
秋口、友人から携帯に画像が送られてきた。白馬のホテルで知り合った彼女は、夏を白馬で過ごし、秋口から冬の入りまでを今度は沖縄のホテルで過ごすことになったようだ。彼女からたびたび送られてくる画像はさまざまで、ヤギの放し飼いの様子、首里城近くにある「ぶくぶく茶」で食べたもの、沖縄のバーガーショップ Jefバーガーで食べたゴーヤ入りのぬーやるバーガーなどなど、沖縄にしかないものがたくさん送られてきた。従業員食堂で出てくるメニューも沖縄独特のものばかりで、沖縄そば、ソーキそば・・・そして中身汁。中身汁ってなんだ??・・ってまあ、今日はお休みだったので作ってみました。腸が悪いときは腸を食え、つまり中身ってのはモツのことなのでありました。
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材料は、
モツ煮込み用などと書かれたモツ。適当に。
小麦粉 適当に。
こんにゃく 半袋
干ししいたけ 3〜4つ
かつおぶしとそのだし汁 6カップくらい取れる程度
塩、しょうゆ、しょうが 全部適当に
すいません、(珍味です)の表示に負けて、
なんでかモツ以外にもコブクロまで購入してしまいました。

中身(モツ)を一度なべにたっぷりのお湯でゆで、ざるに取って湯を切り、小麦粉を振りかけてよく揉みます。小麦粉はケチらずに、よく揉んだら水で洗い落とし、また小麦粉をふりかけ、これを3回繰り返します。しっかり小麦粉で揉んだら、今度はまたなべに湯を張り、モツを入れて煮こぼし、煮えたらお湯を捨て、それを3回繰り返します。ここの過程をケチるとモツの独特のくさみが消えません。
ちなみに私はこんにゃくをたんざくに切り、豚肉の赤身と一緒に3回目の煮込みのときにぶちこんで、アク取りをしました。こんにゃくのアク取りが面倒なひと、豚肉も一緒に入れて作りたいひとは3回目で入れて一緒に煮込むとアク取りの手間がはぶけます。

別のなべで、かつおぶしでとっただし汁、干ししいたけのもどし汁を沸騰させ、たんざくに切ったしいたけ、にんじん、こんにゃく、ささがきにしたごぼうを入れて煮込みます。普通はこんにゃくとしいたけとモツだけを使うみたいですが、今回はにんじん、ごぼう、豚肉の赤身も追加。モツだけだと食べるのに抵抗のあるひともいると思ったので、豚汁風にアレンジをば。
3度煮込み終わったモツも追加し、さらにじっくりと煮込みます。途中、しょうゆ、塩で味をととのえ、モツがやわらかくなったらできあがり。

すりおろしたショウガを乗せ、完成です。