビでニコニコ状態のおぢさん、
今日はよほどおなかがすいていたのか、さらにアラカルトでメインプラス。
いやいいけどね、おじさんの奢りだし。

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山形産和牛とマッシュルームのグリエ
熟成バルサミコソースとゴルゴンゾーラクリーム


今日はねえ、ジビエって気分じゃないんだよねえ、
普通のさあ、牛肉とかのいいのを食べたいんだよねえ、
とかブツブツいいながら選んだのがこれ。やわらかーい。
シェアしていただきましたが、おいしい脂がぎゅうっとしみでてきて幸せ。


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蝦夷鹿シンタマ肉のロースト 黒胡麻ソース キャベツのクリーム煮添え

わたしはジビエにしました。
エゾ鹿。
まえに「タテルヨシノ」で食べたほど野性的な味ではなくて、
やわらかでおだやかな味。ほんとうにそれぞれで味が違う。
いっかい食べただけでその動物の味を判断してしまうのはだめだなあ。


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右下、セップ茸のアイスクリーム。
旨い・・・・なんで?キノコのアイスなのに、なんで旨いの?
コクがあって、プチプチが入ってて、
しっかりバニラの味もするし、でもキノコの味もする。
なのになんで旨いんだろう。
最後の最後までキノコ。きのこきのこきのこ。
すごいお店。

食べ終わると、シェフがわざわざ出てきてくださって、
「たくさんご注文いただいたようで・・」
とお礼を言われてしまいました。
ワガママいいながらたくさん食べるひとがいるので仕方ないんです(涙)
きのこに興味をしめしたおぢさんは、
しばらくシェフと入荷ルートとか栽培とかいろいろ話してました。
食べ物とワインのことになると興味津々になるおぢさんは、
ミシュランとか星とかに関係なく、
おいしくて最高で、きちんと食を追求されているお店に
とても敬意をはらっていて、ちゃんとしたお店を選んでくださる。
いつもいつもワガママばかりのように見えて、
ちゃんと考えているんだなあなんて思いながらお店を出ました。
今回も、とてもとてもいいお店でした。




posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Restaurant | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

カニ汁も食らう。

いつもの鮨やでカニ汁を頼んだ。


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カニ汁と言ったらこんなものがでてきた。
これはひどい。すごいとか嬉しいを通り越して、ひどい。
ていうか汁が飲めない。

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で、カニみそ軍艦。
よっちゃんがホタテ汁を頼んだら、
でかいホタテが器からはみだした状態でカラごと入って出てきた。
汁が飲めない味噌汁にもほどがある。

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そういえばソイ(右)を初めてたべた。
キツネメバルの別名どおり、外見はメバル似だ。
メバルといえば煮物しか食べたことがない。
うちの実家のまわりの海はメバルがやたらと釣れたが、
煮物でしか出さないのであまりいい思い出がない。
煮魚が好きな子供なんてそうそういないと思うんだが、
やたらと魚は煮て出され、そのせいかいまだに私は瀬戸内の魚が好きではない。
握りのソイの味は淡白で、そのソイの味自体よりも、
新宿のションベン横丁にあるソイ丼ばかりが頭に浮かんだ。


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帰るのが夜遅く、最近は帰っては寝るだけの生活になってしまった。
こんなに忙しいのも年明けまでで、1月はめいっぱい休もうと思う。
給料の額が異常値。もう、おかしすぎ。
いったいどれだけ働いてるんだと。
posted by さくらこ at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚介の珍味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

チーズオフ1

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神楽坂でチーズオフをしました。
公園にて。
今回はオフの内容が内容だったため、
わりと珍しいチーズやワインやらが集まってます。

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手前のオレンジのチーズは「ミモレットヴィエイユ24ヶ月熟成」
フランス産。もうカチカチです。
よく、ミモレットを「からすみのような味」とたとえられますが、
まったく味が違います。見た目だけのことを言ってるんじゃなかろか。



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左下が「ブルー・ド・テルミニョン」
お店に「幻のブルーチーズ」と謳い文句がかかれており、即購入。
野生の動物が生息するサヴォワ南部のテルミニョン村で作られており、
さっぱりしたミルクの香りにちょっと甘めの味がします。
作られる季節は夏のみで、初冬に出回るそうです。

左上「クロタン・ド・シャヴィニヨール」
フランスのベリー地方、シャヴィニヨール村で作られるチーズ。
クロタンとは山羊のフンの意味で、シェーブル(山羊乳)な上に
形がフンに似ていることからこの名前がついたそう。
これもミルクっぽく、山羊乳独特の味がしました。

右下「スプリンツ スイス産」
下に詳しく書いてます。


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上でも書いた「スプリンツ スイス産」
もっちりとした歯ごたえ、プツン、とした歯切れのためか、
今回のオフでいちばんの大好評。しゃっきりとしておいしい。
いちばん手に入りやすいのにいちばんおいしいというこの皮肉さ。


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「ルブローションAOC」
13世紀ごろ、地主が土地代として搾乳量を調べにくるのを
こっそり絞りきらずにとっておき、あとで再度搾乳してチーズにしたもの。
と説明書に書いてありました。おもちのようなぽてっとした食感。


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「トム・デ・ボージュAOC」
フランス・ローヌ=アルプ圏原産。
とても固いチーズで、熟成が進むにつれて、
茶色っぽい表皮にグレーや白、黄色のカビなど自然のカビがはえてきます。
と書かれてます。
ぬっちりした食感、濃い味。
ぎゅっと濃厚に引き締まった味がしました。
多くは食べられないけど赤ワインに合います。


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ぼくもワインのむよー?

このねこ、私がだっこしようとするとダッシュで逃げたくせに
他の参加者さんにはなついておりました。どういうことだ。

このねこさんがフンフンしているワインは、
参加者さんのお身内が作られた銚子のメロンワイン。
かーなーりーのレア品です。
味は・・・青臭いというかメロン臭いというか、
忠実にメロンのしっかりとしたお味が濃厚に出ておりました。
他に、LAS ROCASやバルバルスコなどなど、
チーズに合う、食のすすむおいしいワインがそろいました。
参加者様のなかにはワインにむちゃくちゃ詳しい方もおられ
本当に勉強になりました。第二回はまた近々!


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公園内では足りずにそのあとに行ったお店。
かなり日数がたってから書いたので、
実際のチーズの画像とメモを照らし合わせながら、
ネットでも検索しつつ書いたのですが、
もしも記述や名前とチーズの不一致がありましたらご連絡くださいまし。
posted by さくらこ at 12:25| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | その他のたべもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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