
「シャンッピニヨン!シャンッピニヨン!おれのキノコもにほんいちー」
年の瀬も近づいてまいりました。
今回はどこのおみせに行こうかなあと思案していると、横から歌が。
ひとのミシュラン東京を取り上げ、数ページパラパラとめくり、
自身のいたお店のレビューだけしかめっ面で読んで、
「おれはミシュランとか星とか興味ないしね?」
と本をポイと投げて屁をこきながら偉そうにソファで寝ているおぢさんの声です。
マッシュルームとホタテのマリネ ソースシトロンおぢさんが今回選んでくれたのは恵比寿の
「マッシュルーム」シャンピニヨンとはフランス語で「キノコ」とか「マッシュルーム」の意。
私は大のキノコ好きです。むちゃくちゃキノコ好きです。
お店の入り口に陳列されているたくさんのキノコのオブジェに
「おれの国産高級マツタケもね?」
とチン列しようとするおぢさんを無視し、お店にはいりました。
サーモンの軽い燻製
オリーブ風味のメークイン芋と魚卵のピュレ バルサミコソース1枚目の画像。
プレートのうえに乗ったナプキンの折りかたが可愛い。
タキシード?リボンもついてて、いいなあこれ。
「むかし覚えたはずなんだけどなあ」
と何度も折るおぢさん。思い出せなくて諦めて店員さんに教わる。
ナプキンもおぢさんもかわいい。
このあと本日の鮮魚、コブ鯛のポワレが出たのですが、
ほかのお客様がおられたため撮影してません。
ぺこんちょ

当店名物 大地の恵み 旬の美味しいキノコ達のソテー口直しのかわり(?)にアラカルトでキノコ盛り合わせを注文。
マッシュルーム名物だとかで、
それはそれはいろんな種類のキノコが盛られてます。
ササクレヒトヨタケ、ジロール、ユキヒラタケ、
ピエブルー、シロマイタケ・・・
特別珍しいなと思ったのは左やや上あたりにある、
つくしのような形のキノコ。これがササクレヒトヨタケ。
ささくれのような形で、一夜でカサが溶けてなくなるんだそう。
これはまだカサがある状態です。長野で作っているもの。
バターでソテーされたこれは、もう、確かに名物料理。
純粋なきのこの美味しさを最大に出しており、
珍しいきのこに興味をしめしつつ味わえます。
秋田十條舞茸とアワビのグリエ
牡蠣のピュレ 野菜のバスク産唐辛子煮込み添え手前はアワビの肝。アワビのまわりもいろんなキノコだらけ。
これはソースとかちょっとおぼえてないです。
おぢさんひとりじめ。アワビといえばおぢさん、おぢさんといえばアワビ。
「アワビのまわりにキノコだらけって、ねえ?もう、ねえ?」
黙れ。
アワビではうはう

状態のおぢさん、
今日はよほどおなかがすいていたのか、さらにアラカルトでメインプラス。
山形産和牛とマッシュルームのグリエ
熟成バルサミコソースとゴルゴンゾーラクリーム今日はねえ、ジビエって気分じゃないんだよねえ、
普通のさあ、牛肉とかのいいのを食べたいんだよねえ、
とかブツブツいいながら選んだのがこれ。やわらかーい。
おいしい脂がぎゅうっとしみでてきて、もう、しあわせ。
蝦夷鹿シンタマ肉のロースト 黒胡麻ソース キャベツのクリーム煮添えわたしはジビエにしました。
エゾ鹿。
まえに「タテルヨシノ」で食べたほど野性的な味ではなくて、
やわらかでおだやかな味。ほんとうにそれぞれで味が違う。
いっかい食べただけでその動物の味を判断してしまうのはだめだなあ。

右下、セップ茸のアイスクリーム。
旨い・・・・なんで?キノコのアイスなのに、なんで旨いの?
コクがあって、プチプチが入ってて、
しっかりバニラの味もするし、でもキノコの味もする。
なのになんで旨いんだろう。
最後の最後までキノコ。きのこきのこきのこ。
すごいお店。
食べ終わると、シェフがわざわざ出てきてくださって、
「たくさんご注文いただいたようで・・」
とお礼を言われてしまいました。
ワガママいいながらたくさん食べるひとがいるので仕方ないんです(涙)
きのこに興味をしめしたおぢさんは、
しばらくシェフと入荷ルートとか栽培とかいろいろ話してました。
食べ物とワインのことになると興味津々になるおぢさんは、
ミシュランとか星とかに関係なく、
おいしくて最高で、きちんと食を追求されているお店に
とても敬意をはらっていて、ちゃんとしたお店を選んでくださる。
いつもいつもワガママばかりのように見えて、
ちゃんと考えているんだなあなんて思いながらお店を出ました。
今回も、とてもとてもいいお店でした。